カテゴリー「電子書籍」の441件の記事

2022年5月 6日 (金)

『卑弥呼をめぐる私的考察』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

『卑弥呼をめぐる私的考察(Collected Essays, Volume 3)』(ASIN:B00JFHMV38)を4月3日ごろ、お買い上げいただきました。ありがどうございます! 10冊目のお買い上げでした。

以下はアマゾン・キンドルストアの著者ページです。拙電子著書一覧を御覧いただけます。

Amazon.co.jp: 直塚万季: 作品一覧、著書略歴
https://amzn.to/2XlMha2

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2022年1月 6日 (木)

Kindle版『直塚万季 幻想短篇集(1)』をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

Kindle版純文学小説『直塚万季 幻想短篇集1』を1月4日、KENPC(Kindle Edition Normalized Pages)でお読みいただき、ありがとうございます! KENPCでお読みいただいたのは今回で3回目でした。2冊お買い上げいただいています。

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2021年10月28日 (木)

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち)』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)を10月22日ごろ、お買い上げいただき、ありがとうございます! 

アメリカでのお買い上げは37冊目でした。『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、90冊お買い上げいただいたことになります。

  • イギリス……3冊
  • オーストラリア……2冊
  • ブラジル……1冊
  • カナダ……3冊
  • 日本……36冊
  • アメリカ……37冊
  • ドイツ……4冊
  • メキシコ……1冊
  • イタリア……1冊
  • フランス……2冊

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2021年10月22日 (金)

【23日に加筆修正、追記あり】夢にまで見た紙書籍(ペーパーバック)出版がAmazonで可能に! 過去記事のシュールな神智学問答に関して。ドライアイスで生き延びた(?)一夜干し。ナイノーって?

夢にまで見た紙書籍(ペーパーバック)の出版がどうやら、ようやく日本でも解禁となったようです。Kindleからのお知らせがなぜか迷惑メールに入っていたため、今まで気づきませんでした。

電子書籍だけでなく、マンガを含む、すべてのジャンルの紙書籍(ペーパーバック)も、無料で出版いただけます」とあるので、このサービスも電子書籍と同じように無料で利用できるようです。

ただし、「Amazon で販売されたすべての紙書籍(ペーパーバック)に対して、60% のロイヤリティを獲得いただけます。なお、印刷にかかるコストは、ロイヤリティから差し引かれます」とのことなので、値段は高めに設定せざるをえないでしょう。

となると、買うのは自分だけかもしれませんが、図書館に置いて貰うことができますし、ちょっとしたプレゼントにすることもできます。新作能の台本を紙書籍にすることも可能となります!

紙の書籍の出版方法をわかりやすく解説してくださっているサイトがありました。

結構大変そう。これは来年の課題としたいと思います。できれば、来年早々にでも紙の書籍の出版に漕ぎ着きたいところですが、新作能の執筆があるので、これが一段落付くまでは作業に入るのは無理かな。

紙書籍となると、電子書籍の作成時に採用していた作品ごとに一冊に……というのではなく、単行本として成立する頁数を念頭に、編集作業からやり直す必要がありそうです。

Kindle管理画面の本棚にはこれまでに出版したKindle本が並んでいます。それをざっと見たところでは、最初の紙書籍は児童小説『田中さんちにやってきたぺガサス』になりそう。

この作品は、頁数的にも内容的にも、これのみ一冊の紙書籍として成立すると思います。ただ表紙がこれじゃまずいでしょうね。新しくエッセー集も出したいなあ。勿論、電子書籍と紙書籍で。

こうなると、賞の応募にはよくよく注意が必要ですよ。本を出したいから、文学賞に応募するという人も少なくないと思われます。出したが最後、著作者人格権まで持って行ってしまうような怖い賞もありますのでね。

2017年12月27日 (水)
ホラーさながらの文学コンクール
https://elder.tea-nifty.com/blog/2017/12/post-c242.html

話題は変わりますが、以下の過去記事で、ヨギぐまさんとのツイッターでのやりとりを記事にしました。

2021年8月 2日 (月)
ヨギぐまさんとのシュールな神智学問答(あくまで個人的なやりとりです)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/08/post-b7a54e.html

