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2021年3月24日 (水)

(3月24日に追記あり)トーマス・マン『魔の山』の舞台で行われるダボス会議のテーマであるグレート・リセット、内閣府のムーンショット計画、新型コロナワクチン

内閣府のムーンショット計画をご存じでしょうか?

わたしは最近まで知らなかったので、以下のツイートのリンクから内閣府のホームページの中の「ムーンショット型研究開発制度」へ飛びました。

そして、「ムーンショット目標」を見たとき、「1.人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」に目が釘付けになりました。

ムーンショット目標

  1. 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現 詳細はこちら
  2. 2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現 詳細はこちら
  3. 2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現 詳細はこちら
  4. 2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現 詳細はこちら
  5. 2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出 詳細はこちら
  6. 2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現 詳細はこちら
  7. 2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現 詳細はこちら

脳の制約から自由になる? 人が自分の身体、脳、この世の空間、時間の制約から解放されるのは、死ぬとき以外にあるのでしょうか? いきなり、ショッキングな文章に出くわします。

ムーンショット計画を解説した動画を見つけました。

【テクノロジー×未来】サイバネティック・アバターが導く衝撃の世界!2050年ムーンショット計画が見据える未来とは!?
100億人の教養
2020/04/29
https://youtu.be/XPtJEjG-rLY>

「もしかするとサイボーグ化、電脳化していく進化は人類にとって必然の成り行きだったのかもしれません」と動画の中で語られていました。電脳化とは何でしょうか?

電脳化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

電脳化(でんのうか)は、漫画、アニメ作品『攻殻機動隊』シリーズに登場するバイオネットワーク技術で、一種のブレイン・マシン・インタフェース(後述)というべき存在。

脳に直接、膨大な数のマイクロマシンを注入し、神経細胞とマイクロマシンを結合させ、電気信号をやりとりすることで、マイクロマシン経由で脳と外部世界を直接接続する技術。これによって、ロボットなどのメカニックを直接操作したり、電脳ネット(作中におけるインターネットのようなもの)などのネットワークと直接接続したりできる。その結果、あらゆる情報がリアルタイムで検索・共有可能になり、完璧なユビキタスネットワークを構築した。可視化されたネットワーク上にあたかも自分が入り込んだかのように様々なネットワークを自由に行き来できるようになる。
……(略)……

この技術の負の側面として、電脳化により脳そのものが現代のコンピュータと同様にハッキングの脅威に晒されることとなった。ハッキングにより、他者の電脳にウィルスを注入する・記憶を改竄する・行動を操作する・人格そのものを乗っ取るということが可能になる。………
ウィキペディアの執筆者. “電脳化”. ウィキペディア日本語版. 2019-06-18. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%9B%BB%E8%84%B3%E5%8C%96&oldid=73153940, (参照 2021-03-03).

いつの間に、政府はこんなたちの悪いSFみたいな計画を……

安倍政権下で始まったと知り、脱力感を覚えました。5年で1000億円……一般国民をますます貧乏にして、マイナンバーの管理さえ危ぶまれる現状でありながら、脳を管理する計画など100年早い……否、こんなことが倫理的に許されるのでしょうか。

当然この計画は日本政府の独創であるはずはなく、ディープステート(国際金融資本)の意向で始まったことだと思われました。だとすれば、ダボス会議と無関係のはずはありませんよね?

世界経済フォーラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

世界経済フォーラム(せかいけいざいフォーラム、英: World Economic Forum、WEF)は、経済、政治、学究、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界、地域、産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした国際機関。1971年に経済学者クラウス・シュワブにより設立された。スイスのコロニーに本部を置き、同国の非営利財団の形態を有している。
スイスのダボスで開催される年次総会、所謂「ダボス会議」が特によく知られており、約2,500名の選ばれた知識人やジャーナリスト、多国籍企業経営者や国際的な政治指導者などのトップリーダーが一堂に会し、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっている。
ウィキペディアの執筆者. “世界経済フォーラム”. ウィキペディア日本語版. 2021-02-05. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0&oldid=81693510, (参照 2021-03-03).

ビル・ゲイツは、2000年のダボス会議で、以下のような(ツイートからリンク先に飛んでください)驚くべき発言をしています。

ビル・ゲイツは21年前のダボス会議で、インターネットについて予言者のようなことをいい、また、ワクチンと予防注射のための世界連合設立に7億5000万ドル寄付したとあります。

今夏のダボス会議のテーマは「グレート・リセット」。

調べてみたところ、グレート・リセットとは一言でいえば、デジタル共産主義革命といってよい性質のものです。

こうした予備知識があったために、キャリーとおっしゃる女医さんの新型コロナワクチンに関する告発動画を視聴したとき、慄然としました。この動画はYouTubeで削除された貴重な動画のようです。興味を持たれたかたは、なるべく早いうちの御視聴をおすすめします。

緊急新型ワクチン youtubeで削除された動画 キャリーマジェ博士 絶対に打ってはダメ!
2021/02/18 01:06
dc5 さん
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38291005

新型コロナワクチンはわたしたちを人工知能インターフェースにつなぐための下準備だとキャリーは警告し、なぜそういえるのか、科学的観点から詳細に解説しています。このことに、ビル・ゲイツ財団が深く関わっているそうです。

つまり、新型コロナワクチン、グレート・リセット、ムーンショット計画はワンセットになっているのです。

同じページにリンクのあった動画も、視聴に値する動画だと思います。子宮頸がんワクチンが既に遺伝子組み換えワクチンだった――と動画では語られており、副反応の比較が行われています。これが本当かどうかはわたしにはわかりませんが、いずれにせよ、はっきりしていることは、ワクチン被害者にとって政府が冷淡だということです。

子宮頸がんワクチン騒動はよく覚えています。娘は問題の起きた時期には成人しており、学校で子宮頸がんワクチンを打つことはありませんでしたが、ブログを通して他のブロガーさんたちと盛んに交流していたころに、お子さんに対してワクチン接種の選択を迫られたお母さんブロガーたちが鬼気迫る記事にしておられました。

お子さんの命や今後に関わるわけですから、真剣になるのが当然です。新型コロナワクチンについても、真剣に向き合うべきときなのに、脳天気でいられるような情報しか与えまいとする政府やメディアは異常です。

ワクチン 副作用などヤバい情報盛りだくさん 【緊急!拡散希望】
2021/02/17 23:24
dc5 さん
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38290626

次の動画は、情報の考察から新型コロナワクチンに疑問を投げかけた内容となっています。

松田学のニュース解説 日本でも接種へ。ワクチンの安全、有効性確認!?
松田政策研究所チャンネル
https://youtu.be/7czZLYHNdC8

💥この動画が再生できなくなっていましたので、別の動画を紹介し、同様のことが起きたときのために、動画から重要な言葉を拾ってみました。不正確なので、ご自分で動画をお確かめになってください。(2021年3月24日)

松田学のニュース解説 政府分科会、ワクチン、医療従事者にまず接種、高齢者、基礎疾患保持者に拡大 
2021/01/06
松田政策研究所チャンネル
https://youtu.be/mm-fD4NFYnc

動画より「ファイザー社のワクチンの臨床試験で最も早く2回目の接種をした人でも、まだ4、5ヶ月しか経過していない状況で、接種が始まっているんですね。これまでのワクチン開発では長期的な安全性の確認が必要だということで、開発に最低でも4年以上はかかっていたと。こういったワクチン開発の大変さを知る専門家からは、今回のワクチン開発は拙速だと。自分は当分打たないという声が聞こえてくる。

新型コロナワクチンの開発がコロナパンデミックを抜け出すことが期待されてきた。ただワクチンだけでは困難だということが見えてきた。

再感染が、最初の感染から6ヶ月くらいから確認され始める。1年経つと、頻繁に再感染が発生しているというような、そういう分析も元々ある。新型コロナも同様のことになる可能性が高いという指摘もある。新型コロナウイルスはどんどん変異しているインフルエンザウイルスと同じように変化しやすいという性質を持っていて、そうすると、抗体が効かなくなる。インフルエンザも予防接種を毎年受けていますが、新型コロナのワクチンも何度も受ける必要があるものになる可能性がある。

新型コロナはインフルエンザなんかとは違って、無症状でも人に感染させるというもの。従って、ワクチンを打って無症状の感染者が増えると、重症化リスクのある人の感染リスクを高めてしまう、という話も実はある。だから一度感染したから、ワクチンを打ったからといって油断はできない。人に移してしまう可能性がある。

ファイザーとかモデルナの mRNA ワクチンは、これまで全く使われたことのない新しいワクチンで、発症予防効果がいつまで続くかについて長期的に調べた結果がないだけでなく、どのような副作用が起こるか充分にはわかっていないが、免疫の過剰反応が起こる可能性が高いということも指摘されている。

井上正康先生の言葉を借りれば、新型コロナワクチンには人間の遺伝子を改変する作用があるのだとおっしゃっていた。遺伝子にどんな影響を与えるかというのは10年ぐらいの長いスパンで見てみないとわからない。上久保先生も同じようなことを指摘されている。日本は既に、一旦集団免疫ができているわけで、重症化や死亡が抑制されているといった、欧米とは違う状況にある。一度ワクチンを打ったのと同じような状況にあるということも踏まえて、打つか打たないかを一人一人が慎重に判断していくしかない。」

ところで、ダボス会議が開催されるスイスのダボスはトーマス・マン『魔の山』の舞台となったところだと、以下のツイートからリンクを張った記事を閲覧するまで、思い出しませんでした。

古びた上下巻の文庫を探すのに、3時間近くかかってしまいました。物の陰になっていたのです。

時代は第一次大戦前、主人公はハンブルク生まれの青年ハンス・カストルプで、スイス高原ダヴォス(ダボス)のサナトリウムで療養生活を送る間に、ロシア婦人サーシャ、フリーメーソンで民主主義者のセテムブリーニ、ジェスイット(イエズス会士)で虚無主義者ナフタらとの交際を通して成長していく、いわゆる教養小説です。

この小説の登場人物って、そんな人達だったっけ? と驚きました。いくら40年以上前の学生時代に読んだとはいえ、すっかり忘れてしまっていたとは……。そのころはフリーメーソンには、ましてやイエズス会などには全く興味がなかったのでしょうね。

『魔の山』は、お金持ちの病人たちが病的なまでに観念的な思想を弁じ合う、やや単調な小説という印象でした。トーマス・マンの作品の中では『トニオ・クレーゲル』『ヴェニスに死す』が好きでした。そして、むしろドストエフスキーに熱中していました。

『魔の山』には、イルミナティも出てくるではありませんか。新潮文庫版の高橋義孝訳では照明派[イルミナート]と訳されています。工藤精一郎訳のトルストイ『戦争と平和』では啓明結社と訳されていました(「マダムNの神秘主義的エッセー」で公開中のエッセー「トルストイ『戦争と平和』に描かれた、フリーメーソンがイルミナティに侵食される過程」80818283104105をご参照ください)。

それにしても、さすが両者は文豪といわれるだけのことはありますね。しっかりフリーメーソンやイルミナティを描いています。今のほうがわたしは楽しめます。当時はうまく読みこなせなかったのかもしれません。『魔の山』を再読したいと思います。

トーマス・マン(高橋義孝訳)『魔の山(下)』(新潮文庫 - 新潮社、1977)に、ナフタが次のようにいう場面があります。

……(略)……しばらくの間フリーメイスンとほとんど融合していた照明派[イルミナート]の創始者がかつてイェズス会員だったのですが、あなたはそのことをご存知でしょうか」
「いいえ、むろんはじめて伺います」
「照明派のアダム・ヴァイスハウプトは、その人道主義的秘密結社をジェスイット会の範に倣って組織しましたし、当時の著名なフリーメイスンはみな照明派でした。18世紀後半の話ですが、セテムブリーニ氏は躊躇なく、この時代を彼の組合[ギルド]の堕落の時代といってのけることでしょう……(略)……(マン,高橋訳,1977,pp.271-272)

