あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その14。再開の動きのある中で浮上した、補助金詐欺疑惑。
愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」ですが、以下の愛知県議会議議員のツイートが示す、不透明な状況下で、再開の動きが出ています。
あいちトリエンナーレ、8月13日に知事に対して4項目の申し入れを行いましたが、その後未だ説明なし。議会軽視と言われても仕方ない。その後、9月20日に自民党議員総会が開催され、担当部局より説明を受けたが、質問と答弁が噛み合わず紛糾。10月3日県民環境委員会で取り上げられるも、明快な答弁はなし
— 愛知県議会議員 山下ともや (@tomoya_komaki) October 4, 2019
再開する時期は10月6~8日の方向だということですが、ここへきて、補助金詐欺疑惑が出てきました。
「表現の不自由展・その後」問題に関しては国会での追及が行われるべきだと思っていましたが、こんなことが明るみに出るとは……刑法第246条「詐欺罪」に触れる犯罪行為である疑いが濃厚ですね。 https://t.co/EgAPdU6SpT
— naotsuka_maki (@NaotsukaM) October 5, 2019
明日は6日ですが、本当に再開されるのでしょうか。メディアはおそらく補助金詐欺疑惑に関してはおおむねスルーでしょう。出版界の現状を伝える以下の貴重なツイート。
出版関係の会合で、「あいちトリエンナーレの展示中止や文化庁の補助金中止について声をあげないと」と言うばかりの人たちにイラつき、「ヘイト本溢れてる今の状況に出版界の責任は感じないのか」と言っても通じず、昨夜はやけ酒やけ食い。電凸ネトウヨ育てたのは誰なんだよ。
— かぱぱん (@kapapanpan) October 3, 2019
あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」では、慰安婦像はじめ、昭和天皇、特攻隊を貶める作品が展示されていました。それを再び日本人の目に晒すつもりなのでしょうか。
ここまでするのであれば、日本人が大東亜戦争と呼び、戦後、GHQによって戦時用語として使用が禁止され、太平洋戦争などと呼ぶようになった戦争について、公平に検証すべきです。
否、既に検証は充分なされたといっていい段階にきているのですから、メディアがそれを海外にまで拡散してくれればいいだけの話なのです。反日に染まりきっていて、彼らはそれをしようとはしません。
「欧米諸国によるアジアの植民地を解放し、大東亜共栄圏を設立してアジアの自立を目指す」、という理念と構想を元に始まった大東亜戦争が、アジアの植民地の宗主国を中心に構成された連合国側にとっては都合が悪かったため、終戦後にはGHQによって「戦時用語」として使用が禁止され、「太平洋戦争」などの語がかわって用いられた。
「大東亜戦争」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年8月16日 04:16 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org
戦争をするに当たっての日本のこうした理念と構想は、開戦の詔勅に簡潔に書かれています。開戦の詔勅、終戦の詔勅の内容を日本人は学校で教わることがありません。
前の記事で書いたように、萬子媛のイメージ像をモデルとした新作能を書いている途中ですが、戦時中、萬子媛に度重なる危機を助けられたとお書きになっている田中保善氏が軍医として行かれたというボルネオについて調べていました。
コタブルトのアバラ屋と書かれている箇所を読むと、ジャングルの中なのだろうかと思い、これは凄惨なボルネオの戦いというイメージにぴったりくるものでした。ですが、クダット県知事公舎、大きな医務室などと書かれていると、整備された地域もあるのだろうと思いました。それは、植民政策を行っていたオランダかイギリスが整備したものを日本軍が占領したのだろうかと思い……当時の状況が全くわからなくなりました。
連合軍の攻撃で悲惨になる前のボルネオの状況を知りたいと思いました。今でもジャングルで有名なボルネオは、ボルネオの戦いで悲惨になる前から悲惨なところだったのでしょうか。
今のボルネオは親日だそうで、特にブルネイがそうだと知り、ウィキペディアを閲覧しました。
第二次世界大戦が始まり、この地を支配していたイギリスを日本軍が排除した結果、1942年より日本の戦時統治が始まり、ブルネイ県が設置される。
木村強がブルネイ県知事として着任した。
木村強は約1年間ブルネイ県知事を勤めて最初に軍部の反対を抑えて、多くのインフラ設備と公共設備投資をして、後のブルネイの経済発展をさせた。後に首狩り族とブルネイで恐れられ、日本軍に抵抗し戦い、その日本軍の兵士も捕まえて首を切ったとされているイバン族を必死に説得して協力させ、ブルネイの発展に作業させた。ブルネイ国王のアマド・タジュディンはイバン族を全滅させようとしたが、木村強は何とかしてイバン族の命を救った。そして1年のブルネイ県知事を終えた。
「ブルネイの歴史」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年8月29日 01:28 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org
石油がほしいというだけでは、首狩り族を保護するようなことまではしないでしょう。以下のブログには、詳しいことが書かれています。植民地として利用されるだけで貧しかったボルネイを日本は人道的なやりかたで、豊かなところに変えていきました。日本人がブルネイの人々と一緒に平和な、豊かな場所に変えていったところへ、連合軍が攻撃をしかけてそれを滅茶苦茶にしたというわけです。
「【親日感動秘話】ブルネイを救った伝説の日本人」『にゃんころりんのらくがき』。2016年06月06日 13:47 UTC、URL: https://ameblo.jp/ba7-777/entry-12167914277.html
そういえば最近、ペリリューの戦いで知られるパラオについても調べて、感動したばかりでした。
2019年9月16日 (月)
あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その13。「開戦の詔勅」から「表現の不自由展・その後」まで、ツイートを時系列に。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2019/09/post-dcf82f.html
太平洋戦争について調べるとき、こうした「発見」は沢山出てきます。そうした国々が今も親日であることが、何よりの証拠です。日本人にとって、太平洋戦争はまぎれもなく大東亜戦争だったのです。
戦時中の日本人の美しい行為は、江戸初期生まれの萬子媛が神社という神域から今なお続けておられる行為に重なるものがあります。日本人にはこうした一筋の美しい流れがあり、それを絶やしてはいけないと思います。これほどのものを作り上げた文化は尊重され、継承されるべきものであって、貶められるべきものではありません。
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