カテゴリー「アバター」の47件の記事

2019年2月 7日 (木)

転職の季節

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娘の転職が決まったので、娘の好きなミートボールを作った。

新卒のとき、娘は就活に失敗。そのあと、こだわりを捨ててあちこち応募しまくっていたが、完敗。

出版社にこだわったのが敗因だと思っていたら、高校時代、大学時代の友人達もことごとく失敗していた。小泉不況の煽りを食った、就職氷河期後半の世代なのだ。

就職氷河期
日本ではバブル崩壊後の就職が困難であった時期(1993年から2005年と定義されている)を指す語。

「就職氷河期」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年1月6日 (日) 05:25 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org

娘の大学卒業年は2005年だから、就活は主にその前年の2004年。就職氷河期の終わりごろに当る。

新卒時に総合職に就けなかった場合、希望や学歴にいくらかでも見合った仕事にありつくのは至難の業。特に、地方在住の親元で暮らしながら探すとなると、希望も学歴もお荷物となる。

これはわたしの時代からそうだが、地方で女性の就職に四大出はむしろ不利なことが多く、実務的、実用的なスキルを実業高校、専門学校などで身につけた若い子にぴったりの求人なら結構ある。四大出よりは短大出のほうがまだしも分がある。

そのころのことは以下の過去記事を読めば、思い出す。記事の中で引用したシモーヌ・ヴェイユの言葉は的確に「失業」というものの本質を衝いていると思う。

2006年10月 7日 (土)
非正規雇用者の問題。わたしと子供たちのホロスコープ。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2006/10/post_2b73.html

娘は仮のつもりで就いた書店での仕事だったが、いつのまにか15年が過ぎ去った。

薄給と時間的余裕のなさが心配だったが、娘から聞かされる話は面白く、わたしも出版社、取次店、書店の各仕組や関係性、裏事情といったものに詳しくなった。

本に関することなら、娘に訊けばまず、知りたかったことにプラスして、本に関する興味深いエピソードとか、耳よりの最新情報とか、本の本当の売れ行きとかを知ることができた。

娘は意識の高い書店員だったと親のひいき目ではなく思う。ただ、豊富な知識や書物の本質を見抜く冴えた目などを十分に生かすには総合職か編集者でないと宝の持ち腐れだろうなと不憫に思っていたところ、当の娘も、書店員として、してみたい経験はし尽くした気がするといい、転職を考え始めた。

出版界全体にいえることと思うが、不安定でアバウトで突拍子もないところがあって、娘も、傍観しているわたしも、船酔いに似た気分を味わうことがままあった。その船酔いに耐えられなくなった、というところもあったのかもしれない。

あっけなく決まった転職先はメディカル関係で、不思議なことに、その仕事をそのままズバリ占星術で表現したサビアンシンボルが娘にはあって、驚いた。医療事務の資格を持っていないので駄目だと思っていたのだが、「この学歴では、今の仕事はもったいないね」と面接時にいわれたそうで、複雑な気分にさせられる言葉だったが、学歴が初めていくらか役立ったのかもしれない。

娘は、その仕事をうまくこなせるだろうか。

わたしはちょうど中共のメディカル・ジェノサイドについて調べていたところだったので、娘が勤務することになる総合病院では臓器移植が行われていないことを確認し、とりあえずホッとした。

娘は法学部出なので、実は弁護士事務所の仕事を探していた。しかし、法曹界には浄化すべきダークな問題も潜んでいるようで、求人が出ていたとしても、そこが優秀かつ良心的な日本人弁護士の経営する、経営状態のよい弁護士事務所かどうかといったことは、外からはなかなかわからない。

出ていた求人の一つをじっと見ているうちに、契約がパートに変更になったのがあって、経営状態が芳しくないのかなと思ったりした。

娘の転職を、同僚や、既に転職したり結婚したりしている元同僚達が祝福してくれた。しばらくは、書店での締め括りの仕事や新しい職場での新体験、友人達との飲み会などで、忙しいだろう。書店員をしている間に、娘には多くの友人ができた。それが何よりの書店からの贈り物かもしれない。

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2019年1月 8日 (火)

