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2016年4月 8日 (金)

輸入食品問題と関係のある、わが国のジェネリック問題

過日調べたジェネリック問題について書いておこう。

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検索ワードでヒットした記事は書かれた時期がバラバラである上に、海外の場合は医療制度や社会システムの違いがあって、うまくまとめることができなかった。

それでも、明らかになったことがあったのだった。

このことは、循環器クリニックの受診日に調剤薬局で確信したことでもある。ジェネリック医薬品は有効成分以外の添加物とコーティングの問題が見過ごせないものであること、そしてこの問題は輸入食品問題と密接な関係にあるということだ。

世界のジェネリック医薬品の5分の1はインドの製薬会社で作られているという。

「開発途上国の薬局」といわれているインドのジェネリック医薬品は安価、高品質、高い安全性で知られているらしい(もちろん、問題のあるものもある)。

インドがそのようなジェネリック医薬品を供給できるのは、医薬品の特許に関する法律が他の国とは異なるというインド特有の医薬品事情にある。

2005年までのインド国内の特許法では、医薬品は特許として認められていなかった。特許が切れていない薬でも合法的にジェネリックを作ることができたというわけである。国境なき医師団の活動を支えているのがインドのジェネリック医薬品だそうだ。

そのインドでも、2005年に医薬品の特許を認める法律が制定された。ところが、2005年以降も「合理的な実施料」を特許権を有する製薬メーカーに支払えば引き続きジェネリック医薬品を製造でき、またインドで医薬品の特許を取ることは大変難しいらしい。

一方、日本では危険な中国・韓国製が大量に流通しているという。外見は日本製、中身は外国製というジェネリック医薬品は多いそうだ。以下の記事を参照されたい。

  • http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160110
    /Bizjournal_mixi201601_post-5128.html (2016年1月10日,ビジネスジャーナル,宇多川久美子「薬の原価率
    はわずか1%で暴利?安価で危険な中国・韓国製が大量流通… 」)

記事に「下水道からくみ取った油を原料に製造した抗生物質が日本に輸出されていたと報じられたこともあるように、中国は安全性に関して無法地帯のような状態です」とあるが、わたしは下水道から汲み取った油を原料とした抗生物質が日本で出回っていたとは知らなかった。

近畿大薬学部の研究チームがまとめたジェネリックの使用状況によると、ジェネリックを処方された割合が最も低かったのは公務員たちが加入している共済組合だったという見過ごせない情報も閲覧した。

日本人は食品は警戒しても、ジェネリック医薬品はスルーして口に入れている! 食品以上に警戒が必要だろうに。かくいうわたしも、騙されて5年間もジェネリック医薬品を服用した口だった。

この問題の根は深く、サイト「余命三年時事日記」でとり挙げられてきた問題とつながっていて一朝一夕に解決できるとは思えないので、とりあえずは自分の身は自分で守るしかないように思う。

  • 余命三年時事日記
    http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/

日本人の命を本当に軽く扱ってきたのは、第二次大戦中の日本政府ではなく、国内の反日勢力であることを我々日本人は自覚するべきである。

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単行本(ソフトカバー): 159ページ
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