カテゴリー「文学 №2(自作関連)」の720件の記事

2023年5月13日 (土)

純文学の創作で練習時間が減りました。ソナチネ1番第1楽章で指が滑る、バッハインベンション第2番は難しい!(16日に動画1本差し替えました)

電子ピアノの話題です。

最近、ピアノを弾く時間がうまくとれず(久しぶりに純文学の創作に取り組んでいるためです)、3~4日に1回の練習になってしまっています。やはりピアノと文学の両立は難しいですね。

高校1年生でピアノをやめてしまった理由には、中学1年生のときに始めた文学に強く関心が向いてきたということがありました。中学1年生のときに大学ノート1冊の初ジュニア小説を書いて以降は、もっぱら詩に専念していました。

そういえば高校生になってから、好きでもあり精神的な鍛錬の目的もあってバレー部に入りましたが、これも文学のための時間がほしいという同じ理由から2年生のときにやめています。

高校3年のころに、自分でも詩といえるレベルの作品が書けるようになったと思ったので、学研の学習雑誌『高3コース』に投稿するようになりました。11年前の記事に次のようなことを書いています。

2012年1月23日 (月)
戯れにググってみたら ①「前登志夫の文芸ノート『詩』」(学研・高3コース)で印象的だった詩
https://elder.tea-nifty.com/blog/2012/01/post-9c20.html

たまたま昔々の学研・高3コース「前登志夫の文芸ノート『詩』」と題された投稿欄を読み返し、ああこの人はどうしているのだろう、と思った女性の投稿者がありました。

その人もわたしも高3の夏以降に集中的に投稿したようで、優れた投稿詩の沢山ある中、なぜか、その人の詩と名前が印象に残っていました。

その人の戦歴は、五席、二席、二席。わたしは六席、四席、三席。

実は、そのときもピアノと同じように詩はわたしの表現形式にはなりえない、と何となく感じてはいました。

しかし、もう少し詩の可能性を追ってみたくて、大学で文芸部に入部しました。

学力という点で、レベル的にはもう一つと思われた大学の文芸部に、大した期待もせずに入ったわけですが、これがわたしには圧倒的なところでした。

今思い返してみても、福大の文芸部は当時は充実した、レベルの高い活動をしていたと思います。

その文芸部で、左サイドバーに紹介記事へのリンクを設けている、天性の詩人と思われた行織沢子さん(ペンネーム)はじめ、優れた才能を秘めた部員たちとの交流が始まり、わたしも沢山書きましたが、その結果、自分に詩の才能のないことがはっきりしました。

はっきりするまで、書きに書いたので、むしろ爽やかな自覚でした。

創作は、インスピレーションと知的作業の協力で成り立ちますが、詩をわたしは頭だけで――勿論、イメージはわくのですが――作ってしまうのです。

というのも、他の形式では、小鳥のように降りてきてくれるインスピレーションも、どういうわけか詩では全然降りてきてくれないからなのです。

わたしに合わないと感じる形式は短歌、詩、推理小説(どうしても殺害行為を描けない)です。

純文学小説は、何ともいえません。

合うと感じるのは、俳句、児童小説、童話(幼児向きの童話に関しては今後の課題)、評論、エッセーです。

どの作品も、というわけにはいきませんが、これらでは――作品の最終的な出来不出来は別として――頑張っていれば大抵、インスピレーションが降りてきてくれます。ミューズの管轄が違うのかしらね。ミューズは9人いらっしゃいますから。

童謡も書けるのではないかと思っていますが……どうでしょう。作曲家や挿し絵画家とコンビを組んで仕事をするのが夢です。

歴史小説は、ぜひ挑戦してみたい形式ですが、時間と取材資金がありません。(以下略)

ピアノをやめてしまった理由には文学のための時間がほしかったということの他に、もう一つ、ハイフィンガー奏法に苦しんだということがありました。現在は、夫の購入した電子ピアノを借りて好きなように弾いています。ピアノを弾くのがこんなに楽しいとは!

