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2022年10月11日 (火)

あるピアニストの不条理な死と新型コロナワクチン。イベルメクチンの治験結果。よい話が聴けたスペース座談会(シェディングの話、キャリー・マジェ博士の動画を連想させられた話)。

カテゴリー「新型コロナ対策: イベルメクチン」記事一覧

娘の勤務する病院では、コロナ陽性者だった同僚が出勤してきたら別の人が……という具合で、イベルメクチンで予防している娘は無事ですが、「何だか馬鹿らしくなった」といって、求人情報を見ていました。コロナワクチンを接種していないのは、今や娘くらいです。

「別のところへ行っても同じじゃないの、日本は」とわたしはいいました。

わたしのような文系の人間でも、高校の生物くらいの知識があれば、辞書や翻訳機能を使って新型コロナワクチンやイベルメクチンに関する論文を大まかに読むくらいのことはできるはずです。

しかし、医療従事者であっても、それをしないのが一般的なようで、つくづく驚かされます。

3回目接種後から5ヶ月間、ワクチン後遺症に苦しんだ末に亡くなったピアニストのツイートが話題になっています。わたしは娘に教えられて、閲覧しました。

時系列的にワクチン後からの経緯を追えるので、何か鬼気迫る一連のツイートです。

ぴかお(GoGoGo!withSAVIOR)@pikao·10月3日
あらためて時系列で見ると壮絶なツイートであることが分かる→

3回目接種後にワクチン後遺症に苦しみ、5か月後に亡くなったピアニスト”. みのり先生の診察室. 2022-10-03. https://ameblo.jp/drminori/entry-12766363107.html

お医者様が解説を交えながら、亡くなったピアニストのツイートをブログで紹介してくださっています。ぜひ、前掲のリンク先へ行って閲覧してみてください。

このようなワクチン後遺症によるものとしか考えられないツイートを、わたしはこの1年半の間、ほぼ毎日見てきました。

こうしたことについて、家族と友人の一人に話すくらいで、他に仲間もいませんが、ツイッターでワクチンの危険性に対する危機意識を共有できる人は見つかりました。

そのような人々がツイッタースペースで座談会を開かれました。わたしはリアルタイムで聴いていました。録音されているので、どなたでも聴くことができます。

以下の華さんのツイートに表示されている「Read the full conversation on Twitter」をクリックしてツイッターに行かれたら、「録音を再生」ボタンをクリックしてください。

Trilliana 華@Trilliana_z·9月25日
リアルタイム参加9467人、再生回数が一晩で11.4万回のスペースって一体どう言う事なんでしょう😅ナンカコワレテル?。思わず二度見しました。改めて皆さんに感謝🙏🏻

naotsuka_maki@NaotsukaM
返信先: @Trilliana_zさん
シェディングかもしれない強烈な症状に見舞われたことがあり、イベルメクチンの3日連続服用で治まりましたが、そんな科学現象が本当にあるのか疑問でした。が、中村先生の感染性ワクチンのお話でなるほどと思いました。
華さんのキャリー・マジェ博士の動画に通ずるお話は圧巻。勇気あるご活動に感謝!
午後11:14 · 2022年9月25日

シェディングと呼ばれる現象が科学的に存在するのかどうか、以前からわたしは疑問に思っていました。

スペース座談会で、ナカムラクリニックの中村篤史先生がそれについて、わかりやすく説明してくださっています。

中村先生のnoteから、シェディングについて引用します。

シェディング(コロナワクチン接種者の体から何らかの病原物質が出ており、その悪影響を受けること。伝播、トランスミッションとも)

中村 篤史/ナカムラクリニック. “シェディングに効いたもの”. note. 2022-03-03. https://note.com/nakamuraclinic/n/n0ed042383c09, (参照 2022-10-11).

