16日に、循環器クリニック受診
9時から10時の間に行くと、患者さんでいっぱいのことが多いので、午前中の家事を済ませた11時に家を出て、15分ごろに着いた。受付は12時半までOK。
入り口で、悪いことに2人の老婦人に出くわした。ここは3人の中では一番若いわたしが先を譲らないわけにはいかないだろう。この時点で、わたしの診察前に2人の患者さん。
待合室は患者さんでいっぱいで、しばらくは座れなかったほど。処置室で採血して貰うときに「多くて、ごめんなさいね。11時までは今日は楽勝ねって話していたほどなんだけれど、11時過ぎにドッと増えたのよ」と看護師さん。「わあ、失敗したあ。でも、どの時間帯が混むかは日によるんですよね」とわたし。「そうそう、予測不可能ってわけ」と看護師さん。
まあ電話で訊いて出かけるという手もあるが、そんな用事で電話するのは悪い気がしてしまう。
混んでいたわりには、2時過ぎには順番が回ってきた。といっても、金曜日は午後が静脈瘤の患者さんの手術日になっていて、診察は2時ぐらいにはもう終了しているのが普通なのだった。わたしの後ろにも患者さんは何人か待っていた。手術を受ける人は点滴を受けながら待合室でテレビを観ている。
その日は診察前のメニューが血液検査、尿検査、心レントゲン、心電図(両手首・両足首・胸の6ヶ所に電極を取り付ける胸部誘導、両手首と両足首の3ヶ所だけで測定する四肢誘導)。
シャーカステンに心レントゲンの写真が貼り付けられていた。よその人のかと思っていたら、わたしのだった。心臓が裾広がり(?)に見えたのだが、気のせいかもしれない。
この説明はなし。
先生の机には心電図が広げられていたので、じっと見ていた。すると、先生が「脈拍数は60くらいだから、丁度いいね」と、楽し気におっしゃった。確か60未満の場合が徐脈、40未満のときには洞不全症候群ではなかったか。
丁度いいのかもしれないけれど、頻脈慣れしているわたしには少なく感じられ、戸惑ってしまい、後でしまったと思ったことには、そのときには質問が出てこなかったことだ。
考えると、徐脈ではないかと思える症状がたびたびあった。冠攣縮性狭心症にニトロを使った後にめまいがしたり眠くなったりするので、脈に乱れがないか測ってみると、乱れがどうだったかは覚えていないが、馬鹿に脈拍数が少なかった。むしろ頻脈になりやすかったので、意外に思った。
一番気になったのは、まるでボケたように物の名前が出て来ない日があったことだ。その日は疲労感があり、頭に血が行っていないような気がしていたのだが、何かいおうとして、あれもこれも名前が出て来ないのだ。
例えば、洗濯した娘のタオルケットがほつれてしまい、アマゾンとお店のどちらで買うかで迷い、そのことを家族にいおうとしたときに、ボーッとなって「タオルケット」が出て来なかった。
他に何を話題にしたのか忘れてしまったが、とにかく何でもかんでも名前が出て来ないのだ。
極めつきは、あまりにおかしいので、自分に住所をいわせようとした。すると、「えーっと、市名のあとには町名が来るんだったっけ……」と極めてゆっくり考えている自分がいて、思い出すのが面倒になってやめた。
年齢的に物の名前は出てきにくくなってはいるが、つい最近も友人と話していて年相応というか、むしろわたしのほうがましと思えたので、本当に何か脳に起きたのだと思い、脳神経外科の受診を考えたほどだった。
このときはパソコンをしようとして、疲労のあまり座っていられず、書く意欲も湧かなかった。今思えば、かなり心拍数が落ちていたのではないだろうか。
幸い、ここまでおかしかったことはこの日だけだったが、脈拍数が以前に比べて少なくなっていることは間違いない。
徐脈
徐脈(じょみゃく)は不整脈の一種で、洞性徐脈、徐脈性不整脈とも言われる。成人の安静時心拍数は一般に毎分60~75回(bpm)であるが、60回未満(bpm)を徐脈と定義する。徐脈は脳に必要な血液を送ることができなくなるため、めまい、失神、ふらつきなどを生じせしめたり、ときに理解力や記憶の低下が見られボケに似た症状が出る場合などがあり、こうしたケースでは適切な治療が必要となる。マラソン選手などのスポーツ心臓でも心室内腔の拡大による洞性徐脈がみられるが、この場合は通常治療の必要はない。
ウィキペディアの執筆者. “徐脈”. ウィキペディア日本語版. 2015-06-27. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%BE%90%E8%84%88&oldid=55990528, (参照 2016-09-17).
