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2019年8月 2日 (金)

「平和の少女像」(慰安婦像)と「ライダイハンの母子像」を芸術的観点から比較してみる

ところで、1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」が問題となっています。愛知県と名古屋市が11億円以上の予算(公費)を使っているそうです。芸術監督を務めるのは、ジャーナリストの津田大介氏。

企画展「表現の不自由展・その後」の会場には、慰安婦を表現したという韓国人彫刻家夫妻による「平和の少女像」(慰安婦像)、昭和天皇の御真影を焼く映像、安倍総理と官房長官を模した顔の口にハイヒールが突っ込まれたオブジェが展示されているそうで(これは展示されていなかったとのこと。なぜ拡散したのか?)、画像や動画が拡散しています。

以下のブログ記事から、「平和の少女像」(慰安婦像)の画像をお借りします。

あいちトリエンナーレが反日サヨクの私物に」『パチンコ屋の倒産を応援するブログ』。 2019年08月02日、URL: https://ttensan.exblog.jp/

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芸術作品とは、時間と場所の制約を超えるものです。

英国人彫刻家レベッカ・ホーキンス制作「ライダイハンの母子像」とキム・ウンソン&キム・ソギョン制作「平和の少女像」。

どちらも写真で見るだけなのですが、「ライダイハンの母子像」は、説明がなくても、女性の悲痛な心の叫びが伝わってきます。芸術的工夫によって、悲しみと同時に美が表現され、この母子像は、かけがえのない何かがこの女性から奪われたことを物語っています。

一方、「平和の少女像」は、説明がなければ、ただ不機嫌そうな少女としかわかりません。

少女の不機嫌が伝わってはきますが、伝わってくる内容は極めて漠然としたものです。「平和の少女像」というタイトルがちぐはぐな印象を与えます。芸術作品といえるだけの条件を欠いているように思えます。

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