わたしがツイートで言及した「シェディングかもしれない強烈な症状」というのは以下の過去記事で書いています。

2022年5月21日 (土)
コロナ禍においても、極めて冷静な某クリニックに出かけました。白血球数、肝機能正常、がんの兆候もなし。イベルメクチン最高!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/05/post-fe1654.html

1回目は2ヶ月ほど前に遡ります。顎から頭にかけて割れるように痛くなり、イベルメクチンを予防のためではなく、症状の改善を期待して12ミリグラムを1錠服用。症状は間欠的に起きたので、イベルメクチンを3日続けて服用し、ようやく治まりました。熱はありませんでしたが、喘息が悪化したような咳が出ました。喘息だったのでしょうか。

あの凄まじい、顎から頭にかけての痛みが何だったのか、わかりません。

2回目はつい最近で、背中や腰が痛くてたまらず(ぎっくり腰とは違う痛みでした)、体がばらけそうで、胸が焼けるようで息苦しく、このときはイベルメクチンを5錠使いました。1日に2錠服用した以外は1日に1錠です。

もしシェディングという科学現象が本当に存在するのなら、ワクチン後遺症はワクチン接種者だけの問題ではないのです。

スペース座談会の後半で華さんが話されたキャリー・マジェ博士の動画に通ずる内容のエピソードは圧巻ですので、ぜひ聴いてみてほしいと思います。

キャリー・マジェ博士がボーイフレンドと乗っていたセスナ機が墜落して重傷を負われた、というニュースを見たのはいつだったでしょうか? 御本人が集中治療室からメッセージを発信されたので、ご無事だということはわかりました。その後の経過はどうでしょうか。身の危険を感じておられたという話も伝わっています。

ワクチンの危険性を訴える方々は命がけです。それを茶化したり、馬鹿にしたりする人々もまた存在する異様な世の中です。

緊急新型ワクチン youtubeで削除された動画 キャリーマジェ博士 絶対に打ってはダメ!
2021/02/18 01:06
dc5 さん
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38291005

ところで、ワクチンよりイベルメクチンを信頼してきたわたしたち家族ですが、興和によるイベルメクチンの治験の結果が出ました。

1人の死亡者も重症者も出ず、皆んな仲良く治ってめでたしでしたが、有意差なしという治験としてはメリットのない結果となってしまったようです。

イベルメクチンの研究を政府が支援し、治験が3月までから9月に延長されるというニュースに接したときの、これはイベルメクチン潰しかもしれないという嫌な予感が当たった気がしました。ですが、これはあくまで素人の邪推にすぎないのでしょう。

厚労省などの外圧はない。

ただただプロトコールとRCT自体に問題あり。

“興和の治験結果に想う”. Dr.和の町医者日記. 2022-10-06. http://blog.drnagao.com/2022/10/post-8115.html, (参照 2022-10-11).

チーム イベルメクチン@ivermectin_team
もう完全に決着がついたような印象を受けるツイートが流れてきたのでコメントします。
①有意差なしは効果なしではないし②興和治験はタミフルやモルヌピラビルのような早期投与ではないので、花木先生が完全に白旗をあげたわけではないと思います。興和もインタビューを読むと同じ考えと思います。

(引用ツイート)
Ryusei@RyuseiNagatomo1
興和に続いてまもなく北里大の結果を公表するために着地点に向かっているように見えるので、もう花木先生に対する怒りはない。彼が可能性を追求する姿勢自体は研究者として間違ってないから。内心だって何を思おうと自由だ。ただそれらを徒にSNSや本で一般大衆の目に触れさせた弊害を理解して欲しい。

午前7:26 · 2022年9月27日

たけ@ドラクエ全般&コロナ(ワクチン含む)関連の情報収集@1113taketake·9月27日
@ivermectin_teamさん
イベルメクチンでノーベル賞を受賞した大村先生が以前にイベルメクチンはすでに政治問題になってると話してましたね
安倍さんトランプさん側とバイデン側が対立してた気はします
花木先生は安倍さんと面会したことありますが安倍さんが倒れた今、イベルメクチンが日の目をみるのは難しいかもしれません

かじろう@kajirou·9月27日
返信先: @ivermectin_teamさん
タミフルの治験は、発症後36時間以内の条件で行ったみたいですね。
ウィルス感染、早期治療が原則なので当然でしょう。
翻ってイベルメクチンの治験。早期投与は最初から考えていなかったのでしょうか。
だとすれば関与した医師達、お粗末な限りです。

インフルエンザウイルス感染症に対するリン酸オセルタミビルの有効性および安全性の検討」『感染症学雑誌』。URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kansenshogakuzasshi1970/74/12/74_12_1044/_article/-char/ja/

naotsuka_maki@NaotsukaM
返信先: @kajirouさん, @ivermectin_teamさん
イベルメクチンの研究を政府が支援、治験が半年延長……というニュースを見た時、嫌な予感がしましたが、以下の動画で「興和のプロトコルは厚生労働省が指定したもの」とおっしゃっており、やっぱりと思いました。
私の素人感覚では仕組まれたイベル潰しに思えます。