フリーメーソンとイエズス会士が主な登場人物といってよい長編小説……。トルストイ『戦争と平和』は、フリーメーソンになったピエールがイルミナティに染まる過程を描いていました。

フリーメーソンやイルミナティを話題にしようとすると、すぐ陰謀論者扱いし、馬鹿にする風潮が日本にはありますが、日本人の多くが自分でも気づかないうちに左翼脳になっていることがわかりますね。教養のなさが丸出しですよ! わたしも人のことはいえませんが……

これは勿論仮定の話ですが、過去記事で調べたことが本当で、もしユダヤ系金融資本のロスチャイルドがアダム・ヴァイスハウプトに作らせたイルミナティが悪魔主義であれば、グレート・リセットにもムーンショット計画にもその息がかかっていることでしょう。そうです、新型コロナワクチンにも。

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2021年1月28日 (木)

ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った ④

ストウブで揚げ物にチャレンジしたので、その記事を書きたいですし、「前世療法は、ブラヴァツキー夫人が危険性を警告した降霊術にすぎない」の動画化が差し迫った宿題としてありますが、トランプ大統領が取り組んでいた子供の人身売買に関連するこのテーマのノートとまとめも差し迫ったものであるように感じています。

魔の手が日本の子供達にまで伸びてきていると考えているのは、わたしだけではないようです。トランプ大統領の再選を願った人々の中には、こうした忌まわしい事件の解決を望んでいる人がアメリカには当然ながら大勢、日本にも少なからずおられることは間違いありません。

わたしにはまだ孫がいませんが、もしいたら、危機感に押しつぶされてしまって、逆にこの問題を追いかけることができなかった気がします。

この忌まわしい問題は、アメリカだけの問題ではないのです。米大統領選がこうした問題まで白日の下に晒したのは意義のあることでした。しかし、解決にまで進まなくては意味がありません。

amiさんがツイートしておられるように、保守系言論人は割れました。Qアノンが槍玉に挙げられ、トランプ支持者に紐付けられて、トランプ支持者全体をカルト信者のように位置づけ、排除する動きが日米にあります。

では、Qアノンとは何でしょうか。ウィキペディアから冒頭部分を引用します。

Qアノン(キューアノン、英: QAnon、発音: [ˌkjuːəˈnɒn])は、アメリカの極右が提唱している根拠のない陰謀論である。この陰謀論では、世界規模の児童売春組織を運営している悪魔崇拝者・小児性愛者・人肉嗜食者の秘密結社が存在し、ドナルド・トランプはその秘密結社と戦っている英雄であるとされている。この陰謀論で仮定されている秘密結社は、一般的にディープ・ステート(英: deep state、影の政府)やカバール(英: cabal、直訳で「陰謀団」)と呼ばれている。アメリカの検察官の中には、Qアノンについて「一般的にカルト宗教とみなされている(陰謀論者の)グループ」と説明する者もいる。

ウィキペディアの執筆者. “Qアノン”. ウィキペディア日本語版. 2021-01-27. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=Q%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%B3&oldid=81545708, (参照 2021-01-27).

明確な根拠も示さず、真っ先に陰謀論と結論づけるこの記事の書き方には既視感がありますね。記事の書き手はおそらくマルクス主義者でしょう。

つまり、Qアノンとは、「世界規模の児童売春組織を運営している悪魔崇拝者・小児性愛者・人肉嗜食者の秘密結社」が存在することを何らかの理由で確信している人々であり、児童をその秘密結社から救出したいと思っており、トランプ大統領にその望みを託している人々ということになります。

トランプ支持者を誹謗中傷する人は、「世界規模の児童売春組織を運営している悪魔崇拝者・小児性愛者・人肉嗜食者の秘密結社」が存在することを、陰謀論と言い切るだけの証拠があるのでしょうか。それがないのなら、この記事の書き手は「世界規模の児童売春組織を運営している悪魔崇拝者・小児性愛者・人肉嗜食者の秘密結社」側の人間である可能性があります。

 

数字付記事「ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った」は単なる覚書です。あとで、エッセーにまとめます。

https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-4a6791.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-77a91c.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-a53d44.html
④https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-9ec64f.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-c2b81a.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
①で、わたしは次のように書いた。

2021年1月17日 (日)
ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った ①
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-4a6791.html

ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った――ことを裏付ける動画を発見した。
この録画は、内容からビル・クリントン時代のものと推測できる。
また、動画ではイルミナティ」の原動力の1つは悪魔崇拝カルトだと明確に述べられている。

以下がその動画である。

小児虐待儀式を告発元FBIロサンゼルス支部長テッド・ガンダーソン
chan nari
https://youtu.be/M9FW81--MdY

元FBIロサンゼルス支部長テッド・ガンダーソン氏は、アダム・ヴァイスハウプトがロスチャイルドの依頼でイルミナティを作ったと動画の中で紹介している。そして、イルミナティが悪魔崇拝カルトだと明言している。

ちなみに、イルミナティ教団はすぐに壊滅させられたが、この組織はフリーメーソンに寄生して生き延びた。長い動画なので、一部書き起こしを行ってみた。

5:00~
ご存じのようにマスコミは我々を追いかけ回します
陰謀という言葉に大騒ぎですが 
勝手にしてほしい
実際に陰謀があることを私は皆さんにこの場で保証します
ここで本日皆さんに 
それを証明してお見せします
私に確信と闘志を抱かせた事は……ちなみにこの陰謀が関係しているのは、
ポルノ、麻薬、腐敗、小児性愛虐待、児童誘拐組織網、ワシントンの組織、CIAによる隠蔽
世界規模の児童人身売買のための秘密工作
テロリズム、銀行口座、その他諸々と続きます
お願いです。あとで、失踪した子供たちに関する
私の調査結果をまとめた本を買ってください。
講演でも触れますが 
ワシントンの組織は
実はCIAが牛耳っています
これは子どもの国際人身売買と関連している秘密工作です
私の本には 
米国税関の公的なレポートが載っています
お願いします、たったの10ドルです
そして、買ったら必ずたくさん複製を作って
知り合いに送ってください。絶対お願いします。
著作権、そんなもの私はどうでもいいです
大事なのは教育、教育、教育(広めること)です。
我々はこの国で起きていることを 
知る必要があります
ですから買ったらお願いですから 
複製を作ってください。
2年前、私の講演後のある出来事から
これは穏やかなネットワークではなく陰謀だと確信しました
1人の男性が、
私に本をくれました
(私の講演はマクドナルド事件の事でした)
「この本に真相が書いてあります 
読んでください」と言われました
これがその本「Pawns in the Game」(邦訳:「闇の世界史」)です
この本をご存じない人はぜひ読みましょう
近くの書店で売っているようですよ(書店の名前を確認しあう)
著者はウィリアム・カーというカナダ人です
私と同様 
米国と世界で起きている事を 
突き止めようとしていました
彼のリサーチ結果がこの本です
8:20
イルミナティ 
という人たちがいます
1776年 
アダム・ヴァイスハウプトが設立しました
1773年、ヴァイスハウプトは 
ロスチャイルド家の1人から
イルミナティという組織を作るよう任命され
1776年5月1日に達成したんですが 
その日付は共産圏の祝日です
かなり話を端折らなければいけません
全部話すと4時間ですが 
1時間15-20分しかないのでね
彼が任命された目標は全部で25項目
大変なので、全部は読まずに 
概要を説明します
(1)人々を善ではなく悪に向けさせろ
(2)リベラリズムを説け
(3)“自由”の概念を使って階級闘争を起こせ(まさに実行中ですね)
(4)イルミナティの目標達成の為なら 
どんな手段も惜しまないこと
(5)イルミナティの権利は力の中にある
(6)我々の冨の力は表面化しないように 
   保たれなくてはならない
  ……どんな狡猾さ、力によっても損なわれない強さを得るまでは……
確かについ最近までずっと 表には見えませんでしたね
イルミナティのことを知っている人々は 
本当にごくわずかです
(7)群集心理をつかんで、大衆を操作しろ
(8)酒、麻薬、退廃的モラル、あらゆる悪徳を 
  使って若者のモラルを組織的に低下させよ
これは実例をださなくてもわかりますね
しかしここにCIAの麻薬作戦が絡んできます
麻薬は国内にはいってきて 武器が海外に出て行っています
私の話が信じられなければ、テリー・リードや 
チップ・テータムなどに聞いてみてください
昨年秋、米連邦政府の大物捜査官による 
麻薬捜査の公聴会がありました
私も観ていたのですが 信じられない事に
麻薬作戦の事を何も知らない人ばかりが 
証人として呼ばれていました
テーマは、CIAによる
カリフォルニアへの麻薬輸送の件でした
個人的かつ直接的な知識がある16人の名前を
私は公聴会に送ってやったのですが
返事もなく 誰一人として
呼ばれていませんでした
私はオクラホマ市にも
報告書やFAXを送りました
オクラホマ市爆破事件の重要情報でしたが
何の返事もありませんでした
(9)どんな手を使っても不動産を没収せよ
これも日々起きています
農民、会社員、不透明な嫌疑で逮捕された人々が
不動産を差し押さえられています
こちらの女性も、何もかも失くしました
家が2度も捜索に遭ったそうです
……[略]……
(10)心理作戦として「自由、平等、博愛」などの
   スローガンが大衆の口から出るようにさせよ
いやはや これは初耳でした
ビル・クリントンが使っています
彼はひどいですね ある元議員によれば
女好きのほら吹きらしい
この第10に確かに当てはまります
(11)戦争をしかけよ
1773年にヴァイスハウプトが書いた政策が
1937年に公式発表されたんです
1937年に英米によって公式発表されました
どちらの側の国々にも負債を抱え込むよう
戦争を実行させよ
また和平会議では
双方が領土を獲得しないようにせよ
第二次大戦後のヤルタ会談が完璧な例です
(12)我々は財を活用して、要求におとなしく従い――
   影で操る者たちのゲームの駒となる候補者を
   議員に選ばなければならない
   彼らの助言者たちは 幼少の頃から
   世界情勢を支配するための訓練を受ける
今日の世界に 陰の操縦者たちが
いるのは まちがいないですよね
(13)メディアを支配せよ
主流メディアが 有力者、インチキ政治家
官僚たちにコントロールされているのは
疑いの余地がありません
今日はなんだか鼻がかゆいな
メディアの件については
私の本でも実例を記録してあります
(14)エージェントたちは
   トラウマを生む状況を扇動しながら
   終わった後
   大衆の救世主として現れる
   実際はその逆で
   大衆の殺戮に関心を抱く
……LAの暴動ありましたね
(15)不況、金融パニック、失業
   飢え、食料不足を引き起こし
   これらを大衆コントロールに利用せよ
   生意気な邪魔者は暴徒を使って一掃せよ
食糧不足、経済危機
起きてますね
私のラジオ番組に経済分析家の
ジョージさんを招いたことがあります
(1987年)10月6日に出演した時
10月中に市場がクラッシュすると言っていました
当たりました
今週は、2000年代に2度
クラッシュすると言っていましたよ
第15まで言いましたね
(16)フリーメーソンの中に潜入し
   彼らを利用しろ
これもたくさん記録があります
(17)組織的な目くらましに価値がある
   理想の高いスローガンや言葉ょ利用し
   無理と分かっていても
   大衆には太っ腹な公約をせよ
ジョージ・ブッシュもビル・クリントンも得意です
共和党と民主党の違いは全くありません
Aさんに教えてもらいましたが
サブリミナルメッセージの件もあります
共和党のロゴには3つの星がかかっている象ですね
2年前のロゴと比べてみると
星の向きが変わっています
逆さまなのです
悪魔崇拝のシンボルです
絶対とは言いませんが
サブリミナルメッセージです
(18)決議の計画を詳細に立てよ
   大衆を服従させるには「市街戦」が必要
(19)戦争後には、エージェントを使って
   背後から助言してもらえ
   支配を手に入れるために
   密使を使った外交活動をせよ
(20)世界統一政府につながる
   巨大な独占支配を確立せよ
現在起きていますね
(21)原材料のコントロールによる
   経済破綻を導くために
   高い税率と不公平な競争を用いよ
   労働者同士の間に争いを起こし
   競争相手に補助金を与えよ
GATT、NAFTAですねえ
(22)我々の利益を守るに足るだけの
   武装警察 兵力をたくわえよ
数年前に、米国の11の政府機関が
武装を許可されました
今では、39の機関に及びます
(23)世界統一政府の指導者は
   ディレクターによって任命させるだろう
なお米大統領指令文第25号は
一般公開されていない機密文書です
そこでは、紛争や危機などの状況下において
合衆国大統領が国連事務総長に
その権限を委譲することが
許可・命令されています
(24)嘘と分かっている理論や原則を教えこむことで
   社会や若い構成員を騙し、混乱させ、腐敗させる
   この目的のために社会・政府の
   すべての階級の中に潜入せよ
これは国連によって
結果重視の教育が押し付けられるのですね
(25)国内法、国際法は文明を破壊するために使う
世界人口を5億人まで
米国の人口を2000万人まで減らす話が出てきます
湾岸戦争症候群ってありましたね
あれで死んだ米兵
当時派兵された70万人の4/5は、現在
病気で弱って、腕立て伏せもできない
あのあと米軍の構成員が
まるまる入れ替わった感じです
その他もろもろと続きます
つまりどういう話をしているかというと
米国にはあらゆる個人、団体、組織に
重複するメンバーがかなりいますが
この「イルミナティ」の原動力の1つは、
悪魔崇拝カルトなのです
かくいう私も初めは
「は?なんだそりゃ」という感じでした
聖書で読んだことがあった以外
悪魔崇拝について考えたことがなかった
でもとにかく前に進みました
アリスター・クローリーという人の情報から多くを学びました
クローリーの名前は「HOLY」(聖なる)
と韻を踏んでほしいようです
悪魔崇拝主義者たちの教科書は
昔からずっとクローリー氏の哲学・著作です
そこにはなんと書いてあるのでしょう
どんな教えでしょうか
「血の犠牲」……「血こそ命」……
94ページにはこうあります
「敵の心臓と肝臓を切り取り、まだ温かい内に
 むさぼり食う野蛮人の習慣を」
「馬鹿げたことと非難するのは賢くない」
「いずれにせよ
 古代の魔術師たちの理論はこうだった」
「生き物は 皆すべて
 エネルギーの貯蔵庫だ」
「その量は生き物の大きさと
 健康状態によって違う」
「その質は精神的・倫理的性質によって違う
 エネルギーは その動物の死により
 とつぜん解放される」
「だからエネルギーが逃げないように
 動物は……」
「“円”の内側――悪魔崇拝の円ですね――
 または三角形の内側で殺されるべきだ」
「儀式の性質に合う性質の動物を
 選ばなければならない」
「軍神を呼び出す魔術師には
 適切な量の猛々しいエネルギーが有用だ」
「それはメスの子羊を犠牲にしても得られない」
「そのような場合には
 童貞の雄羊がふさわしい」
「それが固有にもつ潜在的エネルギー総量が
 まるまる残っているからだ」
次をよく聞いてください
「ベストな霊的結果を得るには
 選ばなければならない」
「完全に無垢で高い知性を持った少年が
 一番申し分ない適切な生贄だ」
人間の生贄の話ですよ、皆さん
悪魔崇拝主義者は現在の米国に
約300万人いると思います
私には情報提供者たちがいます
人口20万人のLAには
3000万人の悪魔崇拝者がいるようです
有名な保育園での事件
マクマーティン事件が起きた場所です
……[略]……
人口10万人のアイオワ市に15000人……
これまでの平均は人口の1.5%です
とにかく……これは人間の生贄の話です
毎年5万-6万人の子どもが
生贄にされています
悪魔崇拝には8つの祝日があります
他にもありますが
全員が守る基本的な祝日は8つです
クローリーの本に戻りますが……ちなみに
さっき話した人間の生贄のことは
私が発明したのではなく
この本に書いてあるんですよ
この「宗教」(と呼びたければね)の……
ちなみに米国政府は悪魔崇拝主義を
本当に宗教と認知しています
でもこちらのリンダさんがやった裁判で
配偶者の弁護士が悪魔崇拝という言葉を使ったら
文書記録が封印され
お蔵入りしてしまいました
しかもリンダさんが子供たち宛の手紙で
「神様を信じなさい」と書くと
「神という言葉を手紙で使ってはだめだ」
という通達が来るそうです
ひとつの例でした
ここでは666、獣が登場します
「獣666は、こう助言する」
「全ての子どもに対して 幼少の頃から
 あらゆる性的行為と出産の場面を見せておけ」
「頭が嘘によって覆われ
 謎によって鈍くならないように……」
「魂のシンボリズムによる
 無意識のシステムの成長が阻害されたり」
「誤った方向に導かれたりしないように……」
子どもは生まれた時から
セックスにさらせということです
世界の悪魔主義者たちは
私たちの子どもに手をかける目的で
世界中に保育園を設立したのです
両親は子どもを朝の9時に送り届け
午後3-5時に迎えに行きます
一方それらの保育園で
子供たちはセックスにさらされました
「生まれた時から」ときたもんだ
こちらのリンダさんに
全くその通りの事が起きたのです
……[後略]……


