姪・妹宅へ、新築祝いにストウブを。捨てられた児童文学全集 ( ;∀;)
南九州は雨がひどいようです。
最近の梅雨は、梅雨の域を超えていますね。
夫の勤務時間が勤務先の都合によりここ数日変則的で、病院勤務の娘と夕飯の時間が合わず、夕飯を二度作るはめになったため、おさんどんで日が暮れて……という感じでした。
最近ようやく、ストウブでごはんが上手に炊けるようになりました。これまで失敗していた原因は二つ。
炊く前に米を浸水させていなかったことと、充分沸騰させないで弱火にしてしまっていたことでした。
みないきぬこさんの本に学んでからは失敗がありません。
はじめてのストウブ-素材別シンプルおいしいレシピ
みない きぬこ (著)
出版社: 池田書店 (2012/9/12)
一台目の「ピコ・ココットラウンド 22cm ブラック」で作っても、二台目の「ラ ・ココット de GOHAN M サックスブルー」で作っても美味しく炊き上がります。
炊き込みご飯などは、翌朝も食べたいので、ココットラウンド 22cm で作ることが多くなり、ご飯を炊くために購入したココット de GOHAN M は16㎝ と小ぶりなので使い勝手がよく、下ごしらえにはもっぱらこれ。味噌汁もこれ。煮物にもよく、二台あって正解。
前に、以下のレシピを参考に、枝豆がなかったのでグリンピースで作った炊き込みご飯。
数日前に22㎝で、レシピ通りに枝豆を使って作りました。グリンピースとの組み合わせも悪くありませんでしたが、明太子には枝豆のほうがより合うように思いました。
枝豆を蒸すのに、ココット de GOHAN を使いました。
家族に好評です。炊飯器でも作れるはずです、おすすめです。調理器具を洗いながら娘に感想を聞いても返事がないので、聞こえなかったのかなと思っていると、しばらくして、「美味しすぎて、しゃべる余裕がなかった。上品な味わいで、釜飯屋さんのみたい」との答え。
米はレシピより多い、2合半。辛子明太子は太めのを一腹使いました。もう一腹あったのですが、2合半にはそれでちょうどでした。
ちなみに、ご飯にのせた大きめの二片は飾りのためで、下のほうの明太子はもう少し小さく砕いています。ストウブで炊くと、明太子がふっくら。粒が生きている! 生でいただくのとは別の美味しさがあります。
姪夫婦が新築したのですが、最初は姪一家だけで住むはずが、計画が変わって妹夫婦が一緒に住むことになり、造りをそれに合わせて変えたとか。
姪には女の子が二人いて、下の子はまだ赤ちゃん。新築祝いには何がいいか教えて、といって、しばらくしても返事がないので電話をすると、迷っているとのこと。ほしかった蘭の鉢植えは貰ったとか。
絵、観葉植物、児童文学全集……など、あれこれ候補を挙げているうちに「鍋は?」というと、妹は今持っている鍋を全て挙げて「実は、圧力鍋がほしいと思ったりしていたんだけど、上手に使える自信がなくて迷っていた」とのこと。
ちなみに料理は妹が担当しているようです。最近の女子は外で働く人が多いせいか、わたしたち世代と比べると、家事をしなくなっているようですね。勿論個人差があるようです。妹は料理が上手なほうです。
わたしは妹であればストウブが使いこなせるのではないか……大人4人、子供2人には24㎝のストウブなんかいいかもしれないと思い、とりあえずネットで見てほしいといいました。送るのであれば使ってほしいので、圧力鍋とどちらがいいかよく考えてほしいと思ったのでした。
後日電話し、「どう、圧力鍋にする?」と訊くと、「ストウブかな」と興奮気味。ストウブに決定。ストウブ熱を感染させたみたいです。
公式サイトから送りたいと思い閲覧すると、ラッピングは選べるようで、それも素敵なラッピングですが、新築祝いなので熨斗を付けたいと思いましたし、代引きは使えないだろうからクレジットになると思えば、わたしはクレジットのネット登録はしたくなく(するとすれば、それ専用のものを作りたいので、そう考えると面倒)、百貨店の通販サイトを探すことにしました。
いつも利用しているアマゾンのレビューを見ると、シリアルナンバーがついていなかったとか、不良品が届いたなどの書き込みが気になったので、公式か百貨店からと思ったのでした。
三越の通販サイトにストウブがあり、熨斗が選べます。ふと、よく行く百貨店にはないだろうかと思い、電話で訊くと、24㎝は赤系と緑があるとのこと。
姪の好みなら赤です。が、赤は火災を連想させるので新築祝いには避けたほうがいいと聞くので、バジルグリーンにしようと思い、とっておいて貰うことにしました。
その日のうちに百貨店へ行きました。店員さんと対面して商品を確認できるのは、やはり安心です。熨斗を選び、シリアルナンバーと説明書が添付されていることを確認しました。バジルグリーンはなかなか綺麗で、食卓に合いそうです。
妹は「わたしたちは一部屋貰って住ませて貰うだけで、娘たちの家よ」といっていたので、宛名を姪のご主人にしました。熨斗の名は夫のフルネームで。
妹に報告して、「綺麗なお家で、美味しい料理を沢山作ってちょうだい」というと、ワクワク感が伝わってきました。手入れが必要なことや重いことなどは前もって話してあるのですが、「ネットでストウブについて学習しておいて」と念を押しました。
妹は、教科書的なわたしと比べると、勘で料理をするほうなのです。ストウブは、勘だけでは難物なところがあると思います。注意深く、要領のよい人であれば、説明書だけでも充分かもしれませんが。
新しい家はまだ臭いがあったり、乾燥したりで(加湿器を置いても全員喉を傷めたとか)、快適とはいえないそうです。断捨離も大変だったとか。婚礼ダンスも捨てたといっていました。
気になって、「もしかしたら児童文学全集も?」と訊くと、「ごめーん、相談するつもりだったんだけど、押し入れに仕舞っておいたら黴てしまって……」と妹。
馬鹿。涙が出ました。
昔だったら、たぶん姉妹喧嘩しています。あんな全集はもう二度と出ない可能性が高いのです。
独身の頃はわたしほどではなくても本好きだったのに、今では読まなくなった妹。その価値がわからなくなったのかもしれません。全員歌が好きで、よくカラオケにも行くといっていたから、趣味の違い、生き方の違いということで、それはそれでいいでしょう。
でも、児童文学全集は黴が生えていてもいいから、好きな巻だけでも引き取りたかった……宝のひょうたん……無人島の小ロビンソンたち……パール街の少年たち……
前に返すつもりで何冊か送って貰ったけれど、もう返さない。全部わたしのものにしておけばよかった、と未練がましいわたしです。ジュニア版世界の文学全集も必要ない気がして妹に送らなかったのだけれど、これももうわたしのものです。本は読まれなければ、ただのゴミなのです。わたしには、愛する本は自分以上の存在です。
そういえば、命をかけてナチスから図書館の本を守った人々の話が明林堂の書棚に並んでいて、読んでみたいと思いました。図書館にないか、探してみよう。現在、記事を書く資料とするために、読むのもつらい『中国臓器市場』を読んでいます。つらすぎて、進みません。2008年に出された、渾身のルポです。
2010年8月14日 (土)
「世界の名作図書館」全52巻(講談社、1966-70) - 収録作品一覧
https://elder.tea-nifty.com/blog/2010/08/521966-70-fe50.html2016年3月10日 (木)
『ジュニア版 世界の文学(全35巻)』(岩崎書店,1967–1969)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2016/03/351967196920061.html
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