廃仏毀釈と岡倉天心と神智学。図書館の完成(リヴリー)。
ノーベル文学賞がボブ・ディランに授与されることになり、軽い虚脱状態に陥ってしまった。以下は、閲覧した海外の作家たちの反応。
明治の廃仏毀釈から仏教美術品を部分的にでも救い上げることに成功した岡倉天心、フェノロサが神智学と無関係ではないことは知っていたが、仏教復興運動に尽力し、スリランカ(セイロン)独立の父といわれるアナガーリカ・ダルマパーラについては知らなかった。
以下はyourペディアの記事へのリンクと引用。
「シンハラ人エリート家系に生まれたダルマパーラは、幼少期にブラヴァッキー・オルコットの神智学協会に心酔し、神智学を媒介として仏教復興に生涯を捧げる決意をするに至った 」
「生前四回も来日し、高楠順次郎・田中智学・大川周明・岡倉天心といった思想家とも交流をもったといわれる」
アジア主義を唱えた大川周明はシュタイナーの著作を翻訳している。
ブラヴァツキーの神智学に薫染した人々の中から、文化保護のために働いた人物が数多く出ている。
誹謗中傷に晒されているせいで、こうした神智学協会の功績や、ブラヴァツキーの諸著の優れた内容が広まりにくい(誹謗中傷する人々は、読みもせずにあれこれいえるのが不思議である)。
神智学協会をめぐって発生したこうした社会現象。原因は絡み合って見える。非力ながら、それを少しずつ解きほぐそうとしているところである。岡倉天心についても調べたいと考えている。
ノーベル文学賞や芥川賞が溶解していくような恐ろしさを覚えるのも、プロにはなれないながら物書きとしての思いがあるからだが、それより大きな部分を占めているのは文化保護の観点からの懸念なのだ。
平凡な主婦でありながら、わたしの中には人類の優れた文化財を保護したいという燃えたぎるような思いがあり、これは生まれつきのものだと思っていたが、大学時代から読んでいる神智学の本の影響から来ているのかもしれない。
萬子媛の小説のほうは、御遺物メモの続きがある。遅々として進まないが、加筆すべき箇所ははっきりしている。
気分転換にリヴリーと遊び、ヤミ箱を引いたら、外国語で作家という名の長男が「螺旋階段つき本棚の島」を引いてくれたので、嬉しかった。長女は虫眼鏡で古文書を読んでいる。
前に引いた、大きな窓のある「天文学者の部屋」と組み合わせると、大図書館風?
『Livly Island』は、GMOゲームポット株式会社の商標です。 『Livly
Island』に関わる著作権その他一切の知的財産権は、GMOゲームポット株式会社に属します。このサイトは『Livly
Island』およびGMOゲームポット株式会社とは一切関係がありません。
www.livly.com
| 固定リンク
「歴史」カテゴリの記事
- 本日――令和6年4月13日、右も左もない国民運動として「パンデミック条約 国際保健規則改定反対集会」及び池袋デモ行進が行われました(2024.04.13)
- パレスチナ・イスラエル戦争。ロスチャに握られた原発と水道。ユーチューバーによる3年前のガザ観光動画。(2023.10.25)
- ついにわかりました! いや、憶測にすぎないことではありますが……(祐徳院三代庵主の痕跡を求めて)(2023.07.04)
- 皆既月食の最中です(2022.11.08)
- 終戦の日(2022.08.15)
「Theosophy(神智学)」カテゴリの記事
- 長引いたコロナ。舅の死(ある因縁話)。百貨店でオーラの話。(19日に加筆あり)(2024.03.18)
- 年賀状を用意する時期になりました。スペース座談会「第一回ワクチン後遺症を語る会〜メディアでは報道されない真実〜」。コオロギせんべい(グレート・リセット関連)。魂の無い機械人間?(ツイッターでのやりとり)(2022.12.20)
- 神秘主義エッセーブログより、改稿済み「71 祐徳稲荷神社参詣記 (2)2016年6月15日」を紹介(2022.11.04)
- モンタニエ博士の「水は情報を記憶する」という研究内容から連想したブラヴァツキー夫人の文章(2022.02.20)
- (再度の加筆のため、一旦閉じました)神秘主義的エッセーブログを(一応)更新しました(加筆あり、赤字)(2021.11.25)
「Livly」カテゴリの記事
- 大晦日の献立メモ(まだ決まっていません)。リヴリーからご挨拶。(2022.12.31)
- 復活新生したリヴリーアイランド(2021.07.21)
- リブリーリプート、リブリーが戻ってくる! 今後の創作予定。(2020.10.13)
- エクリヴァン、クレール、青玉(うちのリヴリーたち)、今度は夢の世界で会おうね。(2019.12.26)
- リヴリーと遊べる貴重な日々(2019.11.29)