朗報、新型肺炎はエイズ・インフル薬で治癒するらしい
ニュースやツイッターで流れてくる情報などから封鎖された武漢市の惨状が窺える一方では、中共と運命共同体的であるかのような政府の対応の異常さ――初動の遅れと甘い対応――から、絶望的な気分に陥っていた。
特に有本香さんのツイートで紹介された毎日新聞の元記者小川氏の「自民党対策本部の会合では『中国人入国拒否を』など暴論が相次ぎました。出席者の一人は『聞いててあきれた』。党幹部も『こういう時に人の本質が見える。政治家って本当にあたふたする』と嘆き顔でした」というツイートを閲覧したとき、ああどんなに一般人が議員さんたちに働きかけても無駄なんだという虚脱感を覚えた。
小川氏のツイートは、自民党の内幕を暴露してくれていますね。対策本部の会合で「中国人入国拒否を」という根本的な対応策を提案する自民党議員が複数存在したことを教えてくれています。多くのツイッター民が議員さんたちに訴えてきたことでもあり、それが党幹部に握り潰されたということでしょうか?
— naotsuka_maki (@NaotsukaM) February 1, 2020
党幹部とは親中派のあのかただろうか。いずれにしても日本の置かれたシビアな現状に無頓着かつ聞く耳を持たない政治家とマスコミ関係者。このままでは日本も武漢の後を追うことになるとの悲痛な思いでニュースを読んでいると、次のような記事に出くわした。
「新型コロナウイルスで米株安 マスク高騰 ネットでデマ拡散するも慌てない鉄則」というタイトルの週刊朝日の記事である。この記事の中で、感染治療学分野の岩田健太郎教授は「不必要な騒ぎなのは、中国人を拒む店が出てくるとか、SNS上にデタラメな情報があふれていることです。デマが多く、中国の陰謀だとか、生物兵器だとかといった情報が出ています」と述べている。
政府の初動の遅れ、甘い対応が国民の不安を招いているのに、下手な作文みたいな記事だ。感染治療学の教授は新型コロナウイルスについて、もっと知的なことがいえないのか。情報を隠蔽され何の対策もせず今の惨状を招いたのが武漢の人々ではないのか?日本も武漢に続けといいたいらしい。無責任の極み。 https://t.co/aN2ZmPwUwe
— naotsuka_maki (@NaotsukaM) February 2, 2020
中国の陰謀、生物兵器といった情報はツイッターで流れてきたので、わたしはそのソースを探して、大紀元のニュース記事「新型コロナウイルス、初期患者の3割は『海鮮市場に行っていない 医学誌が指摘』と、bioRxivにアップされたプレプリント(査読前の論文)に辿り着いた。
大紀元はニューヨークを本社とする法輪功系のメディアだが、大紀元の記事からは知的な印象を受けることが多いので、よくチェックしていた。
bioRxivにアップされた論文は、サイト「地球最期のニュースと資料 In Deep」2020年2月1日の記事「新型コロナウイルスに『HIV (エイズウイルス)』のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに『感染しても免疫を獲得できない示唆』を中国当局が示し、事態は新たな局面に」(URL: https://indeep.jp/found-hiv-in-wuhan-coronavirus/amp/)で知った。
わたしは医学にも科学にも無知なのだが、この2つの情報にはそのような憶測を生むだけの内容があると思った。
といっても、大紀元のニュース記事は国際的な医学誌「ランセット」に1月24日発表された論文がもとになったものであり、bioRxivにアップされたプレプリントは「Uncanny similarity of unique inserts in the 2019-nCoV spike protein to HIV-1 gp120 and Gag」というタイトルの論文であって(※Google訳では「2019-nCoVスパイクタンパク質のユニークなインサートとHIV-1 gp120およびGagとの不思議な類似性」)、当然ながらそこに中国の陰謀、生物兵器といった言葉はない。