夫の練習を4日ぶりに見たいと思って、そういうと、「もう練習したよ」と夫。感心だなあと思いましたが、「ちょっと見せてよ」といいました。夫は「もう済んだから、今日はいいよ」といいながらも、電子ピアノの前の椅子に座りました。

開かれた丹内真弓著『ピアノの教科書』を見ると、《きよしこの夜/作曲:グルーバー》の頁ではありませんか。「前の頁は済んだ?」と訊くと、まだとのこと。早く両手で弾いて見たかったのでしょうね。わたしも「きよしこの夜」からが両手で弾く曲だと勘違いしていました。

前の頁が済み、「きよしこの夜」に進みました。最初は夫の弾きたいように弾いて貰います。

右手だけで弾き始めた夫が妙な指使いをしています。「その指使いだと、先につながらないんじゃない?」というと「指番号が振ってないから、わからない。これでいいじゃん」といいます。

おかしいなと思って楽譜を改めて見ると、次のように書かれていました。

「きよしこの夜」のコード進行に合わせて、左手だけ弾きましょう。右手にはメロディーのガイドが入っています。

「そうだったんだ」と思いました。左手の和音(コード)にはちゃんと指番号が振られていました。少し先の《よろこびのうた/作曲:ベートーベン》part2 からがいよいよ両手です。指番号は両手に振られています。

「今練習している和音が、『よろこびのうた』でも出てきているでしょう?」というと、夫は「ホントだ」といって楽譜を見つめていました。

今日は2頁にわたる「きよしこの夜」の最初の段を、夫が左手、わたしが右手を弾いて練習を終えました。夫の指の形はかなり満足のいくものになってきています。

わたしは、ソナチネ1番第1楽章がなかなか合格できずに困っていました(判定を下すのは自分ですが)。第2、第3楽章も弾いているのですが、第1楽章がネックになって、いつまでも1番が終わりそうにありません。

その原因は、指が滑ることにありました。1番は黒鍵を含む音階がかなり出てきます。自然に動いてしまうくらい指を速く動かせるようになってきているのですが、滑る、滑る。滑ると台無しです。

練習不足が原因の一つと思われたので『ハノン』を取り入れるべきか、迷いました。ただ、昔の生ピアノの微かに覚えている感触と比較すれば、使っている電子ピアノの材質が違うせいかとも思えました。

ググってみると、やはりそのようでした。電子ピアノは軽くて、滑りやすいことが多いようです。また指の乾燥も問題のようでした。わたしは指が乾燥しやすいのです。夫のは、逆にしっとりしています。

対策として、化粧水をたっぷりつけて弾いてみると、おお、滑らないではありませんか。第1楽章、合格です!  練習後に鍵盤は丁寧に拭きました。

「バッハインベンション」は「第2番 ハ短調」に手子摺っています。片手ずつ弾くと、弾けるのですが、両手になると、難しい。両手ともよく歌うからでしょうね。

どこか物憂げな、美しい曲で、魅了される曲です。これから紹介する2本目の動画のピアニストは二人が歌を歌っている……とおっしゃっていますが、わたしには二人が会話をしているように聴こえます。

この曲、ちゃんと弾けるようになりたいものです。

以下のチェンバロ奏者として長年バッハを演奏してきたかたの解説によると、やはり第2番は難しいようです。

第2番なのに、なぜインヴェンションの中で最も難しいの?(バッハのインヴェンション 第2番 ハ短調 BWV773)
八百板正己
https://youtu.be/WLLnTIvdCfo

弾くに当たって、以下の動画が参考になります。

[バッハの魅力]インヴェンション2番-実演と解説
おんがくだいすきクラブ
https://youtu.be/iyBqvOYDb0I

以下に、真上から映された指使いの参考になる動画を置いていましたが、過去記事で紹介した SHUMPEI 先生のインヴェンション動画を見つけたので、差し替えました。真上からの撮影ではありませんが、指使いがわかりやすいです。意識の高さを感じさせる SHUMPEI 先生の演奏……。

