カテゴリー「科学」の19件の記事

2020年9月15日 (火)

「原子の無限の分割性」とブラヴァツキー夫人は言う

当記事は個人的な考えから執筆するものであることをお断りしておきます。

以下の一連の記事の続きです。

2020年8月 5日 (水)
大田俊寛『『現代オカルトの根源』、レイチェル・ストーム『 ニューエイジの歴史と現在 』を読書中。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/08/post-f6fae9.html

2020年8月 7日 (金)
国際的な医学雑誌「ランセット」からの引用が、1889年出版のブラヴァツキー著『神智学の鍵』に登場していた!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/08/post-232b98.html

2020年8月 8日 (土)
レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』で紹介された、ブラヴァツキー夫人に対する非難の無邪気すぎる内容
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/08/post-4d7bf9.html

2020年8月20日 (木)
大田俊寛氏はオウム真理教の御用作家なのか?
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/08/post-9fcec2.html

2020年8月28日 (金)
大田俊寛『オウム真理教の精神史』から抜け落ちている日本人の宗教観
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/08/post-54f9d7.html

2020年9月 5日 (土)
ブラヴァツキー夫人の伝記にある引用に関する昨日の続き。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/09/post-fb5a34.html

2020年9月 4日 (金)
ブラヴァツキー夫人の伝記にあった引用文を探して。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/09/post-c442c9.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

素粒子物理学によると、物質を構成する最小の単位(基本粒子)は素粒子と呼ばれ、クォークは素粒子のグループの一つである。

わたしは科学音痴であるにも拘わらず、23歳のとき、以下の本を書店で見つけ、購入した。クォークが物質の最小単位と騒がれていたころだった。以下はAmazonの書籍情報から。

クォーク―素粒子物理の最前線 (ブルーバックス (B‐480)) 新書
南部 陽一郎 (著)
出版社 : 講談社 (1981/11/1)

われわれは物質の究極にたどりついたか?
陽子や中間子はもはや素粒子ではない。その代りに登場したのが「クォーク」だ。しかし、クォークを求め、これを支配する法則を探り、揺るぎない物質の根源を究めようとした努力の果てに、何とすべての物質が崩壊するという驚くべき可能性がほの見えてきたのである。本書は、素粒子物理学が過去50年間にどう発展し、現在何がわかっているかを、物理学者がどんな考え方をたどっていまの位置に到達したのか説明しながら、具体的かつ系統的に解説する。

本を見つけて興奮したが、それは読んだばかりのハワード・マーフェット(田中恵美子訳)『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』(神智学協会 ニッポンロッジ、1981)の中で、素粒子物理学の瑞々しい発見に横槍を入れるようなことが書かれていたからだった。

 1891年に「電子」という言葉がはじめて使われました。偉大なロシア人、バトラーロフのような数少ない科学者達は何か固い、目に見えないものという、昔からの原子の概念を疑いはじめていました。しかし、彼等はこれは物質の存在そのものを疑うのと同じであると自認していました。
 科学が原子は分割できるということを確認した時より3年前に、ブラヴァツキー夫人はシークレット・ドクトリンに次のように書きました。「原子は弾力があり、分割することが出来るものなので、分子即ち亜原子で構成されていなければならぬ……オカルティズムの全科学は物質の幻影的性質と原子の無限の分割性との理論の上に築かれている。この理論は、実質について無限の視界を開く。実質はあらゆる微妙さの状態にあり、その魂の神聖な息によって生気を吹き込まれるものである」
 しかし、一般に、人々はこのようなオカルトの真理と世界の形勢と運命とを変える科学的傾向には殆ど関心がありませんでした。(マーフェット,田中訳,1981,p.405)

9月5日の記事でも書いたように、マーフェットはこの文章で、『シークレット・ドクトリン』の「Vol. 1, Page 519」から「Vol. 1, Page 520」にかけて引用を行っている。

H. P. Blavatsky. “The Secret Doctrine: A Synthesis of Science, Religion, and Philosophy.”,Vol.1,pp.519-520. The Theosophical Society International Headquarters – Pasadena, California. https://www.theosociety.org/pasadena/sd/sd1-3-06.htm, (accessed 2020-09-05).

「原子の無限の分割性」とブラヴァツキー夫人はいう。つまり、クォークは物質の最小単位ではないとブラヴァツキー夫人は述べているのだ。

そのほのめかしは現代の素粒子物理学からも感じとれるが、科学を物質の領域に限定すれば、2008年にノーベル物理学賞を受賞した南部博士の「クォークを求め、これを支配する法則を探り、揺るぎない物質の根源を究めようとした努力の果てに、何とすべての物質が崩壊するという驚くべき可能性がほの見えてきた」というような心配も起きるのだろう。尤も崩壊するのは物質ではなく、近代科学が築いた壁なのだろうが……。

ブラヴァツキー夫人の亡くなったのが和暦でいえば明治24年(1891)、生まれたのは江戸時代であったことを思い出しておこう。ブラヴァツキー夫人の時代に使われていた科学用語や哲学用語を使って、当時の科学者どころか現代の科学者さえ未だ探究していない物理化学現象を説明しようとするとき、夫人は神話の言葉や錬金術用語まで使わざるをえなかった。そうしたものには、神聖なオカルト科学のエッセンスが存在したからである。

