モンタニエ博士の「水は情報を記憶する」という研究内容から連想したブラヴァツキー夫人の文章
モンタニエ博士の「水は情報を記憶する」という研究内容から連想したブラヴァツキー夫人の文章を紹介したいと思います。あくまで、わたしの個人的な連想にすぎません。
神智学に関するわたしの考えには間違っていることも多く混じっていると思いますので、書籍や神智学協会の動画を参考になさってくだされば幸いに思います。
神智学協会ニッポン・ロッジのチャンネルがYouTubeに開設されており、現時点で15本の動画が公開されています。
神智学協会
https://www.youtube.com/channel/UCzZCXhRNoZZ7DkMcIkJpAwQ
わたしが行う引用については、故田中会長に引用の許可を伺い、黙認して貰っていたという経緯があります。はい、あくまで 黙認 にすぎないものです。
田中恵美子先生とジェフ・クラークさんの翻訳はすばらしく、ここで日本語の神智学用語が確立されたといってもいいでしょう。
その貴重な邦訳書から引用させていただくことは畏れ多いことですが、現代科学とリンク……といわないまでも連想させられる内容については、わたしのような未熟な者でも発信しないことには、知られないままで終わってしまうのでは……という懸念を覚えるのです。
一方では、ブラヴァツキー夫人が述べてもいない荒唐無稽な思想が夫人と関係があるかのようにあまりにも堂々と横行しており、この傾向にささやかにでも対抗するには、夫人の香気ある、なまの論文を読んでいただくのが一番だと考えました。
わたしの考えが間違っていたとしても、たとえ引用という形であれ夫人の論文の断片が存在すれば、それを読んでいただき、読まれたかたが邦訳書や原書を追跡なさることによって正しく判断していただくことが可能となります。
本当は、大学のような研究機関において高度な研究がなされるべきです。ブラヴァツキー夫人の文章は一般人には難解ですし、夫人の論文内容をまともに研究するには、強靱な知性と美しい心、そして膨大な資料(資金)が必要でしょうから。
その間に合わせのような、おかしなことを、わたしのような無知なおばさんがするべきではないことは重々承知の上ですが、どなたもあまりしてくださるふうではないので、わたしがあくまで個人的なメモとして書くしかないという事情をわかっていただきたいと思います。
サイト「ブラヴァツキー研究センター」はブラヴァツキー情報の宝庫です。
Blavatsky Study Center
https://blavatskyarchives.com/
以下の動画では、ここの資料へリンクさせていただいています。
「原子の無限の分割性」とブラヴァツキー夫人は言う
2020/10/23
https://youtu.be/c54EEOWPngo
ところで、新型コロナワクチンに警鐘を鳴らし続けたフランスのウイルス学者リュック・アントワーヌ・モンタニエ博士(Luc Antoine Montagnier,1932年8月18日 - 2022年2月8日)の急逝について、以下の記事で採り上げました。
2022年2月13日 (日)
モンタニエ博士の急逝。世界では薄れてきたワクチン信仰、それなのに日本ではガンガン打っている理由。危険なロット番号。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/02/post-d3e0ba.html
よく引用させていただくインディープさんの記事を閲覧していました。
興味の方向性が似ているなあと思って閲覧させていただいていると、時々、シュタイナーの著作からの引用に出合います。ああそうか、やはり方向性が似ているんだと思いました。
新型コロナが流行するようになって、インディープさんの記事を閲覧する医学の専門家が増えたようです。そのかたがたのツイートに引用があるのです。原文に当たって、きちんと紹介されているので、専門性が高いインディープさんのサイトです。
In Deep
https://indeep.jp/
ウイルス学者として知られるモンタニエ博士が光学生物物理学というジャンルにも偉大な足跡を残されたことを、インディープさんの以下の記事で知りました。
「生体の光」「水の記憶」「DNA」で人間の多くの病気を治癒する技術をほぼ完成していた矢先のモンタニエ博士の死。その「光学生物物理学」の歴史 https://t.co/gZgVjVWfKm
