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2019年10月29日 (火)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その17。同意企のイベントが、今度はオーストリアで。

カテゴリー「あいちトリエンナーレ」
https://elder.tea-nifty.com/blog/cat24228090/index.html

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またしても、新たな事実が発覚しました。

ざっと復習しますと、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が芸術性のない、反日プロパガンダであったことを過去記事で確認しました。また、同意企のイベントが来年広島でも開催の予定であることをご報告しました。

発覚した新たな事実というのは、オーストリアの日本大使館の公式イベントとして開催されている美術展示会「JAPAN UNLIMITED」(9月26日~11月24日)も、あいち・ひろしまトリエンナーレと同意企のイベントであることがわかったことです。

わたしはこのことを、これまでのようにツイッターで知りました。

shin (@shin_shr190506) さんが、日本国の名誉のためにずいぶん精力的に動いてくださっています。shinさんが働きかけられた方々は、わたしに確認できたところでは、安倍首相、茂木外務大臣、若宮外務副大臣、大西宏幸議員、長尾たかし議員、板東忠信さん、小野田紀美議員、上念司さん、高須克弥先生といった方々です。

その中で、小野田紀美議員が自民外交部会でこの件を問題提起され、また自民党の大西議員から外務省に問い合わせが行われました。

外務省の回答は、日本国民として、到底納得できるものではありません。

日本の在外公館(世界各地に存在する、大使館、総領事館、政府代表部、日本国政府在外事務所の総称)は、説明するまでもありませんが、外務省に所属します。

shinさんがおっしゃるように、わたしもこれは国際問題だと捉えています。shinさんは怒りに燃えておられます。正義の怒りです。わたしも同様に怒りに燃えています。

外務省のホームページに「「当ウェブサイトへのリンクは原則として自由ですので,許可は不要です。トップページだけでなく,個別情報ページへのリンクも同様です」とありますので、以下のページにリンクを張っておきます。

在オーストリア(ウィーン)日本国大使館(URL: https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html)

日本オーストリア友好150周年事業の公募ガイドライン
平成30年7月23日掲載
https://www.at.emb-japan.go.jp/itpr_ja/150yearsguideline.html

公募ガイドラインの「4.承認要件」をご覧ください。

(3)に「日墺両国の相互理解を深め,友好を促進するもの」とあります。また、(4)には「主催者が事業の一切の責任を負うもの」とあります。(5)には、「以下に該当しないもの。 公序良俗に反する,又は,オーストリアの法律に違反する事業。日本とオーストリアの友好関係を損なう事業。営利を目的とした事業又は公益性が乏しい事業。 特定の主義・主張又は宗教の普及を目的とする事業」とあります。

「JAPAN UNLIMITED[ジャパン・アンリミテッド]」は(3)(4)に反し、(5)に該当するとしか思えません。

彼らに国際問題の責任がとれますか? 日本オーストリア友好、芸術という概念から大きく逸脱する展覧会の開催は、日本だけではなく、それが行われた国をも侮辱する行為であることがわからないのでしょうか、わかってやっているのでしょうか。

外務省はなぜ承認したのか、追及されなければなりません。

幸いshinさんのご活躍で、多くの人々が「ジャパン・アンリミテッド」という、あいち・ひろしまトリエンナーレと同意企の奇異を衒った、悪質で幼稚な、ただもう恥ずかしい反日展覧会が開催されていることを知るところとなりました。

以下に、「ジャパン・アンリミテッド」に関するshinさんのツイートを貼らせていただきます。

shinさんがお書きになっているように、サイト「俺たちの備忘録」の記事『「ジャパン・アンリミテッド」は丸ごと反日プロパガンダ展なのか…!?』には、展覧会の内容について、わかりやすくまとめられています。ぜひ、ご閲覧ください。

 

 

shinさんへの大西議員の返信は、以下に貼ったツイートをご覧になればわかりますが、「外務省に確認しました。 外務省、大使館は後援や主催、共催の事実はないとのこと。しかしながら、友好150年のムードを高める旗をを作成し、民間事業者が友好ムードを高めるならばと使用を許可したとの事。問題の展示会もエンブレムを使用した可能性があると。/即位礼前に指摘を受けていたにも拘らず、対応が後手に回っていた事や、外務省の対応に大きな問題があるのは事実です。あいちトリエンナーレと同等の反日活動に友好の為に生まれた旗が利用された事に憤りを感じます。外務省に対して厳しく対処する様に指摘をしておきました」というものでした。

「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督をつとめた津田大介氏については、以下のような記事も出てきました。

 

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