なぜ記事にしたかというと、神智学協会の会員同士によるツイッターでのやりとりに、ニューエイジ現象との関連が見出せたことからです。

ブラヴァツキー夫人は「ニューエイジの祖」といわれるほど人口に膾炙している巨大な存在ですけれど、夫人の文章以上に、それに尾鰭をつけたり内容を改変したりしている人々の説のほうが多く出回り、彼らの自説がブラヴァツキー夫人の説と混同されている状況をわたしは憂えてきました。

この問題は、軽く済ませられるものではないと個人的には考えています。

ツイートでお約束してくださったように、ヨギぐまさんは神智学協会ニッポンロッジ会報誌 vol.56 で七つの光線について紹介してくださっています。よく整理された、わかりやすい紹介でした。

会報誌ですので、内容をそのまま紹介するわけにはいきませんが、ツイートの内容に関わる部分について結論めいたことは追記として書いておきたいと考えています。すぐには追記のための時間がとれないかもしれませんが。

故田中会長が2回に分けて竜王会の会報誌にお書きになった「七光線について」の記事も確認しましたので、それについても書ける範囲内で追記に含めます。

勿論、この追記もあくまでわたしの個人的な考えによるものです。

また話題が変わりますが、使い込んだ冷蔵庫が壊れて新調するはめになり、そのことに追われた数日間でした。

16日の土曜日に、16年前の7月14日に購入したシャープの冷蔵庫が壊れました。

ここ数年、酷暑続きである上に――だからこそというべきか――365Lの冷蔵庫には大抵食材がパンパンに詰まっている状態でした。

そろそろ買い替え時かな、と思うようになったのは今年の夏で、静かとはいえなかった冷蔵庫の機械音が一層大きくなったことからでした。アイスクリームがゆるい……と思ったことが何度かありました。

それでも何とか猛暑を乗り切り、まだあと1年くらいはいけるかも……と思わせてくれた頼もしい冷蔵庫でした。

それが、どうしたことか突然……。深夜、冷蔵庫を開けると、電気がつきませんでした。全く作動していませんでした。コンセント、ブレーカーなどあれこれ確認しましたが、どうもアウトっぽいのでした。

翌朝、電器店に電話して事情を話すと、仮に修理を頼んだところで、メーカーにはもう部品はないと思うとのことでした。やはり買い替えるしかないんだ、と最終宣告(?)が下った思いでした。

365Lの冷蔵庫を使ってきたのだけれど、それくらいは入る冷蔵庫ではどんなメーカーの商品が置いてあるのか、価格帯、配達にかかる日数――購入の段階でしかわからないとのことでした――など尋ね、深夜勤務の夫が帰宅したら、休日だった娘も一緒に電器店に行くつもりで、今後の対策を練りました。

娘がネット検索で、ドライアイスで冷蔵庫の中身を持たせる手があるよ、といいました。その手でいこう、と即座に思いました。

というのも、長崎県産のアジの一夜干し(塩味の開きと桜干しが2枚づつ真空パックになっているものが各5組)を通販で取り寄せたばかりだったので、何よりこれを無駄にしたくありませんでした。

この一夜干しはとても美味しいので、そのうち別記事にする予定です。2回目の注文でしたが、佐賀唐津産(玄界灘)のお魚と味付けに馴染みの深い夫とわたしが「ああ、同じ味!」と感動した一夜干しなのです。

で、ドライアイスに関しては、以下のサイトが参考になりました。

車であればすぐに行ける範囲内に氷屋さんがありました。朝9時に電話すると、8時から開いているそうで、年中無休だとか。夫に買いに行って貰いました。

新聞紙に包まれたドライアイスの塊を冷蔵庫のあちこちに置きました。新聞紙に包まれていても、素手で触ると凍傷になりそうに冷たいですよ。

17日に2,000円分。朝9時に買いに行って、午前2時にはなくなります。18日から20日にかけては3,000円分買いました。配達は21日の朝9時ということでしたが、古い冷蔵庫から食品を出して新しい冷蔵庫が冷えるまで持たせなくてはならないので、この日も2,000円分買いました。

