« 当分は文学に専念。漬けるだけで美味な美味酢、頭皮が痒くなくなった石鹸シャンプー用リンス。 | トップページ | 杉田久女の俳句を口ずさみたくなる季節 »

2015年8月31日 (月)

Google先生に、仏版ウィキペディアのバルザックのページを翻訳させてみたら……

「バルザックと神秘主義と現代」は1998年に執筆し、当ブログで公開後、『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)』(Kindle版)に収録したエッセーですが、作品の神秘主義的な傾向から新ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」でも公開することにしました。

KDPセレクトに登録していないと、こういうときは縛られずに済むのでいいですね。少しでも儲けたいとかキャンペーンやりたいといった場合は登録するほうがいいわけです。

公開済み、販売中の作品でも、改めてじっと作品を見ていると、不足なところがいろいろと見えてきてしまいます。でも、このエッセーの内容には触らず、校正のみ改めてやっていました。

そして、エッセーで言及したバルザックの作品のタイトルは邦訳版からの引用になりますが、原題も並記しておこうと思いました。わたし自身が、外国語がわからなくても原題に目をとめる習慣があるからです。

原題が記されていないと、ちょっとがっかりしてしまうことがあるのですね。それで、家にあるバルザックの本で原題を調べていたのですが、「あら皮」が記されていず、わかりませんでした。

日本語のサイトを当てにしてググっても、なかなか出てきませんでした。仕方なく、仏版ウィキペディアに行ってみたら、さすがに内容が充実しているようです。意味はさっぱりわかりませんでしたが。

ぼんやりしてしまったら、勝手にGoogle先生が翻訳してくれました。でも、これがあるとないでは、全然違います。

はじめの部分をGoogle先生で。

デ・オノレバルザック、生まれオノレBalssaでツアーに20 5月1799年 (1回目牧月年VIIの共和党のカレンダー)、およびで死亡したパリの 18 8月1850年
(51年)、ある作家フランス語。小説家、劇作家、文芸評論家、美術評論家、エッセイスト、ジャーナリストやプリンタ、彼が最も印象的な作品の一つ左小説四以上で、フランス文学のを公表された20〜10の小説や物語1829年に1855年、タイトルの下に集めた 人間喜劇。また、そこに百物語コミカル仮名二十五、起草作品の下で公開され、若者の小説。

彼はのマスターである小説、彼は哲学的小説で、いくつかのジャンルを取り上げ、フランス、不明マスターピース小説素晴らしいとラPeauのデ悔し又は新規の詩とのリリーバレー。彼は、特に静脈に優れリアリズム、を含む GoriotとユージェニーGrandet、彼は彼の創造的想像力を超えた先見の明のリアリズムです。

以下が原文。

Honoré de Balzac, né Honoré Balssa à Tours le 20 mai 1799 (1er prairial an VII du calendrier républicain), et mort à Paris le 18 août 1850 (à 51 ans), est un écrivain français. Romancier, dramaturge, critique littéraire, critique d'art, essayiste, journaliste et imprimeur, il a laissé l'une des plus imposantes œuvres romanesques de la littérature française, avec plus de quatre-vingt-dix romans et nouvelles parus de 1829 à 1855, réunis sous le titre La Comédie humaine. À cela s'ajoutent Les Cent Contes drolatiques, ainsi que des romans de jeunesse publiés sous des pseudonymes et quelque vingt-cinq œuvres ébauchées.

Il est un maître du roman français, dont il a abordé plusieurs genres, du roman philosophique avec Le Chef-d'œuvre inconnu au roman fantastique avec La Peau de chagrin ou encore au roman poétique avec Le Lys dans la vallée. Il a surtout excellé dans la veine du réalisme, avec notamment Le Père Goriot et Eugénie Grandet, mais il s'agit d'un réalisme visionnaire, que transcende la puissance de son imagination créatrice.

上段はGoogle先生の迷訳でだいたいわかりました。下段がちんぷんかんぷん。下段に「Lys dans la vallée」とあったので、これは「谷間の百合」だとわかり、他にもタイトルがありそうなので見つけてみました。

原題でググると、邦題が出てきました。

  • 知られざる傑作 Le Chef-d'œuvre inconnu
  • あら皮 La Peau de chagrin
  • 谷間の百合 Le Lys dans la vallée
  • ゴリオ爺さん Le Père Goriot
  • ウェジェニー・グランデ Eugénie Grandet

彼はフランスの文豪で、いくつかのジャンルに取り組んだ。「知られざる傑作」に見られる哲学小説、「あら皮」に見られる幻想小説、あるいはまた「谷間の百合」に見られる詩的な小説に。とりわけ「ゴリオ爺さん」と「ウジャニー・グランデ」がそそるリアリズムの感興にかけては他の追随を許さないが、それは創造的想像力を超えた予見的リアリズムである。

間違っているでしょうが、フランス語の勉強をするわけではないからいいか。

日本ではバルザックの神秘哲学的なところは無視されがちですが、さすがにフランスでは正当に評価されているのかなと思いました。

|

« 当分は文学に専念。漬けるだけで美味な美味酢、頭皮が痒くなくなった石鹸シャンプー用リンス。 | トップページ | 杉田久女の俳句を口ずさみたくなる季節 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

バルザック」カテゴリの記事