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2016年1月22日 (金)

胸痛にニトロペン1錠。16日にジェネリックをやめて、今日で6日。

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記録が遅れたが、ニトロペンを使ったのは午前1時半ごろ。

夜更かししていたところ、以前からちょくちょくある電気的といおうか、左胸をミシンで縫われるような刺激の出現。それが繰り返し起きて苦痛となってきた。

不整脈かと思い、脈をとると、強弱があった。胸の真ん中から左側一帯が抑えつけられたように重くなり、刺激も痛みと感じられるようになって、我慢できなくなった。何か変な拷問を受けているみたいで。

前日から左の歯から顎にかけて痛んだり、左手が重くなったりといった冠攣縮性狭心症の発作の前兆らしき現象が起きたから、ニトロペンを舌下したら即座に効いた。

このあいだの受診時に、先生が「不整脈が冠攣縮性狭心症の発作を誘発することはないが、狭心症が不整脈を惹き起こすことはある。ニトロで治まる場合はその可能性が高い」とおっしゃったことを思い出す。

冠攣縮性狭心症の前兆らしきものがあったので、胸の真ん中に杭打たれるような痛みが起きることを警戒していたが、起きたのは不整脈らしきものだった。しかし、ただの不整脈にしては抑えつけられたような感じを伴い、それが次第に強まったというわけだった。

ニトロで完全に何ともなくなったので、冠攣縮性狭心症の発作が不整脈を誘発していたのだろう。最近は典型的な思わずフリーズしてしまう胸痛が起きるのではなく、このパターンが多い。

気づかないうちに冠攣縮性狭心症の発作が繰り返し起きている場合があると先生が以前おっしゃったことがあった。だから、とにかく何かおかしいときはニトロを使ってみるようにと。

そのような軽い発作が繰り返し起きて、心房細動を誘発していたのかもしれない。本当に不整脈が出現していたのかどうか、その不整脈の種類は何かを正確に知るために携帯心電計がほしくなってくる。

16日にジェネリックを全て先発品に替えていただいてから、薬を服用するたびに胸の中がほのかにすーっとし、薬がよく効いている気がする。

ニトログリセリン貼付剤のメディトランステープを貼ったときみたいだ。添付剤で皮膚がかぶれたため、ニトロと同じ硝酸薬の仲間アイトロールが処方されたのだった。

先発品に戻していただいたのは、既に先発品だったインデラル、サンリズム以外のヘルベッサー、アイトロール、シグマートだった。

シグマート、アイトロールの後発品はあまり効いていなかったのかもしれない。カルシウム拮抗薬ヘルベッサーの後発品の効き目がどうだったかは単独で用いてみないとわからない。

インデラルに予防薬が追加になった順序はヘルベッサーアイトロールシグマート。ヘルベッサーは当ブログを開設する前から使用していたようだ。

アイトロール2008年4月3日
かふれがひどいんなら、テープはやめよう――といって、アイロールという薬を出してくださいました。

シグマート2008年7月12日
これまで使ってきたヘルベッサーとアイトロールはどちらかというと太い血管を拡げる薬で、シグマートは細い血管を拡げる薬だそうだ。

ヘルベッサーの服用を始めたころの記録は残念ながらない。服用し始めたのは2005年3月29日からで、当ブログの開設は2006年4月だからだ。以下は過去のメモから。

福岡県の市立病院で1995年1月に動悸や倦怠感の原因は洞性頻脈だとわかったが、心エコー、心レントゲン、ホルター心電図で治療が必要とされ、インデラルの服用を始めた。服用後の心レントゲンで心臓が小さくなったのが確認された(同時に本来のわたしの心臓は普通より小さいサイズと判明)。

大分県日田市に転居後も同じ病院に通院。2004年12月に当市に転居後、初の喘息発作で駈けこんだ呼吸科クリニックの先生から2005年2月17日、現在通院している循環器クリニックに紹介していただいた。同年3月29日、服用していたインデラルにヘルベッサー、ニトロペンが追加された。

ヘルベッサーはインデラルに次いで古くから服用していた薬だった。それを先生に相談することもなく2011年7月 3日に薬局で『ジェネリック医薬品希望カード』を提示し、シグマート⇒ニコランタ、ヘルベッサーRカプセル⇒コロヘルサーRカプセル、アイトロール⇒アイスラールに変更して貰っている。

薬局では先生に電話をかけて許可を貰ってくださったのだが、先生は内心不賛成だったに違いない。

いずれにしても、心臓の薬を全て先発品に戻していただいてから体調がよくなって、生活レベルが上がった気がしている。そろそろ買い物と夕飯作りが同じ日にできるかもしれない。ウォーキングも可能になるかもしれない。

だが、サンリズムが心房細動をうまく抑えられなくなっているようで、ちょくちょくそれと思われる嫌な不整脈が起きる。それに、気温差などの影響で冠攣縮性狭心症の発作が起きるのも相変わらずだ。

それでも、そうした不整脈や発作を除けば、ジェネリックをやめてから体調に関する満足度が高くなったことは大きな違いだと思う。体の中の爽快感が違うといえばいいだろうか。それでも実際にこれまでより活動しすぎればダウンするだろうから、まずは普通の主婦がやっているように買い物と夕飯作りをセットでできるようになりたい。

買い物という外出だけで疲れ果て、せっかく買った新鮮な食材を翌日に回して家族に弁当を買ってきて貰わざるをえない暮らしだった(と過去形にするのは早いかもしれない)。

当市に引っ越してきたばかりのころは、午前中に夕飯作り以外の家事を済ませて図書館へ出かけて創作し、夕方買い物をして帰宅、夕飯作りができた。疲れるので毎日は無理だったが、週に何回かは可能だった。

そのレベルに戻したい。さらに毎日図書館に出かけて普通に家事もできるようになれば、外で働く希望だって出てくる。まあ希望を抱きすぎずに体調を観察していこう。

実は、せっかく希望が出てきたところへ、相変わらずの不整脈と冠攣縮性狭心症の発作が出現したことでかなり気分が台無しとなった。不整脈対策はサンリズムだけでいいものかどうか。この状態が続くようなら先生にお尋ねしてみなくてはならない。

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