1981年に上梓された前掲書『クォーク』の中で南部博士が「素粒子物理学の50年の歴史」とお書きになっているから、ブラヴァツキー夫人の時代には素粒子物理学という分野は存在しなかったのだろう(その程度のこともわからない人間が当記事を書いているのだとお含みおきいただきたい。息子が読んだら失笑ものだと思う。喧嘩さえしていなければ、優しくて面倒見のよい、生き字引のような息子にちょっと読んで貰えるのだけれど)。

素粒子(elememtary particle)という用語も、『シークレット・ドクトリン』のインデックスでは見つけられなかった。elememt、elememtal、elememtary というという言葉は頻出するのだが。

ブラヴァツキー夫人は、前掲の引用の続きに当たるようなことを、『シークレット・ドクトリン』の議事録で述べている。

本当の原子は物質界には存在しません。定義によると、点は位置はあるが、オカルティズムではこれは普通の意味の場所と受けとってはいけません。本当の原子は空間と時間を超えます。……(略)……原子は物体あるいはむしろ分子の第七本質にたとえることができ、オカルティストにとっては、実際に、その第七本質です。物理学または化学的分子は無数のより精妙な分子から成っており、これらは数えきれない、更に精妙な分子から成っています。例えば、鉄の一分子を分子でなくなるように分解してみなさい。すると分子は間もなく、その七本質の一つとなり、即ちそのアストラル体となります。七本質の第七番目のものは原子です。分解前の鉄の分子と分解後のそれとの関係は、死ぬ前の肉体と死後の肉体との関係と同じようなものです。体はなくなりましたが、諸本質は残ります。もちろん、これはオカルト的なアルケミーであって、近代化学ではありません。
(H・P・ブラヴァツキー、田中恵美子&ジェフ・クラーク訳『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論(上)』神智学協会ニッポン・ロッジ、1989、議事録pp.694-696)

このことは、「人間を含めて宇宙のあらゆる生命、また宇宙そのものも『七本質』という七つの要素からなっている」(H・P・ブラヴァツキー、田中恵美子&ジェフ・クラーク訳『実践的オカルティズム』神智学協会ニッポン・ロッジ、1995、用語解説p.23)という神智学の教えを理解しなければ、意味不明なものとなるしかない。

ところで、南部博士の『クォーク―素粒子物理の最前線』は第2版が1998年に上梓されている。 以下はAmazonの書籍情報から。

クォーク 第2版 (ブルーバックス)
南部陽一郎 (著)
出版社 : 講談社 (1998/2/20)

すべての物質は何か共通の基本的な材料からできているのではないか?この考え方から出発して、物質の究極的構造を求め、それを支配する基本法則を探る素粒子物理学。それがどのように発展し、どこまで来たかをトップ・クォークの発見を踏まえて見渡し、解説する。

ブラヴァツキー夫人の『シークレット・ドクトリン』には、「すべての物質は何か共通の基本的な材料からできているのではないか? 」という問いへの回答もある。

無限で不老不死の唯一の宇宙元素だけが存在し、その他のものすべて、即ち大宇宙的結果から小宇宙的結果に至るまで、又超人から人間や人間より下の存在に至るまで、簡単に言えば、客観的存在のすべてはその唯一のものが多種多様に分化した諸面であり、今は相関関係(correlation)といわれている変形であることをもし学徒が覚えているならば、最初の主な難点はなくなり、オカルト宇宙論に熟達することができるだろう。
(H・P・ブラヴァツキー、田中恵美子&ジェフ・クラーク訳『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論(上)』神智学協会ニッポン・ロッジ、1989、p.293)

宇宙中の各原子には自己意識が可能性として潜在しており各原子はライプニッツの単子[モナド]のように、それ自体の宇宙であり、また自らのための宇宙でもある。それは原子であり、天使である(同書,p.335)

星から鉱物原子に至るまで、最高のディヤーニ・チョーハンから最小の滴虫類に至るまで、完全な意味で、大自然の複合物の各構成物の究極的エッセンスが根本的に統一していることはオカルト科学の唯一の基本である。それが霊的世界または知的界、物質界のいずれに当てはめても違いはない。“ 神は果てしない無限の広がりである”とオカルト諺は言う。(同書,p.352)

ブラヴァツキー夫人は、シークレット・ドクトリンは古代の智惠を集めたものだという。

これは人類の揺籃期を見守って来た高位の存在の教えが一つの初期の人種から別の人種に口頭で語り伝えられた伝統をテストし、真実であることを実証させられた幾千代もの賢者達のそれぞれの経験を網羅している途切れることのない記録である。第五根本人種即ち最後の大洪水と大陸の変動から救われた人種の“ 賢者達”はそれを教えることなく、長いこと学びながらその生涯を過ごして来た。どのようにして彼等は学んで来たのだろうか? 自然のあらゆる分野の中で昔の伝統を偉大なアデプト達の独自のヴィジョンによって照合し、試し、確証することを通してである。偉大なアデプト達は肉体的、知的、サイキック的、霊的な諸器官を最高度に発達させ、完成させた方々である。一人のアデプトのヴィジョンは独自の得られたヴィジョンと何世紀もの経験によって照合され、確証されるまで受け入れられることはなかった。
(H・P・ブラヴァツキー、田中恵美子&ジェフ・クラーク訳『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論(上)』神智学協会ニッポン・ロッジ、1989、pp.545-546)

この文章は、ブラヴァツキー夫人の宇宙発生論(Cosmogenesis)及び人類発生論(Anthropogenesis)、即ち『シークレット・ドクトリン』全体を読んだときに(読めたときに初めて)、深い感動と共に読者を包み込むに違いない。