午後2:17 · 2022年10月6日

#103_興和イベルメクチンの治験について 私見③ 長尾チャンネル
2022/10/06 12:00
Tk さん
https://nico.ms/sm41172146

プロトコルの意味を以下に引用します。

プロトコル(試験実施計画書)
プロトコルとは医薬品などの治験を実施にするにあたって、治験実施者(治験を実施する医療機関)及び治験依頼者(おもに製薬会社)が遵守しなければならない、その治験に関する要件事項を記載した実施計画書のことをいいます。プロトコルには治験の背景、根拠及び目的などとともに、統計学的な考察も含めて、治験のデザインや方法及び組織についても記載され、その治験にかかわる全ての人が遵守する法律のような存在です。
作成:株式会社インテリム

3Hメディソリューション株式会社/3Hクリニカルトライアル株式会社. “プロトコル(試験実施計画書): がんの用語辞典”. オンコロ. 2017-10-12. https://oncolo.jp/dictionary/protocol, (参照 2022-10-06).

「興和イベルメクチンの治験について 私見」という動画は①~③まであります。①②へのリンクを張っておきます。

#101_興和イベルメクチンの治験について 私見① 長尾チャンネル
https://nico.ms/sm41171707

#102_興和イベルメクチンの治験について 私見② 長尾チャンネル
https://nico.ms/sm41171910

さらに疑問なのは、外圧とはいえないまでも、プロトコルを指定するほど厚労省が関わっているなら、有意差が出ないくらいオミクロンが軽いことだって厚労省主導(?)の治験の中で当然わかっているはずなのに、5類に下げるどころか、ワクチン激推しをやめず、6カ月~4歳向け新型コロナワクチンを特例承認したことです。

アルツハッカーさんの翻訳による、イベルメクチンの安全性を評価したジャック・デスコート(リヨン クロード・ベルナール大学名誉教授、米国毒性化学アカデミーフェロー、Eurotox登録毒性学者)の報告書を以下のリンク先で閲覧できます。

専門家評価報告書 イベルメクチンの医学的安全性」『alzhacker.com』。2021年04月27日、URL: https://alzhacker.com/expert-review-report-medical-safety-of-ivermectin/

アルツハッカーさんもスペース座談会にスピーカーとして出席しておられました。

ところで、kkkkkkkさんが今回の興和の治験結果を受けて、一連の専門的なツイートを発信なさっています。2つのスレッドを紹介させていただきます。

……(ツイート紹介①ここから)……

kkkkkkk@kkkkkkk777
返信先: @kkkkkkk777さん, @KatsuNakajimaさん
https://twitter.com/kkkkkkk777/status/1575311406152536065

イベルメクチンとゾコーバについて

興和のイベルメクチンの治験は有意差が出せず

https://twitter.com/kkkkkkk777/status/1574321860464222209?s=19

塩野義のゾコーバはp=0.04でぎりぎり有意差が付きました。

https://twitter.com/kkkkkkk777/status/1574993704074772481?s=19

どちらも3CLプロテアーゼ阻害剤の作用機序を共有しているので、同じ様な効果が得られると思われます。

https://twitter.com/kkkkkkk777/status/1574993704074772481

午前11:20 · 2022年9月29日

興和の治験は発症後5日以内の患者かつ、そこそこ強い症状が出た後で、一般の発熱外来でPCR陽性後、保健所に届け出が済んだ患者を治験登録したために、投薬開始が最短でも発症から3日以上経過した患者がほとんどだったと考えられます。

また、投与量、投与方法が、イベルメクチン4mgを1日3回となっており、海外の治験の0.6mg/kg(60kgの人で36mg)を1日一回や、FLCCCのプロトコル食後2-3倍量(60kgの人で24-36mg、食後服用で血中濃度2.6倍)と比較して、極端に血中濃度が低い条件で行われています。

また、興和の治験の評価方法は、イベルメクチン投薬から治癒までの期間となっており、発症から治癒までの期間ではありません。投薬からの期間では、オミクロン株の自然治癒が4-8日程度であるとして、

例えば発症1日目投薬で2日後治癒も、発症5日目投与2日後治癒も、同じ2日間で治癒と評価されてしまいますが、罹病期間なら3日間と7日間となり、明らかに前者は効いていると評価が出来ます。この治験の評価方法では自然治癒の評価も出来ず、差も出にくくなる問題があります。

