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2020年6月11日 (木)

4本目の文学動画『卵の正体(後編)』を作成、アップしました。動画作成のあれこれ。

電子書籍化した作品(KDPセレクトに登録していないもの。セレクト登録作品はアマゾンでしか公開できません)と公開済みのブログ記事を動画作成のもとにしているので、校正の手間はないのですが、それに匹敵する作業はあり、それはナレーションソフトの標準語話者のアクセント調整と、自動字幕内容の訂正です。

ナレーションソフト『かんたん!AITalk®3 5話者パック(標準語)』(株式会社エーアイ)の使い方はシンプルで、難しくはありません。AHS ストアで購入しました。税込価格 19,800 円。「お買い上げ5000円以上送料無料」、「代引手数料は弊社にて負担させていただきます」とのことで、19,800 円の出費で済みました。

個人の範囲であれば、「YouTubeなどのウエブへの映像作品のナレーションに使用」、「動画への広告掲載(アフィリエイト行為)」、「ホームページ、ブログなどで 私的に利用」することが可能という、一部改訂になったこの利用許諾内容には感謝してもしきれません。

6年前に変な(?)動画を初作成したときから、ちゃんとした文学動画を作成したいという夢がありました。それにはナレーションソフトが必要だと思い、フリーソフトも試しましたが、触発されるものがなく、半ば諦めていました。

標準語話者のぞみ、かほ、ななこ、せいじ、あんず。せいじは男性、あんずは子供の音声。音声効果には音量、話速、高さ、抑揚があり、調整次第では、相当な効果が出せるのではないでしょうか。

〈のぞみ〉の音声は、『マドレーヌとわたし』のような童話にぴったりだと思いました。なぜか、スーパーが「シューパー」、馬が「ば」になる箇所があり、どうしても直りませんでした。「馬」が行の頭にくるからだろうと思い、平仮名や片仮名にしてみても「ば」と読みます。

科学的な用語が出てくるファンタジー『卵の正体』には、むしろ棒読みっぽい〈ななこ〉のほうがクールな感じが出て合うように思いました。〈せいじ〉の音声はアナウンサーのように聴こえます。

優秀な標準語話者達ですが、人間の声が持つ、情感から来る陰影などはさすがに望めないため、朗読動画を作るにはバックミュージックが必要だと思いました。ありがたいことに、音楽素材を無料配布してくださっているサイトがあります。写真素材を無料配布してくださっているサイトもあります。

字幕をきちんとつけておけば、それをもとに視聴者がGoogle翻訳で外国語にすることも可能なので、頑張ってつけてみました。自動翻訳を利用してつけました。自動翻訳そのままでは、例えばマドレーヌが所々「窓霊夢」「窓 m」、ペガーズが「ぺ guards」になっていたりして、そのままでは使えません。書き直しが必要です。

萬子媛をモデルとした新作能にチャレンジするつもりで準備中なのですが、同じような内容で、まず短い童話にしてみたいと考えています。

https://youtu.be/LLk4o9qakgc

日本語字幕を付けています。画面の右下に表示されている字幕アイコンをクリックしてみてください。全画面にすれば、文字も大きくなるので、わたしの老眼にもつらくありません。 

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