ちなみに、前掲書『クォーク―素粒子物理の最前線』によると、「クォークという『おかしな名前』」(p.21)は、クォーク仮説の提唱者の一人であるゲルマンがつけたものだそうだ。

ジェイムズ・ジョイスの小説フィネガンズ・ウェイク(Finegans Wake)の中の一句から取ったと、ゲルマンは断っている。いずれにしても、これらの名前は著者のウィットを示すもので、意味をせんさくする必要はない。クォークという名が一般に通用しているのは、言葉の神秘的な響きと命名者の権威によるものであろう。(南部,1981,p.124)

昔、この本を読んだときはジョイスの小説は未読だったので、何とも思わなかったに違いない。今はそうでもない。正直にいえば、はらわたが煮えくり返るような気持ちである。勿論、クォーク仮説の提唱者の一人であるゲルマンに対してではなく、ジェイムズ・ジョイスに対してである。なぜそういう気持ちになったのかは、拙「マダムNの神秘主義的エッセー」の以下のエッセーをお読みいただければ、わかっていただけるのではないかと思う。

96 ジェイムズ・ジョイス (1)『ユリシーズ』に描かれた、ブラヴァツキー夫人を含む神智学関係者5名

97 ジェイムズ・ジョイス (2)評伝にみるジョイスのキリスト教色、また作品の問題点

ブラヴァツキー夫人はジョイスの悪ふざけの対象となり、また、日本の数名の学者達によってオウム真理教事件と執拗に関係づけられてきた。

その学者の一人である大田俊寛氏は、過去記事で書いたように、ブラヴァツキー夫人の代表的著作『シークレット・ドクトリン』を、『現代オカルトの根源――霊性進化論』(筑摩書房、2013)や『オウム真理教の精神史 ロマン主義・全体主義・原理主義』(春秋社、2011)で採り上げ、内容とはかけ離れた紹介の仕方をしている。

まともに両書を読み比べてみると、大田氏の著作に書かれたブラヴァツキー夫人に関する部分が如何に噴飯物であるかがわかるだろう。

この記事は書きかけです。

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2020年9月 5日 (土)

大型台風10号が近づいています。ブラヴァツキー夫人の伝記にある引用に関する昨日の続き。

大型台風10号が近づいています。ここ九州では、避難のため予約が埋まっているホテルも多いようです。

台風の恐ろしさは大分県日田市で暮らしていたときに嫌というほど味わいました。翌日は晴れ渡っていたにも拘わらず、破れた台所の天井から蛇口を取り付けたように雨が迸り出ていた光景、その天井が瞬く間に色鮮やかなカビに覆われていった信じがたい現象……このときですら瞬間最大風速50.2mでした。

それが、この10号は本日10時推定で70mというのですから、想像を絶します。

台風の接近中に台風を描いたリアリズム小説を読みたいという物好きなかたは少ないと思いますが、そのときになったら逃げるに逃げられない状況はよく描けていると思うので、AmazonのKindleストアに出している拙台風小説にリンクを張っておきます。

直塚万季著『台風』(B00BI55HV8)→https://www.amazon.co.jp/dp/B00BI55HV8

ブラヴァツキー夫人に関する昨日の記事の続きを書く時間が今日はとれそうにないので、ハワード・マーフェット(田中恵美子訳)『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』(神智学協会 ニッポンロッジ、1981)の第29章に出てくる引用が原書のどこからなのか、リンクを張っておきたいと思います。

インドのチェンナイ市アディヤール(Adyar)に本部を置く神智学協会から独立したウィリアム・クァン・ジャッジ(神智学協会の3人の創立者の1人で最年少)がカリフォルニア州パサデナ(Pasadena)に設立した神智学協会のホームページのオンライン文献(ONLINE LITERATURE)に『シークレット・ドクトリン』がありますので、そこ(HTML version)へのリンクです。

H. P. Blavatsky. “The Secret Doctrine: A Synthesis of Science, Religion, and Philosophy.”,Vol.1,pp.519-520. The Theosophical Society International Headquarters – Pasadena, California. https://www.theosociety.org/pasadena/sd/sd1-3-06.htm, (accessed 2020-09-05).

伝記では、「Vol. 1, Page 519」から「Vol. 1, Page 520」にかけて、引用が行われています。伝記で行われている引用やそれに関連する『シークレット・ドクトリン」の文章については、続きの記事で。

『シークレット・ドクトリン』は宇宙発生論(Cosmogenesis)、人類発生論(Anthropogenesis)、インデックスで構成されており、優れた邦訳が宇宙発生論、人類発生論の各前半部分は上梓されています。しかし、この引用はまだ邦訳が出ていない宇宙発生論の後半部分にあります。

引用元のページだけ読んでもわかりづらいでしょうし、また、英語ができるからといって予備知識もなしに読める文章ではないと思いますが、ざっと読んでいただくだけでも、大田俊寛『現代オカルトの根源――霊性進化論』(筑摩書房、2013)で書かれているような「数々のミスティーフィケーション(神秘化やごまかし)の手法によって、自説の深遠さを過分に装っていた」(045頁)類いの文章ではないことがわかっていただけるのではないかと期待します。

ブラヴァツキー夫人に対する誹謗中傷にわたしが拘るのは、ブラヴァツキー夫人の諸著には、今後科学が進歩していくにつれて花開くであろう多くの貴重な種子が存在しているのではないかと思うからです。その種子は科学が進歩するためのヒントとなるはず。現に、アインシュタインは『シークレット・ドクトリン』を愛読していたといわれます。

わたしは若輩者ではありますが、文学書からの引用はほとんど全て、哲学書からの引用は一部、霊的な事柄についてはごくごく一部にすぎませんが、適切な引用とそれを上回る説明がなされていると確認できます。

でも科学的な部分に関しては音痴で、さっぱりわかりません。

ブラヴァツキー夫人の著作を科学の各分野の専門家がお読みになったらどう思われるだろう? 古代キリスト教・グノーシス主義の研究家がお読みになったらどうなのか?