J.S.バッハ:インベンション第2番 ハ短調 J.S.Bach  Invention No.2 BWV773 SHUMPEI演奏
https://youtu.be/Ycs71iwp7Tw

以下のサンプル動画も、何だか面白くて参考になります。

【楽曲解説】J.S.バッハ◎インヴェンションNo.2【講座サンプル動画】
https://youtu.be/Pt1Vkxaw0O0

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2023年5月12日 (金)

Kindle版の児童小説『不思議な接着剤1: 冒険前夜』、純文学小説『直塚万季 幻想短篇集1』をお買い上げいただき、ありがとうございます!

Kindle版児童小説『不思議な接着剤1: 冒険前夜』を5月7日ごろ、お買い上げいただき、ありがとうございます! 2冊目のお買い上げでした。KENPCでお読みいただいたのは3回です。

Kindle版純文学小説『直塚万季 幻想短篇集1』を5月7日ごろ、お買い上げいただき、ありがとうございます! 4冊目のお買い上げでした。
KENPCでお読みいただいたのは3回です。

直塚万季のページ

純文学小説

児童小説

評論・エッセイ

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2023年3月27日 (月)

Kindle版純文学小説『直塚万季 幻想短篇集1』をお買い上げいただき、ありがとうございます!

Kindle版純文学小説『直塚万季 幻想短篇集1』を3月25日ごろ、お買い上げいただき、ありがとうございます! 3冊目のお買い上げでした。
KENPCでお読みいただいたのは3回です。

『直塚万季 幻想短篇集1』は試し読みできるようになっています。
今確認したところ、純文学小説は全部、児童小説では『すみれ色の帽子』『ぼくが病院で見た夢』『ぬけ出した木馬』のみが試し読み可能、評論・エッセイでは『枕許からのレポート』以外の本は試し読みできます。

表紙画像をクリックして、ちょっと待つと、Kindleバージョンのサンプルが表示されます。「Next page」へのアイコンをクリックして、次のページに移動できます。
右肩に「Aa」(読者設定)があります。そこをクリックしますと、フォントを明朝、ゴシックから選択でき、字の大きさを変えることもできます。

直塚万季のページ

純文学小説

児童小説

評論・エッセイ

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2023年2月 5日 (日)

福島雅典 京都大学名誉教授らが原告となり、厚労省に対して東京地裁に情報公開請求などの訴えを提示。パブリックドメインの楽譜を無料でダウンロードできるサイト。(6日に加筆訂正あり)

今はちょっと時間がないので、以下の動画の紹介だけしておきます。

福島雅典 京都大学名誉教授らが原告となり、厚労省に対して、東京地裁に情報公開請求などの訴えを提示されました。海外では既にこのような裁判が行われていましたが、日本でもついに、という感じです。

戦後最大の薬害訴訟として、未来の日本史に記載されることでしょう。日本に未来があればですが。お先真っ暗な中で、福島先生を中心とした方々が立ち上がって下さいました。日本の名誉であり、希望です。

この件については時間のあるときに別記事にします。

ところで、祐徳院に関する覚書を以下にメモしてきましたが、この辺りでまとめて電子書籍にしておきたいと考えています。一太郎で作成することになりそうですが、iPadに入っているPagesが電子書籍作成に便利だと知り、どちらを使うか検討中です。

カテゴリー: 祐徳稲荷神社参詣記」『マダムNの神秘主義的エッセー』

このPagesは最近のiPadのアップデートの後で使えなくなったので、削除してしまっていいか調べたところ、なかなか使えることがわかりました。一旦削除してインストールし直したら、使えるようになりました。

ただ、一太郎、Pagesどちらを使うにしても面倒な長期作業になることは間違いありません。このところピアノ漬けになっていましたが、作業開始後はどの程度の時間がピアノのためにとれるかわかりません。

