予告していた2本の記事にはまだ手をつけていません
過去記事で予告した「エリザベス2世の死後に返還運動の高まる世界最古のダイヤモンド、及び廃されたインドの王子一行とブラヴァツキー夫人」という仮タイトルの記事」にはまだ手をつけていません。
ヴィクトリア女王の時代、女王に謁見する目的で廃されたインドの王子一行が訪英していたとき、その王子と一緒に行動していたお一人がブラヴァツキー夫人の守護の大師であり、彼女は公園のベンチでそのかたに接したとハワード・マーフェット(田中恵美子訳)『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』(神智学協会 ニッポンロッジ、1981)に書かれています。
長身で大変なハンサムだったそうですが、このかたのことはブラヴァツキー夫人自ら、『インド幻想紀行』※の中で書いています。
※H・P・ブラヴァツキー(加藤大典訳)『インド幻想紀行 上 ヒンドスタンの石窟とジャングルから』(筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2003)
このかたは「中央インドではかなり裕福なタークル族で、インドに何百と存在する藩王国の一つで封建的族長」(『インド幻想紀行 上 ヒンドスタンの石窟とジャングルから』413頁)とのことです。かつ誠実な友であり、旅行中の守護者であったこのかたに最初に接した英国でのことをブラヴァツキー夫人は幻想紀行の中で回想し、それは27年以上前のことだったと綴っています。
昔、『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』を読んだときは物語のように思われましたが、廃された王子と宝石のことを調べているときにこの記述を思い出し、ハッとなりました。それで、紹介したいと思ったのです。長くなりそうなので、やはり記事を改めます。
このかたはモリヤ大師でしょうが、「今使われているモリヤの名は,同大師の化身であった古代インドのモリヤ王朝の始祖チャンドラグプタ モリヤから来たものである」と竜王会青年部編『総合ヨガ用語解説集』(竜王文庫、1980、82頁)にあります。
モリヤ朝のことをマウリヤ朝とわたしは学校で習いました。ブラヴァツキー夫人が若い頃に英国で出会い、27年以上後のインド旅行中に接したヒンドゥーもモリヤ大師の化身だったとすれば、モリヤ大師はまさにインドの王国としての最初と最後を見届けたかただということになります。涙がこぼれてしまいました。
話は変わりますが、国葬反対者と大方の日本国民では宗教的な教養に内容の違いがあるように思われたので、それについても書きたいと思っていますが、これにもまだ手をつけていません。いつ萬媛(祐徳稲荷神社を創建した花山院萬子媛)をモデルとした新作能の執筆に戻れるのでしょうか。
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