楽譜と白薔薇を手にしてご機嫌なアバター。大岡敏昭『武士の絵日記』が面白い。
ブログの管理画面にアバターの欄があり、空欄をふと埋めたくなって作ってしまったアバター。
庭と部屋があり、何をゲットするにもゲームしなきゃならないみたいです。
デフォルトの格好で、デフォルトの庭とデフォルトの部屋をうろうろするアバターが不憫になり(後ろ姿が何ともいえない)、とりあえずドレスを着せ、楽譜と白薔薇を贈りました。
あとは気が向いたときに。リヴのお世話だけでいっぱい、いっぱい。
それにしても、このアバター、二頭身であるばかりか、頭のほうがデカいので、頭の飾りが何かほしい気がします。まあボチボチ。
祐徳稲荷参詣記の②と③を神秘主義エッセーブログにアップしようと思い、②をまとめていたのですが、昨日は時間切れでした。
当ブログにアップしたリルケとトルストイ『戦争と平和』に関する記事もエッセーにまとめて、前掲ブログにアップしておきたいと考えています。リルケとトルストイは深く調べようとすれば、とんでもない時間を食いそうなので、とりあえずはテーマを絞って。
萬子媛の小説を書く参考にしようと思い、大岡敏昭『武士の絵日記』(KADOKAWA〈角川ソフィア文庫〉、平成26)を読んでいます。実は、時代を勘違いして江戸中期くらいと思ったら、幕末でした。
それでも、明治の廃仏毀釈までのお寺の姿は、やはり今とはずいぶん違うものだったということがわかったのは収穫でした。絵日記の作者が行きつけとしていたお寺は武士も町人も女子供も自由に集う、一種社交の場であったようです。
士農工商という身分制度が厳然としてあったという昔学校で習った歴史は実は自虐史観によるもので、実際は違っていたといわれるようになりましたが、この絵日記を読むまでは半信半疑でした。でも、納得。
そういえば、時代はぐっと遡りますが、典雅な王朝文学として知られる『源氏物語』には意外にも庶民の姿が生き生きと描かれているのが印象的ですね。
絵日記の作者は下級武士で、29歳のときに上書をして藩政を論じたために蟄居を申し渡されたり、過酒による不行を理由に閉戸(自宅謹慎)を命ぜられたりしなからも、至っておおらかに暮らしています。
物凄い読書家で、本のタイトルをメモしておきたくなります。食生活も興味深く、魚介類、野菜類、豆腐をよく食べ、お酒をよく飲みます。
毎日のように、それも一日に複数回行ったり来たりも珍しくなく、気軽に、また楽しそうに人に会っていて、極めて風通しのよい暮らしぶり。それでいて節度があり、好感が持てます。
大きな行燈が印象的です。気が向いたら、読後にレビューを書きます。
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