勿論、夫のレッスンは、夫が望む限りは続けます。わたしとしては、夫が両手である程度弾けるようになった段階でピアノのお稽古ごっこを終了して、好きに電子ピアノを楽しんで貰いたいと考えています。

前回は、夫が拍子のとりかたで躓いたことをお話ししました。幸い、弾く回数を重ねるごとに、拍子がとれるようになってきています。自分で、小さな声で拍子をとっていることがあります。

次はいよいよ、両手で弾く練習に入ります。

わたしはハイフィンガー奏法問題にぶつかり、乗り越えるすべもわからず、失意と苛立ちの中でピアノをやめてしまった過去をお話ししました。苦痛でしかなくなっていたピアノが、今は喜びの源泉です。

深夜に弾き始めると、時間の過ぎたのに気づかず、5~6時間ぶっ続けで弾いていた日が何日かありました。そして、わかったことがありました。いくら鍵盤の軽い電子ピアノとはいえ、無理のあるフォームではそう何時間も続けていられません。

少なくとも、昔のわたしはそうでした。指も腕も痛くなるばかりか、音の響きのなさといったら、絶望的な気持ちにならざるをえませんでした。

亡きピアニストの中村紘子さんがハイフィンガー奏法の問題点を留学先で指摘され、フォームの矯正に時間をかけたことは有名な話です。ただ、コンサートで視聴した印象では、矯正はうまくいかなかったとしか思えませんでした。

まるで生真面目なだけが取り柄の学生がハイフィンガー奏法で弾いているかのような、痩せた音色とぼっちっぽい――ピアノと親しくなりきれていない孤立した――雰囲気が衝撃的ですらありました。御本人は華やかな雰囲気がおありなのに。それと対照的だったフジ子・ヘミングの美しく響く自然な弾きかた……。

わたしはピアノに郷愁を覚えた一般人にすぎず、年齢的にもおばあさんになってきましたので、開き直っていまして、矯正ということは特に考えずに弾いています。

ですが、何時間も弾き続けるには指は自然に寝たり立ったりしたがるのです。手を寝かせるようにして指の腹で弾いたほうがいいときと、立てて弾いたほうがいいときとがあり…………そうしないと痛くなるので……それは、どのような長さや太さや柔軟度のある指のどの指でどんなものを弾くかで違ってくる気がしています。

自然にハイフィンガー奏法からは自由になれている気がしていますが、他人からそう見えるかどうかはわかりません。電子ピアノだと、音の響きも生のピアノに比べたら人工的ですから、以前の弾きかたと比べて響きがどうであるかもわかりにくいのです。

近頃は重力奏法というのが主流らしく――ロシア奏法ともいうようです――、その奏法を披露した動画が沢山アップされています。中には極端なものがあって、まるでタランチュラのように指が蠢く、気持ちの悪い弾きかたをなさっているかたもありました。

このような基本に忠実すぎる(?)ケースは、ハイフィンガー奏法と同じ穴の狢に見えてしまいます。世界で一番新型コロナワクチンの接種率が高くなってしまった日本人の欠点が、同じ杓子定規な傾向として、共通している気がします。重力奏法に詳しくないので、わたしの偏見かもしれませんが。

わたしはそろそろメトードローズが終わるので、次はツェルニーとブルグミュラーにしようと考えていたのですが、パブリックドメインとなったそれらの楽譜のいくつかを印刷して弾いてみると、もう何だか再チャレンジする前からおなかがいっぱいでやる気が出ないのです。

レッスンに通っていたころ、ツェルニーは別に嫌いではありませんでした。ブルグミュラーの曲はどれも楽しく綺麗で、好きでした。それなのに、なぜか飽きてしまっているわたしがいます。

メトードローズは再チャレンジしてみて――これを弾いていたのは小学校の低学年のときだったと思いますが――今弾いても尽きせぬ魅力があるといいましょうか、一見易しそうで、後半部分で必ず思いがけないところで落とし穴的(?)な音符が出てきたりもして、侮れないといいましょうか。

うっかりミスっては、小癪なやつと思いながら繰り返し弾いています。それでいて、可憐な印象の曲が多くて、填まってしまいます。昔もメトードローズが大好きでした。「落とし穴」は意識したことがありませんでしたが。

以下のサイトからパブリックドメインの楽譜を無料でダウンロードできます(何てありがたいサービスでしょう!)

