「江戸初期五景2」の準備として台湾仏教を調べ始めたが、まだ不整脈あってフラフラ
萬子媛の短編を書いているときに、数多く聴いた梵唄の動画が印象的で、忘れられなくなった。それらの唄を通して信仰が生きている感じがするといおうか。今の日本の仏教からはあまり感じられない類いの精気があるといおうか。過去記事で、そのうちのいくつかを紹介した。
- 2015年12月 2日 (水)
歴史短編1のために #25 禅院で尼僧たちを率いた萬子媛
https://elder.tea-nifty.com/blog/2015/12/25-aa7f.html
しかし、これらがどこからアップされたのかがわからない。台湾か香港だろうと思った。調べるうちに、中国共産党の弾圧を逃れた僧侶たちが台湾に逃れ、香港や他のアジアの国々にはそこで育くまれた僧侶が布教に渡ったということのようだ。
日本の台湾統治時代に日本仏教の影響もあったようだが、大陸系の中国仏教が中心だろう。萬子媛が生きた江戸初期、黄檗宗は大陸から渡ってきた明僧が開いた。
参考になりそうなオンライン論文を見つけた。
それを読みかけたところで、脳貧血っぽい感じになり、集中できなくなったので、脈を調べてみると、強弱があり、ときどき止まっては打ち始めという具合。いや、実際に止まったわけではないのだろうが……ナンカもうサンリズム使うよりニトロ使うほうがいい気がしてしまう。
昨日電話で話した東京住まいの従姉(今年で71歳)が、わたしの母が亡くなったときにショックでひと月不整脈が止まらなかったといっていた。
そうそう従姉からは母方の祖母の出身校や、その祖母が亡くなったときの三つか四つくらいのときの記憶が鮮明にあるという話を聞いた。さらには父の再婚にまつわる重大な話も(今更聞いても遅かったが……)。
心臓の発作を起こして死亡した祖母。その祖母の長女で従姉の母であった、つまりわたしの伯母も心臓の発作を起こして死亡した。母方は心臓に弱点があるようだが、そのあとは皆治療を受けながら長生きしている。だから、わたしも長生きするのだろう。嫌だなあ。と神秘主義者の口でいうことだろうか。
台湾仏教に関するノートと従姉から聞いた話を別々の記事にしたいが今日は無理かも。従姉から聞いた話は訪問者に何の関わりもない興味の持てない話かもしれないが、当ブログは個人的な覚書でもあるため、お許しを。
年末に以下の本を借りてきていたので読むつもりだったが、返却するまでには無理かも。『チェーホフのこと』と『ガレー船徒刑囚の回想』はだいたい読んだ。タブッキの『イタリア広場』『フランス・プロテスタントの反乱』は前にも借りたが、今度もちゃんと読まずに返してしまうかも。娘が『イタリア広場』かクレジオ『嵐』を買うかで迷っていたが、『嵐』にした。次作に入る前にその『嵐』も借りて読むつもりだったが、無理そう。
木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)
チェスタトン (著), 南條 竹則 (翻訳)
出版社: 光文社 (2008/5/20)オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家 ゾラ傑作短篇集 (光文社古典新訳文庫)
ゾラ (著), 國分 俊宏 (翻訳)
出版社: 光文社 (2015/6/11)イタリア広場
アントニオ タブッキ (著), 村松 真理子 (翻訳)
出版社: 白水社 (2009/09)チェーホフのこと (チェーホフ・コレクション)
ボリース ザイツェフ (著), 近藤 昌夫 (翻訳)
出版社: 未知谷 (2014/3/1)フランス・プロテスタントの反乱――カミザール戦争の記録
カヴァリエ (著), 二宮 フサ (翻訳)
出版社: 岩波書店 (2012/2/17)ガレー船徒刑囚の回想 (岩波文庫)
ジャン・マルテーユ (著), 木崎 喜代治 (翻訳)
出版社: 岩波書店 (1996/9/17)パリ(上) (エクス・リブリス・クラシックス)
エミール ゾラ (著), 竹中 のぞみ (翻訳)
出版社: 白水社 (2010/11/30)パリ(下) (エクス・リブリス・クラシックス)
エミール ゾラ (著), 竹中 のぞみ (翻訳)
出版社: 白水社 (2010/11/30)政界の導者 天海・崇伝 (日本の名僧)
圭室 文雄 (編集)
出版社: 吉川弘文館 (2004/06)
『政界の導者 天海・崇伝 (日本の名僧) 』は次作の短編のために購入の必要がありそう。本文も貴重だが、巻末の参考文献もとても貴重だ。それらの参考文献が図書館にある限りは借りて目を通したい。
以下の動画の、フーガみたいな形式の読経は何度聴いても凄い。一糸乱れず。聴いていると気持ちが落ち着く。貼りつけていいのかな……恐る恐る……。女性版(?)もアップされていた。「芋掘りエコロジー」と聴こえてしまうところがあるが(罰当たりなことを書いてすみません)、その部分はどんな意味なのだろう。最近こうした動画ばかり視聴していたせいか、テレビで観るマツコ・デラックスが仏像に見えたり、仏像がマツコ・デラックスに見えたりする。
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