この動画で明らかにされた内容は、ロナルド・バーナード氏の告発動画に通じるところがある。

【1】元ユダヤ銀行家ロナルドバーナード氏 イルミナティ・シオンの議定書・陰謀論は事実だった!衝撃の証言〔日本語〕
https://youtu.be/WsyllGPjY0E

また、トルコ国営放送で採り上げられたアドレノクロム。それについて、動画説明欄に次のように書かれている。

アドレノクロムとは子どもが虐待され、極限の苦しみ・苦痛を与えられた時に分泌するホルモンの事です。

これは若返りの薬でもあり、麻薬のようなトリップ剤でもあります。
依存性があり、セレブやエリートはセックス時に使用しています。
これは古代から、とある宗教儀式として行われてきたものです。

現在はその勢力が拡大し過ぎたため、トランプ大統領およびQ勢力が駆逐に動いています。

アドレノクロムの採取が古代から宗教儀式として行われてきたとある。わたしが①②③で書いたように、イルミナティが古代から続くモレク崇拝で、アドレノクロムの採取はその儀式で行われてきたと考えることができる。

トルコ国営放送の動画は短いので、ぜひご覧いただきたい。

【修正前】アドレノクロムの説明をトルコの国営テレビが!
2020/07/06
レオングレイス
https://youtu.be/UlU_iUYzxnA

動画には、次のようなコメントがついている。

がっちゃんお
3 か月前
事実、トランプが組織壊滅に動き始めてから 異常な老け方をしてきたスターが大勢いる…とか。

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2021年1月22日 (金)

バイデン新大統領の就任式とマーシャルレポート

バイデン新大統領の就任式をライブで視聴していたところ、天気模様が、時折吹雪く垂れ込めた空から、いきなり晴天へと……葬式のような、祭典のような、変な就任式だったという印象でした。

その後ツイッター民が検証をし始め、おかしな点が指摘され始めました。

 

わたしが気になったのは、次の指摘で、思わずBBCニュースの二人の宣誓場面を確認してしまいました。

ジョー・バイデン氏、宣誓して新しい米大統領に
2021年1月21日
https://www.bbc.com/japanese/video-55742526

カマラ・ハリス氏、アメリカの副大統領に
2021年1月21日
https://www.bbc.com/japanese/video-55742527

彼らがイルミナティのメンバーであるとしたら、聖書に直に手を置けないということなのかもしれませんが、いずれにしても不信感を誘う怪しい場面です。

就任式は、実効性を欠いた録画を使用した仮想就任式だったのではないかと囁かれています。

「soon(すぐに、まもなく、そのうちに、近いうちに)戻ります」というトランプ大統領の言葉と、それを裏付けるようなマーシャルレポートの存在が、巨悪と不正がこのままないことにされてしまうことにやるせない思いを抱く保守層(愛国層というべきかもしれません)の期待を掻き立てます。

マーシャルレポートへのリンクは拙ツイートにもありますが、再掲しておきます。

TRUMP ODE TO THE CORPORATION! – THE MARSHALL REPORT
(wordpress.com)  
https://themarshallreport.wordpress.com/2021/01/20/trump-ode-to-the-corporation/

邦訳はGoogle先生かSakuraさんの以下のツイートで。
https://twitter.com/sakuratree7772/status/1352172489552457728

そういえば、就任式で牧師さんが絶叫した「ドミニオン、イン、パワー!」という言葉にも驚かされました。

実際にはこのパワフルな牧師さん、「dominion and power forever」といっているらしく、「支配と権力は永遠に」という意味だそうです。

でも、何もここでドミニオンという言葉を使わなくても……と思いました。不正選挙で大活躍したあのドミニオン投票機を嫌でも連想させるではありませんか。牧師さんの良心がそれをいわせたのかもしれない、と思ってみます。

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2021年1月20日 (水)

ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った ③

数字付記事「ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った」は単なる覚書です。あとで、エッセーにまとめます。

https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-4a6791.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-77a91c.html
③https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-a53d44.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-9ec64f.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-c2b81a.html

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イルミナティ、ディープステート、子供の島関係に関する大雑把なメモを続けます。

こうした事柄をまだ陰謀論、日本とは無関係と思っておられるかたは、以下の記事をご覧ください。

ウィキリークスに日本にイルミナティの小児性愛者たちの島があると開示される。三浦春馬さんがCIAに殺された説がより濃厚に。」『日本の黒い霧』。2020年1月18日、URL: https://daiwaryu1121.com/post-41933/

前記事に書いたように、フリーメーソン結社を侵したイルミナティの悪魔崇拝には驚かされました。しかし、その実態はおそらくひじょうに原始的なモレク崇拝です。

H・P・ブラヴァツキー(ボリス・デ・ジルコフ編、老松克博訳)『ベールをとったイシス 第1巻 科学 上』(竜王文庫、2010)に、モレクを引き合いに出した次のような記述があります。

 キリスト教の3大団体であるギリシア正教、ローマ・カトリック、プロテスタントの聖職者たちは,いわゆる「霊媒」を介して現れるどの霊的現象に対しても、よい顔をしない。後の二つの教会組織が,自身の遊離霊 disembodied spirits を――そしてときには盲目的でまだ説明のついていなかった自然の諸力を――顕在化させた哀れな犠牲者をみな火刑、絞首刑、もしくはそのほかのかたちで殺害していた時代から,実際まだほんの少ししか経っていない。これら3教会のなかでは〈ローマの教会〉が筆頭に立っている。その両手は,信条の源にいるモレク Moloch [多くの犠牲を要求するセム族の神]のごとき神の名のもとに流された,無数の犠牲者たちの無実の血でまっ赤である。……(略)……
 霊媒現象はロシアでも,他の国々と同様,つねに生じてきた。この力は宗教の力に頓着しない。国籍など,一笑に付す。そして,頼まれもしないのに,王冠を戴く者にだろうとと貧しい乞食にだろうと誰にでも侵入する。
 現在[1877年],〈神に次ぐ地位〉にあるピオⅣ世自身でさえ、この招かれざる客を避けることはできなかった。(ブラヴァツキー,老松訳,2010,pp.34-35)

ブラヴァツキー夫人の霊媒現象に関する考察は延々と続きますが、モレクは「多くの犠牲を要求するセム族の神」と解説されています。

ローマの教会が出てきたついで(?)に、catscatsさんのツイートで言及・リンクされていた、カルロ・マリア・ヴィガノ大司教(前・駐アメリカ合衆国教皇大使)がトランプ大統領に送った公開書簡を紹介します。catscatsさんのツイートにあるリンクから、公開書簡をご覧ください。

