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2019年9月14日 (土)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その12。週刊ポスト問題で浮き彫りになったマスコミのダブルスタンダード。

カテゴリー「あいちトリエンナーレ」

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」と週刊ポスト(小学館)「韓国なんて要らない」に対する報道から明らかになった、マスコミのダブルスタンダード(二重基準)。それがどのようなものであったか、門田氏が的確に解説しておられます。

『週刊ポスト』編集部によると、週刊ポスト9月13日号掲載の特集『韓国なんて要らない!』は、「混迷する日韓関係について様々な観点からシミュレーションしたもの」だそうです。

それに対して、作家から怒りの声があがりました。

  • 深沢潮「記事が差別扇動であることが見過ごせなかった」
  • 内田樹「世間の良識に反するような攻撃的で差別的な言葉を世間に流布させた『週刊ポスト』編集部に出版人の矜持はないのか」
  • 柳美里「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」

この方々の経歴をウィキペディアから引用します。

深沢 潮(ふかざわ うしお、1966年 - )は、日本の小説家。
東京都生まれ。両親は在日韓国人で、自身は結婚・妊娠を機に日本国籍を取得した。上智大学文学部卒業後、会社勤務や日本語講師などを経験。2012年、『金江のおばさん』で、第11回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞。
「深沢潮」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年9月4日 20:09 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

柳 美里(ゆう みり、유미리、1968年6月22日 - )は、在日韓国人の小説家、劇作家である。国籍は韓国。
神奈川県横浜市中区出身。横浜共立学園高等学校中退、演劇活動を経て1994年に小説家デビュー。1997年芥川賞受賞。作品には私小説が多く、無頼派の系譜を継ぐ作家と評されることがある。
「柳美里」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。 2019年6月13日 13:14 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

内田 樹(うちだ たつる、1950年9月30日 - )は、日本のフランス文学者。学位は修士(東京都立大学・1980年、フランス文学専攻)。武道家(合気道家、凱風館館長)、翻訳家、神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学人文学部客員教授。
自由民主党と公明党による連立政権である安倍内閣に対して、独裁という強い表現を使って反対の立場を表明している。『しんぶん赤旗』のインタビューで、「共産党に期待することは、マルクスの教えのもっとも本質的なところ、すなわち『ものごとを根底的にとらえる』という意味でラディカルな政党であってほしいということです」と述べている。
「内田樹」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。 2019年9月7日 00:54 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

深沢潮氏は韓国籍から日本国籍に帰化した小説家。柳美里氏は在日韓国人の小説家。内田樹氏は左翼文学者。

この方々が感じた痛みは、日本人があいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」から感じた痛みと同質のものでしょう。マスコミの大勢[たいせい]は韓国、左翼と関係の深い方々に共鳴したようですから、マスコミ界には韓国、左翼と関係の深い人々が如何に多いかがわかります。

何にせよ、前掲作家の方々は大手出版社「小学館」とはもう仕事をなさらないそうです。

わたしも鳳水氏と同じことを思いました。「仕事を要らないのならください」

また、わたしは柳美里氏の以下のツイートに相当な違和感を覚えたのです。柳氏は「わたしは、排除する側ではなく、排除される側で良かったと心底思います」と書いておられますが、そのことに対してです。

ご自分が排除される側との柳氏の認識は、どこか変です。

以上のことから導き出せることは、韓国、左翼に関係の深い方々は、自分たちにとって居心地のよい、自分たちが排除されない世界を形成するために、韓国・左翼に関係の深くない人々――その多くが一般日本人でしょう――を排除する側におられたのです。

彼らは現在、仕事にも地位にも恵まれていながら、排除された遠い過去の記憶があるのでしょうか。

「その11」で、今後の日韓関係を考える上で参考になりそうな馬渕睦夫氏出演の動画「ひとりがたり馬渕睦夫」#27 日韓対立の要因〜米DeepStateの東アジアレジームとは?〜 ホワイト国・GSOMIA・輸出管理強化 https://youtu.be/a1sIf8IReVw @YouTube を紹介しました。

今後の在日コリアンの方々との関係を考える上で参考になりそうなのは、高市早苗総務相が民主党政権下で野党議員として発言された次の動画です。在日コリアンの方々が強制連行されたという日本に対する誤った認識、不要な被害妄想に囚われておられるなら、それらから解放されるべきです。

https://youtu.be/-NsZ-9Bxp6w

一色正春氏が「iRONNA」の記事「朝鮮人が目を背ける『強制連行』と『強制労働』の真実」で、このことに関してわかりやすくまとめられておられます。記事には、動画の高市氏の発言で出てくる「在日朝鮮人の渡来および引揚げに関する経緯、とくに、戦時中の徴用労務者について」(記事資料 昭和34年7月11日:昭和35年2月外務省発表集第10号より抜粋)という資料も転載されています。

 

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