「ピアノ無料楽譜ライブラリーindex」『音楽のお話』
https://www.ongakunoohanasi.com/free-scores/index.html

ソナチネアルバムの最初の曲を印刷して弾いてみて、しどろもどろになる箇所がありながらも何とか弾けるし(仕上げるには時間がかかるかもしれません)、楽しいので、ソナチネアルバムを購入することにしました。さすがに全曲印刷するとなると、インク代のほうがかかりそうな気もしますので。

ソナチネアルバムはいろいろと出ていますが、安いものだと上巻が1,000円ちょっとでありますし、中古もあります。

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2022年10月18日 (火)

Kindle版の純文学小説『昼下がりのカタルシス』、児童小説『ぬけ出した木馬』をお買い上げいただきありがとうございます!

Kindle版純文学小説『昼下がりのカタルシス』(ASIN: B00EJ7A5LY)をアメリカのKindleオーナーライブラリー(KENPC)で10月5日ごろ、お読みいただき、ありがとうございます! KENPCでお読みいただいたのは今回で7回、お買い上げいただいたのは5冊です。

Kindle版児童小説『ぬけ出した木馬』(ASIN: B00EGF5XCK)を10月17日ごろ、お買い上げいただいたようです。『ぬけ出した木馬』は6冊目のお買い上げでした。

以下はアマゾン・キンドルストアの著者ページです。拙電子著書一覧を御覧いただけます。

Amazon.co.jp: 直塚万季: 作品一覧、著書略歴
https://amzn.to/2XlMha2

『ぬけ出した木馬』は動画化しています。

ぬけ出した木馬(前編)
2020/06/20
MAKI NAOTSUKA
https://youtu.be/RcPTg6hHRPk

ぬけ出した木馬(後編)
2020/06/20
MAKI NAOTSUKA
https://youtu.be/1lvIIDVL4eI

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2022年10月 5日 (水)

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち)』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます!/ 今後の記事の予定

今後の記事の予定。

国葬の記事にはまだ続きがあります。国葬に――無事に終了してからも――反対している人々と賛成した人々では、宗教観が違うと感じられるのです。

反対している人々の大半が左翼かコリアン系の人々(双方は重なるケースも多い)ではないかと憶測しています。

というのも、時々ツイッターの保守層でとられた――限定されていたわけではありませんが――アンケートでは、安倍元総理の国葬に反対という人は少数だったからです。デジタル献花数 520,444名。当日、献花列が数キロ伸びていたというニュースから考えても、半数が国葬反対だった――というのは盛りすぎでしょう。

また、前述した憶測がどこから出てきたかというと、ブラヴァツキー夫人に関する大田俊寛氏の論考に疑問を抱き、当ブログでそのことに関する考察を始めたことからでした。いずれエッセーとしてまとめるつもりで、とりあえずブロガーブログ「Nのめもちょう」にピックアップしました。

インデックス: ブラヴァツキー夫人とオウムをくっつけるT・O氏 

①オウム真理教事件にも絡んでいた北朝鮮のスパイ
https://n2019memo.blogspot.com/2021/02/to.html

②大田俊寛『現代オカルトの根源』、レイチェル・ストーム『 ニューエイジの歴史と現在 』を読書中。
https://n2019memo.blogspot.com/2021/02/to_28.html

③国際的な医学雑誌「ランセット」からの引用が、1889年出版のブラヴァツキー著『神智学の鍵』に登場していた!
https://n2019memo.blogspot.com/2021/03/to1889.html

④レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』で紹介された、ブラヴァツキー夫人に対する非難の無邪気すぎる内容
https://n2019memo.blogspot.com/2021/03/to.html