誹謗中傷の煙幕を張られていたのでは、そうした方々の目に触れる機会がなくなってしまうとの焦りを覚えます。そうこうしている間にも、単純な唯物論に依拠した共産主義が思わぬ拡大のしかたをしています。煙幕が濃くなるばかり。

息子は化学を博士課程まで学びましたが、博士課程からは社会人であったために卒論を納得がいくだけのものに仕上げる時間がなく、残念ながら退学しました。

わたしは身近な理系人間である息子に読んでほしい気がして、それとなく働きかけたことがありましたが、わたしとは逆に息子は――歴史的教養を除けば――文系的教養に欠けているので、わたしと同じように、理解するには足りない苦労をするでしょうし、まあ興味が持てなければそれまでです。いつか興味を持ってくれないかなと思ってしまいますけれど。

尤も、『シークレット・ドクトリン』を完璧に読みこなせる人は一握りでしょう。竜王会、神智学協会ニッポン・ロッジには相当読みこなせるかたが複数名いらっしゃると思いますが、故田中先生は抜群にいい線いかれていたと思います。すばらしいかたでした。オーラも本当に美しかった。お亡くなりになった今もわたしの尊敬の対象であり、憧れの対象です。

でも、この田中先生にしてもそのお父様であった三浦関造先生にしても崇拝しているわけではありませんよ、大田氏が勘違いしがちな点ですけれど。この微妙な違いがわかりませんか? 大きな違いです。オウム真理教信者の麻原崇拝とは別物であるということです。

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2020年9月 4日 (金)

『豚ひき肉としめじの炊き込みご飯』(みんなのきょうの料理)。ブラヴァツキー夫人の伝記にあった引用文を探して。

まだブラヴァツキー夫人批判に対する感想の続きを書いているのですが、ブラヴァツキー夫人の引用に出てくるバトラーロフButleroを検索しても一向に出てこないので、諦めかけたところ、Butlerovとも書くのだとわかり、解決。Александр Михайлович Бутлеровという帝政ロシアの科学者なのです。「ロシア化学の父」とロシアでは評価されているとか。

ハワード・マーフェット(田中恵美子訳)『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』(神智学協会 ニッポンロッジ、1981)によると、夫人はこの科学者の文章を代表作『シークレット・ドクトリン』に引用しており、加えて、現代の素粒子物理の最前線どころか、その遙か先のことまで見通しているような凄いことを書いているのです。

ブラヴァツキー夫人の亡くなったのが和暦でいえば明治24年で、生まれたのは江戸時代であったことを思えば、著作の内容の新しさに驚かされます。

ですが、当時の人々はそのようなことには関心がなかったと伝記にはあります。今も同じですね……。

ブラヴァツキー夫人の著作の内容は、彼女を誹謗中傷するような人々がでっち上げるような、いい加減なものでも、ちゃちなものでもありません。でなければ、アインシュタインが『シークレット・ドクトリン』を座右の書にするはずがありません。

わたしは科学のことはよくわかりませんが、クォークの話題が持ち上がっていたとき(62歳のわたしもまだ23歳)、「ブラヴァツキー夫人はこれを遙かに凌駕することを言っている……」と胸が熱くなりました。南部陽一郎氏のクォークの本も買いました。

当時、大学卒業間近に母が倒れ、生死の境をさまよう事態となり(このときの出来事がわたしの神秘主義者としての原点です。そのときのことを書いた「枕許からのレポート」はこちら)、決まっていた博多での就職を諦め、決まっていたアパートは契約がまだだったのか解約したのだったか、病院で寝泊まりしたひと月……その後母が回復して退院してくれたのは喜びでしたが、自分の将来を思うと暗澹とし……そんなときに読んだブラヴァツキー夫人の伝記とクォークの本でした。

実家に遊びに来てくれた1学年下の薬学部に通っていた女友達に、クォークの本を読んだ感想を熱く語ったのを覚えています。科学音痴のわたしの口吻に、女友達は半信半疑の微苦笑した表情で、でも面白そうに聞いてくれました。

「枕許からのレポート」に友人に宛てた手紙が出てきますが、この女友達も薬学部で、当時3学年下でした。どちらとも寮生活で知り合ったのです。わたしは法学部でした。片時も目の離せない母の付き添いで卒業証書も取りに行けず、彼女が持ってきてくれましたっけ。

ブラヴァツキー夫人の伝記にあった引用をふと思い出し、引用元は『シークレット・ドクトリン』と書かれていたので、昨日1日かけて探していました。

3回斜め読みしたH・P・ブラヴァツキー(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳)『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論(上)』(神智学協会ニッポン・ロッジ、1989)には該当する文章がなく、まだ邦訳されていない下巻にあると思われました。上巻には、伝記に引用された文章と関連する重要な文章が数カ所ありましたけれど。

