ニトロペン1錠。
昨日の夕方、冠攣縮性狭心症から来たと思われる腹部症状にニトロペン1錠舌下。外出したころから体調が崩れてきたような気がしていたところ、おなかの調子がおかしくなった。
わたしはよく冠攣縮性狭心症の発作と絡んでおなかの調子が変になることが多い。でも、その時点では単なる胃腸の症状と区別がつかないので様子を見ていた。
すると、例によって、腰回りからおなか、手足が腫れぼったくなり、とまりにくい咳が出て心臓が重く感じられるようになったので、ニトロペンを使用した。
胸より、腹部がどんどん涼しくなったので(血行がよくなるとわたしは涼しさとして感じる)、腹部症状はやはり発作によるものだったようだ。専門家のサイトにも、狭心症の症状や徴候として腹部膨満感、ガス、腹部不快感などの消化不良症状が生じることもあると書かれている。
軽い吐き気、軽いめまいもあった。
健康人に戻ったわけではないから、こんな風に不調の波は相変わらずやってくるにしても、その波は以前よりずっと低い。冠攣縮性狭心症の予防薬をジェネリックから先発品ヘルベッサー、アイトロール、シグマートに戻してから、暮らしの質が格段によくなったことは間違いない。
これで外出しても平気なくらい体力がついてくれればと思う。どうしても影響が出てしまうとはいえ、外出中に何ともなくなっただけでも大きな違いなのだから、それは贅沢な願いだろう。
プロタルコス(丸橋 裕訳)『モラリア 5(西洋古典叢書)』(京都大学学術出版会、2009)にニトロペンの殻をのせてみた。
『英雄伝』で有名なプルタルコスは随想集『モラリア(倫理論集)』でも知られている。『モラリア』の中の1編が岩波文庫から(柳沼重剛訳)『エジプト神イシスとオシリスの伝説について』として出ていたのを20年前に読み、格調の高さに打たれた。
今回図書館から借りた『モラリア 5』には同じ作品が「イシスとオシリスについて」というタイトルで収録されている。他に「ピュティアをめぐる対話篇」から3編。
「イシスとオシリスについて」を執筆したとき、プルタルコスはデルポイにおけるアポロンの神官だった。プルタルコスについて書くつもりだったが、別の日に。
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