読書感想文の季節に寄せて
夏休みの読書感想文によい本を探しておられるのか、以下のカテゴリーの記事にアクセスが増えてきました。
- カテゴリー「◇高校生の読書感想文におすすめの本」
https://elder.tea-nifty.com/blog/cat24014203/index.html
実は、6月にも読書感想文の記事へのアクセスが多かった週があり、こちらはもしかしたら国語の先生がアクセスなさっているのだろうか、と思いました。
セキュリティにシビアになったGoogleが、セキュリティに熱心なビジネスブログを優先的に拾うようになったせいか、以前と比べて個人のブログが検索で出てきにくくなりました。
それでも、読書感想文の時期になると、アクセスのあるのが嬉しいです。
読書習慣のある人とない人とでは、長い年月の間に違いが出てくるのを、来年還暦を迎える年齢になったわたしは実感しています。
読書習慣を持たない友人とは旧交を温めようとしても、コミュニケーションがうまくとれなず、日常的な話題に終始してしまいがちです。そうした人達は普段から家での会話も少ないようです。
頭も心も柔軟性をなくしているのが嫌でも感じられ、何か大事なことをいっても誤解され、誤解を解こうと言葉を重ねれば重ねる程、互いの溝が深まるばかり……という具合。
結局、当たり障りのない話しかできず、待ちに待った久しぶりの再会であっても、旧交を温めるどころか冷やす結果となり、かつての友人関係も、御近所づきあいへと関係性が変化したりするのですね。
それとは対照的に、読書習慣を持つ友人との会話には奥行きがあり、楽しいので、会話が弾むうえに以心伝心ができて、満ち足りた時間を過ごすことができることが多いのです。
そのためには、学生時代に情操を養うことのできるような良書――世界の文豪が著した純文学作品がおすすめです――を沢山読んで、ぜひ本好きになってくださいね。
そのような本好きが増えると、何か刹那的な、索漠とした今の日本社会の雰囲気も変わっていくと思います。潤いのある、豊かな日本社会へと……。
2017年版高校生の読書感想文におすすめの本を今月末までに書けるかどうかはわかりませんが、前掲の過去記事ですばらしい作品を沢山紹介していますから、ぜひ、ご覧になってみてください。
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