2016年1月10日に、デヴィッド・ボウイが死んだ!
デヴィッド・ボウイが10日、がんで死去した。69歳の誕生日だった1月8日に通算25作目のスタジオアルバム『Blackstar』をリリースしたばかりだったという。
ソニーミュージックによるデヴィッド・ボウイのオフィシャルサイトでBlackstarのビデオを視聴した。
ショッキングなニュースだった。
ボウイの熱烈なファンというわけではなかったが、かなり好きで、LPレコードは何枚か持っていた。大学時代に文芸部の皆で映画「地球に落ちて来た男(The Man Who Fell to Earth)」(1976年)を観に行ってから特に好きになったような気がする。
あの映画のボウイは大変神秘的でセクシーだった……!
ボウイは、「グラムロック」の旗手といわれていた。グラムロックをウィキペディアから引用する。
グラムロック(glam rock)は、主にイギリスで1970年代前半から中盤にかけて流行した、ロック・スタイル。由来は、魅惑的であることを意味する英語の"glamorous"から来ている。日本のロックやファッションシーンにも影響を与えた。
スタイルの特徴
一概には言えないが、男性でも濃い(時には装飾的な)メイクを施し、煌びやかで(けばけばしい)、古い映画やSFをモデルにしたような、懐古趣味的な衣装をまとうのが特徴である。キャンプ 的であるともいわれる。また宇宙趣味、未来趣味も混在している。
主に男性的な力強さや激しさを表現するハードロックや、演奏技術や楽曲の構成力を強調していたプログレッシブ・ロックが主流だった1970年代において、それらとは異なった中性的なファッションや振る舞いを施し、単純で原始的なビートやキャッチーなサウンドをみせていたのがグラムロックのミュージシャンたちであった(この傾向が、後のパンク・ロックの出現に大きく影響することになる)。また、サックスでリフを刻むことが多いことも、グラムの特徴の1つである。
ただ、ジャンルとしてはルックスやステージングなどの面で区別されることが多いため、サウンドや楽曲の作風、音楽的志向などは、かなり異なり、大きな共通性はない。このような経緯から、クイーンも登場当初はグラムロックバンドと見る者もいた。ウィキペディアの執筆者. “グラムロック”. ウィキペディア日本語版. 2016-01-11. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF&oldid=58211569, (参照 2016-01-12).
ロック音楽としてはボウイよりもディープ・パープルやジャニス・ジョプリンをよく聴いたが、SF小説とボウイを組み合わせると最高だった。一つの世界を作り上げたという点では、ボウイに勝るロックスターを見つけるのは難しい。
ボウイに魅了されたが、ボウイは宇宙的でセクシーで謎めいていて、そして、どこか気持ち悪いところがあった。雰囲気、表情、曲、歌い方……全てに。だからこそ惹かれたのかもしれない。
人間の男性として普通に亡くなったというイメージが湧かず、ボウイが作り上げたというよりボウイと共に存在したあの世界に還っていったという気がしてならない。
『NME』が運営する音楽サイト「NME.com」の日本版で、デヴィッド・ボウイのトリビア50選という特集を閲覧した(→ここ)。
それによると、わたしはボウイが生まれつきのオッドアイだと思っていたが、そうではなく、過去に喧嘩で殴られことが原因で瞳孔拡大したままであるためにそう見えるだけだという。
その喧嘩がどういったものであったかなど、ググればボウイの壮絶な過去について出て来たが、どこまで本当のことかわからないのでリンクは張らない。
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