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2016年1月 5日 (火)

フィレンツェの書店主さんとドストエフスキー。お隣さんおすすめの三社。祐徳稲荷神社の動画。

連投した過去記事で、新年早々健康ブログになってしまい、申し訳ありませんでした。健康の参考にアクセスしてくださる方も多いので、その点はお許しを。第一に自分のための記録なのですが。

団塊世代のお隣さんは三社参りを済ませたそうです。彼女の三社は春日神社、若宮神社、天満社だとか。いつもは春日、天満の二社参りで済ませるそうで、天満社がおすすめということなので、行ってみようと思っています。

ところで、ひところニュースでも採り上げられた宇佐神宮の宮司問題はどうなったのでしょうか。

わたしが一番に行きたい祐徳稲荷神社は案外遠くて、冬場は別府、飯田高原辺りを通る高速道路での風、雪など不安なので、春になってからになりそうです。1泊2日で、参拝後は嬉野温泉につかってこられたら、最高なんだけれどなあ。

祐徳稲荷神社の公式サイトに動画がアップされていました。YouTubeから動画を貼り付けておきます。季節の花々を背景にした境内やお火たきの模様が美しく紹介されています。石壁社が出て来ないのが残念。

話が変わりますが、娘はフィレンツェの書店主さんとメールで文通しています。

ハッピーニューイヤーのグリーティングメールが届いたそうで、それによると、読書家の書店主さんは今ドストエフスキーを読んでいらっしゃるとか。

娘が1年近く筆無精したあとにメールしたといっていたので、さすがの書店主さんも呆れてお返事なさらないだろうとわたしは思っていました。

ローマ・カトリック教徒と思われる書店主さんは、ロシア正教的なドストエフスキーの作品にどんな感想を持たれるのでしょうか。

256pxdostoevsky
Photo of F. Dostoevsky
出典:ウィキメディア・コモンズ
日付 1879年
原典 Russian Life, Nov/Dec 2006

ウィキペディアによると、『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』を後期五大作品と呼ぶそうで、ドストエフスキーの諸作品に対する正教会からの評価は高いとか。ウィキペディアから引用します。

カラマーゾフの兄弟:ウィキペディア

正教会からの評価
フョードル・ドストエフスキーの作品は、正教会側からも高く評価されるものであり、時には「正教の神髄の代弁」とまで評される。特に『カラマーゾフの兄弟』については、正教会における人間の救いについての基本的な考えが一応網羅されているとされる。
長老ゾシマのモデルが長老アンヴロシイ、およびザドンスクのティーホンであるとされるほか、「神の像と肖」といった概念や、「永遠の記憶」といった永眠者のための祈りなどの文言が、作品にも盛り込まれている。

わたしは後期五大作品の中では、イノセントをムイシュキン公爵という人物にシンボライズさせようとしたかに思われる『白痴』が好きですが、『カラマーゾフの兄弟』も好きです。

白痴 (上巻) (新潮文庫)
ドストエフスキー (著), 木村 浩 (翻訳)
出版社: 新潮社; 改版 (2004/04)

白痴 (下巻) (新潮文庫)
ドストエフスキー (著), 木村 浩 (翻訳)
出版社: 新潮社; 改版 (2004/04)

『白痴』は過去記事でも紹介していました。

『カラマーゾフの兄弟』はボリューミー。

長編も長編ですが、これで前編で、後編が書かれるはずだったというのですから恐ろしい。「大審問官」などは一度読めば忘れられません。

サイト『本嫌いさんの読書感想文』で、その美味しいところだけ読むことができます。これを読んで興味を持たれたら、全部読みたくなると思います。以下にリンクさせていただきます。

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