12日に、循環器クリニック受診。皇居歌会始。
のっけから話題が逸れるが、待合室にいたとき、テレビに皇居での歌会始が映っていた。お題は「語」。
天皇、皇后両陛下と皇族方のお歌、入選者らの歌一覧(産経ニュース)→ここ
天皇陛下、皇后陛下のお歌からは、語らいながら寄りそってご散策になる天皇・皇后両陛下のお姿が浮かび上がってくる。
ところで、祐徳稲荷神社の創建者・萬子媛をモデルとした小説第二稿の下調べで、萬子媛が愛された二十一代巻頭和歌について調べる必要が出てきた。
二十一代集(勅撰和歌集)は、撰和歌集として平安時代に最初に編纂された古今和歌集(905)から室町時代に編纂された新続古今和歌集(1439年)までの534年間に編纂された21の勅撰和歌集のことで、合わせて23万44首といわれる。
その巻頭の和歌集を愛読された萬子媛は、和歌そのものを愛されたといってよいのではないかと思う。二十一代集は、平安時代から室町時代までの文化史が歌という形式で表現されたものということもできる。そこからは日本人の精神構造が読み取れるばすで、宗教観の変遷などもわかることだろう。
特に藤原俊成女(皇太后宮太夫俊成女、俊成卿女の名で歌壇で活躍)の歌を愛されたのか、藤原俊成女の歌を記した扇面和歌がある。
記されたのは元禄9年(1696)ということだから、萬子媛の出家後、71歳のころのものだ。
わたしは俳句には若いころから関心があったけれど、和歌については高校の授業で習ったレベルのことしか知らず、無知だった。
調べるうちに興味が湧き、勉強した。年末に調べたことや感じたことをノートしておくつもりで、まだできていない。
来年のお題「光」に挑戦してみたくなった。習字の練習も必要になるが、硯をどこにやったか記憶にない。
受診の話題に戻ると、診察室で「寒いけれど、胸は打丈夫?」と先生。
今は何ともないが、胸の圧迫感が起きたことを報告。
「ミオコールスプレーを使った?」と先生。「ニトロペンを2錠使いました」とわたし。
「効き方が以前に比べると鈍い感じで、大抵2錠か3錠使うことになるのですが、これは日ごろ予防薬をつかっているために耐性ができて効きにくくなっていると考えていいのでしょうか?」と改めてお尋ねしてみた。
「アイトロールを使っているからね」と先生。
息子が帰省していた間は精力的な息子にエネルギーを貰うせいか、自分でも意外なくらいにパワフルになる(息子がいるときに発作が起きたことは一度もない)。
が、そのあとトーンダウン。寒くなってからは心臓が不安定で、色々な不整脈が起きて圧迫感が起きたり、おなかが腫れたりして嫌な感じだ。
でもニトロは今年になってからはまだ使っていない。使ったのは昨年の12月後半だった。
ニトロ2錠使ったことを報告し(暮れの慌ただしさに紛れて記録しそこなっている。そのときは覚えていられるつもりだったが、いつ、どんな状況でそうなったか、完全に忘却)。
「まだニトロはある?」と先生。まだ充分にあるので、今回は出して貰う必要はなかった。2ヶ月で2錠しか使わなかったのだから。でもニトロは多めにあると、あちこちに置けて便利だ。
「喘息予防のフルタイドはちゃんと使っているね?」と先生。「はい」とわたし。
「次回検査になっているけれど、血液検査にカルシウムをくわえてほしいの?」と先生。検査室で看護師さんに次回検査といわれたときに、カルシウムのことをお話ししていた。
「日赤で副甲状腺機能亢進症疑いで診ていただいているのですが、カルシウムがぎりぎりで、血液検査は半年に1回です。こちらでも検査項目に加えていただけると助かります。前回も加えていただきました」とお願いした。
心臓の薬(60日分)
- インデラル錠10㎎ 1回1錠 毎食後
- シグマート錠5mg 1回1錠 毎食後
- サンリズムカプセル25㎎ 1回1Cap 毎食後
- ヘルベッサーRカプセル100mg 1回1Cap 朝・夕食後
- アイトロール錠20mg 1回1錠 朝・夕食後
腎臓・尿管結石の薬
- ウロカルン錠225㎎ 1回2錠 毎食後 30日分
喘息の薬
- フルタイド200ディスカス(ステロイド剤、吸入薬) 1個 吸入
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