ヴィガノ大司教の第一の公開書簡で、次のように書かれているのが印象的です。

国家の中に「ディープ・ステート」があるように、教会の中にも本来の奉仕を裏切り、神の御前にふさわしい役務を踏みにじる「ディープ・チャーチ」があるのです。

世界経済フォーラム(WEF)は昨年、2021年に開催する年次総会(ダボス会議)のテーマを「グレート・リセット」にすると発表しました。開催は夏に延期されたようです。

ディープステートが新世界秩序(New World Order)を達成するために強行しようとしているグレート・リセットに対する懸念、警告が述べられています。ヴィガノ大司教がローマ教皇であればまだ救いがあるのに、と思います。

トランプ支持者にはグレート・リセットに反対している人も多いようですが、一般日本人のどれだけの人がグレート・リセットについて知っているのでしょう? グレート・リセットは別名、人間牧場ともいわれています。

ところで、わたしは中共の臓器ビジネス関連の記事で、中共の高官が若返りのために臓器移植を行っているという記事を読み、腑に落ちないものを感じていました。また、ディープステートの悪魔崇拝の生贄についても、そのために誘拐される子供の数が多すぎるように感じていました。

まだ知らなかったことがあったのです。アドレノクロムについてです。胸が悪くなるような話です。

 

アドレナクロムを調べてみると、沢山の記事が出てきました。トカナは全般的にオカルト雑誌『ムー』的な記事が多いように思いますが、この記事は他で閲覧した記事と共通しており、まとまっています。

ディープステートは既に人間牧場を始めていたのです。

そういえば、ベンジャミン・デ・ロスチャイルド男爵(57)が心臓発作で死去したようですね。

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2021年1月18日 (月)

ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った ②

数字付記事「ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った」は単なる覚書です。あとで、エッセーにまとめます。

https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-4a6791.html
②https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-77a91c.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-a53d44.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-9ec64f.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-c2b81a.html

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わたしは前ノート①で、次のように書いた。

その(黒ミサの)内容からすると、私見では、それは儀式的(黒)魔術というほどの内容は認められない。降霊術に性的虐待、殺人など非人道的行為を組み合わせたものに思われる。

なるほど、神秘主義に関する知識の乏しい、杜撰な理解しか持たなかったアダム・ヴァイスハウプトなら、それくらいのところが精々だろう。

神秘主義に無知な人間に行うことのできる、ほとんど唯一の黒魔術は降霊術だからである。そのつもりではなかったのだろうが。

イルミナティはカルトというより、巨悪なヤクザ組織である。

ディープステートの中心にはイルミナティが存在し、その正体は悪魔崇拝であり、彼らの儀式では子供に性的虐待を加え、最後には切り刻んだり焼いたりして殺害し、遺体を食べることさえあるという――これが、クリントン時代に録画されたと思われる動画を観る前のわたしの予備知識だった。

その儀式がどんなものであるか判然としなかった。前掲の動画を見る限りでは、それは儀礼的魔術というには原始的といってよいような、複雑な秘教科学の知識とは無関係の儀式――秘教科学の知識を悪用した儀式とは無関係――だと思われたので、神秘主義的知識のない人間にも可能な降霊術と子供を使った残酷な所業を組み合わせたものだと考えたのだった。

尤も、降霊術的な現象が起きているかどうかはわからないのだが、その儀式の前座(?)ではカーマ(欲望)を強めるような淫行、ドラッグなどが盛んに行われている様子であったので、彼らは多かれ少なかれ霊媒性質を強め、憑依現象を発生しやすい状態になっており、悪魔的な低級霊が儀式に出現しても不思議ではないと思ったから、そのように憶測したまでだった。

ただ、彼らの儀式の原始的な感じは何だろうとの疑問がわいた。動画には、野外で行われていたと推測される儀式跡が紹介されていた。これは、まさか、あれではないだろうか?

モレク崇拝である。

ググってみると、次のような記事が出てきた。

記事にはイルミナティの名はないが、フリーメーソンはあり、米イルミナティともいわれるスカル・アンド・ボーンズが出てくる。

そして、モレク(またはモロク)崇拝が出てくるのである。

原始的な内容であるはずだ。なぜなら、元々は古代中東で行われた儀式だからだ。

呆れ果てて物もいえない……

どんな国でも、大昔に遡れば、人身御供や人柱などの事例は見つかるものだが、それが未だに行われているとは驚くべきことである。それも世界のセレブやエリートを集めた儀式で行われているとは(絶句)。

これはイルミナティの結成時に創作された儀式ではなく、おそらく古代から続けられてきた(?)ものが依頼主のロスチャイルドかイルミナティの結成者ヴァイスハウプトによって導入されたのだろう。

元イルミナティのメンバーだったとされるロナルド・バーナードは、告発動画で「彼らはこういったことを数千年のあいだやってきたんです、世界中で」といっていた。

カナン人の神であったモロクは、ギリシャ、バビロン、そして後にヨーロッパでも崇拝された。それは通常、雄牛かフクロウか、何らかの角をもつ動物で象徴され、そのための生贄として子供が捧げられる。それはすべての現代の死のカルトの先駆的存在である。世界のリーダー達がここに集結し、古代のカナンの、子供を生贄にする模擬の儀式を行うとは、そこに何の目的があるのか? それは彼らを団結させる一つの方法である。(「世界の要人たちの悪魔儀礼Bohemian Groveを暴く」『創造デザイン学会』より)

イルミナティのエンブレムには、フクロウが描かれていた。イルミナティの奥の院にはモレクが鎮座していることは間違いないだろう。

104 トルストイ『戦争と平和』…⑤イルミナティ創立者ヴァイスハウプトのこけおどしの哲学講義
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2020/10/11/220247

こうしたことと、どうやら日本も無関係では済まなくなっている。なぜなら……

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2021年1月17日 (日)

ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った ① 

数字付記事「ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った」は単なる覚書です。あとで、エッセーにまとめます。

①https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-4a6791.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-77a91c.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-a53d44.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-9ec64f.html
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/01/post-c2b81a.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

ヴァイスハウプトはロスチャイルドに依頼されてイルミナティを作った――ことを裏付ける動画を発見した。

この録画は、内容からビル・クリントン時代のものと推測できる。

また、動画では「イルミナティ」の原動力の1つは悪魔崇拝カルトだと明確に述べられている。

それは、イルミナティ結成当時からのことだったと思われる。アダム・ヴァイスハウプトの著作からの引用には「フリーメーソンの中に潜入し 彼らを利用しろ」というものがある。

それは、わたしが購入したヴァイスハウプトの諸著作の中で唯一邦訳版のある著作からの引用ではなく、ウィリアム・カーというイルミナティ研究家の著作からの引用で、邦訳版も出ている著作なのだが、馬鹿高い中古品となっており、利用している図書館にも残念ながら置かれていない。

しかし、動画では、スライドを使って著作が映し出されている。その引用にはかなりの信用がおけるのではないかと思う。

イルミナティでは黒ミサ的な儀式が行われていて、それがどのようなものであったのかが報告されている。

その内容からすると、私見では、それは儀式的(黒)魔術というほどの内容は認められない。降霊術に性的虐待、殺人など非人道的行為を組み合わせたものに思われる。

なるほど、神秘主義に関する知識の乏しい、杜撰な理解しか持たなかったアダム・ヴァイスハウプトなら、それくらいのところが精々だろう。

神秘主義に無知な人間に行うことのできる、ほとんど唯一の黒魔術は降霊術だからである。そのつもりではなかったのだろうが。

イルミナティはカルトというより、巨悪なヤクザ組織である。

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2021年1月14日 (木)

米大統領選を通して感じたこと(15日に追記、青字)

今回の米大統領選挙で起きていることと、その深層にあるものがなんであるかを秘密開示したり、暴露ししたり、解説したりするツイートや動画を多く見すぎて、疲れ果てました。

トランプ大統領が勝ってくれなければ、世界がディープステートのつくった中共に呑み込まれ、大変なことになることは間違いないので、応援しないわけにはいきませんが、正直いって、もうこれ以上、アジアを巻き込まないでくれ、中共に乗っ取らせた中国をアジアに返してくれ、欧米は欧米の領域だけでどこまでもやり合ってくれ、という気持ちになってしまいました。

第一次世界大戦後のパリ講和会議の国際連盟委員会において、「国際連盟規約」中に人種差別の撤廃を明記するべきという提案が否決された後、日本がとった行動――大東亜共栄圏の構想――が、その是非は別として今はよく理解できます。日本を取り巻く深刻な世界情勢が直截簡明に描かれた、大東亜戦争における開戦の詔勅を読めば、一層理解が深まります。

玉音放送を伝える会 太田一水. “開戦の詔勅(現代語訳文)”. 終戦の詔勅. 2005/04/30(ttz版)、2016/08/01(Romancer版). https://r.binb.jp/epm/e1_30858_14082016143927/, (参照 2021-01-15).

貴重と思われるツイートや動画はトランプ大統領が勝利するまで――そうでなくては困るから――積極的に拡散したいと思っています。尤も、わたしの拡散力はないようなものですが、落ち着いたら神智学に戻ります。

第二次大戦の時代から、いや植民地の時代から、もっと遡ればローマ帝国の時代から、欧米では善と悪の戦いだか政治闘争だかの戦いが繰り広げられてきました。結局これらはキリスト教の文明から出てきた傾向だという気が濃厚にします。

善と悪の戦いは出てくるけれど、ブラヴァツキー 夫人がアジアの教えに潜む古代からの智惠袋を開示して、すばらしい解説と共に見せてくれた壮大な宇宙的景観を、キリスト教から生まれた文化は見せてくれていません。

小泉劇場に拍手喝采し、村上春樹に熱狂したこの国の民度が高いとは思えませんが、日本の歴史に置いて、天皇を包む公家文化が民度を高める役目を果たしていたと思えます。それは明治維新によって、また第二次大戦によって壊されながらも、皇室、神社仏閣、伝統芸能、古典文学といった形で息づいています。

こうしたものを大事にしながら、ブラヴァツキー夫人の神智学が語り伝えた秘教科学に目を向ける人々が増えてくれればなあと願わずにいられません。そうなったとき、日本の未来がダイナミックに拓けてくるという気がします。

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2020年11月24日 (火)

YouTubeに動画「魔女裁判の抑止力となった暗黒時代の神秘主義者たち」をアップしました。

はてなブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」で公開中のエッセー 39「ヨハン・ヴァイアー、魔女裁判の抑止力となった暗黒時代の神秘主義者たち」を機械朗読で動画にしました。

これまで同様、今回も操作が簡単な、Windows10 の標準アプリ「フォト」に統合されている動画編集機能 ビデオエディターで作成。

アップするたびに動画の作り方をもう少し勉強しないとまずいと思うのですが、その余裕がないのはいつものこと。

米国の大統領選が気になり、萬子媛をモデルとした新作能の執筆に身が入りません。←人のせいにするのはやめましょう(^_^;)

前記事に書いたように、「前世療法は、ブラヴァツキー夫人が危険性を警告した降霊術にすぎない」を先に動画にするはずでしたが、まだワイス博士の著作が完読できていません。

大衆向きに書かれた(?)著作なので、すぐに読めるはずですが、図書館から借りた本がとても汚されていて………頑張って半分くらいは読んだものの、一度閉じると、再度、触る勇気が出ません。本を鼻紙と思っているとしか……自分のものではない公共の本を、何で私物化する? 