氷屋さんは葬祭業者の利用が多いという夫の話でした。まあそうでしょうね。

ドライアイス代は思わぬ出費で高くつきましたが、新しい冷蔵庫が来るまでの食生活を見事に支えてくれました。4日家族で外食すれば、それだけでもドライアイス代くらいでは済みません。ぎっしり詰まった食材を入れ替えるとなると、さらに出費が嵩みます。それに、食材を棄てれば心が痛むでしょう。たぶんドライアイスで正解でした。

購入したのは、501Lのパナソニックの冷蔵庫です。容量は大きくなりましたが、外観はそれほどの違いが感じられません。電気代もむしろ安くなりそうです。

電器店では国内産の製品に限定して見ていきました。シャープの冷蔵庫は気に入っていたので未練がありましたが、扉を開けると中国産(中国製だったかな)の文字が。日本の宝の多くが中韓に奪われましたね。でも、それを可能にしたのはアメリカ――というよりディープステート――だそうですよ。

冷蔵庫のコーナーにおられた日立の人を電器店の店員さんと間違えて声をかけてしまい、当然ながら日立推しがすごかったのですが、以前は日立信者だったわたしは日立製品の購入を重ねるごとに失望することが多くなり、自ずと日立製品を見る目が厳しくなってしまいました。

購入したパナソニックのPXシリーズは上位グレードではありません。日立冷蔵庫も同じ位置づけのモデルを見ていたわけですが、日立の下位モデルの棚板はプラスティックで、それが嫌です。過去に棚板のたわんだ経験があったのです。今のプラスティック棚板はもっと丈夫なのかもしれませんが……。

わたしは「切れちゃう瞬冷凍 A.I.」の三菱冷蔵庫がいいなと思いました。でも、夫がAI搭載を謳っているところが嫌だというのです。勝手に学習されて勝手な真似をされたくないそうです。

今はどこのメーカーのも自動でいろいろとやってくれるのですから、有名メーカーはどこのも似たりよったりだとわたしは思うのですが、どうでしょう。中国産のAI搭載には拒否反応が起きますけれど。

日立と三菱が候補から外れると、あとはパナソニックしかありません。これしかないかという思いで見ていったのですが、幸いパナソニックが気に入りました。あとになってAmazonの口コミを見ると、口コミはありませんでしたが、試験依頼先の一つに北里環境科学センターとあって、心が踊りました。イベルメクチンですっかり北里ファンなのです。

23日に追記: 取扱説明書に「ナノイーX」試験内容の試験機関(一財)北里環境科学センターとありました。ナノイーXって、何でしょう? 「ナイノーXは、水に包まれた微粒子イオンです。(以下略)」と説明がありますが、このパナソニックのナノイーやシャープのプラズマイオンについて調べれば調べるほど、科学音痴のわたしはわけがわからなくなりました。肯定・否定両論あって。ウィキの「マイナスイオン」の記述は信用できるのでしょうか? イベルメクチンは実際に服用した経験から判断できるのですが、ナイノーXに関してはこれから使っていく中で観察してみたいと思います。
庫内はなかなか清潔感があり、生き延びた野菜たちが――つい見とれてしまったほど――瑞々しくなりました。温度、湿度の調節とナイノーX効果なのでしょうか。

Img_0916_a2

これは、新しい冷蔵庫の冷凍室に移したばかりのアジの一夜干しです。真空パック入りですし、色からすれば大丈夫だと思いますが、食べてみるまではわかりません。

わたしが冷凍するときは、肉なり魚なりを裸にしてアルミホイルで包むことにしています。百貨店の食品売り場で教わったのです。アルミホイルで直に保護してやると、よく持ちますよ。料理サイトにもそのように書かれています。

 

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2021年8月31日 (火)

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち)』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)を8月27日ごろ、お買い上げいただき、ありがとうございます! 

カナダでのお買い上げは3冊目でした。『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、89冊お買い上げいただいたことになります。

  • イギリス……3冊
  • オーストラリア……2冊
  • ブラジル……1冊
  • カナダ……3冊
  • 日本……36冊
  • アメリカ……36冊
  • ドイツ……4冊
  • メキシコ……1冊
  • イタリア……1冊
  • フランス……2冊

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2021年6月28日 (月)

日記体の純文学小説『詩人の死』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます!

6月23日ごろ日記体の純文学小説『詩人の死』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます!

