連休最終日。転職した娘のホームシック(書店が恋しい)。
書店勤めから病院勤めに変わった娘が、連休らしい休日を過ごしていました。夫の勤めはいつもと変わりなかったので、わたしはいつものように家事に明け暮れて過ぎました。それでも、何となく連休気分にあやかりました。メリー・ポピンズなどの宿題は……f^_^;
連休の前半、過去記事に書いたように、家族でティム・バートン監督の実写映画『ダンボ』を観に行きました。夫は潜水艦モノが一番観たいけれど、ダンボでもいいといいました。わたしも本当は潜水艦モノが観たくて、あまりダンボは気が進まなかったのです。が、前回夫の好みに賛成して観た『アリータ』がグロくて後味も悪かったということもあり、今回は娘に賛成しました。
夫と娘は案外好みが似ているのに、映画の好みは結構分かれるのです。わたしがどちらに賛成するかで、どちらかに決まります。片方がふくれっ面することがわかっているので、大体交互になります。娘とショピングを選択することも多いです。ダンボはまあまあでしたね。
連休の後半、百貨店にできたスターバックスが駅のそれとどう違うか見に行こうということになり、行きました。だって、前は百貨店の右側面の1階から2階にかけてはルイ・ヴィトンだったのですよ。
2階は広くて過ごしやすいと思いました。駅のスタバほどの賑わいはありませんでしたが、落ち着いた雰囲気があり、以前、向かいの複合ビルにあったスタバに作りが似ていながら、もっとお洒落な感じでした。
夫は気に入りませんでした。地下2階の甘味処、地下1階のカフェは好きなのにね。
昨夜、娘は辞めた書店がどうなったか調べていました。実は、商業施設に入っていたその書店は撤退してしまったのです。そして、空いた店舗には別の系列の書店が入りました。娘は、自分が属していた書店系列の他のお店に異動するのが嫌で、転職しました。娘は相当な本好きです。それでも転職したいと思うところがあったのです。
病院の仕事は嫌ではないようです。しかし、雇用形態は書店勤務の頃と同じ契約社員ですし、娘は何より書店独特の刺激と仲間が懐かしい様子です。病院に慣れた頃であるだけに、ホームシック(?)が出る時期なのかもしれません。
そして、空いた店舗に入った書店が正社員を募集していることを発見。一瞬娘の心が踊ったのも、束の間でした。正社員といっても、給料は契約社員と変わらず、いくら一般職とはいえ、安すぎます。店舗数では上位に入る書店で、限られた範囲ではないかと思いますが、転勤もあるようです。一人では到底暮らしていけそうにない給料なのにね。
勤務形態は2交代制で、正社員だと遅いシフトになるんじゃないかな、と娘。郊外店なので、遅いと心配です。娘も、バス通勤では無理との判断。
正直いって、夫もわたしもホッとしました。同じ契約社員でも、今の病院勤めは時間的にきちんとしているし、人間らしい扱いを受けているように思えるからです。
医療系の資格にも色々あるようです。もし狙うつもりなら、勉強のための時間を作ることも可能でしょう。独学は難しいのかもしれませんが。イタリア語講座で知り合った中年女性が、ハードルの高そうな資格をお持ちのようです。
書店勤めの頃のあのあくせくした日々に戻るつもりなのかと思い、ゾッとしました。息子が心配するように、娘の婚期のことはわたしも気にしていましたが、こちらにお金はないし、娘には娘なりの考えがあるでしょうし、そもそもそんな次元には届かないレベルの追い立てられるような毎日だったのです。
息子も自身の結婚のことを考え始めたようです。もしまだ見つかっていないのだとしたら、心身共によい状態にあるときに、結婚相手を探してほしいものだと思います。 低下した状態のときには、判断力が鈍りがちになるでしょうし、その低下したレベルの人しか見つからない気がします。
結婚はとんでもなく高い買い物。これ以上はないくらいのめくるめく冒険。わたしは神秘主義者なので、カルマがモノをいう世界の出来事だと思っています。
娘は書店勤めの頃はぎりぎりまで寝ていて、わたしは大きなお握りを作るだけで済みました。それがわびしく、怠惰な主婦になった気がしていました。今は普通に食べて行ってくれるので、あれこれ用意するのが楽しくて仕方がありません。朝食なので、量は控えめです。勤務は夕方、きちんと終わるので、夜の時間にゆとりがあります。
でも、何にしても、娘は今、本の香りが恋しいようです。わたしも本は好きですよ……以上、こんな連休でありました。
| 固定リンク
「家庭での出来事」カテゴリの記事
- 久しぶりの電子ピアノごっこ(両手奏への手がかり)。ロスチャイルド夫人かその娘のために作曲された、ショパンのワルツ19番イ短調遺作。(2024.12.21)
- ピアニストのフジコ・ヘミングが4月21日、膵臓がんで亡くなった。92歳だった。(2024.05.03)
- 3回目で何とか「じゃがいもガレット」になりました(2024.04.03)
- 長引いたコロナ。舅の死(ある因縁話)。百貨店でオーラの話。(19日に加筆あり)(2024.03.18)
- ジェイコブ・ロスチャイルド氏が死去、87歳。風邪が長引きました。(2024.03.03)
「時事・世相」カテゴリの記事
- Meiji Seika ファルマの新聞広告と公開質問状。福島雅典著『科学という名の信仰 新型コロナ「ワクチン」政策を問う』(岩波書店)。(2024.10.25)
- ついに上梓された、レプリコンワクチンを推進する製薬会社Meiji Seikaファルマの現役社員グループによる告発本『私たちは売りたくない!』。東京で国際危機サミットICS6が開催。(2024.09.25)
- 深刻化するワクチン後遺症問題(2024.07.21)
- ひと月ぶりで、すみません。「mRNAワクチン中止を求める国民連合」が発足。ハムスターの腫瘍にイベルメクチンが奏功。「えびとなすとオクラのしょうゆ炒め」(みんなのきょうの料理)。(2024.06.06)
- 本日――令和6年4月13日、右も左もない国民運動として「パンデミック条約 国際保健規則改定反対集会」及び池袋デモ行進が行われました(2024.04.13)
コメント