悪質な自費出版系ビジネス (3)商業出版と自費出版の違いが呑み込めていない従姉/創作予定

新年早々、無力な自身に直面させられるいくつかの出来事があり、対処法を考えざるをえなかったのですが、それらが有効かどうかは神のみぞ知るです。
従姉の出版の件に関しては、残念ながらもう過ぎたことといってよいでしょう。聞く耳をもたなくなっている従姉に、商業出版と自費出版の違いをわかって貰うことすらできませんでした。
170万円というお金をかけたのだから、それなりのものには仕上がるのではないかとの淡い期待は残っています。ただ、そうだったとしても、別の良心的な自費出版系出版社から出すのであれば、もっと安く、美しい絵本を出せるのではないかと思わざるをえません。
本当に記念にするだけならば、アマゾンで販売する電子書籍出版とオンデマンド出版を組み合わせれば、業者に頼んでも格安で出版することができるでしょうし、アマゾンのサービスが続く限りは在庫切れの心配もないはず。
わたしは萬子媛の小説が仕上がれば電子書籍にするのは勿論ですが、それに業者に頼んでオンデマンド出版を組み合わせるか、印刷屋さんに頼んで簡易製本して貰うかで迷っています。まだちゃんと調べていないので、今後考えが変わるかもしれません。仮に拾った宝籤に当ったとしても自費出版はしません。
自費出版で売れる冊数は、自分宛てに来る年賀状の枚数と同じくらいと思えばいいといわれます。
従姉の誤算は、わたしの見るところ前述したように、商業出版と自費出版の違いがわかっていないという点に原因がありそうですが、この二つの違いを意図的に混同させるやり口が悪質といわれるゆえんなのですね。
170万円は、知恵袋の相談などで見ると、あの出版社の提案としては決して高くはありません。300万円というのもありました。百万以上も出せばVIP待遇を受けられると期待する人がいるかもしれませんが、それはないのです。
自費出版の場合は、客がお金を支払えばその時点で出版社には利益が出ますが、商業出版の場合は出版社が売らなければ利益が出ないので、出版社はいろいろと頑張るわけです。
自費出版をあたかも商業出版であるかのように思わせるやり口は詐欺、洗脳に等しいと思います。
二つの違いを詳しく知りたければ、ググってみてください。いくらでも出てくるので。あの出版社のトラブルに関しても、いくらでも出てくるのです。どれだけ悪質か、わかるというものです。
子供のころから大好きな従姉……まるで自分がだまされ、虎の子を持っていかれたような悔しさがあり、発狂しそうな怒りで何だか爆発しそう(あくまでイメージ)だったので、その気持ちをビンゴにぶつけたら、コイコイ初日の出、コイコイダイヤモンド冨士がとれました。
まだキラポチお休み中で、すみません。ビンゴしなければ、不思議なことにどんどんビンゴ券が溜まるんですね。
萬子媛ノートを神秘主義エッセーブログにアップしなくてはなりません。その前に夢に関すること(ユング心理学に関する疑問)、トルストイ『戦争と平和』に関するエッセーの続きも書きたいです。
『戦争と平和』に関するエッセーの続きが延び延びになっているのは、イルミナティの創立者ヴァイスハウプトの著作が新しく出ないかと思い待っていたからです。出なければ、まとめてしまうしかありません。
了然尼の伝承に関する論考を収録した『森銑三著作集 第9巻』(中央公論社、1971)をそろそろ図書館に返さなくてはならないので、了然尼についてもメモしておかなくては。
この有名な尼僧は、美貌のあまり入門を断られたため、自らの顔を焼いて入門の許可を得たということで有名です。黄檗宗の尼僧だったということから、興味が湧いたのですが、ひじょうに知的で行動的、多くのことを行っているという点で新たな興味が湧きました。
萬子媛……寛永二年(1625年)- 宝永二年閏四月十日(1705年6月1日)
了然尼……正保三年(1646年)- 正徳元年九月十八日(1711年10月29日)
二人は生没年が比較的近いので、江戸中期の女性の社会進出や黄檗宗のことを知る上で参考になります。
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