大ちゃん(ヴァイオリニスト・樫本大進)がNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に登場
12月4日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は『リスクがなければ、面白くない』というタイトルで、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のコンマス(コンサートマスター)を務めているヴァイオリニスト・樫本大進が登場していました。
大ちゃん……以前からファンです。
テレビでの演奏を視聴して、その繊細で綺麗なヴァイオリンの音色に惹かれ、2011年10月25日にアクロス福岡シンフォニーホールで行われた「ベルリン・バロック・ゾレステン with 樫本大進」に出かけました。
6年も前の演奏会のことなので、おぼろげにしか記憶していないのですが、ヴァイオリンの音色が期待した通りの繊細で綺麗なものだったことは鮮明な印象として記憶にあります。
ただヴィヴァルディの『四季』だったか、テンポの速い部分でやや勇み足のように感じられるところがあり、それだけが少し残念で、今後の課題ではないかと思いました。
38歳になった、ベルリンフィルのコンマスとして、勿論ヴァイオリニストとしても成熟を感じさせられる大ちゃんにテレビで再会でき、感無量でした。
おまけに、これは単なる私事ですが、大ちゃんはわたしのよく知っている人に似ていて、驚きました。6年前に福岡で観たときは全くそうは思いませんでした。6年の間に、わたしの知っているその人も大ちゃんも、年齢を重ねて内面的にも外面的にも重厚さを増し、がっしりとした体格になったような印象です。
屈託のない、それでいて真面目そうな、澄んだまなざしは本当に魅力的です。奥さんも登場していました。マリンバ奏者だそうです。
同じ演奏家ということもあるのでしょう、理解力のありそうな、優しく知的な感じの女性でした。
生で聴く機会のないままに、様々な指揮者によるベルリンフィルの演奏を聴いたわたしの総合的な昔の感想では、技術的には優秀だが、硬質でいくらか型にはまっている……というものでした。
今回、テレビでは、ごく断片的に大ちゃんがコンマスを務めるベルリンフィルの演奏を聴くことができただけでしたが、柔らかな印象を受けました。ぜひ生で聴いてみたいものだと思いました。
『リスクがなければ、面白くない』は、総合で12月8日(金)午前1時25分~2時14分(木曜深夜)に再放送が予定されているようですよ。
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