いつも借りている本はほとんど借りられた形跡のないものが多いので、たまに一般人に受けているらしい本を借りると、扱いのひどさに驚かされます。

今年中には動画にしたいと思っているので(予告すると、わたしの場合、実現できなかったりします)、お待ちください。

今回アップした動画は、神秘主義に関心のない方にもとっつきやすい仕上がりになっているかと思います。

魔女裁判が吹き荒れたヨーロッパの暗黒時代に、理性を保って生き、人々を処刑から救おうと奔走した神秘主義者たちがいたことを知ってほしいのです。アグリッパの弟子ヨハン・ヴァイアー(Johann Weyer,1515 - 1588)は近代精神医学の先駆者と評価されているそうですよ。

当ブログにも動画をアップしておきますね。

魔女裁判の抑止力となった暗黒時代の神秘主義者たち
https://youtu.be/VjjoMF4YeTY

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2020年10月31日 (土)

作品1「祐徳院」らくがきメモ 4

作品1「祐徳院」らくがきメモ 1  2  3  4

Noteカテゴリー「Notes:萬子ひめ」の151件の記事

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「江戸の女性が芝居見物で楽しんだ幻の重箱弁当が200年ぶりに復活!?(……)」という番組予告に心惹かれて録画しておいたNHKの選・スペシャル - 美の壺「日本のお弁当」。

夫から頼まれた『カサブランカ』を忘れないうちにダビングしておこうと思い、視聴を中断したので、まだ最初のほうしか観ていないのだが、歌舞伎の幕間に食べるから「幕の内」弁当と名付けられた弁当に施された華やかさの演出、一口で食べられる工夫……といったエピソードに早くも魅了された。

江戸時代、紅葉狩りのときに持って行った弁当箱が紹介され、その中に黒漆金蒔絵で水面に落ちる紅葉が描かれているものがあった。その風雅な美しさといったら、溜息が出るほどだ。

文化の担い手であった公家にとって、四季の行楽は大切な行事の一つで、それは遊びであり、また仕事でもあった。萬子媛も嫁入り前は四季の行楽を楽しみ、愛でられていたに違いない。京都でのそうした日々をいくらかでも再現したいという思いがおありになったのだろう。田中保善『鹿島市史真実の記録』(1990)に次のような記述がある。

花頂山の下に水を湛えた大きな水梨堤があるが、これを京都の暮しを思い出すために直朝公にせがんで萬子姫が、近江の国琵琶湖畔に見立てて近江八景の雛形を作って楽しんでいたという事である。(田中,1990,p.145)

直朝公は萬子媛を娶ってから文化的に感化され京風が好きになられたらしいが、大名は、陣法など学ぶ以外に、色々と身につける必要があったらしく、大変だ。『肥前鹿島円福山普明禅寺誌』(編集:井上敏幸・伊香賀隆・高橋研一、佐賀大学地域学歴史文化研究センター、2016)所収、普明寺蔵『鹿島家正系譜』収載「直朝公」より引用する。

候、陣法(陣立の仕方)を堀江甚三郎重治に問い、神道を惣社宮内昌賢より伝え、禅は桂老和尚に参じ、書を光源院に学ぶ。又た飛鳥井雅章郷を師として、和歌道・臨池法(書道)・蹴鞠を受く。戯(戯曲)は、観世七大夫を師として曲舞(足利時代の舞曲)に巧みなり。在府(江戸滞在中)の時、即ち、光茂公と往々(しばしば)歌会あり。(p.59)

この「直朝公」には七十歳の誕生日に「申楽(能楽)を花頂山に奏す」(p.58)と書かれている。このときの能楽の舞台では、直朝公自ら能を舞われたのだろうか。

能楽は美の世界だと思う。悲惨な、あるいは荒涼、索漠とした場面に、美的幻影が紗のように重なる世界である。その美的幻影の多くがシテの在りし日の思い出を宿している。

戦場となった海原に、萬媛である後ジテ[のちじて]がツレである尼僧達(後ツレとして見れば天人達)を伴い、大海原に降り立つ……と設定している場面では、当然ながら、天華が海面に散り敷くことになるから、わたしは水面に散る紅葉を描いた弁当箱を観ながら、その場面のことを考えていた。

田中保善『泣き虫軍医物語』(毎日新聞社、1980)によると、田中軍医の乗る貨物船が戦地に向かう途中の海域で、戦車を積んだ船倉に魚雷が命中した。炎が弾薬をいっぱい積んだところに燃え移ったら一巻の終わりだから、思い切って海に飛び込み、船尾の渦に巻き込まれる難も逃れたものの、救命胴衣の浮力は頼りなく、溺れ死にそうであった。

藁にもすがりたいときに、郷里(鹿島市の隣の吉田村)の名入りの醤油樽が流れてきたという出来事は、作り話ではなく、現実だったのだから、本当に神秘的だ。貨物船だったのだから醤油樽があったとしても不思議ではないといえないこともないが、やはり不思議だ。

何しろ、貨物船がリエンガン湾のサンフェルナンド港を出港して、比島(フィリピン諸島)西岸を海外沿いに南下していたところだったのである。岸まで1キロくらいだった。

そんな海で、偶然も偶然、積まれていた郷里の名入りの醤油樽が敵の攻撃でバラバラにもならず、沈みもせず、また、よそへ流れて行ったりもせず、まるで飼い犬のように溺れそうな田中軍医のところに流れてきたのだが、その醤油樽はあたかも名札を自慢する小学生のように郷里の名を見せて流れ着いたのだ。田中保善『泣き虫軍医物語』(毎日新聞社、1980)より引用する。

 海岸までは一キロくらいである。海岸へ上陸しようと泳いでみたが、引き潮で海水は沖へ向かって流れていて、思うように進めない。そのうち爆発で海中に散らばったいろいろな物がわたしの周りに流れてきた。なかでも私がびっくりしたのは「佐賀県藤津郡吉田村」と墨で書かれた空の醤油樽であった。はるか故郷をはなれた南海で、しかも海に投げ出されて藁をも掴む気持ちでいる時に、故郷鹿島市の隣の吉田村と書かれた醤油樽が流れてきたのである。急に故郷に残してきた母や妻を思い出し、なんとかして助からねばと思い、その醤油樽を拾って麻縄で腰にくくり付けた。浮揚力は救命胴衣よりもずっと強い。それで、気をよくしていると、運のよい時は重なるもので、今度は大きな厚い板が流れてきた。(田中,1980,p.41)

この場面をどう描こう?

此方へ流れ来たるは、国方(くにがた=郷里)の名のある醤油樽ではござらぬか。

それとも……。

それがしへ流れ来ぬるは、国(くに=郷里)の名を記せし醤油樽にて御座候。

あるいは……。

あれに見ゆるは樽なり。(悲惨な場面だけに、逆に滑稽味を持たせて)いざいざ、此方来[こ]。やや、これは如何な事。国の名の記されし醤油樽かな。

醤油樽に意志があるのでなければ、醤油樽を操る存在がいたとしか思えないではないか。田中軍医は『泣き虫軍医物語』を上梓した10年後に著した『鹿島市史真実の記録』で、次のようにお書きになっている。

 第二次世界大戦では日本軍の敗色歴然たる時、国民兵の私にも召集令状が来た。昭和十九年七月十五日軍医として入営である。その出発前に、地元の若殿分区全員が祐徳稲荷神社に参詣して、私の武運長久の祈願祭を開いてくれた。
 私は以前より祐徳稲荷神社を研究していたので、私は私なりに神通力のある荼枳尼天の倉稲魂大神に御願いすると同時に、荼枳尼天と同等に神通力を有しておられる萬子姫の霊たる祐徳院殿瑞顔大師に御助け下さいと御願いした。母親に甘えるだだっ子のように罪深き卑怯者の私をどうか御助け下さい。私には母も妻も子供もおります。今度の戦争は敗戦で戦死するのが当り前ですが、何卒御助け下さいと御願いした。(田中,1990,p.157)

あの世の涼しき観点から眺めれば、この世の出来事は、一幕の芝居のように映るのではないだろうか。

そして、遠い異国で前世のわたしは前世の萬子媛と接点があり(共にモリヤ大師の大勢の弟子達の中にいた)、何の用事でか、まるで田中軍医の許へ流れ着いた郷里の名入りの醤油樽のように、江戸中期に死去したはずの萬子媛が、今なお神霊(高級霊)としてボランティアのために毎日清浄なあの世と不浄なこの世を往来していられる鹿島市へ流れ着いた(生まれた)のではないだろうか? いや、勿論、これはワタクシ的空想のお遊びにすぎない。萬子媛とは何らかの縁があるような感じを抱いているのは事実であるが。

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2020年10月17日 (土)

(再掲)テロ組織の原理原則となったイルミナティ思想が行き着く精神世界

105 トルストイ『戦争と平和』…⑥テロ組織の原理原則となったイルミナティ思想が行き着く精神世界
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2020/10/11/220929

「マダムNの神秘主義的エッセー」の「105」は当ブログの過去記事に加筆訂正したものです。加筆訂正が大きいので、全文以下に紹介しておきます。

エッセー  トルストイ『戦争と平和』に描かれた、フリーメーソンがイルミナティに侵食される過程

大目次 

① 映画にはない、主人公ピエールがフリーメーソンになる場面(80
② ロシア・フリーメーソンを描いたトルストイ(81
③ 18世紀のロシア思想界を魅了したバラ十字思想(82
④ フリーメーソンとなったピエールがイルミナティに染まる過程(83
⑤ イルミナティ創立者ヴァイスハウプトのこけおどしの哲学講義(104
テロ組織の原理原則となったイルミナティ思想が行き着く精神世界105

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小目次

  1. なぜイルミナティズムとマルクシズムは酷似しているのか?
  2. 唯物史観は日本には当てはまらない
  3. 『共産党宣言』に出てくる「新エルサレム」は理想郷の喩えなのか?
  4. マルクスはサタニスト(悪魔崇拝者)だったのだろうか?
  5. 転向したイルミナティの元メンバーの告発動画
  6. シオン長老の議定書と新約聖書に出てくるパリサイ派
  7. 中国共産党に改竄された教科書のヨハネ福音書

1. なぜイルミナティズムとマルクシズムは酷似しているのか?

『秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>』を読む限りでは、イルミナティの本質は無神論で、この初級編はテロの指南書というだけの存在である。

こうした要素だけで、イルミナティが現代に至るまで国際社会に隠れた影響を及ぼし続けることなどありえるだろうか?

ヴァイスハウプトの著作は25冊あるのだが、邦訳版は1冊しか出ていない。他にどのようなことが書かれているのか? それを大まかにでも知るために、イルミナティという組織についてもよくまとめられた前掲書、植田樹『ロシアを動かした秘密結社――フリーメーソンと革命家の系譜』(彩流社、2014)から引用しておきたい。

この組織は「私有財産や既成の国家と宗教の廃絶、世界統一政府、(原初の)黄金時代の復活を説いた。専制政治を廃絶し、「理性に支配される独裁的な共和政治」をめざす社会改革を唱えた。
 組織は軍隊組織のような下位の会員の上位者への絶対服従、部外者への秘密保持、会話や通信における会員同士での偽名と暗号などを義務づけ、偏狭な民族主義や愛国心を否定する国際主義を唱えていた。また「目的達成のためならあらゆる手段が正当化される」と説いていた。*1

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彼らの規律は20世紀の様々なテロの秘密結社の内部規律に取り込まれ、革命運動の組織に多大の影響を及ぼすことになる。カール・マルクスはこれを「共産主義思想を実現するための最初の革命的組織」と評した。*2

イルミナティズムとマルクシズムがそっくりであることに驚かされる。それは、カール・マルクス(Karl Marx, 1818 - 1883)の言葉からイルミナティズムの影響が窺えることからも不思議ではないのだが、なぜヴァイスハウプトとマルクスはこのような思想を抱くに至ったのだろう?

