応募者の死闘の歴史がわかる凄い情報サイト「文学賞の世界」。電子書籍の表紙作りに役立つサイト。
最近、「文学賞の世界」というサイトを見つけました。「日本で行われてきた数々の文学賞に関する基礎的な資料をご紹介しています」と説明があります。
サイトマップを一望し、目眩がしてしまったほど。これは凄いです!
- サイトマップ:文学賞の世界
http://prizesworld.com/prizes/map.htm
プロ対象の文学賞、素人対象の文学賞の詳しい情報が提供されています。
ふと「あのとき受賞なさったあの方は、その後どうなさっているのだろう? プロとして活躍なさっているのだろうか、まだ素人の立場で他の賞にチャレンジなさっているのだろうか?」と思ったりしていたのですが、かなり消息を辿ることができました。
審査員のお名前、その賞が今も継続しているかどうか、青色になっているお名前をクリックすると同じ人が他にどんな賞に応募し受賞しているかなど、様々なことがわかり、驚かされました。
わたしが最終候補(九州芸術祭文学賞の場合は地区優秀作)まで行ったのは「織田作之助賞」「九州芸術祭文学賞」だけで、各2回ずつですが、最終候補者の名前も出ています。
「織田作之助賞」の頁全体を閲覧して賞の変遷がわかりましたし、「九州芸術祭文学賞」では地区次席までわかり、何度となくチャレンジしている人が如何に多いかがわかりました。
- 織田作之助:文学賞の世界
http://prizesworld.com/prizes/novel/odsk.htm - 九州芸術祭文学賞:文学賞の世界
http://prizesworld.com/prizes/novel/kygs.htm
応募の参考になる、これだけ多くの情報を提供してくれるサイトはなかなかありません。
また、応募者のほとんどが志を遂げずにいわば文学界という戦場で戦死する運命にあることが改めてわかるような、わが国の文学界における死闘の歴史を見せてくれるサイトでもあります。
これだけの文学賞があり、それにチャレンジする夥しい人間がいるにも拘わらず(だからこそ、なのかもしれませんが)、日本の文学が劣化と衰退の一途を辿っている現実は本当に深刻な問題でありましょう!
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わたしはパブリックドメインの写真、イラスト、フレーム、フォントなどをお借りして電子書籍の表紙を作成していますが、以下は最近発見したサイトです。
- アンティーク&ゴシックな著作権完全フリー素材
http://publicdomain-sozai.blogspot.jp/
上記サイトを管理なさっている方のまとめもありました。いやあ、これも凄い! 貴重なまとめですね。
- NAVER まとめ「cobaltblueさんのページ」ttp://matome.naver.jp/mymatome/cobaltblue
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