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2020年4月14日 (火)

久しぶりに魚の吸い物を作りました

38年ぶりに、魚の吸い物を作りました……といえば、驚かれるでしょうが、本当です。

新婚時代、魚の吸い物を作ったら、夫に気難しい顔で「魚の吸い物は好きじゃない」といわれ、素直だった当時のわたしは、ああそうか、と学習し、二度と魚の吸い物を作らなかったのです。

といっても、味噌汁は以前は煮干し、最近は削り節(大袋入りの小分けした削り節が時々デパ地下で安くなっているので)で出汁をとっています。また、ちりめんじゃこを入れた吸い物、つみれ汁などは作っていたので、これらは魚の吸い物といえないこともありませんが……

わたしも夫同様、若い頃はハンバーグとかオムレツなどの肉系が好きだったので、特に白身魚を使った魚の吸い物をいただきたいとも思わなかったのですね。

ところが先日、なぜか強烈に亡き母が作ってくれていた鯛の吸い物が恋しくなりました。新婚時代にわたしが好きで夫が嫌いだったのは、納豆と落とし卵の味噌汁(落とし卵の吸い物はOK)。二人とも嫌いなのが、ホルモン(内臓肉)を使った料理。食べ物の好みは相性のよいほうでしょうね。

最近、夫は納豆と落とし卵の味噌汁が嫌いではなくなったので、もしかしたら魚の吸い物も嫌いではなくなったかもと思い、久しぶりに作ることにしました。

土井勝先生のレシピだと母の味になると思いました(母はよく土井先生の料理の本を見ていました)。家にある土井勝先生の本には鯛のあら(頭、中骨)で作る「鯛の潮汁」しか載っていません。わたしは、母がよく作っていた鯛の切り身で作る吸い物が作りたかったので、ググってみました。

斉藤辰夫先生のレシピで作ることにしました。小松菜があったので、ほうれん草の代わりにそれを使い、葱と柚子の皮は使いませんでした。柚子はほしかった。レシピ通りに作れば、料亭の味になると思います。昆布で丁寧に出汁をとると本当に美味しい。

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とても美味しかった。母の味を思い出しました。幸い夫も「うん、うまい」と褒めてくれ、「また作っていい?」というと、うん、といってくれました。

この日は、他にタケノコと油揚げの炊き込みご飯、冷や奴、それに、むきえびで作る脇雅世先生のレシピ「ミニえびフライ」を作りました。1人分の材料ですが、これを3人で分けてミニサラダにしました。

別の日に、フンドーキンの味噌汁のレシピを見ていて、菜の花の味噌汁が春らしくて、作りたくなりました。

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 菜の花が余ったので、鰺の塩焼きにも。ちょっと盛り付けかたが変ですが……

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