便利な「サフランピラフミックス」(GABAN)、小林カツ代先生レシピ「チキンボールのすましシチュー」を参考に。
ふとサフランライスを作りたいと思いましたが、サフランって高いんですよね。仕事帰りの娘にサフランがほしいとメールしたら、輸入食品のお店ジュピターに寄ってくれた娘。
娘に値段を読み上げて貰うとやはり高いなあと思いました。
児童小説「不思議な接着剤1: 冒険前夜」(ASIN: B00NLXAD5U)のⅡを来年はKindle本にしたいと考えているのですが、Ⅰの終わりで現代日本からヨーロッパ中世にタイムワープする子どもたちにおかあさんに頼まれたサフランを持たせました。
なにしろサフランは中世ヨーロッパでは大変高価なものだったらしいのですね。
以下の「不思議な接着剤」ノートに書きましたが、J・ギース、F・ギース『中世ヨーロッパの都市の生活』(青島淑子訳、講談社学術文庫、2006年)の中で「とくに高価なのがサフランで、同じ重さの金と比べものにならないくらいの値段である」とあります。
- 2014年7月31日 (木)
Notes:不思議な接着剤#89 カタリ派の宝。黄金より高価なもの。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2014/07/notes89-31c8.html
それからすれば、中世ヨーロッパの人々には申し訳ないくらいお安く買えるわけですが、それでもわたしは渋り、税込317円の「サフランピラフミックス」(17g、GABAN)を頼みました。
ググってみたところ、本日発表の金価格は4,909円/gでした。
「サフランピラフミックス」は味付けがしてあるので、振るだけ。便利ですし、お味も悪くありませんでした。お弁当にいいかも。鮭ピラフにしました。鮭、缶詰のマッシュルーム、刻んだパセリを入れました。
ⅡのKindle本を仕上げたら、本物(?)のサフランライスを作ろうと思います。
シチューを作りたくなってくる季節ですね。
小林カツ代先生のレシピ「チキンボールのすましシチュー」(『決定版 小林カツ代の基本のおかず(主婦の友新実用BOOKS)』(主婦の友社、2002年)を参考に作りました。
古くから持っている本ですが、このレシピを参考に作ったのは初めてでした。
チキンボールのたねにすりおろしたジャガイモを加えるところがカツ代先生の独創的なところで、とてもなめらかなチキンボールになりました。
本の70頁から、チキンボールの材料を引用しますと、鶏ひき肉300~400g、じゃがいも1個(約100g)、玉ねぎ1/2個、A{卵1個、塩小さじ1/2、こしょう少々}、かたくり粉大さじ3~4。
チキンボールの作り方は、まず、玉ねぎにかたくり粉をまぶして水分を出にくくします。ボールにひき肉を入れてA、玉ねぎを加えて混ぜ、じゃがいもをすりおろしながら加えて、手でよくまぜます。
乱切りにした野菜を炒めたら、それを強火で炒め、水5カップを注ぎ煮立てます。そこへ肉だねを卵形にまとめて鍋に入れて蓋をし、中火で15~20分煮込みます。
じゃがいもを入れるので、肉だねの量が結構沢山になります。家族が「また作って」と満足そうにいいました。わたしは肉だねを手でまとめず、小ぶりのお玉ですくって落としました。
レシピでは、ター菜などの緑色の野菜とおろしたしょうがをのせるとあります。
おろししょうがは好みでのせることにして、小皿に。
緑色の野菜は青梗菜にするつもりで娘に頼んだら、小松菜のほうが綺麗だったといって小松菜を買ってきました。分量も多かったので、結局シチューには使わず、小松菜の辛子和えにしました。
イカと豆腐の煮もの。これもこれからの季節にいいですね。
インゲンとウインナーのバター炒め。
インゲンを炒めるとき、いつもは茹でずに炒めるのですが、このインゲンはごつい見かけだったので、さっと茹でて使いました。もう一品、というときに作りました。味付けは塩こしょう。
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