そういえば、フランクフルトの銀行家マイアー・アムシェル・ロスチャイルド(1744 - 1812)は、ヴァイスハウプトに資金を提供したといわれる。

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マイアー・アムシェル・ロスチャイルド(Mayer Amschel Rothschild,1744 - 1812)
出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)

マイアーはロスチャイルド家の基礎を築いた人物。ヴァイスハウプトは1748年の生まれで、死去したのは1830年であるから、同時代人である。

また、ロスチャイルド家はカール・マルクスにも資金提供したといわれるが、実はロスチャイルド家とマルクス家は姻戚関係にあった(マイアー・アムシェル・ロスチャイルドの三男でロンドン・ロスチャイルド家の祖ネイサン・メイアー・ロスチャイルドの妻の伯父ザロモン・ダヴィド・ベアレント・コーエンは、カール・マルクスの母方の曾祖父にあたる。*3

イルミナティズムとマルクシズムがそっくりなのは、ロスチャイルド家が資金を提供したにとどまらず、作品を依頼したからではないだろうか。

フランソワーズ・ジルー(幸田礼雅訳)『イェニー・マルクス ――「悪魔」を愛した女――』(新評論、1995)で、マルクスの妻イェニーが、マルクスの『資本論』執筆について、「あの不吉な本は、私たちの肩に悪夢のようにのしかかっています」*4と書いている。

『資本論』は大部な著作であり、イェニーは原稿の清書を手伝ったりもしていたから、このような文章となったのかもしれない。しかし、それだけで、不吉とか悪夢といった表現になるだろうか。

また、マルクスは株に手を染めていた。フランシス・ウィーン(田口俊樹訳)『カール・マルクスの生涯』(朝日新聞社、2002)によると、1864年の夏、リオン・フィリプスに書いている。

少なからず驚かれるでしょうが、アメリカの公債を買い、今は特に今年のマッシュルームのように勢いのいいイギリスの株に手を出しています(想像しうる、あるいは想像できないような、あらゆる共同資本の企業助成のために)。…(略)…時間がかかるのは事業のタイプ選びですが、敵から金を盗む危険というのは冒す値打ちのあるものです。*5

その2年前、イギリス労働者代表団とフランス労働者代表団による初めての労働者国際集会が開催されている。フリーメーソン会館で!

1862年8月5日にはロンドンのフリーメーソン会館(英語版)でイギリス労働者代表団とフランス労働者代表団による初めての労働者国際集会が開催された。*6

マルクスがイギリスの株に興じた年の秋――1864年9月28日に――、「ロンドンのセント・マーチン会館でイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、ポーランドの労働者代表が出席する集会が開催され、ロンドン労働評議会(英語版)のジョージ・オッジャー(英語版)を議長とする第一インターナショナル(国際労働者協会)の発足が決議されるに至った」*7。

そして、ロンドンにあるマルクス家で舞踏会が開かれたのも同年、10月12日。前掲書『カール・マルクスの生涯』によると、楽団も雇われ、従僕たちが飲み物のサービスを行った。

ちなみに、『イェニー・マルクス ――「悪魔」を愛した女――』によると、フリードリヒ・エンゲルス(Friedrich Engels,1820 - 1895)はプロイセン生まれの金髪の美男子で、裕福な資産家だった。
マルクス主義者は、こうした諸々の事柄を変に思わないのだろうか? 

2. 唯物史観は日本には当てはまらない

『共産党宣言』を再読して、内容の短絡的、一面的な見方や、唐突な定義づけに改めて驚かされた。

わたしは図書館から借りた光文社版で再読したが、青空文庫*8で読める。短く、高校生にも読める文章なので、マルクス主義者に騙されないためにも、一度くらいは読んでおいたほうがよい。

図書カード:No.47057 共産党宣言
https://www.aozora.gr.jp/cards/001138/card47057.html
www.aozora.gr.jp

唯物史観は、日本にはおよそ当てはまらない理屈である。

一国でもこの理屈に当てはまらない国があるとすれば、この理屈は吹き飛ぶ。なぜなら、著者達はこの偏頗な理屈が全世界的に通用するものだとの前提で『共産党宣言』を著し、これを「万国のプロレタリア、団結せよ!」という雄叫びで終えているからである。

日本には、彼らが勝手に確信する「これまでのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史であった」というような性格の階級差はなかった。

それは、聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉「和を以て貴しとなす」を見ればわかるし、いにしえからの数々の文芸作品を見ても、江戸期の識字率の高さを見ても、わかることである。

大岡敏昭『武士の絵日記 幕末の暮らしと住まいの風景』(角川文庫 - 角川書店、2015再販)の「あとがき」に、「武士も町人も寺の和尚たちも、その身分の垣根を越えて日常的に交流していた」と書かれている。

下級武士たちの生活は貧しく窮していた。だからといって心貧しいわけではない。…(略)…困っている人がいれば手を差しのべ、皆で支え合い、残り少ない有り金を叩[はた]いてその窮乏を助けたりする。また友人たちの家を訪ねるときは、ささやかな酒か肴を持参し、突然に訪問されても有り合わせの食事で歓待する。そしてまた書物に投ずるお金は惜しまず、常に幅広く文芸を究め、己の教養を高めようとする。このように貧しく窮してはいても、武士として人間としての生きる気品と誇りを失わなかったのである。…(略)…そこには利他と情の心がある。この絵日記に登場する人びとの暮らしが、毎日おおらかに生き、豊かにさえ感じるのは、そのような人への思いやりと心の豊かさがあり、人と人との和の絆があったからであろうと思う。*9

むしろ、現代日本にグローバリズムが輸入されたことによって、あちら風の冷たい格差社会が発生してきたように思われる。

3. 『共産党宣言』に出てくる「新エルサレム」は理想郷の喩えなのか?

暴力革命が起きた国々の労働者にとっても、国民の民族性、文化の中心に息づいている宗教、そして、家族こそは財産のない者にとってのかけがえのない宝(それはマルクスにとってすら、そうであった)、最後の砦ともいうべき大切なものであったのではないだろうか。

「共産主義の原理」には、ひどい誤魔化しがある。著者達は労働者にとって大切なこうしたものを消滅させるといいながら、この暴力沙汰を、それがまるで自然に、必然的に発生するものであるかのように「歴史的発展段階」と宣う。

『共産党宣言』に出てくる「新エルサレム」という言葉を理想郷(光文社版では[調和のとれた理想社会]とある)の喩えと解釈してしまうから、著者達の目眩ましに遭うのだ。

ブルジョア社会主義はこうした心地のよい観念を一個の体系ないし半体系へとまとめ上げる。彼らはプロレタリアートに対してこの体系を実現して新エルサレム[調和のとれた理想社会]へと入るよう求めるが、実際に望んでいるのはただ、プロレタリアートが現在の社会の中にとどまり続けつつ、それでいてこの社会に関する不愉快な考えは捨て去ることなのである。*10

ここでは、「新エルサレム」という言葉がプルードン批判として出てくるのだが、この言葉がプルードンとの共通認識として出てくることに注目したい。

彼らには、理想郷ないしは理想社会を新エルサレムといい換えても、何ら違和感がないのである。

これを字義通りに捉えるべきだ。その上で、「労働者」、「プロレタリアート」といったマルクス用語を「ユダヤ人」に置き換えれば、これが実にしっくり来るのである。

『共産党宣言』は、物欲が全てであるようなユダヤ人の視点から書かれた著作なのである。唯物史観は、その偏向を誤魔化すための方便として考え出されたものにすぎない。

勿論、彼らが全てのユダヤ人を代表しているはずがない。それは、日本には当てはまらない「階級闘争」を万国に当てはまると決めつけているのと同じである。


4. マルクスはサタニスト(悪魔崇拝者)だったのだろうか?

ところで、これは由々しき問題なのだが、マルクスはサタニストだったのだろうか? 

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1875年のマルクスの写真
出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)

リチャード・ワーンブランド(Richard Wurmbrand)に『マルクスとサタン(Marx & Satan)』(Crossways Books, 1986)という著作があるからである。マルクスが悪魔主義者であったという状況証拠をまとめた内容だという。まだ邦訳版は出版されていないようだが、『マルクスとサタン』を邦訳、紹介しているサイトや動画が複数ある。そのうちの一つ。

“マルクスとサタン”. ミレニアム. http://millnm.holy.jp/cgi-bin/page.cgi?url=../qanda/marxandsatan.htm, (参照 2020-10-09).

マルクスが無神論者、唯物主義者を隠れ蓑にしたサタニストだったとしたら、大変なことである。

英語版ウィキペディア*11によると、『マルクスとサタン』の著者ワームブランドは、ルーマニアの福音派キリスト教ユダヤ人の牧師。1909年に生まれ、2001年に91歳で死去した。クリスチャンになった1948年、共産主義とキリスト教は両立しないと公に述べたために、当時のルーマニアの共産主義政権による投獄と拷問を経験した。2006年、マリ・ロマーニの世論調査で、彼は最も偉大なルーマニア人の中で5番目に選ばれた。

前掲書『イェニー・マルクス ――「悪魔」を愛した女――』の原題のサブ・タイトルは「悪魔と結婚した女」だそうだ。訳者はこのタイトルを「ジルー独特のユーモアと見るべきであろう」と解釈している。

確かに、期待したような、マルクスのサタニスト的側面を暴露した内容ではなかった。それにも拘わらず、マルクスの凄まじい道楽ぶりと落ち着きのなさが全編に渡っていて、目眩がするほどだ。

ワグナーはマルクスについて、次のようにいった。

彼奴[あいつ]は美しいもの、素敵なものを愛した。美しい土地を愛し、うまい葡萄酒、上等の葉巻きを愛するのだ。どんなに金を持っても浪費してしまう。彼の行動を考えるとき、常に計算に入れなければならない係数がこれだ。*12

プロイセンのトリーアにあるカジノ・ゲゼルシャフトは、「町のあらゆる名士、官僚、富裕なブルジョアが集まるクラブとなっていた」*13。カール・マルクスの父はこのカジノのメンバーだった。

ウィキペディア「カール・マルクス」には次のような記述がある。

マルクス家は代々ユダヤ教のラビであり、1723年以降にはトリーアのラビ職を世襲していた。マルクスの祖父マイヤー・ハレヴィ・マルクスや伯父ザムエル・マルクス(ドイツ語版)もその地位にあった。父ハインリヒも元はユダヤ教徒でユダヤ名をヒルシェルといったが、彼はヴォルテールやディドロの影響を受けた自由主義者であり、1812年からはフリーメイソンの会員にもなっている。*14

『イェニー・マルクス ――「悪魔」を愛した女――』によると、ユダヤ人の出身のハインリヒは実利目的からプロテスタントに改宗したことで、弁護士や判事、弁護士会長になれたのだという。
カールは16歳で堅信の礼を受けている。

母ヘンリエッテは、オランダ出身のユダヤ教徒である。

母方のプレスボルク家は数世紀前に中欧からオランダへ移民したユダヤ人家系であり、やはり代々ラビを務めていた。…(略)…叔父は欧州最大の電機メーカーであるフィリップスの創業者の祖父リオン・フィリップス(オランダ語版)でマルクスの財政援助者でもあった。*15

マルクス夫人となったイェニーは、フォン・ヴェストファーレン男爵家の令嬢だった。*16

マルクスとは幼馴染みである。イェニーの異母兄、つまりカール・マルクスの義兄は1847年ごろのドイツの大変動期に内務大臣を務めている。

1835年、凡庸な成績で高等学校を修了した17歳のカールは、父の命令でボンに送られ、シュトッケンシュトラッセ市で一番高い部屋を借りた。ボンでは「ありとあらゆる馬鹿をやった」*17

マルクスは生涯、このような生活態度を改めることはなかった。本物の搾取も真の貧乏も知らず、浪費と乱痴気騒ぎのうちに暮らした、このような人物が著した経済理論とは何だろう?

