16日、循環器クリニック受診: ジェネリックを先発品に戻していただいた
余命三年時事日記でジェネリックに関する情報を得たわたしは、服用している心臓の薬を全て先発品に戻していただこうと思いながらクリニックに向かいました。
- 2016年1月 7日 (木)
余命時事ブログで閲覧したジェネリックに関する重大情報 ①
https://elder.tea-nifty.com/blog/2016/01/post-1933.html - 2016年1月13日 (水)
余命時事ブログで閲覧したジェネリックに関する重大情報 ②
https://elder.tea-nifty.com/blog/2016/01/post-5c54.html - 2016年1月14日 (木)
余命時事ブログで閲覧したジェネリックに関する重大情報 ③
https://elder.tea-nifty.com/blog/2016/01/post-18ce.html
心臓の薬5種類のうちインデラルは始めからずっとこの先発品、サンリズムも先発品で既にこれに戻していただいていたので、残るジェネリック医薬品は3種類でした。腎臓・膀胱結石の予防で服用しているウロカルンと喘息の予防吸入薬には後発品はありません。
先発品に戻していただくことで自己負担が増えるのは嬉しいことではありませんが、先発品と同じような効果があるかどうかわからない後発品を漫然と服用し続けることは、まるで治療がギャンブルになったみたいで、お医者さんがせっかくの辣腕を揮うことも難しくなるのではないでしょうか。
先発品のようには効かない後発品を使うことによって、先発品を使っていれば必要のない薬の追加が行われている可能性があり、そうすると、それが患者にとって経済的なことだとはいいきれません。また、薬の量と一緒に副作用も増える可能性があります。
命に関わる場合だってあるでしょう。命に関わったとしても後発品の場合、責任の追及が難しいようです。
副作用のない薬はないそうですが、このジェネリック医薬品の問題はそれとは当然別次元の問題です。
患者が後発品を使えば使うほど、肝心の先発品を開発した製薬会社が傾いてくる危険性が出てきます。わが国の医療の発展にとって、それがよいことであるはずがありません。
余命ブログでは、そこからさらに突っ込んだ議論もなされていました。
わたしは過去、サンリズムを使い始めてその効果がはっきりと出ていたころに後発品に変更していただき、その後発品が効かなかったというわかりやすい自身の例がありました。
それがなければ、ここまで真剣にジェネリックのことを考えなかっただろうと思います。
長く使っているうちにサンリズムの効果が前ほどには感じられなくなりましたが、それはジェネリック問題とは別次元のわたしの不整脈の性質の問題です。
検査室で診察の前に体重・血圧測定を受けて、看護師さんの問診があります。
そのときに、期間中に不整脈が何時間か続いたことが2回あり、頓服でサンリズムを用いて少しは治まったものの、むしろ完全に治まったのはニトロを使ったあとだったことをご報告しました。
心電図撮りましょう、といわれたので、「そうですね~、今日は何ともありませんけれど」というと、「では次回、他の検査と一緒に心電図をやりましょう」とおっしゃいました。
わたしは、ジェネリックを先発品に戻していただけないか、看護師さんのお顔を見ながらお願いしてみました。すると、看護師さんはわたしにというより自らの内側に向かって微笑みかけるように微笑まれました。「大丈夫ですよ、戻せます」と看護師さん。
ホッとしましたが、先生は何とおっしゃるでしょうか? 先生はサンリズムから後発品に変更していただいたときにひじょうに不機嫌になられたのですから、おそらく大丈夫だとは思いましたが。「余命時事ブログで閲覧したジェネリックに関する重大情報 ①」で、そのあたりの出来事を書いた記事をピックアップしています。
診察室に入ると、何となくずっと不機嫌な様子に見えていた先生が柔和なお顔に見えました。単にわたしの感じ方によるのかもしれませんが。
いつものように脈や聴診、貧血をみるためのアッカンベー(?)があったと思いますが、ジェネリックのことで緊張していたので、覚えていません。
「不整脈がニトロで治まったって?」と先生。「はい。サンリズムも頓服で使ってみましたが、ニトロのほうが効きました。そんなことって、あるのでしょうか?」とわたし。
「不整脈が冠攣縮性狭心症の発作を誘発することはないけれど、その逆は大いに考えられるよ。ニトロで治まったんなら、狭心症が不整脈を惹き起こした可能性が高いね」と先生。
そして、「ジェネリックを全部先発薬に戻してみるね?」と、父親が子供に優しく訊くようにおっしゃいました。「はい、お願いします」というと、先生も看護師さんとそっくりの自身の内側に向けたかのような静かな微笑みを浮かべられました。
そして、診察が終わったとき、先生は受付に処方箋を差し出しながら、そちらに向けてまるで司令官のように高らかに「先発品からの変更不可!」とおっしゃいました。
処方箋を見ると、上のほうに次のような注意書きがありました。
個々の処方薬について、後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更に差し支えがあると判断した場合には「変更不可」欄に「✔(チェック)」又は「✕(バツ)」を記載し、「保険医署名」欄に署名又は記名・押印すること。
薬局で薬剤師さんに「ジェネリックにしたらこれこれいくら安くなります」と書かれたお手紙がよく国から来るのですが、それは強制的なものではありませんよね?」と念のためにお尋ねすると、「はい、大丈夫です。ジェネリックを使うように強制されることはありません」とおっしゃいました。
薬局に貼られた広告には、「安心 信頼 未来 ジェネリック医薬品 その先にはひろがる笑顔」とあり、「安心・信頼=国の厳しい審査をクリア 低価格で個人負担が軽くなる/未来=医療費を有効活用 医療保険制度を次の世代に引き継ぐ」とよいことばかり謳われていました。
このままだと、先発品を開発している会社が衰退してジェネリック会社が乱立する未来がやってきそうです。薬の安全性、信頼性が保てずして、医療の明るい未来があるのでしょうか。甚だ疑問です。
心臓の薬(60日分)
- インデラル錠10㎎ 1回1錠 毎食後
- シグマート錠5mg 1回1錠 毎食後
- サンリズムカプセル25㎎ 1回1Cap 毎食後
- ヘルベッサーRカプセル100mg 1回1Cap 朝・夕食後
- アイトロール錠20mg 1回1錠 朝・夕食後
腎臓・尿管結石の薬
- ウロカルン錠225㎎ 1回2錠 毎食後 30日分
喘息の薬
- フルタイド200ディスカス(ステロイド剤、吸入薬) 1個 吸入
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