2月1日に、内分泌内科受診
副甲状腺機能亢進症が疑われ、2008年に検査入院。
副甲状腺機能亢進症は、何らかの原因により副甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
疑いは晴れないまま、手術するには機が熟していないということで、だいたい半年に1回の割合で、経過観察を受けてきました。
副甲状腺機能亢進症は大変長い経過をとることのある疾患らしいので、検査値から疑いが晴れない限りは経過観察を続けて貰う必要があります。
副甲状腺ホルモンは、カルシトニンやビタミンDと共に生体内のカルシウムおよびリン酸代謝を調整しているとか。
副甲状腺ホルモンは血中カルシウム濃度を上昇させ、カルシトニン(甲状腺のC細胞という場所から分泌されているホルモン)は血中カルシウム濃度を低下させます。
副甲状腺機能亢進症の典型的な症状は骨病変、尿路結石(腎結石)、高カルシウム血症。
副甲状腺そのものに原因がある原発性副甲状腺機能亢進症の原因は腺腫、過形成、がん。根本的な治療法は、手術による副甲状腺病変の摘出です。
検査項目の中でも、特に先生が注意してご覧になるのがホールPTH(副甲状腺ホルモン)、Ca(カルシウム)、ALP(アルカリ・ホスファターゼ)。
副甲状腺ホルモンは、骨からカルシウムを奪って、骨の破壊を進めます。そのため、ALPなどの骨に関連する検査値が上昇するのだそうです。
ALPは高めなのが当たり前になっていたので、循環器クリニックで受けた血液検査の結果が昨年の11月17日に出たときに基準値内になっていたので感動し(?)、今回の代謝内科での検査結果を心待ちにしていました。
わーい、同じく基準値内でした!
Caの基準値は 8.8~10 。カルシウム値は動くことが少なく、これが大きく動けば大問題だそうです。今回は9.1 でした。その前は 9.7 。
ホールPTHは次の診察時でないとわかりませんが、これまでの結果一覧をお願して出していただきました。今の I 先生になってから、一覧を出していただいていなかったのです。
ホールPTHの基準値は 9~39pg/mL で、前回、昨年8月1日の結果は60 でした。2015年の1月に基準値内だったことが1度あるだけで(その1度も 39 で、基準値の上限ぎりぎり)、これはずっと高め。
「ホールPTHは高めですけれど、今のところ他に影響が出ていないようなので、大丈夫ですよ」と先生。
今回の結果はどう出るでしょう? ALPが基準値内だったので、期待したくなります。
次回の診察もだいたい半年後。
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