⑤ T・O氏はオウム真理教の御用作家なのか?
https://n2019memo.blogspot.com/2021/03/to-to.html

⑥大田俊寛『オウム真理教の精神史』から抜け落ちている日本人の宗教観
https://n2019memo.blogspot.com/2021/03/to_1.html

⑦ブラヴァツキー夫人の伝記にあった引用文を探して
https://n2019memo.blogspot.com/2021/03/to_4.html

⑧ブラヴァツキー夫人の伝記にある引用に関する昨日の続き
https://n2019memo.blogspot.com/2021/03/to_20.html

⑨「原子の無限の分割性」とブラヴァツキー夫人は言う
https://n2019memo.blogspot.com/2021/03/to_64.html

考察は大体終わっています。そして、この考察を通して、わたしは大田氏や麻原氏の宗教観の特異性に打たれたのでした。比較するかたちで、国葬の黙祷時に流された曲「国の鎮め」の歌詞を採り上げたいと思っています。

その前にどうしてもアップしておきたいイベルメクチンに関する記事と、「エリザベス2世の死後に返還運動の高まる世界最古のダイヤモンド、及び廃されたインドの王子一行とブラヴァツキー夫人」という仮タイトルの記事があります。

エリザベス2世の逝去を機に、英王室の王冠に填め込まれている世界最古のダイヤモンド「コ・イ・ヌール(Koh-i-noor)」を返還せよという運動が、かつて英国の植民地であった原産国のインドで高まっているとか。

尤も、インド政府は、宝石は英国へ贈られたものだから、返還要求を慎むよう求めているそうです。故エリザベス2世はこの王冠を身につけたことはなく、ロンドン塔に展示されているとのこと。

時代背景を考えて、もしやと思い、調べてみました。すると、以下の文章が目に留まったのです。

1850年にインドはシク王国最後のマハラジャ、ドゥリーブ・シンよりビクトリア女王へ献上されたコ・イ・ヌール。

“コラム: 【宝石の逸話】コ・イ・ヌール・ダイヤモンド:インド生まれのイギリス王室の秘宝”. ヒカリモノガタリ. 2022-09-12. https://www.hikarimonogatari.com/2022/09/12/kho-i-noor/, (参照 2022-10-05).

続きは、イベルメクチンの記事の次の記事で。

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評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)を8月16日ごろ、インド(INR)でお買い上げいただき、ありがとうございます! 長いことKindleレポートを見ていなかったので、お買い上げに気づかず、すみませんでした。

インドでのお買い上げは初めてでした。インドは以前はAmazon.com(アメリカ。インドを含む)となっていたので、もしかしたらアメリカに含まれるかたちで他にインドでお買い上げいただいていたのかもしれませんが。『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、91冊お買い上げいただいたことになります。

  • インド……1冊
  • イギリス……3冊
  • オーストラリア……2冊
  • ブラジル……1冊
  • カナダ……3冊
  • 日本……36冊
  • アメリカ……37冊
  • ドイツ……4冊
  • メキシコ……1冊
  • イタリア……1冊
  • フランス……2冊

以下はアマゾン・キンドルストアの著者ページです。拙電子著書一覧を御覧いただけます。

Amazon.co.jp: 直塚万季: 作品一覧、著書略歴

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2022年7月 3日 (日)

Kindle版の純文学小説『昼下がりのカタルシス』をオーナーライブラリーでお読みいただき、ありがとうございます!

