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2016年8月23日 (火)

22日に胸痛にスプレー1噴霧。ホオベニムクチョウ(リヴリー)。久しぶりのチキンナゲットとシェーク。

もう昔話になりますが、胸痛にミオコールスプレーを1噴霧したのは、昨日の朝6時ごろです。

その前日にも胸痛がありました。我慢できないものではなかったので、ニトロ使用による血圧低下が嫌で、我慢していました。

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さあこれから一日が始まる、という段階ではニトロを使わざるをえませんが、使うと最近血圧の低下がひどくて――血圧が低くなること自体が体にどうということはないのですが――眠くなって困るのです。

血圧低下がひどい場合は失神してしまうそうなので、あまり低くなるのも困りものです。以前、高血圧だった時期があったことが嘘みたいです。

萬子媛の短編小説に手を加えようとしている段階で、御遺物にあった『金剛般若経』が未読だったと思い、『般若心経・金剛般若経 (岩波文庫)』(中村元・紀野 一義訳註、岩波書店、1960)を読み始めました。

すると、血圧低下のせいか、同じような繰り返しが続く文章のせいか、眠い、眠い。江戸時代に生まれていたとしても、こんな不届き者は萬子媛の禅院にはとても入れて貰えなかっただろうと思いました。

明け方目覚めると、エアコンが要らないくらい涼しくなっていて血圧が上がっていたためか、すっきりとした頭で全文読みました。

一切の有為法は、夢・幻・泡・影の如く
露の如く、また、電の如し。
まさにかくの如き観を作すべし。
(中村・紀野訳,1960,p.125)

仏の言葉として最後に出てくるこの言葉が『金剛般若経』を要約していると思うのですが、この経典でも『般若心経』でも、マーヤーに囚われるなということがいわれているのではないかと思いました。

マーヤーというのは、サンスクリット語で簡単にいえば幻影のことですが、詳しく説明しようとすると、単純ではありません。マーヤーのことをわたしは神智学で学びました。

イエスの教えがユダヤ教の聖書と切り離すことができないように、ゴータマ・ブッダの教えもヒンドゥー教がベースにあるはずで、そこから読み解かなければ、読み誤るのではないかという気がします。

萬子媛に関するノートで、萬子媛の子供たちのことを書きました。その部分を復習してみます。

2014年1月30日 (木)
初の歴史小説 (25)萬子媛の子供たち。90歳過ぎて挙兵した龍造寺家兼。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2014/01/23-ff4d.html

 郷土史家が「直朝公御年譜」から抜き書きし、解説してくださったところによると、寛文12年(1672年)、文丸は船で上京し、祖父花山院定好に初めて会っている。直朝の参勤交代の帰国を待って、京都から淀川を下って大阪に出、そこから同船して帰郷した。〔……〕
 そして、延宝元年7月25日(1673年)に亡くなったのだった。文丸の死に先立ち、側室の子中将が同年2月5日に、花山院定好が同年7月4日に亡くなっている。
 文丸がおじいちゃん(萬子媛の父)に会えたことを、萬子媛は悦んだだろう。それなのに、翌年、二人共亡くなってしまった……。
 萬子媛の2番目の子、式部朝清は、寛文7年8月29日(1667年)に生まれた。佐賀藩2代藩主鍋島光茂に仕え、佐賀に住んだ。光茂の信頼厚く「親類同格」の扱いを受けていた。親類同格とは佐賀藩主の格付けで、三家、親類、親類同格、家老、着座、侍の順。
 朝清が破格の待遇を受けたことに、萬子媛は誇らしい思いだったろう。光茂の信頼が厚かったというが、破格の待遇を受けた理由は朝清の優秀さが買われたのだろうか。萬子媛の実家の格式の高さも影響しているのだろうか。
 しかし、その朝清は貞享4年9月20日(1687年)、21歳で急死した。

朝清を亡くしたことが萬子媛の出家の直接的な動機となっています。そのころ萬子媛は、どんな思いで般若経典をお読みになったのでしょうか。

また、萬子媛は入定の際に寿蔵(生前墓)の中で1週間以上という気の遠くなるような時間を、どのような経典を唱えられたのでしょうか。その中に『般若心経』『金剛般若経』はあったのでしょうか。おそらくあったのではないかとわたしは思います。

話がニトロのことからすっかり離れてしまいました。萬子媛ノートはあとで別にしようと思います。

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休日で外出した娘が駅で買って来てくれたチキンナゲットとシェークが美味しかったけれど、これでよけいに眠くなったのかも……。

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夕方には夫が柿の種をくれて、これでさらに眠気が募り、夕飯を作るのもやっとでした。

今日も午前中の家事を済ませて一休みしていたら、夫が心地よいジャズを流していて、あまりの気持ちよさにまる1時間爆睡してしまいました。

まあでもどうやらニトロの影響圏を脱したようです。血圧低下の副作用はありますが、たちどころに冠攣縮性狭心症の発作に効くニトロはありがたい薬です。

リヴリーアイランドにアクセスしたら、お客様。調べたら、2005年正月限定リヴリー「ホオベニムクチョウ」みたいです。

片足ずつゆっくり、足の裏を見せて歩くんですね、ホオベニムクチョウって。面白い……

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あっ、立ったまま寝てる。いや、座っているのかな?

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