原書から探さなければならないと思うと、英語だめのわたしは気が遠くなりそうでした。章のタイトルや索引を頼りに探しましたが、老眼に応えるわ、時間はなくなるわで、お上げ状態。

神智学協会には、インドのチェンナイ市アディヤール(Adyar)に本部を置く神智学協会の他に、そこから独立したウィリアム・クァン・ジャッジ(神智学協会の3人の創立者の1人で最年少)がカリフォルニア州パサデナ(Pasadena)に設立した神智学協会があります。

そこのホームページのオンライン文献に『シークレット・ドクトリン』があったので、ありがたく読ませていただくことにし、Google先生の翻訳機能をぬくぬく使って読み探したら、伝記に引用された文章が見つかりました。

この続きは、改めて別記事にします。

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サイト「サントリーレシピッタ」の レシピ『しいたけのベーコンチーズ焼き』。しいたけがあるけれど、こくのあるサイドディッシュが何かないかなと思い、探し当てたレシピ。とても美味しかったですよ。

大好きな焼き茄子。

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上にのっているのは、鰹節とすりおろし生姜です。好みで、しょうゆ、めんつゆ、ポン酢をかけて。茄子の季節になりましたが、焼き茄子って、結構面倒に感じます。それで最近、魚か肉を焼くのにグリルを使う夕飯には、我が家ではもれなく焼き茄子がついてくるという風です。フライパンで焼き茄子というレシピもあるようですよ。

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サイト「みんなのきょうの料理」のレシピ『豚ひき肉としめじの炊き込みご飯』はボリュームがあります。家族に受けました。ご飯の上の蒸し豚ひき肉の塊がいくらか残るように混ぜると、豪華な感じが出ます。

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2020年3月 4日 (水)

いよいよ新型コロナウイルスが身近に。科学者達の奮闘に期待。髪ゴムとハンカチで作るマスクが便利。

いよいよ新型コロナウイルスが身近に感じられるようになりました。時間の問題だとは思っていたけれど。主婦として可能な限りの対策を施しているつもりですが、新型ウイルスは脅威です。

当市で初の新型コロナウイルス感染者が出た昨日。娘の勤務する病院は新型コロナウイルス感染者が入院する「特定感染症指定医療機関」「第1種感染症指定医療機関」「第2種感染症指定医療機関」といった病院には該当しないのですが(このうちの第1種、第2種に該当するのは当市では県立病院のみ)、疑わしい患者の肺炎診断などは行われるので、毎朝勤務先に娘を送り出すにも戦々恐々。

防護服着て出勤してほしいと思うほど。不足からか必要がないからか、診察や検査など直接に携わらない者はマスクのみのようです。あくまで部外者の憶測にすぎませんが、厚労省の発表通り、飛沫感染と接触感染によりうつるとすれば、その対策はとられているということかと思います。

話を聞いていると、具体的なことはいえませんが、その対策に関して、これは他国ではできないだろうなあと思うような日本らしいこまやかな工夫がなされていると感じられ、ちょっと感心しました。

夫は自宅から通勤できる距離にある他市にあるホテルの夜間フロント・警備の仕事なので、夫を送り出すにも戦々恐々。老舗ホテルの一つで、元々中国人観光客は少なかったようですが、利用者は全国から来ます。ホテルの評判にかかわるので、かなりの対策は施されているようです。

今は外国人の宿泊はまれで、日本人の宿泊客もとても少ないとのこと。国家挙げての自粛中なので、多いと逆に問題ですが、少なければ少ないで、経営状態が心配になります。

東京在住の息子も心配。

今や日本のどこにいても感染の危険があるのでしょう。本当に悔しく思うのは、自民党内の媚中派、危機意識の薄い地方自治体により、高品質の医療物資が夥しいまでに中国に流れたことです。転売屋対策もわざとのように遅かった。

我が家の例を引くまでもなく、日本の庶民まで巻き込んでしまうに至った中共にその自覚はなく、中国が発生源ではないとの責任転嫁を始めた様子。先述したように、日本は夥しいまでの高品質の医療物資をプレゼントしたというのにね。

以下のツイートは日本の問題点を痛切に表現していて秀逸です。

その原因を探れば、今回の新型コロナウイルスの件であぶり出された媚中韓派と反日勢力の売国行為に行き着きます。

このような中共を親戚、友人という媚中派。

中共の臓器狩りに加担する媚中派。

わたしは人間の臓器、その中でも特に心臓に関するブラヴァツキー夫人の神智学論文の美しさ、奥深さを思うと、臓器狩りの想像を絶する罪深さに絶句せずにいられません。

山田議員は昨日2020年3月3日の参院予算委で、どこが発生源かはっきりさせるために「武漢肺炎」と呼ぶと主張。わたしもその呼び方に共鳴します。

山田議員は一般国民の目線で武漢肺炎について国会質疑してくださった、少数の議員のうちのお一人です。以下、YouTubeにアップされていた動画。参議院のインターネット審議中継でも視聴できます。

すばらしい質疑でしたが、ただ一点だけ、少子化対策としての出産祝い金に関する提案には賛成できませんでした。 

新型コロナウイルスについて、これは自然界にはないことだとする複数の論文をもとに人工ウイルスではないかという噂がありますが、中共はこの噂を必死で消そうとしています。

科学者達の奮闘のお陰で、人類は数々の感染症を克服してきました。今回もそうであってほしい。科学者がウイルスの正体を究めようとする段階で、複数の説が並び立つことはありうることでしょう。そうした説のどれであれ、科学領域に外部から加えられた世俗的圧力によって潰されることのないようにと願わずにいられません。