9冊目のお買い上げでした。

アマゾンの商品説明から引用します。

統合失調症を患った女性の最期の日々を清冽に描いた、日記体小説。
「わたしが初めて部室で彼女を見たときには、既に彼女は発病していて、入退院を繰り返していた。発病後の詔子さんしか、わたしは知らないのだ。
 よく似合ったシックな服装、理知的な容貌に澄みきった――時には、どこを見ているのか全くわからない、霞のかかったような――まなざし。アンニュイな雰囲気。フラリと部室にあらわれては、こともなげに珠玉のような詩をノートに綴り、気がついたら姿が消えている……彼女は生身の人間、部員の一人でありながら、伝説をかたちづくっていた」(本文より)

著者の言葉
「事実に基づいたこの作品を、本当はわたしはノンフィクションとして提出したかったのです。が、それをするには、そっとしておく必要がありそうなご両親の承諾を得なければならず、その計画を断念したという経緯がありました。
 なぜノンフィクションにしたかったかというと、統合失調症を患っていた友人は、
『わたしは完全に狂ってしまうのではないか? 自分をコントロールすることが全くできなくなってしまうのではないか? 知性のない生き物に成り果ててしまうのではないか?』
 という絶え間ない恐怖と共に生きていて、わたしもその彼女の恐怖に巻き込まれていました。
 彼女がそうなり、わたしも一緒にそうなってしまうような恐怖。その一応の結論が彼女の最晩年を描くことで、出たと考えています。その経緯をなるべくならそのままの形で、同じ恐怖に囚われている人々に一つの明るい材料として提供したいと思ったのでした。
 ご両親をそっとしておく、彼女の晩年をなるべくそのままの形で表現する――には日記体小説という形式しかないという判断でした。
 お手軽な作品を好む人向きの作品ではありません。2014年2月」

 

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2021年6月14日 (月)

Kindle版の評論『気まぐれに…』、『村上春樹と近年の…』をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)』(ASIN:B00J7XY8R2)を6月11日ごろ、お買い上げいただきました。ありがとうございます!

24冊目のお買い上げでした。24冊中、1冊はアメリカでのお買い上げです。

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)を6月13日ごろ、お買い上げいただき、ありがとうございます! 

日本でのお買い上げは36冊目でした。『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、88冊お買い上げいただいたことになります。

  • イギリス……3冊
  • オーストラリア……2冊
  • ブラジル……1冊
  • カナダ……2冊
  • 日本……36冊
  • アメリカ……36冊
  • ドイツ……4冊
  • メキシコ……1冊
  • イタリア……1冊
  • フランス……2冊

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2021年6月 1日 (火)

純文学小説『台風』(Kindle版)をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます! 河津武俊氏の御著書『耳納連山』について、再び。

純文学小説『台風』(Kindle版、ASIN: B00BI55HV8)を5月28日ごろ、KENPC(Kindle Edition Normalized Page Count)でお読みいただき、ありがとうございます!

当小説は、第22回織田作之助賞最終候補作品です。選考委員は川上弘美、杉山平一、辻村登の各氏。結果発表誌は『文學界」5月号(文藝春秋、平成18年)。

その後、同人誌『日田文学』53号(編集人・江川義人、発行人・河津武俊、平成18年7月)に掲載していただきました。

『文學界』2006年10月号「同人雑誌評」で、同じく『日田文学』53号に掲載された河津武俊「耳納連山」と共に言及していただきました。

河津武俊著『耳納連山』は、1996年に九州文学社から単行本で、2010年に鳥影社から(季刊文科コレクションとして)単行本で、2018年に弦書房 から文庫版で上梓されています。

わたしは鳥影社版のレビューをブクログに書いています。

『雲の影』『野の花』『耳納連山』が収録されている。『雲の影』『耳納連山』がすばらしい。

『雲の影』は、老齢となった恩師との交わりを丁寧に描いた作品で、美しいとしかいいようのない作品……。
恩師は、《私》が医学生だったときの外科学の先生で、その関係の域を出なかったが、《私》は先生を憧憬し、敬慕していた。
まるでそのときの思いが叶うかのように、恩師の退官後十年を経て、親しく交わる機会が訪れる。先生の人柄や趣味、家庭的な事情なども知るようになる。恩師との交際におけるエピソードが、次々と空を流れる雲のような筆致で書き連ねられていく。師弟を包む情景のため息の出るような美しさ。

