今、「あの子の子」が来ています(30日に追記)
過去記事で時々、お隣のベランダに置かれた物置の上に里帰りする3羽の鳩のことを書いてきました。
- 2015年9月26日 (土)
江戸時代のお産。鳩のきょうだいの巣立ち。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2015/09/post-31c5.html - 2015年10月31日 (土)
「あの子」と呼んでいた母親似の華奢な鳩、再び
https://elder.tea-nifty.com/blog/2015/10/post-5f69.html
昨秋、鳩夫妻がお隣の古家具の陰で卵を産み、3羽の雛が孵りました。そこでの鳩の出産はだいたい毎年、春か秋のイベントとなっています。
お隣のおばさんもわたしも、鳩が巣を作るのを阻止しようとしますが、そこは鳩夫妻には巣作りに最適な安全な場所と認識されるようです。お隣のおばさんの手もわたしの手も届きませんから。
おそらく、そこだとカラス、タカなどに襲われる危険も少ないのでしょう。雛が成長すると、お隣の物置の上から飛ぶ練習を始めますが、うちのベランダに飛び降りたり、フェンスの上にとまってはこちらにお尻を向けて糞をしたりします。
とまれないように夫が柵を作りましたが、物置の上の糞が風で転がり落ちるのを堰き止める役目を果たすようになってしまい、掃除するときは結構大変です。
で、昨秋孵った3羽の雛は大きくなると、体格のよい2羽は物置の上でよくじゃれ合っていました。その間、華奢な1羽はどこか遠くを見ていて、彼らに興味がなさそうな心ここにあらずの雰囲気でした。
わたしはその華奢な鳩を「あの子の子」と呼んでいます。母親(?)が華奢で、よく似ていると思ったからです。母親を「あの子」と呼んでいました。
3羽の鳩は巣立ちましたが、ほぼ毎日里帰りします。縄張りの確認に来ているのでしょうか。
2羽は大抵一緒に来るか、待ち合わせをしていて相変わらず仲良し。たまに3羽いることがありますが、それが親なのか、友人(?)なのかはわかりません。「あの子の子」ではないと思います。
「あの子の子」はきょうだいの2羽より遅い時間にやってきます。この記事を書き始めたのが午後2時半くらいで、途中で家事をしてアップしないまま放置していました。
記事の執筆を再開するとき――10分ほど前――に見たときはまだいましたが、今4時に見に行くと、いませんでした。1時間半ほどいたようですね。
この写真は昨日撮ったものです。窓を開けたので、緊張しています。「大丈夫よ」といったら、そのままの格好で撮影させてくれました。首を縮めています。
このときは、窓を閉めてしばらくして見ると、まだいました。
でも、「あの子の子」は結構神経質で、わたしがベランダの洗濯物を取り込むために長居したりしていてもあまり気せずに物置にいるかと思うと、ちょっとベランダに出ただけでもキッと怒った顔でわたしを見、翼を広げて飛んでいくことがあります。
憤慨した気持ちをぶつけるかのようにこちら向きに一旦飛んできたかと思うと、大きく鋭く弧を描いて飛び去ることもあれば、向かいのビルの窓にとまって、そこからこちらを見ていたりします。
「あの子の子」が怒ったときは、何をそんなに怒ったのか、わたしにはわかりませんでした。そんなことが何度かありました。
こちらの行動は呑み込めていると思うのですが、「あの子の子」はのんびりとした顔つきだったり、心細そうだったり、寝入りばなを起こしてしまったのか、それこそ「豆鉄砲を食らった」みたいにきょとんとしていることもあります。とても上品な物腰(?)に見えることもあります。
写真ではわかりませんが、頭の毛が少しぽわぽわしていて、そこを触ってみたくてたまりません。
そういえば、最近ヒトラー似の顔の猫が話題になっているみたいですね。以下の記事には、スターリン似の顔の猫も紹介されています。
2016年1月28日 (木) 16:25
30日に追記:
現在、30日の午後4時過ぎ。「あの子の子」が来ていますが、どうしてもベランダに出てちょっとした作業が必要でした。
わたしがベランダに出ると、「あの子の子」は軽く腰を浮かして警戒。作業を済ませて、室内に入ろうとして見ると、ちょうど「あの子の子」は浮かした腰を落ち着けようとしているところでした。物腰が貴婦人みたいに優雅。西日が柔らかに射していて、今日はお隣の物置の上も気持ちがいいでしょう。
他の時間はどこでどう過ごしているのか、知りたくなります。
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