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2016年8月31日 (水)

高畑さんへのバッシングから浮かび上がる社会問題も、行き着くところは……

女優の高畑淳子さんは、息子が起こした性暴行事件でマスコミからバッシングを受けている。

あの事件は高畑淳子さんのみならず、自分の息子を思う全ての母親を怯え憔悴させ、その苦悩を共有させるような事件だったが、そうした母性愛の普遍的な面に訴えかけたのは、高畑淳子さんの人間的魅力のなせる業である。

もし容疑者の母親が極悪非道な女性だったとしたら、この母にしてこの子、と思わせてしまうかもしれない。それでも、このような事件はそれを傍観する母性をも傷つけずには済まない。

育て方がどうの、と高畑さんがいわれるのを聴けば、まともな母親なら、わが身、わが子育てを振り返ってみたくなるはずである。聖母子のなす技でない限り、この世に完璧な子育てなどありえようか。

子は受け身だけの存在ではなく、赤ん坊のころから一個の生々しい、自己を主張する存在であり、母親から愛情や躾をその子なりのやり方で引き出す存在でもあるというのに。

冷静に考えてみると、高畑淳子さんがマスコミからバッシングを受けなければならない理由など何もない。

成人している息子をマスコミは一人の社会人と見做さず、母親の所有物と見做しているというわけだろうか。

ニュースとワイドショーとの区別がつかなくなってきた問題が、第一にある。ニュースを視聴するのが嫌になってくるほどだ。

ウィキペディア「ワイドショー」にワイドショーの問題点として、次のようなことが挙げられている。

ワイドショーの場合、報道番組と比べイエロー・ジャーナリズムである、芸能人のゴシップ等を取扱う事が多いため、幅広い話題についてコメントするという構成において、コメンテーターの不用意な発言や専門分野外に言及した発言の信憑性が指摘される。世論形成においての悪影響を危惧する意見もある。〔略〕
ワイドショーの取材については疑問の声が付きまとい、綿密な取材によるスクープ報道で評価を得る一方、各番組のレポーターが一団となって渦中の人物にインタビューを求め追いかける姿が非難の的となっている。
ことに芸能人が取材対象の場合は顕著で、反省を踏まえてこれまで幾度か「脱・芸能ニュース」を掲げることがある。

イエロー・ジャーナリズムとは、事実報道よりも扇情的、興味本位な内容を売り物とするジャーナリズムをいうらしい。

加えて、わが国のマスコミは反日勢力によって汚染されているといわれる。中韓に偏向した報道内容などには確かに、イエロー・ジャーナリズムだけでは説明のつかないものがある。

高畑祐太容疑者は発達障害、また性依存症ではないかとの声が多く上がっている。

最近は依存症治療を専門とする外来もあるようだ。そこでは、アルコール、薬物、ギャンブル、買い物、ネット、盗癖癖(クレプトマニア)、性嗜好障害(性依存症)などの依存症治療が行われるという。

ちなみに、わたしは比較的最近、神秘主義的観点から飲酒が死後にまで及ぼす弊害を考察した。興味のある方は拙「マダムNの神秘主義的エッセー」を閲覧していただきたい。

60 憑依と、成仏した義祖父の後日談(お酒好きな人々への野暮な警告)
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/08/02/100336

47 アルコールの害について(成仏した義祖父の話)
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/04/27/191319

わが国は今や、様々な依存症に苦しむ膨大な数の人間を抱えて青色吐息である。その最も大きな原因として、社会環境の悪化が挙げられるのではないだろうか。

今の日本は依存症を誘発する異常な刺激に満ちている。

東京都知事選に立候補した桜井誠氏がパチンコ規制を訴えていたことは記憶に新しい(桜井氏は新党「日本第一党」を立ち上げた。略称は日本一)。

わが国の環境悪化に反日勢力が強い影響を及ぼしていることは前掲の桜井誠氏、余命プロジェクトチーム、参議院議員・青山繁晴氏といった方々のサイトを閲覧し、著書を読めばわかる(桜井氏、青山氏に関しては動画も数多く公開されている)。

結局のところ、この問題も日本を守るために立ち上がった人々が反日勢力の駆逐の必要性を訴える、そこへ行きついてしまうようだ。

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