『耳納連山』では、山の美しさに人間の心の機微が織り込まれて、リリカルな描かれかたをしている。何て陰影深い、ゆたかな筆遣いなのだろう……! 何枚もの山の絵画を観るようだ。まさに山に捧げる讃歌であり、山にこの作品を書かせて貰った作者は幸せであり、作者にこの作品を書いて貰った山は幸せだと思った。

河津さんの作品は「同人雑誌評」で、何度もベスト5に選ばれています。

河津さんにはアマゾンに出ている以外にも、多くの著作がおありですが、河津さんは日本文学の伝統を受け継いだ貴重な作家です。今の左翼在日コリアン中心の《なんちゃって日本文学界》からは出てこないタイプの正統派といいましょうか。以下の過去記事で、色々と書いています。

2013年7月 9日 (火)
そろそろ同人雑誌「日田文学」編集人に作品の打診をすべきかな
https://elder.tea-nifty.com/blog/2013/07/post-ba37.html

「日田文學」が休刊になってしまったのは、「文學界」(文藝春秋)の同人雑誌評がなくなってしまったからだった。河津さんはこのコーナーの常連で、大石さんなんかもそうだった。この同人雑誌評は縮小して「三田文學」に場所を移したのだが、河津さんが完全にやる気をなくしてしまった様子だった。

 そういえば、『abさんご』が芥川賞を受賞したあとで、河津さんからお電話があり、電子書籍の話になって、それについてお話ししたのだが、河津さんのKindle本はまだないようだ。

 とうの昔にプロになってよかったはずの人なのに、純文学に逆風が吹き、純文学を代表するような作品をお書きになる河津さんにはまことに悪い時代だった。

 河津さんの『耳納連山』は、シモーヌ・ヴェイユ(フランスの女性哲学者)の紹介者、翻訳者として著名だった故田辺保先生も、絶賛なさっていた。

記事で言及した田辺先生はシモーヌ・ヴェイユの翻訳、研究家として日本で第一人者でしたが、河津さんの作品をお送りしたことがあったことを思い出しました。

河津さんのアマゾン著者ページはこちらhttps://amzn.to/34xRf8b

わたしの作品では「侵入者」が『文學界』2008年07月号でベスト5に選ばれました。「侵入者」は「鶏の鳴くころ」と抱き合わせて『結婚という不可逆的な現象』というタイトルでKindle版にしています。

以下に、アマゾン掲載中の『台風』の商品説明から引用します。

大学生の息子と受験を控える娘を持つ専業主婦の央子は、夫に違和感を覚えるようになっていた。
古い借家が白蟻、そして台風に見舞われたとき、家族はそれにどう対処したのか。
リアリズムの手法で、社会状況を背景に人間の心理を丁寧に掘り下げ、台風を克明に描いた純文学小説。

「もの凄い風圧に家と共に耐えるだけで、母子が何も考えられなくなってほどなく、爆音――としか思えない音――が轟いた。家が回転するように大きく揺らいだ。
 午前11時48分。このとき日田で、大分地方気象台が観測史上最大となる最大瞬間風速50・2メートルを記録していた」

物語の舞台は大分県日田市。登場する長沢一家は四人と一匹で、世帯主の功(いさお)、妻の央子(ひさこ)、長男の亘(わたる)、長女の美亜(みあ)、ジャンガリアン・ハムスターのフレーズ。

〈目次〉
第一章 古びた大きな借家
第二章 白蟻事件
第三章 家庭問題
第四章 平成十六年、台風第十八号の上陸
第五章 風速五○・二メートルの恐怖
第六章 損壊した借家
第七章 人間模様
第八章 夫婦
第九章 損害賠償の請求と長男
第十章 引っ越し

以下に、アマゾン掲載中の『結婚という不可逆的な現象』の商品説明から引用します。

かけがえのない家庭で起きた予期せぬ出来事。世間ではありふれた出来事の一つにすぎなかったが、薫子にとっては全身全霊で対処する必要に迫られた大事件であった……精緻な心理描写と哲学的な考察で個人の背後に存在するこの国の流儀を浮かび上がらせ、人生のはかない美しさを描き出す。