新型ウイルスに対してだけではなく、花粉症や喘息にとってもマスク不足は困ります。ツイッターで、髪ゴムとハンカチを使ったマスクの作り方が流れてきたので、紹介しておきます。

 

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2020年2月12日 (水)

新型コロナウイルス。日本の病院の中に中国資本のグループと提携する動き。「表現の不自由展」と極左暴力団体アンティファの結び付き。

WHOが新型コロナウイルスの正式名称を発表しましたね。COVID-19で、「コロナ(Corona)」、「ウイルス(Virus)」、「病気(Disease)」という単語と、この病気がWHOに報告された「2019年」の組み合わせでできているとか。

COVID-19については書きたいことが溜まっており、そのうちの一つはこのウイルスの発生、最初に拡散した地域と、臓器ビジネスの拠点とがたまたま重なっていたこともあって、今書いたこととは別の話題になりますが、あれこれ調べるうちに、日本の病院の中にも中国資本のグループと提携する動きが出てきていることがわかりました。

 

 

わたしには、COVID-19のニュースと同じくらい衝撃的なニュースでした。

藤田理事長は、2018年10月に中国の武漢(湖北省)などで複数の病院を展開する資本グループと提携したことを足がかりに、アジアでの展開を目標として掲げているそうです。臓器ビジネスの件がようやく明るみに出だしたところであるだけに、こうした提携には危惧を抱かずにはいられません。

COVID-19の話に戻ると、ツイッターで速報的に、河野防衛相が感染者の人数や入退院について、ヒゲの隊長(佐藤正久参議院議員)が外務省や防衛省の動きについて随時報告してくださるので、フォローしていると、状況の把握がしやすく、助かります。

時事ドットコムによると、国内でも重症者が出てきており、抗エイズウイルス(HIV)薬の投与が検討される例なども出てきているようです。

時事ドットコムの記事はクルーズ乗船客もごっちゃになっているようなので、分けて知るには、河野防衛相のご報告のほうがわかりやすいかもしれません。

 

あいちトリエンナーレの件でも、ご報告したいことが出てきました。

カテゴリー「あいちトリエンナーレ/ジャパン・アンリミテッド」の25件の記事
https://elder.tea-nifty.com/blog/cat24228090/index.html

今年4月に、台湾の台北当代芸術館で「表現の不自由展・その後」が開催の予定だそうです。台北当代芸術館は、日本統治時代に建成小学校として建てられたものだとか。親日家も多い台湾で、日台分断工作を行うということでしょぅか。

懸念すべきは極左暴力団体アンティファの関与です。

アンティファ(ANTIFA )はアメリカの極左暴力団体で、トランプ大統領がテロ組織に指定することを検討している危険な団体です。手強いはずです。アンティファ関連のツイートを5本紹介しておきます。

最後に、水に関する、とびきり新鮮なニュースを。同じ水の研究といっても、このニュースとは異なる領域の研究なのかもしれませんが、息子が学生のころの担当教官は水の研究における世界的権威でした。いずれにしても魚座のわたしには目を見張るニュースでした。

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2020年2月 3日 (月)

朗報、新型肺炎はエイズ・インフル薬で治癒するらしい

ニュースやツイッターで流れてくる情報などから封鎖された武漢市の惨状が窺える一方では、中共と運命共同体的であるかのような政府の対応の異常さ――初動の遅れと甘い対応――から、絶望的な気分に陥っていた。

特に有本香さんのツイートで紹介された毎日新聞の元記者小川氏の「自民党対策本部の会合では『中国人入国拒否を』など暴論が相次ぎました。出席者の一人は『聞いててあきれた』。党幹部も『こういう時に人の本質が見える。政治家って本当にあたふたする』と嘆き顔でした」というツイートを閲覧したとき、ああどんなに一般人が議員さんたちに働きかけても無駄なんだという虚脱感を覚えた。

党幹部とは親中派のあのかただろうか。いずれにしても日本の置かれたシビアな現状に無頓着かつ聞く耳を持たない政治家とマスコミ関係者。このままでは日本も武漢の後を追うことになるとの悲痛な思いでニュースを読んでいると、次のような記事に出くわした。

「新型コロナウイルスで米株安 マスク高騰 ネットでデマ拡散するも慌てない鉄則」というタイトルの週刊朝日の記事である。この記事の中で、感染治療学分野の岩田健太郎教授は「不必要な騒ぎなのは、中国人を拒む店が出てくるとか、SNS上にデタラメな情報があふれていることです。デマが多く、中国の陰謀だとか、生物兵器だとかといった情報が出ています」と述べている。

中国の陰謀、生物兵器といった情報はツイッターで流れてきたので、わたしはそのソースを探して、大紀元のニュース記事「新型コロナウイルス、初期患者の3割は『海鮮市場に行っていない 医学誌が指摘』と、bioRxivにアップされたプレプリント(査読前の論文)に辿り着いた。

大紀元はニューヨークを本社とする法輪功系のメディアだが、大紀元の記事からは知的な印象を受けることが多いので、よくチェックしていた。

bioRxivにアップされた論文は、サイト「地球最期のニュースと資料 In Deep」2020年2月1日の記事「新型コロナウイルスに『HIV (エイズウイルス)』のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに『感染しても免疫を獲得できない示唆』を中国当局が示し、事態は新たな局面に」(URL: https://indeep.jp/found-hiv-in-wuhan-coronavirus/amp/)で知った。

