抹茶水まんじゅう 茶々〇(辻利兵衛本店)、家庭訪問の思い出
百貨店で「オールTBS おめざ感謝祭」が開催されているので、娘と出かけました。
間食はなるべくしないようにしていますが、「おめざ」では、仕方がありません。美味しそうなものがいっぱい。
その中でも魅了されたのが辻利兵衛本店「抹茶水まんじゅう 茶々〇」と、10分間で2000本売れたというクリオロの「幻のチーズケーキ」でした。
賞味期限の近い茶々〇をまずいただいたので、写真をアップします。可愛らしい名前のお菓子ですね。
きなこをかけていただくからか、わらび餅を連想しました。外観も味わいも上品で、「お茶菓子にぴったりね、お客様になったみたい。何だか食べるのがもったいないわね」というと、「ううん、お客様のお茶菓子にはもったいない……自分で食べなきゃもったいない」と娘。
「一個目はつるん、と入っちゃった。もう一個はゆっくりと味わう」と夫。
のど越しがよくて、淡く透けて見える抹茶クリームは甘すぎず、そのクリームの中に小豆が入っているのがまた嬉しい。以下は、辻利兵衛本店のオフィシャルサイトのアドレスです。
辻利兵衛本店
http://www.tsujirihei.co.jp/
家庭訪問を思い出しました。召し上がらない先生もいらっしゃいましたが、召し上がってくださる先生もあって、何を用意しておこうかと迷いました。
幼稚園のときから高校まで家庭訪問がありましたが、今はなつかしい思い出になっています。
その家庭訪問のときの忘れられない、ある恥ずかしい思い出を、2006年に記事にしていました。以下に再掲しておきます。
…………………………………………
2006年11月 6日 (月)
朝のごみ出し情景
https://elder.tea-nifty.com/blog/2006/11/post_f139.html
朝、ごみを出そうとエレベーターが上がってくるのを待っていたら、声がして、あとから2人のマダムがやってきた。
3人はそれぞれのごみと共にエレベーターにのった。1人は高齢のマダム、もう1人は孫がいる中年の域から高齢の域に移ろうとしているマダム、そして中年の域にどっぷり漬かっているこのわたしマダムN。
家庭によって出るごみの量は違うものだなあと思う。高齢のマダムは馬鹿に少なく、小さなビニール袋1つ。ごみ、食べているんじゃないかしら……と思うほど少ない。
もう1人のマダムはわたしとどっこいで、大きなビニール袋1つと中くらいのビニール袋1つ。孫が来ていて、紙に絵を描き散らし、おかげでごみが増えたという。
わが家は鼻が悪い夫のチーンするティッシュと、わたしの小説の書き損じの紙で増える。表に印字しただけの用紙はもったいないと思うが、つい、まるめてしまう。
あれは娘が小学1年生だったときのことだが、書き損じたワープロ用紙の裏を娘のお絵描き用にしていた。まだ若くて執筆力が旺盛、かつワイルドだったわたしは、盛んに書き損じをこしらえ、娘もそれに負けない旺盛さでお絵描きをした。
うかつにもわたしは気づかなかったのだが、娘はそれを学校に持って行き、せっせと担任の先生に見せていたのだった。定年に近い年齢の女の先生だった。
先生は、娘の絵とわたしの書き損じた小説をせっせと見てくださっていたようだ。それを家庭訪問のときに知らされ、顔から火が出そうになった。
そんなことを思い出したが、勿論そんな話は2人のマダムにしなかった。
3人のマダムはごみを出し終わり、再びエレベーターにのった。
「3人1度にエレベーターにのると、電気代が3分の1で済むわねえ」「ほほほ……」などといった会話を交わし、それぞれの室に散った。
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