「侵入者」は平成19年に執筆した短編小説で、同人誌「日田文学」56六号(編集人・江川義人、発行人・河津武俊、平成20年)に発表。「侵入者」は「文学界」7月号(文藝春秋、平成20年)・同人雑誌評蘭で今月のベスト5の一編に選ばれた。
「鶏の鳴くころ」は、「侵入者」の続編として平成27年に執筆した短編小説。

以下はアマゾン・キンドルストアの拙著者ページです。拙電子著書一覧を御覧いただけます。

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2021年4月26日 (月)

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Kindle版)』をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

4月21日ごろ、イギリスのKindleストアでお買い上げいただいたようです。イギリスでのお買い上げは3冊目でした。『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、87冊お買い上げいただいたことになります。

  • イギリス……3冊
  • オーストラリア……2冊
  • ブラジル……1冊
  • カナダ……2冊
  • 日本……35冊
  • アメリカ……36冊
  • ドイツ……4冊
  • メキシコ……1冊
  • イタリア……1冊
  • フランス……2冊

サンプルをダウンロードできます。

村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays, Volume 1)

以下に、アマゾンに掲載中の商品説明を引用します。

商品の説明

自由な立場から書かれた本書は鋭い分析力を特徴とし、文学界のみならず日本文化そのものに警鐘を鳴らしている。
2006年5月3日から7日にかけて、著者は自身のブログで、小論「村上春樹『ノルウェイの森』の薄気味の悪さ」を公開した。その小論に加えて、近年のノーベル文学賞作家オルハン・パムク、ドリス・レッシング、ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ各人の作品に関する雑感を紹介する中で、村上春樹がノーベル文学賞作家にふさわしいだけのわが国の誇りとできる作家であるのかどうかを検証した評論を2009年5月、同人雑誌に発表。本書はそれに加筆・訂正を行ったものである。

〈目次〉
 はじめに
 Ⅰ 村上春樹現象
 Ⅱ 小論「村上春樹『ノルウェイの森』の薄気味の悪さ
 Ⅲ オルハン・パムク『わたしの名は紅』を分析する
 Ⅳ 乾いた知性、強烈な社会性――ドレス・レッシング
 Ⅴ ル・クレジオの光と風
 Ⅵ 最後に
 あとがき
 第二版あとがき 

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2021年4月20日 (火)

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Kindle版)』をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

4月15日ごろ、オーストラリアのKindleストアでお買い上げいただいたようです。オーストラリアでのお買い上げは2冊目でした。『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、86冊お買い上げいただいたことになります。

  • オーストラリア……2冊
  • ブラジル……1冊
  • カナダ……2冊
  • 日本……35冊
  • アメリカ……36冊
  • ドイツ……4冊
  • イギリス……2冊
  • メキシコ……1冊
  • イタリア……1冊
  • フランス……2冊

サンプルをダウンロードできます。

村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays, Volume 1)

以下に、アマゾンに掲載中の商品説明を引用します。

商品の説明

自由な立場から書かれた本書は鋭い分析力を特徴とし、文学界のみならず日本文化そのものに警鐘を鳴らしている。
2006年5月3日から7日にかけて、著者は自身のブログで、小論「村上春樹『ノルウェイの森』の薄気味の悪さ」を公開した。その小論に加えて、近年のノーベル文学賞作家オルハン・パムク、ドリス・レッシング、ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ各人の作品に関する雑感を紹介する中で、村上春樹がノーベル文学賞作家にふさわしいだけのわが国の誇りとできる作家であるのかどうかを検証した評論を2009年5月、同人雑誌に発表。本書はそれに加筆・訂正を行ったものである。

〈目次〉
 はじめに
 Ⅰ 村上春樹現象
 Ⅱ 小論「村上春樹『ノルウェイの森』の薄気味の悪さ
 Ⅲ オルハン・パムク『わたしの名は紅』を分析する
 Ⅳ 乾いた知性、強烈な社会性――ドレス・レッシング
 Ⅴ ル・クレジオの光と風
 Ⅵ 最後に
 あとがき
 第二版あとがき 

以下はアマゾン・キンドルストアの著者ページです。拙電子著書一覧を御覧いただけます。

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