悪質な自費出版系ビジネス (3)商業出版と自費出版の違いが呑み込めていない従姉/創作予定

インターポット

新年早々、無力な自身に直面させられるいくつかの出来事があり、対処法を考えざるをえなかったのですが、それらが有効かどうかは神のみぞ知るです。

従姉の出版の件に関しては、残念ながらもう過ぎたことといってよいでしょう。聞く耳をもたなくなっている従姉に、商業出版と自費出版の違いをわかって貰うことすらできませんでした。

170万円というお金をかけたのだから、それなりのものには仕上がるのではないかとの淡い期待は残っています。ただ、そうだったとしても、別の良心的な自費出版系出版社から出すのであれば、もっと安く、美しい絵本を出せるのではないかと思わざるをえません。

本当に記念にするだけならば、アマゾンで販売する電子書籍出版とオンデマンド出版を組み合わせれば、業者に頼んでも格安で出版することができるでしょうし、アマゾンのサービスが続く限りは在庫切れの心配もないはず。

わたしは萬子媛の小説が仕上がれば電子書籍にするのは勿論ですが、それに業者に頼んでオンデマンド出版を組み合わせるか、印刷屋さんに頼んで簡易製本して貰うかで迷っています。まだちゃんと調べていないので、今後考えが変わるかもしれません。仮に拾った宝籤に当ったとしても自費出版はしません。

自費出版で売れる冊数は、自分宛てに来る年賀状の枚数と同じくらいと思えばいいといわれます。

従姉の誤算は、わたしの見るところ前述したように、商業出版と自費出版の違いがわかっていないという点に原因がありそうですが、この二つの違いを意図的に混同させるやり口が悪質といわれるゆえんなのですね。

170万円は、知恵袋の相談などで見ると、あの出版社の提案としては決して高くはありません。300万円というのもありました。百万以上も出せばVIP待遇を受けられると期待する人がいるかもしれませんが、それはないのです。

自費出版の場合は、客がお金を支払えばその時点で出版社には利益が出ますが、商業出版の場合は出版社が売らなければ利益が出ないので、出版社はいろいろと頑張るわけです。

自費出版をあたかも商業出版であるかのように思わせるやり口は詐欺、洗脳に等しいと思います。

二つの違いを詳しく知りたければ、ググってみてください。いくらでも出てくるので。あの出版社のトラブルに関しても、いくらでも出てくるのです。どれだけ悪質か、わかるというものです。

子供のころから大好きな従姉……まるで自分がだまされ、虎の子を持っていかれたような悔しさがあり、発狂しそうな怒りで何だか爆発しそう(あくまでイメージ)だったので、その気持ちをビンゴにぶつけたら、コイコイ初日の出、コイコイダイヤモンド冨士がとれました。

まだキラポチお休み中で、すみません。ビンゴしなければ、不思議なことにどんどんビンゴ券が溜まるんですね。

萬子媛ノートを神秘主義エッセーブログにアップしなくてはなりません。その前に夢に関すること(ユング心理学に関する疑問)、トルストイ『戦争と平和』に関するエッセーの続きも書きたいです。

『戦争と平和』に関するエッセーの続きが延び延びになっているのは、イルミナティの創立者ヴァイスハウプトの著作が新しく出ないかと思い待っていたからです。出なければ、まとめてしまうしかありません。

了然尼の伝承に関する論考を収録した『森銑三著作集 第9巻』(中央公論社、1971)をそろそろ図書館に返さなくてはならないので、了然尼についてもメモしておかなくては。

この有名な尼僧は、美貌のあまり入門を断られたため、自らの顔を焼いて入門の許可を得たということで有名です。黄檗宗の尼僧だったということから、興味が湧いたのですが、ひじょうに知的で行動的、多くのことを行っているという点で新たな興味が湧きました。

萬子媛……寛永二年(1625年)- 宝永二年閏四月十日(1705年6月1日)

了然尼……正保三年(1646年)- 正徳元年九月十八日(1711年10月29日)

二人は生没年が比較的近いので、江戸中期の女性の社会進出や黄檗宗のことを知る上で参考になります。

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2018年12月18日 (火)