※7月1日に「サル痘、サル痘、言い出した!  米企業の開発した国内未承認薬『テコビリマット』より、日本が生んだ薬イベルメクチン、トラニラストを!」というタイトルだけ公開した記事は一旦閉じ、現在作業中です。しばらくお待ちください。

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Kindle版純文学小説『昼下がりのカタルシス』(ASIN: B00EJ7A5LY)をKindleオーナーライブラリー(KENPC)で6月18日、19日にお読みいただき、ありがとうございます! KENPCでお読みいただいたのは今回で6回、お買い上げいただいたのは5冊です。

過去、無料キャンペーンでは日本で287冊、ドイツで2冊の計289冊をダウンロードしていただきました。オーナーライブラリーからの貸し出しは日本で1冊でした(Amazonプライムの加入者は、1ヶ月に1冊、無料で読むことができました)。その後、形式が変わり、オーナーライブラリーの既読ページ数が示されるようになったので、既読ページが示された日を1回と数えてご報告するようになりました。

以下はアマゾン・キンドルストアの著者ページです。拙電子著書一覧を御覧いただけます。

Amazon.co.jp: 直塚万季: 作品一覧、著書略歴
https://amzn.to/2XlMha2

 

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2022年6月14日 (火)

長年の雪辱を果たしました(小説の書き出しです。「書きかけの小説 No.1」)

前回記事をアップしてから日が空いたのは、久しぶりに小説の構想を練っていたからです。

「わたくしは長い間、嫁として不遇で、奇妙な状態に置かれてきました。わたくしの仕事は主婦業なので、どれほど悩み、涙したかわかりません。距離を置いていた期間が長かったにも拘わらず、一日として婚家の問題を忘れたことはありませんでした。それはわたくしたちの家庭の問題でもありました。

そして、結論からいえば、40年かかって嫁としての雪辱を果たしました。わたくしは自分の判断が狂っていなかったことを確信しました。わたくしは小姑鬼千匹の鬼千匹には勝てませんでしたが、婚家の尊厳と権利を辛うじて――本当に辛うじてです――守ることができたと思っています。

法律の知識も無駄ではありませんでした。それがあったから、鬼千匹夫婦への書簡をしたためることができました。

もっと若いときに何とかできないものかと苦悩しましたが、今から考えれば、それは無理なことでした。わたくしの問題というより、彼らの問題だったからです。

不思議なことに欲望が彼らを太陽の下に引っ張り出したのでしたが、お天道様はずっと見ていらっしゃったのですね。

株って怖い。所詮はギャンブル……」

こうした独白調にするべきか、第三者の視点で書くべきか。短編にも中編にも長編にもできます。先に萬子媛に関するまとめや創作があるので、このような、昔書いていたようなタイプの小説って、考えるだけでもきついなあ。でも、たぶん、書こうと思えば短期間で書けます。

株はやったことがないから、取材が必要。しかし、賞狙いもギャンブル。芸術の神に捧げるつもりで書かなければ、土壺にはまります。今更、賞狙いはするつもりがありませんが、上手に書ければ、狙いたくなるかも。文学界がどんなかはわかっているのにね。Kindle本にでもしましょうか。

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2022年5月 6日 (金)

『卑弥呼をめぐる私的考察』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

『卑弥呼をめぐる私的考察(Collected Essays, Volume 3)』(ASIN:B00JFHMV38)を4月3日ごろ、お買い上げいただきました。ありがどうございます! 10冊目のお買い上げでした。

以下はアマゾン・キンドルストアの著者ページです。拙電子著書一覧を御覧いただけます。

Amazon.co.jp: 直塚万季: 作品一覧、著書略歴
https://amzn.to/2XlMha2

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2022年3月30日 (水)

神秘主義エッセーブログに「114」「115」をアップしました

拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しました。

114 モンタニエ博士の「水は情報を記憶する」という研究内容から連想したブラヴァツキー夫人の言葉
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2022/03/16/165305

当ブログにアップした内容のままです。なぜ連想したのか、書いていませんが、まとまれば改稿したいと思っています。

115 祐徳稲荷神社参詣記 (16)萬子媛の呼び名。初婚だったのか、再婚だったのか。直朝公の愛。
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2022/03/30/071733

目次

  1. 萬子媛の呼び名を考察する
  2. 初婚だったのか、再婚だったのか?
  3. 直朝公の愛

当ブログにアップした3本の記事(ノート)をまとめたものです。祐徳院についてのまとめをアップする前に、このまとめをアップしておきたいと思いました。

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より以前の記事一覧

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