塩野義の治験は、2相治験で症状の有意差が付かなかった反省から、3相治験では有意差が付き易い様に、発症後72時間未満の患者に限定しています。

一般的に、抗ウイルス薬がインフルエンザやコロナウィルスに理論的に効果があるとされる期間は発症後4日以内の投与とされていますが、

現在流行中のオミクロン株は、発症後24-48時間がウィルス量のピークとされており、症状を抑えるためには、サイトカインの放出量が決まる前、つまり、ウイルス量がピークを迎える前に十分量の抗ウイルス薬を投与する必要があります。

イベルメクチンで言えば、ウイルス暴露時から発症後24時間までの間に服用し、ウイルス増殖前に血中濃度が最大となっている必要があります。ウイルス量がピークを抑えた後の投与では、サイトカインが放出された後となり、

海外のイベルメクチンが「重症化や死亡の抑制には無効」とされた発症後5日前後投与の治験で示された様に、せいぜいウイルスが早めに消失したり(有意差あり)、症状が0.49日早く消失する(有意差あり)程度です。

ウイルスの早期消失や症状の早期消失は、有意差を持って有効性が示されたにもかかわらず、その治験の主要項目ではなかったので無視されています。

イベルメクチンを個人輸入し、発症時や濃厚接触時の服用経験があれば、発症直後の服用で翌日〜翌々日に治ったり、数時間で解熱したり、家族に発症者がいてもすぐに服用した他の家族が発症しなかったりするのを目の当たりにしており、

効果が無いとする治験結果と実体験の乖離が大きく、何故もっと早期の服用が出来ないのか、と疑問に思います。

北里大学の花木先生や治験関係者の話を総合すると、自院で迅速PCR出来る施設が限られており、保健所経由の患者に頼らざるを得ず、早くても治験登録が発症後3日となる、という事で、早期治療するのための治験参加者を集めるのに、色々工夫し、大変苦労したそうです。

治験の概要を見れば、50施設以上の参加がありますが、

https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCT2031210316

PCR装置を購入可能だったと思われる、政府からの補助金があった国立病院機構や地域医療機能推進機構は数病院のみで、半数は個人医院や私立病院であり、

迅速PCR検査で、自施設の発熱外来から当日中に治験に参加出来た患者はかなり限定されたと考えられます。

塩野義は、過去の抗生剤の治験の経験も豊富で、早期治療のノウハウや、設備が整った病院との繋がりもあったのではないかと思われますが、

興和については、WHO、NIH、FDAやマスコミの反イベルメクチンキャンペーンの中で、患者から治験の協力が得にくいだけでなく、設備が整った大病院の協力も得にくかったと考えられます。

今回は大村先生が旧知の仲の興和に治験の依頼をし、国の補助金で治験が行われましたが、治験デザイン自体がイベルメクチンの薬効が発揮出来る様になっておらず、病態や薬の作用機序、薬物動態をきちんと理解した人が治験を設計しているとは思えません。

薬を研究開発した人が関わっていないので、仕方ないのかもしれませんが、海外の治験で有効だった治験と、無効だった治験の比較検討をきちんとした上で、薬の投与量、投与方法、投与時期、対象患者(発症後24時間以内や、48時間以内など)、

評価方法(投薬から治癒までの期間か、発症から治癒までの期間か)など、治験を専門にする利益相反がない第三者機関で専門家を集め、各社の治験で治験条件や実施施設にばらつきが出ない様な仕組み(国立&JCHO v.s. 私立&公立)、治験を行う公的機関の設立が必要ではないでしょうか。

今後の治験は、会社の規模や経験(興和 v.s. 塩野義、特にノウハウの有無)、主体となる企業の有無に関わらず(ジェネリックが出た薬で、企業が主体とならず、大学や学会が治験が必要と考える薬、例:バイアスピリン、コロナに対するステロイド、イベルメクチンを念頭に。)、

治験の規模や質、同じ様な作用の薬は同じ条件で治験が行える様に(アビガン、モルヌピラビル、paxlovid、イベルメクチンで、発症後3日以内投与や5日以内投与など)、独立した公的機関で利益相反の不正無く行う様に法改正してください。

kkkkkkk@kkkkkkk777·9月29日
返信先: @kkkkkkk777さん, @KatsuNakajimaさん
日本発の薬が出にくくなった現状では、創薬や治験は国家事業に位置づけて推進するべきです❣️

https://twitter.com/hanakihideaki/status/1575325845912109057?s=19

……(ツイート紹介①ここまで)……

……(ツイート紹介②ここから)……

kkkkkkk@kkkkkkk777
https://twitter.com/kkkkkkk777/status/1579161870824767488

統計学的には正しい事を言っていると思いますが、多くの優秀な頭脳をお持ちの統計学を学んだ筈のイクラ達が誤解しているだけの事はあって、統計学を学んだ事が無い一般人にはさっぱり解らないと思います❣️