キラポチ、お休みさせていただいています

インターポット

マダムNさんの庭を見に行く

10月からキラポチお休みさせていただいています。毎日来てくださる方々もあって、申し訳ありません。

萬子媛をモデルとした歴史小説第二稿が軌道に乗らないと、再開は無理なのですが、庭のお手入れとお題のビンゴだけしていると、ビンゴ券があっという間に1,000枚超えてしまいました。

2,000枚超えた時点で、思いっきり使いたくなりました。これまでは200枚あったらいいほうで、0枚になることも珍しくなく、ランキングにチャレンジしないと、以前と比べて当りにくくなった状況下、ほしいアイテムをゲットできなくなっていました。

ほしくてたまらなかった「コイコイはやぶさ」をゲットするときは苦労しましたっけ。

2018年9月18日 (火)
「コイコイはやぶさ」をゲット(インターポット)。ある私的自覚。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2018/09/post-f149.html

ビンゴで狙ったアイテムをゲットするには時間がかかるので、ほしいアイテムがでてきたらと思っていました。ところが、昨日たまたま、お題をクリアするときに「コイコイ積み木ジェットコースター」が1個当ったのです。

それでもう1個チャレンジすることにし、ついでに凱旋門にもチャレンジ。もう1個「コイコイ積み木ジェットコースター」をゲットするのには我慢の子でチャレンジを続けるのみでした。5個とか7個とかが必要なアイテムを完成させていらっゃる方がありますが、凄いなあと思います。

そして、凱旋門ではなく、エッフェル塔のほうが当りましたが、飾ってみると、「コイコイエッフェル塔 Xmas」も綺麗で、満足です。この2つのチャレンジで600枚ほどがあっという間に消えました。時間もね。

年末は慌ただしくて嫌いです。年賀状をもう書き始めなくては。

皆様もお忙しいでしょうが、ご自愛くださいね。

インターポット

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2018年10月18日 (木)

息子からiPad貰いました。新しく作った神秘主義エッセーの目次。アバ嬢の綱渡り(お休み中ですが)。

チェコに一週間出張していた息子が、プラハで買ったチョコレート、コーヒー豆、マグカップを送ってくれました。

一緒に iPad を、「誰か使ってくれれば」といって送ってくれたので、今日はほぼそれに夢中でした。

娘がアップルの iPhone を使っているので、設定には慣れていました。娘はスマホがあるからといって、わたしたち夫婦に渡してくれました。

好奇心旺盛だけど飽きやすい夫がまずあれこれ調べたり、動画を視聴したりして、飽きたころにわたしのところへ。

わたしは自分のブログが iPhoneではどんな風に見えるか、時々娘から借りて見え具合を確認したりしていたのですが、同じことが iPadでできるので、便利です。画像が鮮明に見え、動画も視聴しやすいことが何かわくわく感を誘います。

iPad という別の媒体で見たせいか、自分のブログを客観的に見ることができ、目次機能のある「はてなブログ」で作ったブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」にはやはり目次を作ったほうがいいなと思いました。

本ですと、ばらぱらめくって先のほうに何が書かれているのか、簡単に確認できますが、ブログを閲覧してくださる方々は、はじめのほうを閲覧して面白くなければ、先――ページの下――のほうに何が書かれているのかわからないまま――知ろうとしないまま――出て行ってしまわれることが多いのではないかと思います。

目次があると、全体に何が書かれているのか、おおよその見当をつけていただくことができます。

その「はてなブログ」の機能で、「https」化(暗号化通信)設定を有効にして安心していたのですが、目次作りのついでに早い時期に書いた記事を確認すると、画像のアドレスが結構「http」のままだったりしました。まだ全部の画像を「https」化できてはいないのですが、これもやらなくてはなりません。

過去記事に書いたように、人名インデックスも作る必要を覚えていますが、こうしたことばかりやっていると、また萬子媛の歴史小説が放置状態になりかねないので、そこそこにして、ゆっくり改善していこうと考えています。

iPad で当ブログのいつもの編集画面にアクセスし、新規投稿しようとしたら、HTML でしか書けず、面倒だったのでやめました。

前掲はてなブログで、目次をつけたのは以下の記事です。

15 最愛の子にブッダと呼ばれたガブリエラ・ミストラル――その豊潤な詩また 神智学との関わりについて
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2015/08/29/191929