この記事は朝書きかけて下書き保存していた。そのとき、脈拍数を測ると、45だった。今測ると上がっていて、53だった。
朝も夜になった今も、今日はごく普通に過ごし、物の名がやたらと思い出せないということもない。ボケているかと思ったあの日、脈拍数を測ってみればよかったのだが、そういう機敏な(?)判断力も欠いていた。眠気はあったように思う。それでも家事は普通にこなし、冠攣縮性の発作もなかったと思う。
3年前にクリニックから携帯心電計をお借りして、心房細動がわかった。そのときに購入を考えたものの、3万近くするので高い買い物になると思い、結局買わなかった。
そのときから毎月1,000円心電計貯金を始めていればよかった。買えるくらい貯まっていたはずだ。でも、ボケと勘違いするほど心拍数が落ちているかもしれないと考えると、これはもう待ったなしでわたしには必要なアイテムだと思われる。
クリニックからお借りしたものと同じオムロンの携帯心電計がアマゾンに出ているので、買うことにしよう。
不整脈も記録できるし(できないこともあるみたいだ)、心拍数が出るだけでもありがたい。自分で測るのは案外面倒だから。
当ブログに3年前の記録があるので、心拍数のみ拾ってみた。
- 2013年4月30日 (火)
初記録(軽い胸痛) - 携帯型心電計
https://elder.tea-nifty.com/blog/2013/04/--7c7e.html
心拍数=83 (波形に乱れがあるようです) - 2013年5月 1日 (水)
記録2回目(心臓が重い) - 携帯型心電計 。ミオコールスプレー1回(総噴霧数44回)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/2---d133.html
心拍数=107 (波形に乱れがあるようです) - 2013年5月12日 (日)
キャンペーン控えてこんな記事、書きたくなかったけれど……記録3回目(ごく軽い胸痛) - 携帯型心電計
https://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/post-d9a4.html
心拍数=79 (波形に乱れがあるようです) - 2013年5月13日 (月)
キャンペーン中だけれど……記録4回目(左胸の局所的軽い胸痛・圧迫感) - 携帯型心電計
https://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/4---db6a.html
心拍数=60 (拍動が一定ではありません) - 2013年5月15日 (水)
記録5回目(睡眠中に目覚めると、心臓がドクドク) - 携帯型心電計
https://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/5---0bce.html
心拍数=79 (波形に乱れはないようです)
「心房細動時には不規則に電気が心室に伝えられ、心臓は全体として1分間に60回から200回の頻度で不規則に興奮します」とあり、どれが心房細動といわれたときのものか、わからない。
心拍数60というのが3年前にあることから考えると、最近脈拍数が少ない気がしているとはいえ、多いときもあるのかもしれず、かなり波があるのかもしれない。
やはり、携帯型心電計でチェックしてみよう。
診察時に話が戻る。
ニトロ使用後に急に眠くなる症状を先生にいったら、「血管がパッと開いて、血圧が下がったのだろうね。でも、しばらくしたら戻るはずだけれど」と先生。
うーん、戻るまでに時間がかかる気がするなあ。
血圧低下は嫌だが、ニトロペンを切らすのは怖いので、また出していただいた。
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