歴史短編1のために #19 黄檗宗の禅浄密融、梵唄(ぼんばい)。
初の歴史小説を書くにあたり、まず60~100枚の短編を5編書くことにした。
その1番目の短編を昨年書こうとしたが、準備不足のためか、慣れないジャンルであるためか、20枚で挫折。
そろそろチャレンジしてみようと思い、書き始めてみたら、昨日10枚、今日は時間がとれなかったこともあって3枚書いた。
昨年に比べると、気負いなく書ける気がする。ただ、ストーリーとプロットは出来ていても、盛り込みたい断片がわっと押し寄せてきて、取捨選択が難しい。
書いたものを家族に朗読して聴かせる癖があるので、いつものように朗読してみせたら、珍しいことに夫が昨年書いたものを覚えていた。夫によると、昨年のものも悪くはないそうだが、今回のは歴史小説らしくなっているという。
今年中に1編は仕上げて、郷土史家にお送りできたらいいなと思う。
萬子媛が帰依した黄檗宗は明禅を正確に伝えているといわれる。
木村得玄『黄檗宗の歴史・人物・文化』(春秋社、2005)によると、「中国では禅浄密融の仏教がさかんで、黄檗派の宗風も当然、その影響を受けていた。禅宗といっても、同時に浄土的な要素や密教的な要素が含まれていた」(木村、2005、8頁)という。
萬子媛の生き方の中で、それで納得できる部分があった。
木魚を初めとする様々な楽器を使用した黄檗梵唄が有名だそうだ。
歌のような梵唄の動画が公開されていたので、貼っておこう。同じ場所で撮影したと思われる別の動画に「黄檗山万福寺」とあったので、黄檗山万福寺だろう。
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