評論『気まぐれに…』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! /現在、調べものの途中です
『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)』(ASIN:B00J7XY8R2)を1月15日ごろ、お買い上げいただきました。ありがとうございます!
21冊目のお買い上げでした。21冊中、1冊はアメリカでのお買い上げです。
以下はアマゾン・キンドルストアの著者ページです。管理人の電子著書一覧を御覧いただけます。
先日、岩間浩『三浦関造の生涯 続編』(竜王文庫、2018)の感想を書きかけていましたが、まだ調べものの途中です。
本の中に出てくる川面凡児について調べると、凡児の影響を受けたという大本教の出口王仁三郎や、その王仁三郎の影響を受けた人々についても調べずには済まなくなりました。前に、調べたことはあったのです。霊的治療について、深く考えさせられるところがありました(わたし個人の迷いは一層深まったともいえます)。
また、神道を排斥しようするGHQの動きに危惧を抱き、マッカーサー司令部に『神道の理論』を提出した中西旭ついて調べようとすると、どうしても二つの大戦やアジア主義についても調べないわけにはいかなくなります。
竜王会の二代目会長、神智学協会ニッポンロッジ初代会長であった田中恵美子先生は、このかたから神智学を教わったのだそうです。
短時間で調べ尽くしてしまえるようなものではないので、ざっと調べて、一旦、簡単な感想にまとめてしまっておきたいと思っています。それでも、数日かかりそう。
娘が買ったオノレ・ド・バルザック(宇多直久訳)『イヴの娘』(春風社、2019)についても書きたいのですが、今書けるのは、期待に違わず面白そう、ということだけ。『谷間の百合』に出てきたフェリックスのファンである娘がこの作品の邦訳をずっと待っていて、英語版から自分で邦訳し始めていたほどです。
ダッドレー夫人はじめとする、フェリックスに恨みを抱く貴婦人がたのフェリックスに対する復讐が見ものであるはず。フェリックスはどう対処するのでしょうか。光源氏をちょっと連想させられる事件ですが、比較してみるのも楽しいかもしれません。
と、これだけ書いてもバルザックをご存知ないかたには通じないでしょうから、ちゃんと書きたいのですが、そうすると時間がかかり、今は無理ということになります。
萬子媛の小説に戻りたいのですが、日本の神社に起きたことを知ることはこの小説のためにも大事なことではあります。
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