ティム・バートン監督『ダンボ』
10連休に突入しましたね。如何お過ごしでしょうか。
娘が書店勤務から病院勤務に変わり、間に1日出勤日はありますが、大型連休を初体験中です。
連休中はほとんど予定がないようで、今日も幸せそうにのんびり。
流通業界に身を置いていたときは春夏冬に一度ずつ連休がとれるだけで、毎週土日の連休がある今とは別次元の慌しさでした。常に時間的余裕がないために常に疲れ、目は三角になり(?)、肌は荒れて、まるで奴隷労働だなと思ったものでした。
また、連休に入る前のひと月ほどが娘は怒濤の如く、前の職場のお別れ会、友人達や語学仲間との集まり、今の職場の歓送迎会などありました(お陰でわたしは夫と2人のお気楽な夕飯の日々でした)。
でも、本好きの娘は、奴隷のような扱われかたが嫌だっただけで、仕事は嫌ではなかったようです。
就職氷河期末期に属する娘の世代は、比較的、親も子も真面目で責任感があり、文化的関心も高いのに、社会的事情でいつまでも報われません。
政府よ、この世代を全員、正社員にしなさい。馬鹿世代の親子だけが受ける無意味な恩恵を、こちらに回せば済むことです。
例えば、子育てクーポン一つとっても、絵本を買うために支給された1万円のクーポンで絵本を買い込んだ馬鹿母は「メルカリで売ろう!」と、馬鹿父にいうそうですよ。書店員だった娘の目の前で。
他にも、子育て支援を受けている世代の親子が書店で惹き起こす、怒りと嘆きを誘うあれこれを聞かされましたっけ。書店での出来事一つとっても、こうなのですよ。
このような人間と不法移民が異常増殖していく、傾いた船、日本。
こんな日本であっても見捨てることなく、後陽成天皇の曾孫女であられた花山院萬子媛は今日も肉眼には見えないお姿で太陽のようにオーラを輝かせ、彼の世の有志の方々と共に此の世の人間を見守り、慰め、力づけるための高度で繊細なボランティアをなさっていることでしょう。
ところで、昨日は夫の休日に合わせて、家族でーー息子の帰省のないのが残念ーーティム・バートン監督の実写映画『ダンボ』を観に行きました。例によって、主目的はカルディでコーヒー豆を買うことでした。
ここ数年の映画鑑賞では、中国資本の影響を感じさせる不快、不吉な感じを受けることが多かったのですが、『ダンボ』は安心して鑑賞できました。なぜ、と思いググると、次のような記事がヒットしました。
中国資本のハリウッド買収を止めた「大きな力」の正体:サクラス→https://www.sakuras.tokyo/posts/3839550
なるほどね。
『ダンボ』はサーカスを舞台とし、家族愛とロマンスをテーマとしたアメリカ映画らしい作品でした。このような映画を見ると、ホッとします。この家族愛とは、親子という小さな単位のものからサーカス団、さらには、生きとし生けるもの……へと波及する性質のものです。
ただティム・バートン監督のものとしては、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』と比べると、やや生彩を欠く印象でした。
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