誤植の多い問題集はボケ防止どころか、ボケを進行させそう
過去記事で、近くにK…教室のスタッフ募集がハローワークに出ていたら、年齢の点だけでもアウトの可能性が高いけれど、チャレンジしてみたいと思い、その準備として、夫がポリテク受験の前に使った大人向けに編集された中学数学の問題集をやってみることにしたと書きました。
ただ、夫がいうには、ポリテク受験にはそのような勉強は必要なかったそうです。
その問題集をあちこちやってみて、その中に挟まれている超難関高校の問題(入試問題ということでしょう)はさすがに難しい……とため息をついて、毎日4ページずつ最初からやってみることにしました。
といっても、最初の簡単なところは速く進めると思ったので、枚数無視で家事や小説の合間に時間がとれる範囲内でやることに。
ところが、すぐに行き詰まりました。全く、今日はこれで一日潰れましたよ。正直、ボケてしまったかと思いましたね。
単純な分数の計算だったので、解答だけパッと見て、次に進んだ問題があったのですが、すぐにその問題に舞い戻り、眼鏡をかけたり外したりして、その問題から解き方、解答に至るまでの全体を凝視している自分がいました。
なぜこの問題に戻ったかというと、その先のほうで、解き方も解答もわたしのそれらと食い違うものが出てきたので、もっと前のほうに同じような問題があったはずだと思い、戻ったわけでした。
すると、参考にしようと思ったこの問題の解き方で、数字の 1 が y になっている箇所があるではありませんか。y が出てくるのはその一箇所だけだったから誤植だとわかりやすかったものの……。
この単純な誤植は、次の式では正しい表記に戻っていました。しかし、 + と - を誤植したままで解き方を進め、解答に至っているものなどは頭を混乱させます。
おかしなところが他にも見つかったので、まさかこんなことがあるのだろうかと思い、アマゾンへ行ってみました。
すると、おすすめ度は極めて低かった! 良書と思えるものでもアマゾンの評価では低評価と悪質なレビューがついているものが珍しくないのですが、レビューはとても真面目でした。
低評価をつけた方々は、間違いの多さを指摘し、怒りのレビューを書いておられました。レビューによると、解答ミス以外に、公式ミスや、問題文がおかしい場合もあるとか。
公式まで間違っているなんて、とんでもない話ですが、何だ、そうだったのかと安心(?)しました。大人向けの商品であったのが、まだしも幸いでした。お金返して、といいたいです。
この件に関して、娘が「この解答おかしいね、ってパパと話したりしていたよ」といいました。そうだっけ。全然覚えていません。やっぱり危ないレベルでしょうか。
コンパスと定規が必要ですし、新しい問題集も必要です。まあ、投資して意味があるのかどうかはわかりませんが。娘が「そんなことやっていないで、早く萬子媛の小説完成させたら」といいました。
小説が乗ってくれば、そちらに集中することになりそうですが、それまでは数学もやりますよ。
この記事を書く前にブラヴァツキーの『シークレット・ドクトリン』を少し読んで、頭がすっきりしました。難解で、わからない箇所のほうが多いのですが、頭がおかしくなりそうになったことは一度もありません。ああそれにしても、恐ろしい問題集でした。
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