目次

  • 大人の世界を開示してくれたミストラル
  • ミストラルの詩の核にある、高度に洗練された哲学性
  • 神智学の会に入会した23歳のミストラル
  • 異母弟とも実子ともいわれるジンジン、その死
  • 「母たちのうた」「別れ」

20 バルザックと神秘主義と現代
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2015/09/02/225128

目次

  • 神秘主義の芳香を放つ、バルザックの「谷間の百合」
  • ブラヴァツキーに結実した神秘主義の流れ
  • 史的唯物論を基本的原理とするマルクス
  • マルクス主義の鬼子に冒される日本文学

22 グレイ 著『ペンギン評伝双書 シモーヌ・ヴェイユ 』を読了後に
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2015/09/08/181833

目次

  • 財力に飽かして過保護の限りを尽くしたシモーヌの両親
  • シモーヌと両親の別れ、兄アンドレと両親の確執
  • 聖女に祭り上げられたシモーヌ
  • 神秘を意味する言葉がない神秘主義
  • シモーヌ・ヴェイユ研究の偏り
  • わたしのシモーヌ体験

49 絵画に見る様々なマグダラのマリア
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/05/05/025512

目次

  • 絵画によるマグダラのマリアの競演
  • 東方教会が伝える、誇り高く行動的なマグダラのマリア(主の復活の第一証人、方々へ伝道、ローマ第二代皇帝にイエスの冤罪を直訴)
  • イエスが結婚していたとする説
  • イエスの愛しておられた者とは誰か?(横になって食事するローマ式だった最後の晩餐)

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萬子媛の小説をいくらかでも進めるためにインターポットをお休み中です。前にランキングでいただいた「お世話ストーン」を設置しているので、楽です。

ビンゴは、新しいアイテムが登場したとき、チャレンジすることがありますが、1~3回程度しかしないので、ビンゴ券がどんどん貯まります。しないと貯まるって、本当ですね。

それでも、たまたま「コイコイ綱渡り」が当たったので、設置しました。執着がなくなると、当たるのかしらね。

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2018年9月18日 (火)

「コイコイはやぶさ」をゲット(インターポット)。ある私的自覚。

ビンゴルームに宇宙シリーズが現われてから、「コイコイはやぶさ」が出るのを待ち望んでいました。世界で初めてサンプルリターンに成功した小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡的な地球帰還物語をテレビで視聴して以来、はやぶさのファンなのです。

「コイコイはやぶさ」が登場してからは何度もチャレンジし、ビンゴ券がどんどん減っていきました。

病院や体調不良などもあり、キラポチがおろそかになり(申し訳ありません)、その結果としてみのる木の実の数も少なく、「コイコイはやぶさ」をゲットするには、ランキングにチャレンジしてビンゴ券、死神退治の杖5コ、変化の杖10コを貰うしかないと思いました。

ランキングにチャレンジを始めたのが遅かったこともあって、上位アイテムは無理。せめて死神退治の杖はほしいと思い、昨日は家事以外の時間をビンゴに費やしました。その結果またキラポチがおろそかに(重ねてお詫び申し上げます)。

ところが、ビンゴ券200枚貰っても、死神続出で、報酬「死神退治の杖 5コ」まで行き着けません。

沢山持っていて増やす必要のない「おでかけの草笛」ですが、それが唯一ビンゴ券1枚でチャレンジできるので(他のは2枚必要)、ひたすらそればかり続けてポイントを稼ぎました。

しかし、「お尋ね者ポスター 1コ」を貰った後、「スコア 14698 pt」で――深夜――力尽きました。

「死神退治の杖 5コ」貰うには15000 pt必要です。302ポイント足りませんでした。ランキングの順位は113位でした。ビンゴ券2枚、死神の杖1コが、この時点での全財産でした。

18日の朝9時29分までには時間があったので、達成イベントの「みんなでウエスタンシート7000ゲットする」が達成すれば、ビンゴ券20枚貰えるので、まだ可能性はあると思いました。朝になっても達成はまだでしたが、期待しながら朝の家事に励みました。

