リードビーターの講演の様子がわかる貴重な動画。今後の創作。
祐徳博物館には萬子媛遺愛の品々が展示されていて、その中に扇面和歌がある。
新古今和歌集からとった皇太后宮大夫俊成女(俊成卿女[しゅんぜいきょうじょ])の歌が揮毫されているのだが、俊成卿女について調べると、俊成卿女の和歌だけでなく、その生き方に対する萬子媛の共感などもあったのかもしれないと想像させられた。
萬子媛の扇面和歌が出家後の作品であることから、尼僧としての厳しい信仰生活が決して芸術(文芸)などを通して培われる類の情緒的豊かさを犠牲にする性質のものではなかったということが推測できた。
この線でもう少し調べてみたいと考えている。
萬子媛をモデルとした小説の第二稿の下調べに入る前に、神智学関係の本を調べていたのだが、ふと動画を検索してみると、アニー・ベサント、リードビーター、若きクリシュナムルティの姿が捉えられた動画が公開されていた。
過去記事で紹介した動画ではアニー・ベサントとクリシュナムルティが談笑する姿を見ることができたが、そこにリードビーターの姿はなかったような気がする。
2016年5月13日 (金)
神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメンタリー
https://elder.tea-nifty.com/blog/2016/05/post-ff05.html
が、今回見つけた動画にはリードビーターの姿がありありと映っている。
動画のタイトル: Theosophy UK C W Leadbeater, Annie Besant, Krishnamurti
動画のURL: https://youtu.be/5Elo6Im4oD8
十字架を下げた老紳士が、英国国教会の牧師補をしていたときに神智学協会に入会したリードビーターに違いない。たっぷりした体格の老婦人がアニー・ベサントだろう。まだ若いクリシュナムルティは後のほうで出てくる。
リードビーターが講演する様子を見ることができるなんて、驚きだ。当時の英国での集会の様子だろうか。
リードビーターの著作には信用できる部分とそうでない部分があるようにわたしには思えるのだが、講演の様子は何だか格調が高いなあ。
何にしても、当時の神智学の集会の雰囲気が伝わってくる貴重な動画だ。
クリシュナムルティの最後の講話の動画も公開されていた。わたしはなぜかクリシュナムルティに全く興味が湧かないので、興味が湧く方のために、動画のURLのみ紹介しておこう。
動画のタイトル: 最後の講話 (1/7) クリシュナムルティ
動画のURL: https://youtu.be/cJGkL7vzU8U
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