— naotsuka_maki (@NaotsukaM) February 20, 2022
「生体の光」「水の記憶」「DNA」で人間の多くの病気を治癒する技術をほぼ完成していた矢先のモンタニエ博士の死。その「光学生物物理学」の歴史
投稿日:2022年2月19日
https://indeep.jp/dr-montagnier-s-revolutions-in-optical-biophysics/
インディープさんの記事によると、モンタニエ博士は、実験によって次のようなことを立証しました。
- DNA の情報は、電磁波として水に転写される
- 水はその DNA の情報を(DNAが消えた状態でも)記憶する
- そして、その水に転写された DNA の情報は(そこに何もないのに)元の DNA と同じ電磁波信号を発し、(そこには何もなかったのに)DNAが検出された
また、同様の研究をしているかたの論文の抄録を読みました。そこには次のようなことが書かれていました。
水の情報記憶について
Memory of Water
根本 泰行
https://ci.nii.ac.jp/naid/130005253316…(前略)…従来科学においては、「水の情報記憶」について、なかなか認められず、結果として「『水からの伝言』は非科学的である」との批判を受けてきた。ところが過去10年ほどの間に、世界のトップレベルの科学者たちから、「水は情報を記憶する」ということを示唆する証拠が提示されてきている。 ワシントン大学のジェラルド・ポラック博士は、水には固体・液体・気体の他に、「第四の水の相」とでも呼ぶべき特殊な「相」があることを発見した。そして博士は「『第四の水の相』を考慮すると、『水からの伝言』で示されている現象を初めて科学的に説明できる可能性がある」という趣旨の発言をしている。その理由として、博士は以下の2つ―すなわち「水が凍る時、水は必ず『第四の水の相』を通過する」ということと、「『第四の水の相』は、水分子がランダムに動いている従来の液体の水のイメージと異なり、極めて秩序正しい形になっているので、実際に情報を記憶する能力を持っている可能性がある」ということ―を挙げている。…(後略)…
こうした分野の研究全体については、わたしにはちんぷんかんぷんです。
そういえば、息子が大学、修士、博士課程を通して――社会人ドクターとして頑張りましたが、卒論の仕上げにかける時間がとれず中退しました――師事していた教授は水の研究で世界的に有名なかたですが、こうした研究とは全く異なる方面の研究なのでしょうか?
いずれにせよ、わたしには難解なのですが、前掲二つの記述からブラヴァツキー夫人の次の文章を連想せずにはいられませんでした。1831年に生まれたブラヴァツキー夫人は1891年――和暦では明治24年――に亡くなっていますから、現代の科学用語を駆使するわけにはいかなかったことを頭に置いて読んでいただきたいと思います。
氷は素晴らしい魔法使いであり、エーテルと同じように、その性質がほとんど知られていません。それはアストラル光とオカルト的な関係があり、ある状態の下で目に見えないアストラル領域からあるイメージを反射することもあります。ちょうど光と感光板は望遠鏡でさえも見えない星を反射することができるのと同じようなことです。…(略)…とにかく氷は光の或る状況の下でその表面に印象づけられたもののイメージを保存する特性が確かにあり、溶けるまでそのイメージを目に見えぬままで守ります。高質の鋼も同じ特性をもっていますが、氷ほどオカルト的な性質ではありません。氷を表面から見たら、これらのイメージは見えないでしょう。しかし、熱で氷を分解させて、そこに印象づけられていた力やものを扱うようになると、氷は印象づけられていたイメージを投げ出し、その形が現れるのを観察できます。それは別の環に至る一つの環にしかすぎません。もちろんこれはすべて近代科学ではありませんが、それでも事実であり、真実です。
(H・P・ブラヴァツキー著、田中恵美子&ジェフ・クラーク訳『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論(上)』神智学協会ニッポン・ロッジ、1989、「議事録」729頁)
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