ついに、時間切れになりました(9時45分の達成でした)。

その後、前掲の「みんなで…‥」の20枚を貰い、それを使ってビンゴ券を少し稼ぎ、はやぶさにチャレンジ。あと7日ありますが、はやぶさは無理かもしれないと思い、半ば諦めて夫とおしゃべりしながら気楽にビンゴ。

おしゃべりに夢中になってふと見ると、何とビンゴと死神が同時に出現しているではありませんか。しかも、表示されているビンゴ商品はまぎれもない「コイコイはやぶさ」。

迷わず死神の杖を使い、めでたくゲット。ああ死神の杖を昨日のうちに使ってしまわなくてよかった……と思いました。たった1本しかない死神の杖を使ってでも、ランキングポイントを増やしたい瞬間が何度あったことか。

実は、インターポットを始めてから一番ほしいと思ったアイテムは、はやぶさでした。キラするときにはやぶさに出合うと、見とれました。

萬子媛の小説は、藩日記を読んだことで新たに判明したことなどあって、ストーリーの見直しから始めなくてはなりません。その藩日記ノートも、もう少し書いておきたいことがあります。

インターポットのはやぶさを見ると、胸が熱くなります。励みになりそう。

はやぶさは小惑星イトカワのサンプルを採集した後、重大なトラブルの発生により地球への帰還が絶望視されましたが、奇跡的ともいえるサンプルリターンに成功し、役目を果たしたはやぶさの本体は大気中で燃えて失われました。

庭の写真にはガーガーちゃんが写り込んでいますが、はやぶさの向かって右下にイトカワ、前方に天王星が写っています。

わたしははやぶさの爪の垢(?)を飲みたい。ここからはインターポットの話題から離れます。

近代神智学運動の母ブラヴァツキー夫人の周囲には、能力の高い低いの違いはあったでしょうが、神秘主義的能力に目覚めた人々がかなりいたようです。

その当時、わたしがそれらの人々の中に混じっていたとしたとしたら、今感じている疎外感や欠乏感、違和感に悩まされることも、蔑視されることもなかったでしょう。

彼らは、ブラヴァツキーの論文を部分的にでも自分で検証することができたからこそ、ブラヴァツキーの論文の正当性が骨身に滲みてわかり、その福音的価値を確信できたのだと思うのです。

神秘主義的感性は誰にでも存在するもので、それが曇りなく発揮されるかそうでないかの違いがあるだけだと思いますが、わたしの感性はブラヴァツキーのような清澄な人々と曇っている人々との中間域にあると感じています。

主にその中間域にあって迷いや悩みを抱えている人々とブラヴァツキーのような優れた人々によって著された書物との間の架け橋をつくりたいと思い、稚拙ながらこれまで当ブログや「マダムNの神秘主義的エッセー」などで語りかけてきました。

これからも、命のある限り、そうしていけたらと考えています。

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2018年7月31日 (火)

ヨットを走らせる、よみくん(アバター&インターポット)。今日中に済ませたいメモの整理。

お友だちのよみくんとうちのアバター2人が各人気持ちよさそうにしていたので、思わず写真に撮りました。下のほうにちらっと見えている青い人物はというと……

魔法のランプから出てきた魔人です。

ところで、萬子媛をモデルとした歴史小説の第二稿が遅れています。まだメモの整理もついていない段階で、予定通りに明日から小説を書き出すのは無理です。

今日は休日の夫がペペロンチーノを夕食に作ってくれるというので、その整理をやってしまわなければ。夫に任せきりというわけにはいかないでしょうが、助かります。では、では。今日中に整理がつきますように(わたしのいう「今日」とは明日の朝6時までをいいます)。

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2018年7月 1日 (日)

サッカーが好きなお友だちのよみくん(アバター&インターポット)