もう少し具体的に分かりやすく言い換えてみます❣️

https://twitter.com/ivermectin_team/status/1578927837356052481?s=19

午前2:28 · 2022年10月10日

今回の治験で言いたかった事は、プラセボとイベルメクチンで差が出る事を統計的にp<0.05で証明したかった、という事❣️

そこで、投与実験を行った❣️

興和の治験の条件は、半数にプラセボ、半数にイベルメクチンを、手続き後、発症後3-5日目に投与開始で、4mgを1日3回3日間服用した❣️

ところが、治験開始頃からはオミクロン株になったので、従来株では発症1週間後から肺炎など重症化する症例が2割程度いたのに、プラセボ群もイベルメクチン群も軽症で発症後4-7日で全員が治癒してしまったため有意差が付かなかった❣️

これでは、薬が効いたのか効かなかったのか評価が出来なくなった❣️

有意差が付けば薬効があったでよいが、有意差が付かずに評価が出来なかった、というのは言い換えると、薬効があるとは言えなかった、という事であって、薬効が無い事の証明が出来たのではない、という事❣️

治験の前提条件の投与方法や評価方法を変えれば有意差が付く可能性はある❣️

よって、オミクロン株に対して発症後4-5日目からイベルメクチンを4mg1日3回3日間投与してもしなくても差が示せないだけで、薬効の有無とは無関係の事柄である❣️

にも関わらず、統計を理解出来ないのに知ったかぶって薬効が無いというデマを流すのは、無知を晒していると思ってよい💢

有意差が付かなかった=薬効が無い

は明らかな間違い💢

有意差が付かなかった=有効性が示せなかった

と考えるのが正解❣️

では、どうすれば有意差が付いて有効性を証明出来るのかを考えるのが、普通の考え方❣️

薬効が最大となる条件を検討して、前とは違う条件で次の治験を行う❣️

抗ウイルス薬は早く服用すればするほど効果が高くなるのは、インフルエンザのタミフルが発症後48時間以内に服用しないと効果が無い事でよく知られている通り❣️

ファイザーのpaxlovidやメルクのモルヌピラビル、塩野義のゾコーバも治験は、ほぼ発症後72時間以内の投与で行っている❣️

イベルメクチンは半減期が長く、1日1回の投与では、血中濃度は数日後になって、ようやく最高となる。

以上の事を勘案すれば、ウイルス感染直後〜発症直後の投与が最も効果が発揮できる事は想像できる❣️

また、吸収率がよい高脂肪食後投与(血中濃度が空腹時の2.6倍)として、

初回投与量を安全性が確認されている上限(空腹時10倍量2mg/kg)服用時の血中濃度に近い量、例えば0.75mg/kgを食後服用とし、2日目からは維持量の0.15mg/kg食後服用とすれば、血中濃度が通常量0.2mg/kg空腹時服用の7.8-9.75倍で維持され、効果が最大となる。

https://twitter.com/kkkkkkk777/status/1578314231359098880?s=19

評価方法も、今回の興和の治験は、投与から治癒の日数で、発症から治癒までの罹病期間ではなかった💢

例えば、発症当日投与で2日後治癒と発症3日後投与で2日後治癒では、罹病期間3日間と5日間で明らかな差があるが、どちらも2日後治癒の評価になり、自然治癒の影響が大きく出る💢

したがって、次の治験は、濃厚接触者や発症直後(出来れば24時間以内、最大で72時間以内)の患者を対象として、発症から治癒までの時間がどれだけ短縮出来るかを上記投与量、投与方法で、投与開始時期毎(濃厚接触時、発症当日、発症翌日、発症翌々日)の罹病期間で評価すればよい❣️

……(ツイート紹介②ここまで)……

記事の最後を2本の動画で飾ります。1本目はヒカルさんが紹介してくださった動画。逞しそうな男性の真っ向からのパワフルな主張に、元気が出ました!

2本目は、未接種者にはご褒美のような動画です。

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