わたしは医学にも科学にも無知なのだが、この2つの情報にはそのような憶測を生むだけの内容があると思った。

といっても、大紀元のニュース記事は国際的な医学誌「ランセット」に1月24日発表された論文がもとになったものであり、bioRxivにアップされたプレプリントは「Uncanny similarity of unique inserts in the 2019-nCoV spike protein to HIV-1 gp120 and Gag」というタイトルの論文であって(※Google訳では「2019-nCoVスパイクタンパク質のユニークなインサートとHIV-1 gp120およびGagとの不思議な類似性」)、当然ながらそこに中国の陰謀、生物兵器といった言葉はない。

大紀元によると、中国当局の「武漢の海鮮市場が発生源」「死亡した2019-nCoV罹患者はすべて高齢者、疾患を患う人」という発表とは矛盾する内容が「ランセット」掲載の論文には書かれている。

また、国際的に有名な学術誌「ネイチャー」が2017年に武漢の研究所からのウイルスの漏えいについてその可能性を指摘していることから、一部の専門家は新型コロナウイルスが市場から20キロメートル南に位置する「武漢ウイルスP4研究所」から漏れ出した可能性があると指摘した。

「タイ政府『新型肺炎、エイズ・インフル薬で治癒』と発表」というタイトルの日本経済新聞の記事は、bioRxivにアップされたプレプリント(査読前の論文)の信憑性が裏付けられたようなニュースだった。

bioRxivにアップされた論文。

2019-nCoVウイルス(新型コロナウイルス)のスパイク糖タンパク質に4つの挿入が見つかった。4つのインサートすべてのアミノ酸残基はHIV-1 gp120またはHIV-1 Gagのアミノ酸残基と同一または類似している。これは自然界にはないことだ、と論文にはある。※HIVはエイズウイルス

新型コロナウイルスにエイズウイルスのタンパク質が挿入されているのであれば、なるほどエイズウイルス治療薬とインフルエンザ治療薬が効くはずだ。

もし中共の陰謀というのであれば(習近平派と対立する派だろう)、背後にアメリカのディープステイトがいるはずだとわたしは考えている。まあ陰謀であれ事故であれ動物が原因であれ、いずれにしてもタイで新型肺炎の患者がエイズ・インフル薬で治癒したというニュースは喜ばしい。今夜は久しぶりによく眠れそう。

今、bioRxivにアップされた論文をもう一度確認しようと思ってアクセスしたところ「この記事は取り下げられました。詳細はこちらをクリックしてください」という表示が出ていた。プレプリントだったので、研究コミュニティから受け取ったコメントに応じて修正するためであるようだ。

わたしは論文を既にダウンロード済みだった。畠違いだろうけど、化学を専攻した息子には論文が読めるかもしれないと思ったのだ。仕事が忙しくて最終論文をよいものに完成させる時間がなく、息子は博士課程を中退した。

実は昨年息子と喧嘩してしまい(それで正月も帰省しなかった)、わたしは早く仲直りしたいのだが、若い頃の自分を相手にしているようで、仲直りするにも難しい。

そういえば、ご報告がまだだった。幸いぎっくり腰と思われる腰の痛みは綺麗さっぱり治った。先月29日、内科を受診したときはまだ痛みがあったのだが、よくなった。受診についても記録しておくつもりなのだが、それは別記事にする。

長い記事になり、読み返す気力がないので、間違いがあるかもしれない。その確認はまた明日……それなら明日アップするという手もあるけれど、当ブログは覚え書きなので、とりあえずアップ。

締め括りに可愛いトムとジェリーの動画を貼り付けさせていただこう。

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2019年7月14日 (日)

創作が滞っています。脳死について。

萬子媛をモデルとした歴史小説を忘れたわけではないのですが、臓器ビジネス及びブラヴァツキー夫人の心臓に関する記事を神秘主義エッセーブログにアップしようと資料漁りをし、メアリー・ポピンズの物語への神智学の影響を調べかけたところで、予定が滞っています。

どちらもちょっと書いておくつもりだったのが、そのちょっと書くだけでも難しくて書きあぐねていました。

メアリー・ポピンズのシリーズの最初の二冊に神智学の影響が見られ、『帰ってきたメアリー・ポピンズ』では赤ん坊のアナベルが鳥たちに自分は闇の中から来たという場面があります。はじまりはそこからとアナベルはいうのです。

それに続けてアナベルは色々なことをいい、総合すると神智学の影響は疑いのないものとなりますが、この闇の性格が旧約聖書に出てくる闇や子宮の中の闇とはどう違うのかを説明しようとすると、厄介で、つい後回しに。

先に臓器ビジネスに関する記事の続きを書こうとして、渾身のルポ、城山英巳『中国臓器市場』(新潮社、2008)を読むと、もう衝撃を受けるばかり。これで11年も前の作品です。ルポは、日本人ブローカーとの出会いの話から始まります。

脳死移植はキリスト教社会で発達したもので、儒教的考えの残る中国では日本と同じように両親から授かった自分の体を完全な状態で火葬したいという伝統的価値観が浸透しているため、臓器提供に積極的でないとあります。

それなのになぜ、中国がアメリカに次ぐ移植大国となったのか(11年も前に既にそうです)。以下のニュースには、2020年には中国が世界一の臓器移植大国になるとあります。2017年、中国人体臓器提供・移植委員会の黄潔夫委員長の弁です。