インターポット

マダムNさんの庭を見に行く

お友だちのよみくんが毎日遊びに来てくれるようになりました。

インターポット

マダムNさんの庭を見に行く

ちょっとわかりにくいですが、うちのサブアバ、リンドグレーンとよみくんが並んでビーナスになっているところです。

インターポット

マダムNさんの庭を見に行く

ワールドカップに刺激されるのか、よみくんはここ数日うちの庭でしきりにサッカーをしています。

今日、写真を撮るのに成功しました。わかりにくいですが、噴水のあたりにサッカーボールが見えます。このあと、ボールはゴールに鋭く跳び込みました。サブアバのリンドグレーンが空飛ぶメアリー傘で、宙に浮かんでいます。

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2018年4月29日 (日)

焼きティラミス(シーキューブ)。アントワネットドレス(アバター)。進んだヤコブ・ベーメの読書。

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送っていただいた「シーキューブ」のお菓子。両端の「焼きティラミス」が抜群に美味しいです。小皿の中のものは手前のクッキーです。

クッキーのお味がアンリ・シャンパンティエのものに似ているなあと思い、ググってみたところ、同じシュゼット・グループに属しているのだと知りました。

シュゼットグループ
http://www.suzette.co.jp/

マダムN

どうせボーソーネコが出てきてだめだろうと思いつつアントワネットドレスにチャレンジしてみたところ、どうやらアバターが着てみたかったようで、手持ちクロワッサン、アントワネット帽子、アントワネットドレスの順に難なくとれました。

アントワネットがパンを求める庶民の窮状の意味がわからずに「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」といったとされますが、実際にはこれはアントワネットの言葉ではないそうですね。

ビンゴは全くだめです。一番ほしいコイコイベネチア運河どころか、どれもこれもとれません。

でも、あっけなくだめになるお陰で、神秘家、錬金術師として有名なヤコブ・ベーメの読書が進みました。昔読んだときはちんぷんかんぷんだったのに、神智学を勉強してきた効果で、何が書かれているのかぐらいは察しがつくようになりました。

錬金術には三つの異なる面――宇宙的、人間的、俗世的面――があるとされており、ベーメはこの三つの面を重ねて書いています。具体的に読み取ろうとすると、あまりにも難解です。天文学や化学の知識があると、もう少し読めるようになるのでしょうか。

詩のように美しく、謎のように難解なベーメの文章……病気治療に関するものが多く含まれるので、そうしたところにも興味が湧きますけれど。

連休中に(我が家は連休とは無関係に回っていますが)、トルストイ『戦争と平和』についてのエッセーを書き終えて、明けたら萬子媛の小説に戻る予定。ベーメに夢中で中断していた数学のお勉強も、進めますかね。

次の記事で、メモをアップします。

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2018年3月28日 (水)

森友問題より、年金機構が500万人もの個人情報を中国の業者に渡した問題

3月27日の午前に参議院予算委員会、午後に衆議院予算委員会で、佐川前国税庁長官に対する証人喚問が行われました。

その結果は、NHKが次のようにまとめています。

参院では、

財務省の決裁文書の改ざん問題をめぐり、佐川前国税庁長官は、参議院予算委員会での証人喚問で、改ざんや森友学園との取り引きに、安倍総理大臣や夫人の昭恵氏、それに総理大臣官邸関係者の指示はなかったと証言しました。
NHK NEWS WEB(3月27日 11時58分)<https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011380261000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001>

衆院では、

財務省の決裁文書の改ざん問題をめぐり、佐川前国税庁長官は、衆議院予算委員会での証人喚問で、去年2月に安倍総理大臣が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と答弁したことを受け、財務省内や総理大臣官邸との間で対応を協議したことはなかったと証言しました。また、佐川氏は、改ざんや森友学園との取り引きへの安倍総理大臣や昭恵氏の関与を重ねて否定しました。
NHK NEWS WEB(3月27日 11時58分)<https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011381181000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001>

証人喚問では嘘をつくと、偽証罪に問われるそうです。そのような場での佐川氏の証言であるにも拘わらず、野党はなぜか「疑惑は深まった」だの、「火に油を注いだ」だのと、大騒ぎ。

