YouTubeに動画「『原子の無限の分割性』とブラヴァツキー夫人は言う」をアップしました。娘の転職。
はてなブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」で公開中のエッセー 106「『原子の無限の分割性』とブラヴァツキー夫人は言う」を機械朗読で動画にしました。
文章を読む場合とは違って、動画だと前後関係がパッと目に入らないので、説明を加えなくてはわかりづらいなあと思う箇所が多々ありました。今回も簡単なWindows10 の標準アプリ「フォト」に統合されている動画編集機能 ビデオエディターで作成。
動画の作り方をもう少し勉強しないとまずいのですが、ちょっと今はその余裕がありません。
萬子媛をモデルとした新作能の執筆に入りました。頭は完全にそちらのモードです。レイチェル・ストームの著作、大田氏の論文の感想はまとめる必要があると思っているので、間で時間を作ってそうしたいと考えています。
話題は変わりますが、娘が初の正社員になり、かなりホッとしています。今もそうですが、病院勤務になります。
今勤務している病院は、それまでの流通業勤務(書店員)に比べると、待遇はよかったのですが、書店員のときと同じ契約社員で日給、土日祝日が休みで休日が多いだけに、祝日の多い月だと寂しすぎる給料だったようです。まだ契約期間は残っているのですが、常にハロワ情報のチェックはしていました。
法学部卒の学歴を活かしたい、と法律事務所を探していた時期もありました。でも、中国で研修を受けた弁護士とか、コリアン系弁護士などもちらほらおられ、友好国の弁護士ならともかく、日弁連の問題点などもいわれている日本特有の事情がここ数年で一般にも明らかになってくるにつれ、その方面で見つけるのは及び腰に。
娘は医療関係には全く関心が向かなかったのですが、書店時代に仲良くなった――わたしまで一緒に仲良くなった――年下の女友達が「こんなのはどう?」と勧めてくれたとか。彼女は現在、大阪で手話通訳の仕事を頑張っています。遠距離恋愛の彼氏とは別れたとか。
2019年4月13日 (土)
新生活に向けて出発した娘の女友達
https://elder.tea-nifty.com/blog/2019/04/post-0e97d4.html
今いる病院ではレセプトの経験はなかったので、決まらなくても仕方がないと思っていました。決まっただけでなく、本来はレセプト経験者に出る手当を、年齢を考慮して出していただけるそうで、ありがたいねと話しました。年齢が高くなれば、むしろお給料を減らされそうなご時世下で……。
今いる処と同じような総合病院を、娘は探していました。でも大抵、大病院には派遣が入っていて、あとはパート。契約の求人ですら、まれです。娘は少人数の家庭的な職場よりも、風通しのよい職場が好みで、先生が一人といったクリニックは気が進まず……
結果的に専門性の高い、それに関連した科がいくつかある病院を受け、受かりました。県内ではここにしかない装置があり、夜間よく救急車がそちらへ向かっています。でも、まさかそこに勤務することになるとは……。
娘の周囲でも、親がそこでよい治療を受けた、という人が数名いて、やり甲斐がありそうですが、求められる仕事は通信講座で学んだだけのレセプト。面接のときに大学時代の部活を訊かれ、古文書研究会と娘が答えると、「古文書より簡単ですよ」といわれたそうですが、どうでしょう。
職場の上司にやめることを報告すると、「俺たち、棄てられるん?」と寂しがってみせてくださり、どこに行くか訊かれて答えると、「あそこはいいよ~。正社員に決まってよかった、おめでとう!」と祝福して貰えたそうです。
娘はさっそく同じ科の人達との食事会に行っていました。
ただ、娘が本当に好きなのは本の仕事だとか。天職を表す土星のサビアンが「互いの知識の範囲に橋をかける方法を模索する人類」だからでしょうか。本当は編集者になりたかった娘です。
書店員のときは「人文」を受け持っていました。その関係のどの本のことを訊いてもちゃんと目を通して知っているので、契約ではもったいないと親の買いかぶりかもしれませんが、思っていました。本の評価にも、眼識があったと思います。
しかし、サビアンシンボルでは、「歯科の仕事」「X線」といった病院関係のシンボルがあるので、病院とのほうが縁ができやすいのかもしれません。
決まった病院の創立年月日を調べてサビアンを出すと、そこは歯科ではないのに、なぜか「歯科の仕事」が二つも入っていましたし、他にも娘と重なるサビアンがいくつかあり、「X線」とも関係の深い専門病院なので、これは決まるかもしれないと思っていました。
ちなみに娘のホロスコープでは、月のサビアンが「歯科の仕事」です。月は、人物では母親、妻、大衆などを表します。わたしは娘にとって、歯医者さんみたいにガリガリやる母親かもしれません。娘が成人してからは小言をいうこともほぼなくなりましたが、子供の頃は娘の呑気なところが心配でイライラして、よく小言をいっていました。糠に釘のようなところがありましたけれど。
今ではわたしのほうが呑気になって、時々娘から小言をいわれます。
息子の月のサビアンは「机に座っている偉大なビジネスマン」。松村潔『決定版!!サビアン占星術』(学習研究社、2004)によると、「広い視野を持ち、大きな仕事に向いている人です。……(略)……ヴィジョンの大きさは秀逸ですが、実現には多くの人の犠牲を伴います」「壮大なヴィジョンを形にしたくなります。こういう時には、たとえば小説を書いたりすると、一人で全ての世界を構築する願望が満たされます」とあり、子供達が成人するまでわたしは小説ばかり書いていて、結果的にそのことで迷惑をかけた面があると今になって反省しています。
わたしのサビアンにはどちらもありません。子供たちの目に映る母親像がこれらだということでしょうね。
長話になりましたが、動画をアップしておきます。