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2019年4月 4日 (木)

子守唄について その壱

わたしはよく童謡が聴きたくなる。神経的、精神的疲労感を覚えているときに童謡を聴くと、心が洗われるようで、疲れがとれるからだ。

特に好きな童謡は『夏は来ぬ』かな。

好きな童謡歌手は、芹洋子さん。温かみのある歌声にどれだけ癒されてきたことか。

芹洋子さんは1992年に交通事故で記憶喪失になられたそうだが、リハビリを経て復活され、現在もお元気でご活躍中。Twitterもある。

芹 洋子 〜 Yoko Seri 〜
@seri_yoko

で、たまたま芹さんの童謡を聴いていたときだったと思うが、YouTubeで別の歌手の『島原の子守唄』が出てきた。

子守唄といえば、島原の子守唄、五木の子守唄、竹田の子守唄をわたしは真っ先に思い出す。これらはどれも涙なくしては聴けないものばかりで、雰囲気がよく似ている。日本の子守唄はどうしてこれほどやりきれないものばかりなのだろう、日本の過去は暗かった……と何となく思っていた。

どれも古くからの伝承をもとにしたもので、古い時代のことが描かれているのだと思い込んでいたのだった。

ところが、じっと歌詞を聴いていると、何か変だと思われてきた。(続)

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