質問の仕方も、声を荒げて、詰め寄らんばかりで、下品そのもの。もう、国会議員とも思えない野蛮人にしか見えませんでした。

自分たちの望む証言を得るまでは、どこまでも追及するつもりのようですが、まともな国民であれば、野党の検察ごっこにはうんざりしているはずです。

あんな証人喚問には、三権分立が侵される危険性さえ感じます。ネット上には、佐川氏の証人喚問の様子を人民裁判、魔女裁判、吊るし上げと憤る声が渦巻いています。

もう1年以上も森友問題を引き延ばした彼らは、まだ物足りないようです。確たる証拠もないのに、証人喚問に新たな餌食を送り込むつもりでいます。これが、魔女裁判でなくてなんですか? 彼らが大好きなはずの人権という言葉は、彼らのためにしか存在しないのでしょうか。

日米貿易摩擦、北朝鮮・中国の脅威に対する国防問題などが喫緊の課題として立ちはだかる状況下で、森友学園への国有地払下げ問題以上に、中国資本によるわが国の水源地、自衛隊基地周辺の土地の買占めが進行している問題のほうがより重要に思えます。

また文書改竄問題で騒ぐのであれば、当然以下のニュースにも大騒ぎしなければおかしいですよね。同じ文書管理に関する問題です。

……日本年金機構からデータ入力業務を委託された東京都内の情報処理会社が契約に違反し、最大で約500万人分の個人情報を中国の業者に渡して入力業務を再委託していたことが厚生労働省への取材でわかった。……
読売新聞(3月19日 21時55分)<https://news.yahoo.co.jp/pickup/6275975>

中国に、日本人の個人情報が500万人分も流出した可能性があるわけで、ぞっとさせられる話ではありませんか。

中国――で、思い出しましたが、行橋市市会議員小坪慎也氏のサイトで、小坪氏が「ウイグル人・チベット人など、また法輪功など『CHINAが弾圧』する”無実の囚人”らが生きたまま臓器を摘出されている」問題に果敢に取り組んでいらっしゃるという「いま、まさに選挙中」の丸山ひろあき氏について、お書きになっているのを読みました。

【地方議員烈伝⑨】ウィグル・チベット、法輪功らへの臓器狩りを許さない【CHINAと戦う丸山ひろあき】
https://samurai20.jp/2018/03/maruyama-2/

法輪功の人々が恐ろしい目に遭わされていることを知ったのは、3年ほど前になります。そのときから、そのことを忘れたことはありません。当ブログに2本の過去記事がありますが、拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」にエッセーとして収録しています。 

48 失われたと思っていた中国五千年の芳香
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/04/29/075132

以下は魔女裁判について神秘主義的観点から書いたエッセーです。

39 魔女裁判の抑止力となった、暗黒の時代の神秘主義者たち
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2015/12/17/064216

まとまりの悪い記事でよろしければ、以下にどうぞ。

2015年6月11日 (木)
失われたと思っていた中国五千年の芳香 ①弾圧される人々
https://elder.tea-nifty.com/blog/2015/06/post-c356.html

2015年6月13日 (土)
失われたと思っていた中国五千年の芳香 ②ジェノサイドを見て見ぬふりをするしかない日本
https://elder.tea-nifty.com/blog/2015/06/post-4872.html

インターポットで、「コイコイ万里の長城」と「水陸観光バス」をゲットしました。万里の長城を歩くリンドグレーン、バスに乗っているアバ令嬢をパチリと撮りました。

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2018年3月22日 (木)

かわゆい(蝶になったアバ嬢)。幼馴染のこと(その1)

蝶の衣装をつけて、フワフワ春の大気の中を漂うアバ嬢。後ろ姿が何ともいえない可愛らしさです。リンドグレーン(サブアバのことはこちら)にはタンポポの茎を持たせて、一緒に漂えるようにしました。ホント、2人で楽しそう。

「春の小川シート」から「台湾石畳シート」に換えたら、2人とも全く飛ばなくなってしまいました。どうしたんだろう、厭きたのかしらと思いましたが、全く飛ばないのは変なので、シートのせいかもしれないと思い、新しくゲットした「桜の園シート」に換えたところ、再び飛ぶようになってくれ、安堵。

「コイコイアムステルダム中央駅」の二つの窓から、外を眺めている2人。息子はアムステルダム中央駅に行ったことがあるのではないかと思い、実際はどんなだろうと思ってウィキペディアを見てみました。田圃の中に存在するなんてことはありません~。

