祐徳稲荷神社に参拝し、祐徳博物館を見学しました(17日に加筆あり)。由布岳。乙女チックリヴリー。
2016/06/16 07:54公開、2016/06/17 18:33再公開
昨日(15日)、祐徳稲荷神社に参拝し、祐徳博物館を見学しました。
2年ぶりに萬子媛に接して幸福な余韻に浸っているところで(祐徳稲荷神社に出かけるときは、深窓の麗人を訪問するような気持になります)、まだ長い記事を書く気分になれないので、ちょっとだけ。
地上と本殿をつなぐエレベーターができていて、驚きました。階段での移動が大変な人や移動するエレベーターの中から景色を眺めたい人にはいいでしょうね。
乗ってみたかったのですが、何しろ家から神社までは距離があり、往復に時間がかかるので、時間的余裕がありませんでした。
萬子媛(祐徳院様)はあの世の方ですから、お元気でないことはないと思いますが、それでもお変わりなくボランティアを続けていらっしゃることを確認することは嬉しいことですし、高級霊としての品格を本当にさりげなく伝えていただき、出かけるたびに萬子媛が好きになります。
参拝者を母親のように見守り、太陽の光のようなオーラで抱擁してくださる萬子媛のような方を長い時間をかけて日本人自身が育んできたことを思えば、祐徳稲荷神社のような文化財は本当に日本の宝物だと思います。
今回、萬子媛の御遺物が収められた祐徳博物館に長居しました。メモをとるためにあまりに長い時間いたので、夫と娘はソファで寝てしまっていました。
博物館を出るときに長居の失礼をお詫びするつもりでしたが、男女の関係者のお二人が事務所の中から優しい快い表情を浮かべてこちらを見てくださったので、感謝のお辞儀をして出ました。
前回訪問したのがいつだったかは調べてみなくては思い出せませんが、記憶に残っていたのは、扇面和歌、大和物語を写したもの、御掻巻といった僅かな品でした。今回はじっくり見ることができたので、小説に手を加える際の参考になります。
遺愛の名琴と説明のある楽器を見、感激しました。小説を書いているときに、気品の高い女性が筝を弾いている姿が目に浮かび、その場面を取り入れたのですが、萬子媛は本当に箏を弾かれていたようです。
琴と普段呼ばれている楽器は音楽専門サイトによると筝であるようですが(琴には柱がありません)、小説にはどちらの表現を使うかで迷います。
これまでの訪問時には気づかなかった僧侶姿の萬子媛の肖像画も、じっくり見ることができました。郷土史家からいただいた資料の中にこの萬子媛の肖像画の写真のコピーがあり、嬉しくてよく眺めていました。
現物はずっと大きく、色合いもこまやかなため、わたしの中で萬子媛の容貌が修正されました。
とても厳めしい印象だったのですが、もっと軽やかな、優しい、明るい表情に見えます。
霊的に感じる萬子媛のお姿が見えるわけではありませんが、深窓の麗人という印象なので、わたしが思い描くイメージにぴったりです。貼りついたように肖像画の前を動くことができませんでした。
やはり、若いころは相当な美人だったのではないでしょうか。老境に入ってさえ、色白で卵形のお顔に鼻筋が通り、如何にも聡明そうな目は高齢のせいで形がはっきりしませんが、奥二重か二重でしょう。ほどよく小さめの口、薄めの唇、凜とした口元。
家内安全の御祈願をお願しました。たっぷり30分、神楽殿で御祈願していただきました。巫女さんの御神楽もありました。
寒いくらいにクーラーが利いていたのですが、背中がずっと温かく、萬子媛から発散されるオーラの温もりだと感じました。太陽さながらの萬子媛です。神秘主義的な現象だったためか、今回も夫はずっと寒かったといいました。娘も温かいとは思わなかったようです。わたしは汗が出るくらいでした。
暑い日でしたから、もしクーラーが効いていなかったら、こんな確認もできなかったことでしょう。
こういう場所での30分という時間は半端ではなく、萬子媛の臨在を感じていながらふと緊張感の途切れる瞬間が何度もあり、あれこれ雑念が浮かんだりもしました。
あまりに色々なことを心の中でつぶやいていたので、微笑まれる気配や微かに戦慄される気配が伝わってきた瞬間がありました。
「日本は今、危険な状況にあると思います。どうか日本をお守りください」とつぶやいたとき、萬子媛が微かに戦慄なさるのが伝わってきましたが、萬子媛の最も近くに控えていた方が頷かれたような気配もほのかに伝わってきました。
