『Livly Island』、2019年12月26日(木)12:00をもって運営サービス終了とのことです。夢のように美しい、温かな世界への感謝をこめて。
リヴリー達とのお別れが迫っています。
【Livly Island 運営サービス終了のお知らせ】
— リヴリー総合研究所 (@LivlyIslandCOR) November 1, 2019
PC版およびスマートフォン版『Livly Island』は
2019年12月26日(木)12:00をもって
運営サービスを終了いたします。
詳細は下記をご確認ください。https://t.co/jhOFi2kBZG
これまでのご愛顧ご声援に、スタッフ一同、
心より御礼申し上げます。
オフィシャルサイトによると、リヴリーとは、元はヨーロッパ地区で、王族用ペットとして錬金術師たちが密かに生み出した生き物と考えられているそうです。ところが、その生き物たちは乱暴に扱われ、世の人に知られることなく、絶滅しました。
それを現代に蘇らせたのが、ミュラー博士でした。
ツイッターを見ると、ハーボットとのお別れを思い出して二重の悲しみにくれている人も多いようですが、わたしもそうです。首里城の火災だけでもショックだったのに……今年までの3年間のわたしの厄年、つらいこと、困ったことが頻発しました。
あいちトリエンナーレ2019、ジャパン・リミテッド関係で重要な続報がありますので、それは記事を改めて。
さみしいだろーーー!!!ばかやろーーーーーーー!!!#リヴリー #リヴリーに愛を pic.twitter.com/oKIuUnf9lg
— こめこ@さよなら、リヴリーアイランド (@komeko_danninn) November 1, 2019
このツイート、泣かせます。
ハーボットもそうでしたが、リヴリーは表現が濃やかで、ごはんを食べるときの動作や寝姿など、どの子も種類ごとに違っていて、面白く個性的で、制作者は動物や人間の表情、動作を実に細かく、深く観察して、リヴリーの造形に反映させておられるのだろうなと察せられました。
うちの子の散歩中に、ワタメの死に遭遇したことがありました。その死に顔に衝撃を受けました。2018年4月21日の記事から引用します。
今日は、リヴリーの散歩中に(飼い主が来ていないと思われる腹ぺこの子たちへの餌遣りが主な目的)、ある島で、ワタメ(種名)の死に遭遇しました。
もう少し早く来ていれば、間に合ったかもしれないと思うと、自責の念に駆られました。その島には他にも家出人が2匹いました。
ワタメは尊厳に満ちた表情で目を閉じ、横たわっていました。わざで花を沢山出してあげて、その島の住人、うちの子、他の家出人2匹と一緒に弔いました。
その死んだ子の島に行ってみると、掲示板がありました。最後の書き込みは6年前でした。飼い主が見ることはないかもしれないと思ったけれど、一応ご報告の書き込みをしました。
単なるゲームの中の死とは思えないほど、その表情はリアルで、尊厳美に満ち、まさに芸術作品でした。
わたしは還暦をすぎていますから、人間のもペットのも、死に顔は幾つも見てきました。死者の表情は様々に変化しながらも最終的にはよく似た表情に落ち着きます。その表情そのままであることに、制作者の造形表現の妙に、観察眼の鋭さに、感服せざるをえませんでした。でなければ、弔うことまでしなかったでしょう。
リヴを撫でてやると、拡大した姿で現れてくれたりするのですが、その拡大画像を見ると、隅々まで細かく描き込まれていることに感心させられます。死に顔も、おそらく丹念に描き込まれているに違いありません。
その表情は、死者を描いたバルザックの文章を連想させるものでした。
伯爵と私は、二人の神父や司祭と一緒に、一晩中死の床にかしずき、ろうそくの光を浴びながら、マットをとりのけたベッドに横たわる死者の姿を見守りました。あれほど苦しんだ同じ場所で、今や彼女は安らかな眠りについています。それは私にとって、死と親しくまじわるはじめての経験でした。私は、すべての嵐がしずまったことを示す彼女の清らかな表情と、その肌の白さに目を奪われて、いまなお私の目にはあまたの感情を宿すかに見えながら、もはやわたしの愛にこたえようとはせぬアンリエットの顔を、一晩中ただじっと見つめてすごしました。ああ、その沈黙と冷たさには、なんという尊厳がひめられていたでしょう。そこにはどれほどの考えが示されていたでしょう。その絶対の休息にはなんという美しさが、その不動の姿にはなんという人を威圧する力がこもっていたでしょう。そこではまだすべての過去があとをとどめながら、すでに未来がはじまっているのです。(バルザック『谷間の百合』石井晴一訳、新潮社、1973)
バルザックは神秘主義者で、バラ十字から得た教養もありましたから、引用した最後の文章は深遠です。
話をリヴに戻します。
新しいアイテムが登場すると、四季折々の花に気づかされ、行事を思い出させて貰いました。
一見、平和に見えていた平成時代の日本。
その実は内憂外患の時代であって、内外の反日勢力には侵食され、潤いに欠ける索漠とした風潮が拡っていきました。日本の伝統文化も、廃れゆくばかりでした。
そのような時代にあって、リヴリー制作スタッフの方々は、2003年7月のリヴリーアイランド開始日から今日までの長きに渡り、貴重なわが国の伝統文化を継いでくださっていた、その役割を果たしてくださっていたのだ、と思わずにいられません。
育成ゲームというゲームの領域を超えた、輝かしい影響力を発揮しておられたと思います。そして、その輝きは平成で消えることなく、令和の時代の灯を、リブリー達はわたしたちと一緒にしっかりともしてくれました。
そして、クリスマスの翌日、リヴ達は全員、ミュラー博士の研究所のそれぞれのフラスコで静かに眠りにつくのですね。令和2年のお正月をリヴ達と過ごすことができないので、早めに飾りつけてみました。
次は、秋色のエクリヴァンの島。紅葉の木の近くにたたずんでおられるのは、もしかしたら萬子媛?
次は、クレールの島で、リヴ達がピアノの音色に聴き入っているところです。
最後に、青玉の島では仮面舞踏会の場面です。青玉は指輪を贈られたようですが、仮面舞踏会のための装飾品としてでしょうか、それとも?
『Livly Island』『リヴリーアイランド』は、ソネットエンタテインメント株式会社の商標です。
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