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2016年11月19日 (土)

胸の圧迫感に、ニトロペン1錠。ある不満。

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久しぶりにニトロペンを使った。

このところ、ごく軽い胸の圧迫感が続いていたのだが、胸のど真ん中に杭打たれるような強い胸痛が起きないかと思って、我慢していた。心電計で捉えてみたくて。

以前時々起きていた、そのような強い発作は今はめったに起きない。大抵は胸の圧迫感や軽い胸痛程度で済む。先生の治療のお陰だと感謝しなくてはならない。

ニトロを使わなくても我慢できる程度のものなのだが、やはりニトロを使わないと、その状態はよくならないみたいだ。

今日は胸の圧迫感が強まって、我慢できなくなった。

携帯型心電計を当ててみたら、これまでにはなかったような目立つ波形が出て驚いた。

冠攣縮性狭心症の発作時に出る波形なのかどうかはわからないが(何せ、わたししには携帯型心電計をまともに使えないようだから)、受診前に記録できていたらこれは必ず持参しただろう。

結果メッセージは「波形に乱れがあるようです」。ニトロ使用後しばらくして測定した心電図では「波形に乱れはないようです」というメッセージとなっていた。

胸の圧迫感が完全に消えるまでには時間がかかったが、今は清涼感を覚えるくらい、胸の中も、腕、頭も清々しくて、圧迫感は跡形もない。ニトロには耐性があると先生から伺ったことがあった。久しぶりに使ったので、よく効いたのではないだろうか。

早く楽になりたくてもう1錠使っていたら、今度は血圧の低下でフラフラになったに違いない。わたしの場合は、効いてくるまでに時間がかかるようになったので、ニトロを使ったときは苛々せずに、しばらく待つようにしなくてはと改めて思った。

で、携帯型心電図でニトロ使用前後に測定した心電図をここにアップしたいところなのだが、いずれにも基線のぶれはある。

だから、全然ちゃんととれていないのかもしれず、そんなものばかりアップしまくるのもナンなので、今回はアップしない(これまでにアップしたものも、面倒なので放置しているが、そのうち外したいと考えている)。

基線のぶれがわたしの測定の仕方の問題なのか、機械の問題なのかが不明で、これまで同様に使っていいものかどうか迷う。

うまくとれていなければ、目の前で測定させてみれば、とりかたのどこに問題があるのかがすぐに判明するはずなのに(30秒しかかからない)、あえてそれをしようとはしてくださらない。

それにしても、何て田舎者めいた、底意地の悪い対応だろう。

副甲状腺機能亢進症の精査のため他の病院の内科に入院したとき、同室の人々から「この街はまだ村みたいなもので、よそでは通じるセカンドオピニオンは通じない。それを実行したが最後、冷遇されてひどい目に遭うから、疑問が湧いたときはこっそり、黙ってほかを受診したほうがいいよ」と忠告された。

わたしか機械かに問題があったにせよ、わたしは少しでも健康になりたい一心で、専門家のサイトでよく推奨されている携帯型心電計を無理して買ったのだ。こうした行為を、一種のセカンドオピニオンと受けとられたに違いない。

心電図は半年に1度くらい測定して貰うだけなので、それで普段の心臓の調子をわかって貰うには無理があることは素人にもわかる。

受診にあたり、心電図を5枚持参し、まずは看護師さんにお伺いを立てた。

そのときの看護師さんは初めて見た人だった。だからごく常識的に、親切に対応してくださった。そのような感じのよい看護師さんや事務の人が多いのだが、古株二人が、こんなときに先生と連動するように底意地が悪い。先生の側近のつもりなんだろうな(感じのよい看護師さんからいなくなる)。

いくら腕のよい先生でも、こんなときにはほかへ移りたくなる。でも、入院仲間の忠告を考えれば、同じ街ではほかでも同じということだろうか(絶句)。病院間のカルテの共有、連携患者として望むのはおかしなことなのだろうか。

尤も、先生のほうからおっしゃって紹介状を書いてくださったときは、そうしたことを完璧に行っていただけた(薬剤性肝炎になったとき)。しかし、そんなことはまれで、普段は自分で症状に合う病院、科を探して受診することになる。それで、手術にでもなった場合が困るというわけなのだ。

図太くならなければ、自分の健康は守れない(そして、家庭も、創作も、文学も、神秘主義も……)。

今後も測定してみて(リズムを診る参考にはなると先生はおっしゃった)、おかしいと感じたものは診ていただこうと思う。

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