ここ数年、昔の友人がぼろぼろになって、助けを求めている風に接近してくることが珍しくなくなりました。そんな年齢域なのでしょうかね。こんなブログをしているせいかもしれません。

ぼろぼろとは、精神的にぼろぼろという意味です。経済的に困窮している人はいず、むしろわたしが一番倹約生活を送っている部類でしょう。経済的に恵まれて皆、心ゆたかに暮らしているかと思っていたのに、ナンタルチアです。

まあ、経済的に助けを求められてもわたしには何もできないので、それだけでも幸いというべきですが、友人といっても、本当に親しく友人づきあいを続けてきた人ではなく、年賀状すら来たり来なかったりだった――といったレベルの友人の場合、どこまで関わるべきか、判断に迷うことがあります。

社交辞令的に話を聴くだけ、という程度のことではすまない場合が多いからです。もう、こちらの能力を超えたお相手は絶対にしないことに決めました。

先日連絡があったのは、そんな友人達の一人ではなく、幼馴染みからでした。精神的にぼろぼろ、というところが共通していました。彼女のお母様と電話でお話ししたのは3年前。

2015年4月15日 (水)
幼馴染みから、30年ぶりの電話あり。久しぶりに動画で観た安奈淳(追記あり)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2015/04/30-52b1.html

神秘主義者のわたしは、たまに死者が別れの挨拶にお見えになることに気づくことがあります。

2010年8月14日 (土)
お盆にリバイバル - 『死者の行動について、ちょっとだけ』(06.8.12)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/08/--06812-65cd.html

でも、彼女のお母様が亡くなったことは全くわかりませんでした。ただ、彼女と彼女のお母様のことが何となく気にかかり、昔のことをなつかしく思い出していた一日があったのですね。聞けば、亡くなったころのことでした。

結論すらいえば、彼女の手術の付き添い――立ち会い――をすることになりそうです。

手術を受ける場合は大抵、連帯保証人、身元引受人の他に、手術に付き添う人が必要です。全部を一人で兼ねる場合もあるでしょうが、わたしにできるのは付き添いだけです。

本来は身内が付き添うものでしょうし(手術中に何あって判断を求められたとしても、他人のわたしがその判断をするというのでいいのだろうかと思いますね)、博多まで特急電車で2時間はかかる距離ということもあって、他に適当な人がいないか話し合いましたが、彼女が病院に尋ねて友人でもOKということであれば、わたしが付き添うことになるでしょう。

精密検査がこれからなので、すぐにというわけではありませんが、待機状態です。

母親は亡くなるわ(最期はホスピスに入れたとか)、色々なことが起きるわで、大変だったようです。その全てをほぼ一人で処理した――従姉に当る高齢の女性がいくらか手伝ってくれたとか――と思ったら、今度は自分が癌宣告を受けることになったそうです。

彼女は、自分が死んでも誰も悲しんでくれる人などいないし、一度は死ななければならないのなら今そうする、緩和ケアのみで引き受けてくれる病院も見つけてある、などといいます。

精密検査も受けないうちからそれは速すぎる判断だと思いましたし、本当にそうするつもりであれば、わたしに連絡などせず、さっさとそうする人ですから、彼女の言葉をわたしは本気には受けとりませんでした。

困ってもこれまでは決して助けを求めて来なかった、本来は怖がりで痛がりで寂しがり屋の幼馴染みからの、正真正銘のSOSと受け止めざるをえません。

生まれた時間を聞いてホロースコープを作ってみると、木星の域ではさぞ大変だっただろうことが想像できました(その時期に大変だったのは当たっているとか)。

が、今後は前途洋々とホロは語っていたので、「素人芸で、参考にならないかもれないけれど」といって、その話をしたら、彼女は半信半疑でした。「まあ、見てなさい、そのうちわかるから。人生は下りっぱなしということはないはず」とわたしはいいました。ちなみに、わたしの人生もこれからだと思っています。

萬子媛の小説に入ろうとすると、それを阻むかのように何やかや起きてくるのが不思議です。そうしたことに囚われすぎないで、いくらかずつでも進めようと思います。専門家に問い合わせるための手紙を書きかけたところでした。

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