前掲書『カール・マルクスの生涯』(朝日新聞社、2002)には次のような記述がある。

マルクスが「悪魔との約束も果たせず、肉屋のつけも払えず、意に反していつもおもちゃを悪魔に売らなければならなくなる」貧乏な手品師ハンス・レックレの話をエレナに語って聞かせはじめたのも、ちょうどこの頃だ。*18

エレナ(Jenny Julia Eleanor Marx , 1855 - 1898)は、二男四女に恵まれたマルクス夫妻の末娘。マルクスの子煩悩ぶりと最悪の情操教育の同居が印象的なエピソードである。

エレナは政治活動家となり、英国の著名なマルクス主義者エドワード・エイヴリングとの恋愛の縺れから青酸カリで服毒自殺した。前述したリチャード・ワーンブランドは『マルクスとサタン』で、この話の続きを報告している。

マルクスの伝記作家ロバート・ペインがエレナーから聞いた話によると、ロックルは、最後までいくつかのおもちゃを手元に持っていたが、悪魔と契約を結んでからは、そのすべてを手放さざるを得なくなったという。
そして、彼は次のように言う。

これらの終わりのない物語がマルクスの自伝であることに疑念の余地はない。彼は、悪魔の視点から世界を見ており、悪魔の悪意を心に抱いていた。時折、彼が悪魔の業を行っていることを自覚していたのではないか、と思えることがある。
(Payne, Robert, Marx (New York: Simon & Schuster, 1968), p. 317; cited in ibid., p. 24.)

マルクスの「ありとあらゆる馬鹿をやった」中には、キリスト教信仰から悪魔信仰への鞍替えが含まれていたのかもしれない。『マルクスとサタン』「マルクシズムの起源 4」には次のようなことが書かれている。

マルクスは、ある時、サタンに憑依され、クリスチャンであることを捨てた。
マルクスが19歳の時、父親との間に交わされた手紙の中で次のように語っている。

垂れ幕が落ち、私の至聖所はめちゃめちゃに破壊されました。私は、そこに新しい神々を据えねばなりませんでした。
(Karl Marx, letter of November 10, 1837 to his father, MEW, XXX, p. 218. cited in ibid., p.20.)

それに対して、父親は、次のように答えた。

そのとても神秘的な体験について詳しく説明しろとは言わない。私には疑わしいことだが。
(Ibid., Heinrich Marx, letter of February 10, 1838 to Karl Marx, p. 229 cited in ibid., p. 21.)

この神秘的な体験とは一体何だろう。マルクスの伝記作家はこのことについて何も語っていない。
1837年3月2日にマルクスの父親は手紙の中で息子に次のように書いた。

私の願いは、おまえが成長し、いつの日にか名声を博し、この世で豊かに暮らせるようになることである。しかし、それがすべてではない。たしかにそれは、私が長い間夢見ていたことだ。しかし、たとえおまえがこれらすべてを獲得したとしても、おまえの心が純粋さや人間らしさを失うならば、そして、悪魔がおまえの心を健全な感情から引き離すならば、私はけっして幸せを感じることはないだろう。
(Ibid., Heinrich Marx, letter of March 2, 1837 to Karl Marx, p. 203 cited in ibid., p. 21.)

『イェニー・マルクス ――「悪魔」を愛した女――』は次のように終わっている。

マルクスの真の子孫は、もちろん別のところにいる。天上から地上に降りた予言者を崇める何百万、何千万の人々、彼を単なる哲学者ではなく、この世の貧困と苦しみを根絶するべき法則を与えた科学の体現者として信仰する無数の人々こそが彼の子孫である。
 中国ではまだ、人々はマルクスのポスターを売っている。だが、幻想は死に、神話は解体した。科学的社会主義は、今世紀の最も悲劇的な欺瞞として残るであう。
 イェニー・フォン・ヴェストファーレンという愛と信念の女性は、この欺瞞の自発的なる犠牲者であった。*19

著者フランソワーズ・ジルーがマルクスに悪魔を見ていたことは疑えない。サブ・タイトルはユーモアからの命名ではない。ただ、幻想はまだ死んではいないし、神話も生き延びている。マルクスを信仰できない日本人の多くが、今まさにそれに対峙している。

神智学的観点から見れば、アルコールを含む「遊び」の依存症だったと思われるマルクスは霊媒体質だった――霊媒体質を自らつくった――可能性が高い。


5. 転向したイルミナティの元メンバーの告発動画

動乱を利用して国々の通貨発行権を制してゆき、地球規模で金融を操ることによって、New World Order(新世界秩序)を目論むユダヤ国際金融資本の問題が、かつて都市伝説とされたような陰謀論としてではなく、現実問題として語られるようになって久しい。

世界の金融を支配する構造が出来上がっているそうだ。頂点に位置するのは、ロスチャイルド家を中心とする国際金融連合である。その下に「中央銀行の中央銀行」たる国際決済銀行BIS、その下にようやく欧州中央銀行ECB、連邦準備制度理事会及び連邦準備銀行FRB、スイス銀行、また日銀など各国の中央銀行がくるという構造である。

折しも、転向したイルミナティの元メンバーの告発動画を6本視聴した。オランダのメディア「De Vrije Media」制作のインタビュー番組である。

ロナルドはオランダの起業家で、金融会社「de blije b」の創設者である。イルミナティの元メンバーと前述したが、それは日本の複数の紹介やロナルドが暗殺されたという海外の記事にもそのように紹介されているからである。

ロナルドの暗殺については、死亡したのは別人ともいわれており、真偽のほどはわからない。無事でいてほしいと願う。

次のサイトで、前述した動画(邦訳付)を視聴できる。*20

命をかけた男の言葉――
● ロナルド・バーナード氏証言映像
● シオン長老の議定書 全文
nyu-sukakusan.jimdofree.com

①元ユダヤ銀行家ロナルドバーナード氏 陰謀論は事実だった!衝撃の証言 〔日本語字幕〕
2020/03/22
保守系YouTubeニュース番組 -NEWS-
https://youtu.be/EQU2ux0kjnY

ロナルドによると、世界の金融を支配する構造――マネタリーシステム――はやはり作られており、それは完全なピラミッド構造だという。トップに属して世界全体を動かしている人々は8000~8500人。その下の階層組織BISは1930年に作られた。

ロナルドはトップに属する人々と話すところまで行き、仕事柄100パーセント内部情報に精通していた。彼はサイコパスになるためのトレーニングを受けたが、良心が戻ってきたために、そうならなかった。

Part.1、4で印象的だった箇所を引用する。

こういった人々の多くは主流派の宗教ではないんです。
カトリックやプロテスタントや、そういった宗教がありますね。
こういった人々の多くは、Luciferian(悪魔教徒)なんです。
そしてこう言うんです、
「宗教などおとぎ話だ」「神など存在しない、そんなものは現実ではない」と。
彼らにとっては、それが真実で現実なんです。
そして彼らは非物質的なものに従事するんです、彼らが呼ぶところのLucifer(悪魔)です。
私はそういったサークルにもつながりを持ちました。
私は笑うしかありませんでした。彼らはクライアントですからね。
そして、私は悪魔教会と呼ばれるところに行ったんです。

今お話しされているのはSatanisum(悪魔崇拝)ですね?

そうです、私はそういった教会に行きました、ビジターとしてね。
彼らは、裸の女と酒とそういったもので、ミサをやっていました。
驚きましたね。
こういったものは一切信じていませんでした。
こんなものが現実だとは思ってもよらなかったんです。

あなたにとっては見世物ですよね。

そうです、私の意見としては、邪悪というのは人々の内にあるものですから。
つながりがわからなかったんです。
ともあれ、私はそのサークルにゲストで入り、
裸の女やら何かを見るのは、面白い見世物でした。

楽しい人生ですね。

しかし、ある時点になると、呼ばれました。
これが今ここでお話しすることですが、
参加したんです。。。
生贄が。。。
外国でのことです。
それが限界でした。
子供です。 (Part.1より)

ロナルドは壊れ、機能停止し、ICUに収容され、自分自身を見下ろし、自分が身体の中にいないことを見た。彼らが自分のケアをしているところを見た。私立病院を転々とし、回復に一年以上かかった。

時々私は、この地球上で何がなされるべきなのか本当にわからなくなります、人々を行動に移させるには。未だに椅子に座り続けていますから。
何らかの種類の暴力的な反乱を示唆はしません。そうではなく、私はつながりを作ることをお話ししてます。団結です。
我々が本当は何者であるかを見るんです。
それこそが、本当に重要な点なんですよ。
多様性におけるワンネス(全体性、単一性)です。
これを以前にお話したか定かでないのですが、しかし、その背後にあるメタファーとしては、身体をみてください。
これ前に言いましたか?身体の小さな細胞について。
我々の身体はたくさんの細胞からなり、もちろん、深い層もあるんですが、しかし、細胞が重要なんです。
それぞれの細胞はユニークです。それぞれの機能と役割があるんですね。そして、それは他の小さな細胞と一緒に働くんです。
そして、この全体の乗り物をつくってるんです。身体全体です。
そして、我々は、この地球上にいて、人類ですね。すべての人間はユニークな細胞なんです。
そして、それが身体として機能するならば、より大きな身体として現れるんです。
なぜなら、誰もがそのユニークな能力を持つからです、その人のユニークな特性です。
それがあなたを幸せにするんですよ、たいていの場合。
しかし、こう言うかもしれません。「でも、私がこれをやったら、もう給料がもらえないわ」などと。そうですね。でも、待ってください。
我々は全体なんです。これはユートピアではないんです。「我々で」全体なんです。
しかし、我々は幻想のみを信じてるんですよ。つまり、我々は全体ではないという。なぜなら、二元論プログラムにひっかかっているからです。
しかし、勇気を得られるならば…例えば、私はいつも小さなスケールで示すのですが、1000人がいるとしますね、家をつくるのに。
すると、既にその身体が起こっているわけです。我々すべてが同じ志を、同じゴールを持ち、皆がそれぞれの能力を活かすんです。それが一つの身体として現れ、お互い完全性を満たすんです。
そして共に不可能なことを成し遂げるんです。少なくとも、それぞれは不可能と思っていたことを。(Part.4より)

Part.4で述べられている内容は、神智学と同じものだ。イルミナティに侵食されたフリーメーソン結社が本来伝えてきたのは、こうした思想ではないだろうか。

6. シオン長老の議定書と新約聖書に出てくるパリサイ派

動画の中で、ロナルドが「シオン長老の議定書」を読むようにいっている。書籍も出ているが、次のサイトで読むことができる。

シオン長老の議定書
http://www7.plala.or.jp/nsjap/zion/index.html?