大紀元によると、中国当局の「武漢の海鮮市場が発生源」「死亡した2019-nCoV罹患者はすべて高齢者、疾患を患う人」という発表とは矛盾する内容が「ランセット」掲載の論文には書かれている。
また、国際的に有名な学術誌「ネイチャー」が2017年に武漢の研究所からのウイルスの漏えいについてその可能性を指摘していることから、一部の専門家は新型コロナウイルスが市場から20キロメートル南に位置する「武漢ウイルスP4研究所」から漏れ出した可能性があると指摘した。
引用ツイートにランセットとありますが、国際的な医学誌「ランセット」に1月24日発表された論文を大紀元が記事にしています。
— naotsuka_maki (@NaotsukaM) February 1, 2020
大紀元2020年01月29日「新型コロナウイルス、初期患者の3割は「海鮮市場に行っていない」 医学誌が指摘」https://t.co/j9aYmOPYDU
「タイ政府『新型肺炎、エイズ・インフル薬で治癒』と発表」というタイトルの日本経済新聞の記事は、bioRxivにアップされたプレプリント(査読前の論文)の信憑性が裏付けられたようなニュースだった。
タイ政府「新型肺炎、エイズ・インフル薬で治癒」と発表:日本経済新聞 https://t.co/izzdq9Vhxh
— naotsuka_maki (@NaotsukaM) February 2, 2020
bioRxivにアップされた論文。
Uncanny similarity of unique inserts in the 2019-nCoV spike protein to HIV-1 gp120 and Gag https://t.co/rENShs4fqM
— naotsuka_maki (@NaotsukaM) February 2, 2020
2019-nCoVウイルス(新型コロナウイルス)のスパイク糖タンパク質に4つの挿入が見つかった。4つのインサートすべてのアミノ酸残基はHIV-1 gp120またはHIV-1 Gagのアミノ酸残基と同一または類似している。これは自然界にはないことだ、と論文にはある。※HIVはエイズウイルス
新型コロナウイルスにエイズウイルスのタンパク質が挿入されているのであれば、なるほどエイズウイルス治療薬とインフルエンザ治療薬が効くはずだ。
もし中共の陰謀というのであれば(習近平派と対立する派だろう)、背後にアメリカのディープステイトがいるはずだとわたしは考えている。まあ陰謀であれ事故であれ動物が原因であれ、いずれにしてもタイで新型肺炎の患者がエイズ・インフル薬で治癒したというニュースは喜ばしい。今夜は久しぶりによく眠れそう。
今、bioRxivにアップされた論文をもう一度確認しようと思ってアクセスしたところ「この記事は取り下げられました。詳細はこちらをクリックしてください」という表示が出ていた。プレプリントだったので、研究コミュニティから受け取ったコメントに応じて修正するためであるようだ。
わたしは論文を既にダウンロード済みだった。畠違いだろうけど、化学を専攻した息子には論文が読めるかもしれないと思ったのだ。仕事が忙しくて最終論文をよいものに完成させる時間がなく、息子は博士課程を中退した。
実は昨年息子と喧嘩してしまい(それで正月も帰省しなかった)、わたしは早く仲直りしたいのだが、若い頃の自分を相手にしているようで、仲直りするにも難しい。
そういえば、ご報告がまだだった。幸いぎっくり腰と思われる腰の痛みは綺麗さっぱり治った。先月29日、内科を受診したときはまだ痛みがあったのだが、よくなった。受診についても記録しておくつもりなのだが、それは別記事にする。
長い記事になり、読み返す気力がないので、間違いがあるかもしれない。その確認はまた明日……それなら明日アップするという手もあるけれど、当ブログは覚え書きなので、とりあえずアップ。
締め括りに可愛いトムとジェリーの動画を貼り付けさせていただこう。
リアル版トムとジェリー✨ pic.twitter.com/tBiLW8QhbC
— 癒される動物 (@cutest_animal1) February 2, 2020
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