中国、2020年に世界一の臓器移植大国に―中国メディア
人民網日本語版 配信日時:2017年8月9日(水) 5時50分
https://www.recordchina.co.jp/b186821-s10-c30-d0035.html
「中国には現在、1900人あまりの臓器提供・移植コーディネーターがおり、近く5千人にまで増やす計画だ。現在、臓器移植手術を実施している病院は173軒あるが、年内に200軒、2020年までに300軒まで増やすことを目指している」。

日本では、本人が提供拒否の意思を示していない限りは家族の同意が得られれば脳死移植が認められるようになり、また高額医療制度が利用できるようになったりしていますが、このまま臓器移植の道を突っ走っていいのでしょうか。

ブラヴァツキー夫人の心臓に関する言葉を引用するまでもなく、小松美彦・市野川容孝、田中智彦編『いのちの選択――今、考えたい脳死・臓器移植(岩波ブックレット782)』(岩波書店、2010)を読むと、脳死移植に疑問が湧きます。

脳死者から臓器を切り出すときには麻酔や筋肉弛緩剤が投与されるそうです。「脳死者に深くメスを入れただけで、脈拍や血圧が急上昇するばかりか、暴れ出して摘出手術どころではなくなってしまうからです」(15頁)とあります。

ずいぶん活発な死体ですね。科学に無知な人間は、驚かされることばかりです。次のようなニュース記事もあります。

心肺停止後、5分は意識がある!? 最新の脳神経学で分かった「死」
ニューズウィーク日本版 2018年3月6日(火)19時30分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/5-40.php
心肺停止後、5分は意識がある!? 最新の脳神経学で分かった「死」
心臓が止まったり生命の兆しが見られなくなったりした後でも、脳内では3〜5分間ほど脳細胞や神経細胞が活動していることが分かった。

ブラヴァツキー夫人は、心臓に最後に死ぬ点があると書いており、ヨギが土中に埋められ肉体のすべての部分が死んでしまっても、この点が生きている限り、ヨギは復活することができると書いています。

心肺の停止が先か脳の活動の停止が先か……いずれにしても、最後に死ぬ一点が生きている限りは、ブラヴァツキー夫人の説に従えば、死んだように見えていたとしても、それは死ではないということになります。

ブラヴァツキー夫人のような日本でいえば江戸末期に生まれ明治時代に亡くなった人の説を持ってくるまでもなく、現代科学においてもこれほど不確かな「死」。臓器の必要に駆られて死んだかどうかわからないものを死と決めつけなければならないとしたら、これほど非科学的な話もないでしょう。

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2019年4月25日 (木)

宇宙的な日没の光景

この映像、何て綺麗なんだろう!

 

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2019年4月20日 (土)

金星探査機あかつきの物語に感動しました

iPadでツイッターをするのは勝手が違い、ブログにちゃんと貼り付けられるか、心許ないです。

以前、小惑星探査機はやぶさ帰還のドキュメンタリーに感動しましたが、金星探査機あかつきのドキュメンタリーもすばらしいものでした。

再放送が4月22日午後3時08分からあります。録画予約しました。おススメです。

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2017年4月21日 (金)

サイト「The True Size Of ...」で動かしてみた日本の意外な大きさにびっくり!

一般的に利用されている地図は、メルカトル図法による地図ですね。

ウィキペディア:メルカトル図法

メルカトル図法(メルカトルずほう)は、1569年にフランドル(現ベルギー)出身の地理学者ゲラルドゥス・メルカトルがデュースブルク(現ドイツ)で発表した地図に使われた投影法である。図の性質と作成方法から正角円筒図法ともいう。等角航路が直線で表されるため、海図・航路用地図として使われてきた。メルカトルが発案者というわけではなく、ドイツのエアハルト・エッツラウプ(ドイツ語版、英語版)が1511年に作成した地図にはすでに使われていた。

この図法は地球儀を円筒に投影したもので、地軸と円筒の芯を一致させ投影するため経線は平行直線に、緯線は経線に直交する平行直線になる。ところで正角性を維持するには、横方向・縦方向の拡大率を一致させる必要がある。緯線はすべて赤道と同じ長さになるので、高緯度地方に向かうにつれて実際の長さ(地球儀上の長さ)より横方向に拡大される。それに応じて縦方向(経線方向)にも拡大させるので、高緯度に向かうにつれ距離や面積が拡大されることになる。
ウィキペディアの執筆者. “メルカトル図法”. ウィキペディア日本語版. 2017-03-26. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AB%E5%9B%B3%E6%B3%95&oldid=63496100, (参照 2017-03-26).

こうした地図の欠点をなるべくなくすために、サイトの地図上で国を動かして様々な国々との大きさが比較できるよう工夫されたサイト「The True Size Of ..」があることを知りました。

The True Size Of ...
http://thetruesize.com/

使いかたについては、サイト「GIGAZINE」の以下の記事に詳しいです。

世界の国の本当の大きさを地図上で簡単に比較できる「The True Size Of ...」
http://gigazine.net/news/20170111-the-true-size-of/

わたしもさっそく、まずはわが国から試してみました。

J_2a

ヨーロッパに置いてみたときの日本の大きさには、びっくりです。

J_1a

北極(南極)に近づくほどに実際より大きく表示されますから、北欧の国々の近くにまで日本を持っていくと、このデカさ。

J_3a

アメリカに持って行っても、わたしが思ったより大きいです。

自分が小柄なので、思ったより大きかった日本に対して、戸惑いと喜びとが混じります。

他の国々も動かしてみようっと。

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