著者は判明していないようだが、わたしは即座にアダム・ヴァイスハウプトの文章を連想した。

特に、フリーメーソン結社がピラミッド構造である弱点をとことん利用して情報集積、情報拡散、目眩ましの道具とする手口を赤裸々に記した「第15議定書」を読むと、ヴァイスハウプトが作成し、それが更新されているのではないかと疑いたくなる。

「序」に、新約聖書に出てくる「パリサイ派」が出てくる。

幾星霜を重ねて、パリサイ派の影響力は広がり続けたが、秘密の破壊的な集団が浸透し社会を破滅へと陥れて行く恐しい行状が気付かれたことはなかった。
 指導部としてブナイブリス最高会議を頭にいただき、すべての政府に蝟集するパリサイ派は、あらゆる国の政府を支配し、政治、経済、宗教、教育を牛耳る専政勢力となった。

この議定書はユダヤ指導者の計画の最新版に過ぎないという。1884年に政治情報を収集する任務を帯びていたロシアの一将軍の娘、ジュスティーヌ・グリンカ嬢が入手した。

ロシア警察が入手した1897年のバーゼル会議の議事録が、この議定書の内容と酷似していることが判明したらしい。

ロシア政府は、1893~4年にユダヤ人の互助組織「ブナイ・ブリス」がニューヨークで開いた会議で、ヤコブ・シフがロシア革命運動委員会代表に選ばれたことを知った。

ヤコブ・シフといえば、日露戦争のときに日本を支援したユダヤ人ではなかったか? 果たして、そうだった。

ジェイコブ・ヘンリー・シフ(英語:Jacob Henry Schiff, 1847年1月10日 - 1920年9月25日)は、ドイツ生まれのアメリカの銀行家、慈善家。…(略)…高橋是清の求めに応じて日露戦争の際には日本の戦時国債を購入した。…(略)…フランクフルトの古いユダヤ教徒の家庭に生まれる。代々ラビの家系で、父は銀行員だった。1370年からフランクフルトのゲットーで、初代マイアー・アムシェル・ロスチャイルド時代に「グリューネシルト(緑の盾)」(Haus zum Grünen Schild)と呼ばれる建物にロスチャイルド家とともに住んでいた。…(略)…シフは2億ドルの融資を通じて日本を強力に資金援助したことで、日本勝利と帝政ロシア崩壊のきっかけを作った。*21

「第2議定書」には次のような印象的な文章がある。

われわれが仕掛けたダーウィン主義、マルクス主義、ニーチエ主義が、いかに功を奏してるかに注目していただきたい。

「第7議定書」では日本に言及がある。彼らの計画にしっかり組み込まれてきたということだろうか。

新約聖書の中で、律法学者・パリサイ派とイエスは鋭く対立している。イエスは「あなたたちは悪魔である父から出た者」といっている。イエスの神と彼らの神は異なるとまでいっているのだ。イエスの言葉からすると、彼らの崇める神は、神ではなく悪魔と読める。

異邦人であるわたしにはこの言葉を比喩的にしか捉えられなかったが、あるいはイエスは、そこまでいいたくなる彼らの忌まわしい行状を知っていたのかもしれない。

ロスチャイルド家は、パリサイ派ユダヤ人の血を引いていることを誇りにしているとか。もしそうであるなら、イエスを死に追いやった人々の子孫ということになる。ユダを操ったのは、祭司長やバリサイ派の人々だからだ。

改訂1994年、中央出版社発行のフランシスコ会聖書研究所訳『新約聖書』の「ルカによる福音書」を見ると、「金を愛するファリサイ派*22の人々」の章がある。ロスチャイルド家はイエスの時代のご先祖様の頃から既に、お金が大好きだったようである。

同じくルカの「ファリサイ派の人々と律法学者を責める」の章では、イエスは彼らに対して、強欲と悪意とに満ちている、あなたがたは不幸だ、あなたがたの先祖が預言者たちを殺した、といっている。

ヴァイスハウプトもユダヤ人だったのではないだろうか。マルクスはユダヤ人だった。

7. 中国共産党に改竄された教科書のヨハネ福音書

こんなことを考えているときに、とんでもないニュースに出くわした。

“中国の教科書が聖書を書き換え 結末を「キリストが石で女性を殺した」に”. 大紀元 エポックタイムズ. 2020-09-28. https://www.epochtimes.jp/p/2020/09/62747.html, (参照 2020-10-09).

「ヨハネによる福音書」の中の有名な「姦通の女」の場面を、中国共産党が改竄したというのだ。大紀元の報道によると、中国の倫理の教科書が新約聖書の一節を改竄した。中国共産党による思想弾圧・統制の一環だという。

ヴァイスハウプトにも、マルクスにも資金援助をしたといわれるロスチャイルド。彼らに生み出された中国共産党は、とうとうイエスを人殺しにしてしまった!

フランシスコ会聖書研究所訳『新約聖書』では、律法学者とファリサイ派の人々が女を連れて来たとある。イエスを試みて訴え出る口実を得るために連れて来たのだった。

本来は、イエスの機転の利いた反応が印象的な場面なのだ。

姦通した女を律法では石打ちの刑に処するようにとモーセは律法の中でわたしたちに命じていますが、あなたはどう考えますか、と彼らはイエスに問いかける。イエスは何も答えずに、身をかがめて地面に指で何かを書き始めた。この場面を描いた、ニコラス・レーリヒの絵を思い出す。

しかし、なおもしつこく彼らが問い続けるので、イエスは身を起こしていう。あなたがたのうち罪を犯したことのない人がまずこの女に石を投げなさいと。そして、イエスは再び身をかがめ、地面に何か書いていた。

人々は年長者から一人、また一人と去っていった。そしてイエス一人と、女だけが残される。

イエスは身を起こして「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを処罰すべきとみなさなかったのか」と尋ねる。彼女は「主よ、だれも」と答え、イエスは仰せになる。「わたしもあなたを処罰すべきとはみなさない。行きなさい。そして、これからは、もう罪を犯してはいけない」

イエスの説く教えの奥深さが伝わってくる素晴らしい場面であるのに、中国の教科書ではここを真逆に改竄し、イエスはモーセの律法を遵守したことになっていて、自ら彼女を石で打ち殺したことになっているという。中共はイエスをファリサイ派の人にしてしまったのだ。

フランシスコ教皇が中共と司教任命の暫定合意をしてから、カトリックはどうなるのだろう、地下教会の信徒の運命は……と気にかかっていた。とうとう中共がこんなことまでやり出すとは……。

ロナルド・バーナードの言葉を参考にすると、国際金融資本家たちのサークルでは子供を生贄とする悪魔崇拝が行われている。

彼らはこういったことを数千年のあいだやってきたんです、世界中で。
私はかつて神学を勉強しました。
聖書にも書いてあります、こういったことがイスラエルで行われていたことが。
最初の10支族がバビロニアに連れ去られた理由というのは、
子供を使ったこういう儀式にあるんです。
子供を生贄にすることを含めてね、これが関連しているんです。 (Part.1より)

子供の虐殺、世界中で行われている闇臓器売買(「臓器を取り出される時には、その子供はまだ生きているんです」)、大規模な若い女性のレイプが行われていることをバーナードは告発している。

インタビューでのロナルドの会話には、イルミナティという呼称は出てこない。しかし、イルミナティ抜きで、この結社の誕生後に展開し始めた様々なテロ活動を考えることはできない。

ヴァイスハウプトは教会法と実践哲学の教授*23でありながら、哲学に極めて貧弱な理解力しか持っていなかった。ヴァイスハウプトのいう「〈原初の〉黄金時代」は、言葉だけのまやかしのものだとしか思えない。

前掲書『ロシアを動かした秘密結社――フリーメーソンと革命家の系譜』の中の次のような文章が印象的である。

 1930年代後半に吹き荒れたスターリンの政治粛正の嵐によって、アナーキストの神殿騎士団も様々なオカルト集団もソビエト社会から根こそぎ抹殺された。
 そしてロシアの大地に地下の秘密組織も反抗する者も存在しない全体主義の政治体制と平等主義の社会――均質で眠るように穏やかで静寂な精神世界が確立された。*24

それはまるで墓地のような精神世界であるが、要するにそれがアダム・ヴァイスハウプトのいう「〈原初の〉黄金時代」なのである。

イルミナティが神秘主義の中でも神智学を最も敵対視したということは、神智学がサタニズムとは対照的な、光明をもたらす思想ということではないだろうか。

ブラヴァツキー夫人の縁続きで、彼女の諸著作の深い研究家でもあったボリス・ド・ジルコフは「『シークレット・ドクトリン』の沿革」の中で、神智学協会について次のように述べている。

 過去に、あるいは新たに出版された著作から、又同様のことはHPBによる他の著作に関しても言えることであるが、『シークレット・ドクトリン』の主要な源泉は、集合的にはその伝達者がHPB自身であったアデプト同胞団であり、個人的にはこの同胞団に属する複数のイニシエート達であったことは明白である。そして、その方々は、伝統的に秘密とされていた知識の一部を今、我々のこの時代に明かす道を選ばれたのである。
 乗り物、あるいは器、人間が作り、故に不完全な器ではあるが、この様な真実を広く浸み渡らせるための機関が、アデプト集団の直接指導のもとに1875年創立された神智学協会である。多くの失敗や欠点をものともせず、無知や混乱に満ちたこの世界において、時代を超えるグプタ・ヴィディヤーの教えの最も優れた唱道者として、神智学運動は今もなお存続している。*25

アデプトとは「イニシエーションの段階に達し、秘教哲学という科学に精通された方を指す」*26。グプタ・ヴィディヤーとは、霊的で神聖な知識をいう。

ブラヴァツキー夫人と神智学協会は様々な誹謗中傷を受けてきたが、彼女の論文を正面切って論破した学術的な論文にわたしはまだ出合ったことがなく、そのような論文が存在するという情報に接したこともない。

 

*1:植田,2014,pp.35-36)

*2:植田,2014,p.37

*3:ウィキペディアの執筆者. “ネイサン・メイアー・ロスチャイルド”. ウィキペディア日本語版. 2020-09-24. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89&oldid=79671805, (参照 2020-10-10).

*4:ジルー,幸田訳,1995,p.159

*5:ウィーン,田口訳,2002,p.323

*6:ウィキペディアの執筆者. “カール・マルクス”. ウィキペディア日本語版. 2020-07-12. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9&oldid=78429235, (参照 2020-10-11).

*7:ウィキペディアの執筆者. “カール・マルクス”. ウィキペディア日本語版. 2020-07-12. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9&oldid=78429235, (参照 2020-10-11).

*8:マルクス カール・ハインリッヒ , エンゲルス フリードリッヒ. “共産党宣言: 図書カード:No.47057”. 青空文庫. 2015-09-29. https://www.aozora.gr.jp/cards/001138/card47057.html, (参照 2020-10-12).

*9:大岡,2015,「あとがき」p.312

*10:マルクス、エンゲルス(森田成也)『共産党宣言』(光文社、2020、pp.103-104)

*11:Wikipedia contributors. "Richard Wurmbrand." Wikipedia, The Free Encyclopedia. Wikipedia, The Free Encyclopedia, 25 Sep. 2020. Web. 9 Oct. 2020.

*12:ジルー,幸田訳,1995,p.10

*13:ジルー,幸田訳,1995,p.15

*14:ウィキペディアの執筆者. “カール・マルクス”. ウィキペディア日本語版. 2020-07-12. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9&oldid=78429235, (参照 2020-10-11).

*15:ウィキペディアの執筆者. “カール・マルクス”. ウィキペディア日本語版. 2020-07-12. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9&oldid=78429235, (参照 2020-10-11).

*16:ヨハンナ・ベルタ・ユリー・イェニー・フォン・ヴェストファーレン(Johanna Bertha Julie Jenny von Westphalen,1814 - 1881)

*17:ジルー,幸田訳,1995,p.10

*18:ウィーン,田口訳,2002,p.269

*19:ジルー,幸田訳,1995,p.228

*20:“命をかけた男の言葉 : ● ロナルド・バーナード氏証言映像 ● シオン長老の議定書 全文”. 保守系YouTubeニュース番組.https://nyu-sukakusan.jimdofree.com/%E2%91%A2%E7%95%AA%E5%A4%96%E7%B7%A8/%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E8%B3%87%E6%96%99/%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B0%8F%E3%81%AE%E8%A8%BC%E8%A8%80-%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8-%E7%89%B9%E8%A8%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88/, (参照 2020-10-07).

*21:ウィキペディアの執筆者. “ジェイコブ・シフ”. ウィキペディア日本語版. 2020-05-29. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%95&oldid=77772028, (参照 2020-10-09).

*22:パリサイ派のこと

*23:アダム・ヴァイスハウプト(芳賀和敏訳)『秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>』(KKベストセラーズ、2013、「はじめに」p.32)

*24:植田,2014,p.284

*25:ブラヴァツキー,田中 & クラーク訳,1989,『シークレット・ドクトリン』の沿革p.131

*26:H・P・ブラヴァツキー著、田中恵美子訳『神智学の鍵』神智学協会ニッポン・ロッジ、1995改版、用語解説p.14

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