萬子媛がボランティア集団を組織なさっているとわたしが想像するのは、萬子媛を囲むように一緒にいるあの世の方々を感じることがあるからです。萬子媛が禅院を主宰なさっていたときにそこに所属していた僧侶たちなのかどうかはわかりません。
わたしの願い事に萬子媛がなぜ微かに戦慄なさったのかはわかりませんでした。日本が本当に危ないからなのか、萬子媛の守備範囲を超えた願事をしたからなのか、あるいは真剣に受けとめられた武者震いのようなものなのか……
もう一度、微かな戦慄が伝わってきたのは、「萬子媛の小説を書きました。手直しが必要だと思っていますが、もしこの小説に価値がないのであれば、決して世に出ることがありませんように。でも、価値があるのでしたら、世に出ることができますように。わたしは萬子媛のような方の存在を日本ばかりか世界にも知らしめたい……」とつぶやいたときでした。
短い、出来のよくないところのある作品ですが、わたしは価値があると思っています。電子書籍にはしますが、できたら小冊子くらいにはしたいと考えています。微かに伝わってきた戦慄以外には、萬子媛がどうお思いになったのかは全くわかりません。
実はご報告までと思い、プリントアウトした小説を持参し、御祈願の間ずっと背後にいらっしゃる萬子媛の方に向けて膝に置いていました。
微笑まれたのは、「祐徳稲荷神社に少しは寄付できるくらいのお金があったらな……」と、これは本当に雑念でしたが、思わずつぶやいてしまったときでした。
相手が生きてる人であろうとあの世の方であろうと、神秘主義者にとっては同じように「思いは生きている」ので、相手の反応が伝わってくることがあります。
神秘主義で高級霊といわれるような方々は、人間であったときの豊かな情緒、優れた知性をベースに、あの世から人類のためにボランティアをしている方々に特有の完璧といってよい自己管理能力を感じさせます。
萬子媛の気配を感じるのはわたしの感受性が優れているためであって(?)、萬子媛に隙があるわけではありません。
その全てのほのかな気配が何ともいえない優美さ、快い率直さで、300年前に地上に生きていらしたときの個性を感じさせます。お亡くなりになったときは高齢でしたが、わたしに伝わってくる感じでは妙齢のご婦人を連想させられる若々しい印象です。
300年前の女性を取材できるなんて、神秘主義者の特権ですね。萬子媛が神様と呼ばれるにふさわしい高級霊だと確信できなければ、この世で働いているあの世の存在を観察しようなんて思わなかったでしょう。
これまでの経験から推測するに、萬子媛のご公務は御祈願の窓口が開いている間だと思われます。それ以外の時間はあの世にいらっしゃるのでしょう。
御祈願が終わるころ、側に控えていた方に促されるようにして去っていかれた気配を感じました。
前回参拝したときもそうでしたが、童謡「夕焼け小焼け」が流れたあとに萬子媛が祀られた石壁社にお参りしても、何も感じられなかったのです。哀しいくらいに空っぽに感じられました。
マダムNの神秘主義的エッセー
45 祐徳稲荷神社参詣記
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/02/10/210502
神秘主義者の戯言です。
ちょっとメモしておくだけのつもりが長々と書いてしまいました。改めて記事にします。
そういえば、行きに、由布岳と表示のあったあたりの山――おそらくそれが由布岳と思われます――に上から下まで落石の跡が傷のように残っているのを見ました。別府から湯布院にかけて、高速道路のあちこちで工事が行われていました。地震の爪痕を感じさせました。
話題が変わって、リヴリーの話題。
現在まいにちお世話ボーナス限定バージョン期間中で、「ニューミューのぬいぐるみ・カエル」を貰いました。
最初は喜んでいたうちのリヴリーですが、傘を占領されっぱなしなので拗ねてしまいました。
そのうち諦め、傘の後ろで場所で眠り、夢を見ています。
うちのリヴリーは男の子かと思っていましたが、女の子かもしれないと思い始めました。要するに、色合いで印象が変わるのです。「作りかけのクローバーの冠」を交換チケットでゲットしてやったら、まさに乙女?
雨を降らせて、「マジックシード・カエルA」という種を育てています。「冠がぬれちゃう!」と、うちのリヴリーが心配そうです。本も濡れちゃいますね。
時間が経って行ってみると、うちの子はぬいぐるみの女の子と仲よく相合傘していました。うーん、うちの子は男の子、女の子、どっち?
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