葵家やきもち総本舗の「京おはぎ味くらべセット」。謡曲集で何度も読んでいた「高砂」「初雪」。
娘が「京都展に行ったら美味しそうだったから、買ってきたよ」といって、葵家やきもち総本舗の「京おはぎ味くらべセット」と「やきもち」を買ってきました。
前掲の写真が「京おはぎ味くらべセット」です。あん、きな粉、ごま、抹茶、いもの5個入りです。
わたしはおはぎは嫌いではありませんが、昔はどちらかといえば、ありふれた(?)食べ物だったので、へえーと感動なく思った程度でした。ところが、きな粉を一口いただいたところ、何という絶妙な、ほどよい甘さ、もち米の軽みのある粘り気でしょう。
感動のあまり変な表現になりましたが、いくつでもいただけそうな美味しさでした。やきもちも美味しく、これはお取り寄せ可能のようです。
葵家やきもち総本舗
公式オンラインショップ
https://www.aoiya.jp/
話は変わりますが、謡曲集を読んでいます。以前はさほど興味のなかった作品で、世阿弥作と考えられている有名な「高砂」が気に入り、何度も読んでいました。
NHKで1987年1月1日に放送された金春信高の名演を収録した「能楽 観阿弥・世阿弥 名作集 DVD-BOX」が出ています。
昔の結婚披露宴では、謡の上手な年寄りが3人で「高砂」を謡ってくれるのが恒例となっていましたが、今はあまり聴かないようです。
「高砂」を改めて読み、こんなに美しい文章だったのか、こんなお話だったのか、と感動した次第です。
金春禅鳳[こんぱるぜんぽう]の作とされる「初雪」はテレビでも観たことがありませんが、ちょっと悲しい可憐なお話で、これも何度も読んでいました。
| 固定リンク
« 「98 軌道修正したらしい、2019年発表のノーベル文学賞」を神秘主義エッセーブログにアップしました。 | トップページ | 天も祝福した「即位礼正殿の儀」。天皇という存在の本質をついた、石平氏の秀逸な論考。 »
「文学 №1(総合・研究) 」カテゴリの記事
- ついにわかりました! いや、憶測にすぎないことではありますが……(祐徳院三代庵主の痕跡を求めて)(2023.07.04)
- 第29回三田文學新人賞 受賞作鳥山まこと「あるもの」、第39回織田作之助青春賞 受賞作「浴雨」を読んで (2023.05.18)
- 神秘主義をテーマとしていたはずのツイッターでのやりとりが、難問(?)に答える羽目になりました(2022.06.22)
- 萬子媛の言葉(2022.03.31)
- モンタニエ博士の「水は情報を記憶する」という研究内容から連想したブラヴァツキー夫人の文章(2022.02.20)
「能楽」カテゴリの記事
- 『祐徳院』らくがきメモ 6)能の五番立(2021.11.07)
- YouTubeで視聴できる新作能「アマビエ」、コロナ終息を祈願する神歌・能「岩船」(2021.10.25)
- 神秘主義エッセーブログに「112 祐徳稲荷神社参詣記 (15)新作能「祐徳院」創作ノート ①2020年7月~10月 」をアップしました(2021.10.09)
- 神秘主義エッセーブログに「111 祐徳稲荷神社参詣記 (14)新作能への想い 」をアップしました(2021.09.25)
- 世阿弥「花鏡」、戦国時代の中国に早くも臓器移植を連想させる道家の文書。神智学でいうカーマ・ルーパ。(2020.08.13)
「グルメ」カテゴリの記事
- 住友コレクション名品選「フランスと日本近代洋画」。 macaroniレシピ「濃厚ゴマのピリ辛豚バラ坦々丼」。(2023.09.05)
- 鯨専門店「くらさき」のながさき鯨カツ(通販あり)。改めてストウブ鍋とおひつのこと。炊き込みご飯2種、肉料理2種。(2022.09.21)
- 母の日のお花。レモン鶏そぼろ寿司(NHK「きょうの料理ビギナーズ」)、鶏ひき肉とカリフラワーのクリーム煮(ふれ愛交差点 クッキングガイド)、塩昆布入り豆乳スープご飯(こんぶネット)、琵琶(e-ながさきドットコム)(2022.06.17)
- 天ぷらの衣にマヨ。マキネッタで淹れるコーヒーは面白い。手抜き盛り合わせ皿。(2022.01.03)
- 最近、よく利用している通販サイト。生ゴミ臭対策の強い味方。(2021.12.28)
コメント